レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!
1位
1回
2012/09訪問 2012/09/27
思い付きドライブの旅 西日本編 その2 高級感&洗練された牛もつ鍋 ~ 12年秋にも再訪2
11年9月
岡山の食堂かめっち。にてたまごかけごはんをいただいた後は高速を飛ばして博多に入る。岡山からだと、さすがに遠いですね。同店も連れの後輩から『食べログTOP1000に入ってるもつ鍋の店でっせ』とそそのかされ、レビュアーとしての取材魂がムクムクと膨張したのであります。(汗)
最初にカーナビに設定した所在地が旧店舗?のものだったらしく、少々回り道をしましたが何とか22時に到着、オーダーストップの22時半に間に合いました。最初は隣にある飲食店集合エリアが紛らわしくてそこかと思いましたが、塀で遮られた日赤通り側が同店です。全体に白塗りの店舗は旧家の蔵のようで高級感があります。一瞬いくらかかるのだろう、大丈夫かな?なんて思いにも捕らわれますが、大丈夫です。時間が遅かったためか若いカップルの客がほとんどでした。店内はほぼ満席、それだけリーズナブルで美味しいということなのでしょう。店内の照明はかなり暗いめでこれはデート利用を意識してなのか。
普段ならこの遅い時間には食べないのですが、再訪があるかどうかもわからないので敢えていただく。靴を脱いで下足箱に入れ、席に案内されたらいよいよ注文です。
○牛もつ鍋 みそ味 (1365円)
食べられる状態で出てきました。他にはしょう油味やしゃぶしゃぶ風でもいただけますが、人気のみそ味とします。みそというよりも何かクリーミーでマイルドな口当たり、にんにくの風味と豆乳の味も感じましたね。庶民のもつ鍋もここまで上品になるのか…と感慨ひとしおです。これで一人1365円なら安いと思いますね。
そして鍋をいただいた後は雑炊ですね。これも追加メニューになるので、卵○個、ご飯○人前と量を指定できます。2人で窺いましたが、ご飯1、卵2で注文してこれも厨房で作ってもらいました。出来上がった雑炊は真ん中に刻み浅葱がたっぷり載っており、米が出汁を充分に吸って、ウマ~~ ボリュームとしてはご飯1人前でも充分です。
○辛子明太子 (1000円)
柚の風味が付いており、これも上品な感じに仕上がっています。上にも柚の皮の干したものがトッピングされています。辛さもほどほどでこれもやはり上品さにやられた…って感じです。
実際に目の当たりにしましたが、リーズナブルな価格設定やオシャレで高級な雰囲気などデートや接待でも充分に使えると思いますね。もつ鍋をここまで『特別なもの』にした同店に拍手を送りたいです。
12年9月
出雲の羽根屋 本店で献上蕎麦をいただいた後は、日本海側を延々と走り続けて九州に入る。こちらには1年ぶりの再訪です。21時半ころでしたが、すんなりと案内して頂けました。
牛もつ鍋、辛子明太子は、相変わらず上品で美味かったですが、注文の際にお姉さんに勧められた『牛ほほ肉甘煮』(1050円)も絶品でしたね。笑顔で応対するお姉さんはお勧め上手でついつい注文してしまいましたが、ホロホロとほぐれるほどに煮込まれたほほ肉は良かったですよ。これで赤ワインの風味がしたらフレンチ・テイストになるのでしょうが、和食の域にとどめているところがいいのかな。ワイン煮込みも食べてみたいですね。
訪店の際にはこの『牛ほほ肉甘煮』も注文して頂きたいです。
2位
1回
2012/12訪問 2013/01/20
江坂は東急ハンズ/東急インからまっすぐ西へ200mほど進んだあたりにお店はあります。隣には豊。、すぐ近くにはボッチ デ ビッラもありますし、車道を挟んで向こう側にはザ・トイズキッチン・リブリエもありますし、いろいろと目移りするエリアではありますね。このお店にはずっと伺いたいと思っていてようやく叶いました。
お店の外観はレース・カーのタイヤが置いてあったりとレストランという雰囲気とはほど遠いですね。店内もオープンキッチンに素っ気ないテーブルと椅子、床はコンクリート地のままであり、キッチンカウンターもコンクリートブロックを積んだままであり、カー・レース・グッズがディスプレイしてあったりとユニークと言えばユニークです。どなたかが仰っていた様に学生食堂という感じも否定できませんね。
