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1回
夜の点数:4.5
昼の点数:4.5
2010/03 訪問
夜の点数:4.5
昼の点数:4.5
ランチ編
2010/03/25 更新
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店の場所は昨年10月移転した福井の有名洋菓子店「西洋菓子倶楽部」が元あった店舗。
店は昨年11月にオープンし、それは承知していたが「ピッツェリア」というピッツアに特化したイメージ、ピッツア以外はあまり楽しめないように思えたため、ピッツアよりパスタ派の私はあまり当店に惹かれることなく未訪であった。
しかしある時、ネットで福井の飲食ブログを閲覧していた時に当店の記事を目にし、ピッツアの画像が美味しそうだったので一度ランチに訪れてみることにした。
1月某日、12時前に店内に入る。
キャパシティとしてはオープンキッチンのカウンター席6席、4人掛けテーブル席8席、6人掛けテーブル1席。
カウンター席の奥にある釜が印象的である。
キッチンには少しヤンチャそうな、しかし仕事に対してはクールで真摯な姿が印象的な店主と、ナリはゴツいが、にこやかで人当たりの良いサブ料理人の二人。
キッチンは全く隠すところのないフルオープンキッチン。作っているところが隠すところなく全てみえる。
後々に店主と会話を交わす中で「ここまで何も隠していない店もないでしょ(笑)」と店主が自嘲気味に語っていたがまさにその通りだろう。
私はそれを店主が自分の仕事を包み隠さない誠実さと解している。
先ずランチに訪れたためランチメニューからご紹介。
ランチのシステムとしては三種類。
●ピッツアランチ
レギュラーメニューのピッツアリストからピッツアをチョイス。そのピッツアの値段プラス200円で一品プラスドリンクが付く。
●パスタランチ
ピッツアランチと同様、レギュラーメニューのパスタリストからパスタをチョイス。そのパスタの値段プラス300円で一品、石釜焼きパンとドリンクが付く。
●2名様とりわけランチ
ピッツア、パスタの値段プラス800円
内容は
前菜の盛り合わせ
土鍋のミネストローネ
口直しのサラダ
ピッツア
パスタ
ドリンク
ランチには現在まで都合4回訪れている。
先ず1回目はピッツアランチを注文。
ピッツアのセレクトは店主に任せた。
ピッツアが焼けるまでに今回チョイスした品は
シーザーサラダ
パルミジャーノの味が効いたシーザードレッシングと釜で焼かれた厚めのベーコンがインパクトがある。
店主のセレクトしたピッツアは
スピナッチ
バジルの爽やかな風味とアンチョビの旨味が互いを高めあう美味なピッツアだった。流石に店主が勧めるだけのことはある。
当店のピッツアはブレッドタイプ。私は今までブレッドタイプのピッツアよりはクリスピータイプのピッツアを好んだが、当店のピッツアを食べて認識が変わった。当店のピッツア生地は厚手だが大変美味い。腹持ちも良く、大食漢の私も大満足であった。
2回目のランチ訪問もピッツアランチをオーダー。
当回もピッツアのセレクトは店主に任せた。
ピッツアが焼けるまでに今回チョイスした品は
ミネストローネ。
洋風土鍋にて熱々、グツグツの状態で供される。
野菜の素朴な旨味、少々の生姜のアクセントを特徴とする。寒い冬には温まる。
当回の店主チョイスのピッツアは
ビアンカネーベ
別名は「白雪姫」。
モッツァレラ、パルメザンチーズ、ミックスチーズ3種類のチーズと少量のトマトとバジルの旨味が特徴。
チーズの旨味を楽しむピッツアであり、3種類のチーズの融合した旨味が記憶に残る。
3回目のランチ訪問は店主の勧めによりパスタランチとした。
パスタのセレクトは店主に任せた。
パスタが上がるまでに今回チョイスした一品は
畑のサラダ
店主の実家は福井県の山あいの町、大野市で農業を営まれておられるらしい。
今はまだ雪深く、実家産の野菜は無いだろうが季節になれば実家で採れた野菜を使って料理を供される予定らしい。
石釜焼きパン
私はパンには疎いが、バゲット系で小麦粉も野趣があり美味しいパンだった。釜で焼きたてというのも高ポイントの要因だろう。
パスタランチ、店主チョイスのパスタは
畑のジェノベーゼ
パスタは80g。パンが付くとはいえ男性のランチとしてはやや少ないかも。
バジルソースに様々な野菜が和えられている。中でも印象的だったのがジャガ芋。
「パスタにジャガ芋?」と違和感を感じる方もいらっしゃると思うが、違和感どころか大変マッチしている。口に含むとそのホックリとした食感が大変いい。
4回目のランチ訪問はピッツアランチ。チョイスは相変わらず店主に任せる。
店主のチョイスは
サルッチャ
イタリアの生ソーセージとモッツァレラチーズ、アンチョビが主なるピッツアだ。生ソーセージの軽妙な塩味、アンチョビの野趣インパクトある塩味の対比が面白美味い。
その他
各ランチには500円増しでメインの肉若しくは魚がつけることができ、さらに200円増しでデザートをつけることができる。
すっかり気に入ってしまった私はディナーに出かけることとなる。
ディナー編はまたの機会に。