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1回
昼の点数:3.5
2010/05 訪問
昼の点数:3.5
私の思い出の豚まん
2010/05/29 更新
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春陽軒は私が食べた最初の中華料理でした。
50年以上昔です。小学生前後で両親に連れられて鵯越のお墓参りに行き、帰りに初めて食べた
中華料理が春陽軒でした。昔はバスで湊川まで行き、神有電鉄に乗り鵯越で下車、後は坂を歩く
お墓参りでした。鵯越の駅から春陽軒の従業員寮が見えていた記憶があります。
ここの中華料理は、創業者が中国の味では日本人の口に合わないと日本人に合う味に改良され
たと聞いたことがあります。そのせいか、私には美味しい中華の記憶があります。その中でもこの
豚まんは創業者の工夫でこの味になったようです。
豚まんの持ち帰りにはソースと味噌だれを入れてくれます。食べ方は人それぞれでしょうが、お店
の人は味噌だれをソースで溶いて食べてくださいとおっしゃってました。
私も味噌だれとソースのない豚まんはどうも食べづらく、春陽軒の豚まんに馴れた人は味噌だれ
がないと頼りないものに感じます。昔の神戸の豚まんは一貫楼と春陽軒の2店が有名だった記憶
があります。
神戸の中華料理屋で豚まんを注文しても皮がふっくらとしたものしか出てきません。
ここの皮のしこしこ感が好きです。そういう意味では老祥記も同じですが、中身の味のつけ方に
違いがあります。
いつまでも神戸っ子の思い出の春陽軒が残っていけますことを心より期待しております。