何度も伺っておりますが、迷いのない豪快かつ繊細なお料理が楽しめますね。
●2012年12月
今回もお食事仲間を計12人(!)引き連れて伺いました。土曜日でしたが他には2名と6名のグループが居ただけで静かでしたね。今回も3000円のパーティーコースにフリードリンク1500円です。
○カンパチのカルパッチョ
○ポークのテリーヌ、ピクルス添え
定番ですね。
○牡蠣のムニエル、きのことナッツ添え
火の通り方が絶妙で、ナッツの食感のアクセントというか取り合わせが面白かったですね。これは良かったですね。
○トリッパとポテトのトマトソース
定番ですね。底にマッシュド・ポテトがあって、これで味覚をリセットしながらいただけますね。
○きのこと栗のフェトチーネ
栗というのが新鮮でしたね。栗の食感と甘みの不意打ちが良かったかな。
○サーモンとラタトゥイユのパイ包み焼き
パイと言っても1層だけで、最初はキッチン・ペーパーかと思いましたね。そこへクラムチャウダーのソースをかけて戴くわけですが、取り合わせの妙というか流石!という逸品でした。今回のコースでこれがちょっと群を抜いてるかな。
○肩ロースのポワレ
お肉の下にあるのは、刻んだブロッコリーに潰した豆ですね。はじめはマッシュド・ポテトかと思いましたが、豆というのが面白かったです。ソースもそれだけで味わってみましたが、ん~よくわかりませんでした。(焦)
○パンペルデュとバニラのグラス、キンカンのグラッセを添えて
パンペルデュ…要するに一種のフレンチトーストですね。焼きたてで暖かかったです。栗の粒が入っていてアクセントになっていました。その暖かいものの上にバニラ・アイスが載せてあります。
お店のwebサイトのメニューでは更新されていませんが、3000円のコースでもデザートを提供してくれるそうです。ラッキー!
やはりここは季節ごとに伺いたいなぁと思いましたね。これだけいただいてコースが3000円!というのは安いと思います。
●2012年2月
新しく出会った方々をご案内しました。今回も3000円のコースです。いつもながら野菜をたっぷり使ってくれているところが嬉しいですね。このコースだとデザートが無いはずなんですがサービスしていただいたのでしょうか?特に確認はしませんでしたけどね。
○フルーツ・トマトとサラミ、岩塩を添えて
○生のようで生でないホタテのマリネ
薄切りにした貝柱の上に雲丹が載っています。オレンジのソースにハーブの風味が良いです。
○ポークのテリーヌ、いろいろピクルスとカレー・マスタードを添えて
これも最初はサラダに見えましたが、中にテリーヌと角切りにした酢漬けの野菜がコロコロとあります。お皿の縁にあるカレー・マスタードとともにいただくと絶妙で、酢の風味が食欲を掻き立ててくれますね。ピクルスは従来の物の他にブロッコリや蓮根などいろいろな素材がありました。
○きびなごと菜の花のアラビアータ、ガーリック・ソースを添えて
これも春の食材の取り合わせの妙ですね。きびなごと菜の花をピリ辛のトマトソースでまとめて、お皿の縁のガーリック・ソースが引き立て役になっています。これもガーリック・ソースが絶妙ですね。
○砂肝クロワッサン
前回は『砂肝のブレゼ焼きクロワッサンを添えて』と表しましたが、今回ははっきりと『砂肝クロワッサン』と聞いたのでそう書きます。
砂肝というと歯ごたえが特徴ですが、柔らかく煮込まれていましたね。
○鯛と蛤のラグー
写真ではわかりにくいですが中央に鯛の切り身があります。ほとんど塩味だけで素材の風味が活きていましたね。鯛と蛤をブロッコリとトマトが支えています。
○三枚肉の照り焼き・ワイン煮込み
これも逸品でした。三枚肉(ポークのバラ肉)を照り焼きにして、それを赤ワインで煮込んであります。見た目は中華っぽい感じでしたが、甘辛いワイン・ソースはシチューっぽい風味でフレンチの仕事でしたね。付け合わせのキャベツの生クリーム煮が、これもまた取り合わせの妙でした。
○パンドショコラとマンゴーのソルバ
前述の通りサービスしてくれた感が否めません。マンゴーにしては酸味が強くてレモン汁を使っているのかも知れません。それでもマンゴーをそのまま頂いているような素材を活かしている感じがしましたね。
●2011年9月
お店に伺うのは1年半ぶり、今回は結果的に女性4人と私という構成。(汗) 『女子会+引率』みたいになってしまった。いえ、楽しかったですよ。いつもながらの豪快かつ繊細ぶりを堪能する。
3000円のコースとフリードリンクにする。
○鶏レバーのパテ
レバーの臭みもなく旨味を楽しめました。
○クレソンのサラダ
○砂肝のブレゼ焼きクロワッサンを添えて
クロワッサンがパイの様になっていましたね。取り合わせの妙か。
○イワシのマリネ、サラダ風
頭から丸ごと頂きました。目刺しの様な風味がして良かったですよ。
○ムール貝のラグー、カレー風味
解禁されたばかりとの事でしたが、ちょっと身がやせてたかな。
○ハムときのこ・水菜のパスタ、ラグー仕立て
○鶏のグリル、たっぷり野菜を添えて
●2010年3月
今回はまた別の6名のお食事会で伺いました。2月は今ひとつ腑に落ちなかったのでリトライです。今回も3000円のコースでパスタか魚料理が選べるとのことだったので、今日のお魚は何か聞いてから決めようとしたら、シェフからお酒を何呑まれるかで決めます…とのこと。さすが。そうそう、そういう especially 感が欲しいんですよ。それでおまかせで魚料理を選択し、パスタは別に注文する事にしました。
今回もデザートを別注文とし、最初にシャンパン、ワインを赤、白、白とを計4本も開けてしまったので、一人当たり8000円近くになってしまいました。(汗)
○サーモンとグレープフルーツのマリネ… グレープフルーツの酸味でサーモンをいただくという主旨ですが、ちょっと甘みが強かったかな?アイデアはいいですね。金箔が乗っていました。
○人参のスープ… 動物性の物は使っていないとかで、野菜の甘みだけの逸品です。味を見ながら、添えてあるエダムチーズとサワークリームで調整して下さいとのことです。体に優しいお味です。
○トリッパとポテトのトマトソース… トリッパが柔らかく処理してありました。そのあたりが技ですね。その下にマッシュド・ポテトが敷いてありました。
○サーモンのブレゼ、ゴルゴンゾーラ・ソース… 野菜の下にはドンとサーモンの片身がありました。骨や皮なども処理してあって、丁寧な仕事です。さらりとしたゴルゴンゾーラ・ソースなので、それほどしつこさもなく控えめに香るゴルゴンゾーラがサーモンの風味を活かせていたと思います。ワインを頼んだので、それに合わせていただいたのでしょう。シェフに感謝です。
○ほたるいかと菜の花、新子のパスタ… これが今回のメニューで一番衝撃でした。ザ・トイズキッチン・リブリエでいただいた『鱧のパスタ』以来の逸品でした。春の食材を無造作に合わせた様でいてちゃんと計算されていますね。全体に香ばしくて海の幸、山の幸のハーモニーと言うか一言で言うと「美味い!」 もうちょっと新子が大きければパーフェクトでした。
○デザートは6種類あったのを、1つづつ注文し、ちょっとずつ皆でシェアすることに。いずれも遜色なく充分に美味しく頂きましたが、ハッとするような印象を期待したいです。それが『especially』なのですよ。
●2010年2月
今回は10名のお食事会で一人3000円のおまかせコース(デザートなし)+飲み放題1500円で伺いました。
全部で7品を出していただいて、いずれも遜色なく充分に美味しくいただいたのですが、何か especially 感というものがなかったですね。他に2組の客が居ましたが、基本的なメニューは我々と同じだったようです。当日、直前まで北摂会の屋台イベントで一仕事されていたシェフ一人が奮闘されていたので致し方なかったのかも知れません。今回は「これは…」という印象が残念ながら無かったですね。
デザート無しのコースだったので、私と数人はそのまま残って追加でデザートをいただきました。
使用済みの取り皿はその都度率先して下げて新しいものと換えてくれたりと、気配りはしていただけました。最後はオーナー自らも見送って頂きました。
今回はなんだかタイミングの悪さを感じます。シェフ(お店)の力量を充分に感じられなかった印象ですね。再度伺って楽しめたらと思いますね。 あと、今回は人数が多かったので、お会計の事も考えて飲み放題としたのですが、デキャンタ・ワインを頼むとグラスがテイスティング・グラスでした。他のグループは大きなグラスを使っているのにね。この差別はちょっと悲しいというか寂しいですね。飲み放題用には『その程度のワインです』ってわざわざ言っているかの様ですよ。もっと誇りを持って欲しいのです。
北摂を元気にしたいオーナーシェフの会
http://hokusetu.sakura.ne.jp/
●2011年2月
前後して申し訳ないです。
『北摂を元気にしたいオーナーシェフの会』のシェフたちによる屋台イベント、『北摂一のこだわり屋台』に出店されていましたので、いただいてきました。北摂シェフ21店のお料理を一挙に堪能できるチャンスですね。
なお、この屋台イベントの様子は以下のコミュで紹介しています。
http://c.tabelog.com/hokusetsuichi/
●白インゲンとソーセージ ミートボールのラグー スムール(クスクス)添え ¥500
★なぜか常に列が短かったです。私の大好きなお店ですし、お料理もソーセージの食感とか美味しかったのにね。
来年の屋台も楽しみです。
3位
1回
2013/11訪問 2013/11/17
箕面市役所前の府道43号線を阪急箕面駅(北)へ向かって行くと「メガネのタナカ」の大きな赤い看板があります。これを目印に行くと判りやすいでしょう。
1Fに派手な印度料理のお店インドレストランバー ジャンバーラ 箕面店があります。そのお店の横の階段を上がった2Fがこの岸上さんです。
養殖もの、冷凍ものは使わないとか素材に関してはポリシーとこだわりを持った大将がお店を仕切っています。新鮮な季節のお魚や独自ルートで入手した野菜などの素材を食べさせてくれるお店ですが、その日の仕入れ具合を電話で確認してから行く方がベターでしょう。
13年11月
今回は呑み中心でアラカルト注文で伺いました。4人で行きましたが半数が呑めず、ハーフボトルのワインを注文するも結局は一人で呑む事になりました。(汗)
○穴子の白焼き
フワフワの食感が良かったですね。
○鰊の塩焼き
○鮭ハラスの燻製
いずれも美味かったです…としか言いようがないです。
13年4月
実に1年ぶりの訪店でした。なぜか?仲間が浮気をしたがるもので…(焦)
さて今回は席だけ予約してアラカルトで注文をしました。なので終了したものもチラホラありましたが、概ねいただけました。相変わらず素材のイイものを食べさせていただきましたが、特筆したいのは以下、
○浅蜊の酒蒸し
蛤と見まごうばかりの立派な浅蜊でしたね。粒も大きいが、中の身もギッシリと詰まっていて浅蜊の旨味を堪能させていただきました。
○鮪のお造り
赤身なのですが、トロの様にとろけて脂の旨味も感じましたね。こんな赤身があるんですね~
○北海道産 本柳葉魚
出回っている物の多くは、カラフトシシャモ(カペリン)ですが、ココでは希少な本柳葉魚いただきましたね。身の張り加減とか”代用品”とは違いますねぇ~
今年はもっとチョコチョコと伺いたいです。
12年4月
『ホタルイカの踊りが食べられます』との連絡を頂いたので伺ってきました。写真は以下です。
http://u.tabelog.com/000188175/diarydtl/69203/
さすがに光ってはいなかったですが、まだ脚が動いていましたね。踊りとはいえ、『中に菌がいて生は危険です』とのことだったので、30秒ほどしゃぶしゃぶしていただく。30秒間とはいえ中の味噌はほぼ生でジュワっと旨味を楽しめましたね。
他にはホタルイカの酢味噌和え、稚鮎の南蛮漬け、生の鳥貝などいただきました。ごちそうさまでした。
あ~そうそう、この4月からワインの提供も始めています。今回は山梨の白(アルガブランカ クラレーガ)と、同じく山梨の赤(アルガーノ モンテ)をいただきました。いずれも遜色なかったと思います。個人的にはカベルネ・ソーヴィニョンが好きなので次回はチリのテラノブレを試したいと思います。
ドリンクメニュー↓
http://r.tabelog.com/osaka/A2706/A270603/27034771/dtlmenu/#drink
12年2月
『熊鍋も出せます』とのお話を以前に伺っていたので、今回はそのツキノワグマをいただいてみました。
写真の掲載枚数が上限に達してしまったので、以下の日記にて公開します。
http://u.tabelog.com/000188175/diarydtl/64662/
見た目は脂身が多い感じですが、しゃぶしゃぶにしていただいてみると、あっさりと美味しくいただけましたね。
臭みとかクセとかもまったく無くて処理が良いお肉だと思いますね。臭みやクセが無くてもやはりジビエという野趣はしっかり感じます。
同時に出して頂いた鹿のお造り、稚鮎、ニシンのいずれも美味しかったですよ。
11年10月
大将と相談して、秋の戻り鱧の鍋でも…と楽しみにしていたのですが、どうも時季外れという思い込みが強いらしくて仕入れが難しいとの事できのこ鍋となりました。
普段はいただかないような珍しいきのこを各種用意して頂きました。ごちそうさま。
4月
今回はチョイ呑み会で寄せていただきました。
ほたるいかのコース(?)をいただく。内容は酢味噌和え、姿干し、沖漬け。
天ぷら盛り合わせでは、お茶と桜えびのかき揚げなど珍しいものをいただきました。春の香りがしましたね。
ほかには茶碗蒸し、じゃこチャーハンなどいただきました。
11月
ランチ時に初めて伺いました。ここでも食いしん坊の3人は、定食全4種を頼んでシェアするのでありました。(汗)
定食にはすべてコーヒー、紅茶、シャーベットのいずれかが付きます。ご飯はお代わり自由。日によって白ご飯か16穀米になるのだそうです。
日替わり定食…(1000円) このボリュームとクオリティで1000円はお得だと思いますね。週に一度はいただきたいです。日替わりなので、メインがお魚かお肉か…と、小鉢が変わるそうです。
お造り定食…(1500円)
天麩羅定食…(1500円)
和定食…(2000円)(11年1月で終了)
6月
今回は、お店の近くの川で蛍を見物した後に伺いました。
鰻の白焼き、徳島県海部川の鮎、マンボウの腸など出していただきました。
4月
お食事仲間の誕生会で使わせていただきました。鮪の酒盗、鶏鍋などいただきました。
鯛のテリーヌやケーキなど持ち込ませていただきました。ワガママを聞いて頂き、ありがとうございました。
お花見用に弁当を作って頂きました。いずれも薄味で素材のお味を楽しめました。
3月
行きたい!と言ってくれた知人を案内する。今回は天麩羅として珍しい天然の雁足、ふきのとう、極太のアスパラガス、そして一足早い筍料理、登り鰹などをいただきました。
1月
誕生パーティーで使わせて頂きました。幹事が奮発して鯛の姿造り舟盛りを注文してくれました。とろける様なお肉のすき焼き、出始めたばかりののれそれ、琵琶湖産のわかさぎなどいただきました。
呑み仲間の新年会で使わせて頂きました。一人4000円で河豚入りの海鮮鍋、天麩羅、お造りのコースを設定していただく。ヤガラの珍しいお造りなど美味しくいただきました。ありがとうございました。
12月
仲間のお誕生会を行いました。ケーキも持ち込ませてもらって、楽しい一日でした。
猪鍋… 臭みもクセも無く美味しく頂けました。通常は味噌仕立てで臭みを消したりするのですが、その必要が無い美味しい猪でした。
干し明太子… 干物の香ばしさが加わった逸品でした。ただし、歯にくっつきます。
10月
秋の味覚を期待したのですが、こういうお店では季節が一足早いです。秋刀魚も生の物は終わりだそうです。
銀杏「久寿」… 蛤のような大粒です。独特のえぐみもなく、爽やかさと肉厚の食感が楽しめました。
天ぷら盛り合わせ… 箱豆、栗、きゅうりなど、珍しい食材とタネをいただきました。
海鮮鍋… 蛤を主体とした具材で、蛤は肉厚、海老もぷりぷりでした。後に雑炊でいただきました。
豚のはりはり鍋… 薄切り豚肉に水菜を巻いていただきました。後に煮麺でいただきました。
お造りも烏賊など本当に鮮度が良かったです。他には、とんぶり、帆立のステーキなどいろいろ出して頂きました。ごちそうさま。
8月
茹でた南京豆… 通常は炒っていただきますが、ここでは茹でたものを出してくれました。枝豆に近い食感が初めてで、南京豆の原点の味を堪能した感じです。
鱸のお造り… 前もって頼んでいた鱸です。おすすめの美味い食べ方を…とリクエストしました。川魚の様なクセがちょっとありますね。これが特徴ですね。
焼き松茸と土瓶蒸し… 8月だというのに、一足早い秋を堪能しました。
お造り盛り合わせ… さんまをいただきました。これも一足早い秋です。
鮎の塩焼き… 島根産の天然物です。頭から丸かじりしました。さわやかな苦みと香りが身上です。
お酒はゆず酒をいただきました。ゆずの果汁をそのままいただいているようなうまいお酒です。
そのほかには、湯葉のお造り、鱸の焼きカマ、天ぷら盛り合わせ、松茸ご飯などいただいて苦しくなるくらい満腹になりました。ごちそうさまでした。
7月
7月は鱧づくしでいただいてきました。
鱧の炙り、煮こごりと骨せんべい付き… ふんわりとした食感にうま味が凝縮されています。骨せんべいは懐かしい味がしました。
穴子の一夜干し… 穴子の別のうま味を発見した印象です。
岩牡蠣のお造り… 手の平大の立派な牡蠣でした。とろける様に美味かったです。
天然鰻の蒲焼き… 臭みやえぐみが無くて清々しいお味でした。
鱧のしゃぶしゃぶ… 具は玉ねぎだけのシンプルなお鍋ですが、出汁を鱧でとっていただいたため、すごく美味かったです。その後は雑炊ですね。来年の夏も是非いただきたいですね。
他には、鱧の天ぷら、お造り盛り合わせ、鯛の子の煮付けなどいただいて苦しいくらい満腹になりました。
4位
1回
2013/01訪問 2013/02/09
『和テイストのあるフレンチ』…? ~ 夏は鱧鍋! 冬はてっちり!
●12年4月
こちらもご近所なのですが機会が無くて何年も伺えていませんでした。満を持しての訪店です。
仲間のお誕生会の会場としてセッティングしてくれました。お店は北大阪急行の桃山台駅から東へ、通称『千里ぎんなん通り』を4~5分ほど歩くと見えてくる陸橋の延長線上、竹見台マーケットの手前にあります。
陸橋のすぐ手前にはセブンイレブンと博多ラーメン 開運丸が目立ちます。そのラーメン屋の横の階段を上がると陸橋と同じ高さまで上がる事が出来ます。
階段を上がってまず目に入るのは近江牛卸問屋 焼肉 激 桃山台店、こちらも評価が高いですね。そして1軒挟んでこのRAKUがあります。その前を通り過ぎて竹見台マーケットを回り込んでいくと中華料理 哲ちゃんの灯りも見えてきますね。外から覗き込んだ印象では大衆中華料理店って感じかな。休日の19時ころでしたが、竹見台マーケットのお店はすべて営業を終えてシャッターが閉まっていました。灯りが点っていたのは上記の飲食店だけでしたね。
店内はアイボリーと茶で統一されていて落ち着いた感じですね。カウンター席にテーブル席、奥には座敷もあります。お一人様から少人数~宴会まで幅広く使えそうです。入店したときは奥の座敷にお子さんのいるご家族が居られましたが、あとは我々だけ、静かで良かったですが大丈夫かな?女将さんとその息子さん、お手伝いの女性で店を切り盛りされています。
ここのコースはお任せのみ、予算を決めればそれに応じた料理を用意していただけます。今回は3500円とし、これに飲み放題1500円を付けて5000円でお願いしました。が…いつものように単品を頼んだので一人当たりは6000円を超えました。(汗)
○筍の煮物
春の香りを堪能しましたね。
○お造り盛り合わせ-桜鯛、サーモン、かんぱち
いずれも鮮度が良かったですよ。
○ほたるいかと菜の花の春サラダ、胡麻ポン酢ドレッシング
春の食材の取り合わせですが、これを胡麻ポン酢がまとめてくれます。胡麻の風味が良かったですね。
○広島産牡蠣と北海道産帆立のブラックペッパー炒め
牡蠣も帆立も火が通りすぎずに絶妙な風味を楽しめました。どちらかというと醤油ベースの味付けですが、ほとんどフレンチですね。
○富山産白魚と新玉葱のかき揚げ
サイズが大きすぎず小さすぎず絶妙でしたね。しらすとは違う食感と風味が良かったです。
○ソフトシェルクラブの姿揚げ
このお店の看板メニューですね。小振りなワタリガニを丸ごとかぶりついていただきました。身も殻もすべてひっくるめた風味が楽しめますね。
○兵庫産桜鯛のグリル、特製雲丹ソース
雲丹の香りはあくまでも引き立て役です。ソースには醤油や味醂を使っているとのお話でしたが、これもフレンチに感じましたね。
○野沢菜とじゃこのあっさりチャーハン
ほんとうにあっさりでした。具材が野沢菜とじゃこ、胡麻なので、こってりに成りようがないのですが、いくらでも頂けそうな感じでした。
以上の8品がコースです。以下は単品です。
○単品-ほくほくニンニクの丸揚げ
大振りのニンニクで名前の通りほっくりとした食感と風味が良かったです。
○単品-山菜の天麩羅-ふきのとう、こごみ、タラの芽
白魚のかき揚げも良かったのですが、野趣ある山菜も美味しかったです。
○単品-若鶏のグリル・わさびペッパーソース
こちらもわさびの風味はあくまでも引き立て役です。
○単品-キムチ
○単品-ほたるいかの沖漬け
○単品-焼きするめの天麩羅
おなじみのスルメ天ですがくっきりと料理らしかったと思いますね。ただ、焼いた事で生じる香ばしさは弱かったか。
飲み放題のメニューは品数が多くありませんが、一つ一つがしっかりしている印象です。熱燗を頼んだら湯煎で徳利を温める器でサービスしていただけましたし、ワインの赤・白も納得させてくれるものでした。
女性たちは果実酒メニューに注目、『超濃厚ジャージーヨーグルト酒』が美味しい!と男性も巻き込んで大評判でした。『鶴梅~ゆず酒~』は賞を獲っているとかで、これも充分な手応えある風味で美味しかったです。『子宝~もも&さくらんぼ~』は『缶詰の味がする』とやや不評。(汗)
いずれのお料理も遜色なく美味しく頂けましたが、ものによっては『和テイストのあるフレンチ』といった趣になってますね。う~ん、というか『和食の定義って何だろう』と改めて考えさせてくれた感もあります。
各種鍋料理も相談に応じていただけるそうです。ま、難しい事は考えずに気軽に美味しく楽しんで頂ければと思います。
●12年8月
4月に伺ったときに鱧の話を聞いていたので、鱧コースをお願いしてみました。鱧鍋と言えば夏に頂きたいものの一品ですよね。
今回は飲み放題を一つ上の2000円のものにしました。これだとメニューのすべてのお酒が注文できます。コースと合わせて5000円少々となりました。
○長野産フルーツ・トマトの山葵ジュレ
フルーツと称しながら甘すぎずに鰹ダシと山葵が食欲をそそる一品でした。
○兵庫産活鱧の湯引き
定番の湯引きです。炙ったものは雲丹をトッピングしてあります。肉厚でモチモチ感を楽しめる鱧ですね。なかなかお目にかかれない良い鱧ですね。淡路島産だそうです。あと、添えてある梅肉も酸味、塩味とも控えめですごく上品でしたね。
○鱧鍋
今回の主役、鱧鍋です。生もいいですが、炙りもその香ばしさを楽しめます。前述のとおり、しゃぶしゃぶにするとその肉厚感とモチモチ感がさらに楽しめる感じです。それらを大量の玉葱と白菜でいただきます。豆腐も濃厚でしっかりした逸品でしたね。
○鱧の天麩羅
この天麩羅がまた美味い!湯引きや鍋とは違った旨味と風味を楽しませてくれます。
○〆の三輪素麺
しっかりと腰のある素麺です。喉越しがいいです。
○単品-泉州産水茄子の冷やし田楽 (580円)
水茄子を田楽味噌でいただくものです。生の茄子と田楽味噌の取り合わせが面白かったか。
○日本酒の利き酒セット (900円)
上位飲み放題で何でも注文できる!という今日なので(汗)日本酒を注文しようとしたら、その数の多さに目移りするばかり。で、下の方に『利き酒セット』なるものを発見、注文してみる。メニューの中から任意に3種類を選んで注文できます。ただし1杯が60mlですが、充分に楽しめました。
それにしてもあの鱧!あれだけ肉厚でモチモチのものにはなかなかお目にかかれないと思いますね。いやいや、ごちそうさまでした。
●13年1月
仲間が『RAKUさんに鍋を食べに行こう!』と言いだし、伺う事に。冬の鍋ということで河豚、鴨、蟹の選択肢があったのですが、なんだかんだで河豚に落ち着く。うろ覚えですが、いずれのコースも3500円程度だったと記憶しています。単品もいろいろ頼みましたが、最後に幹事がまとめて支払ったので一人5000との事でした。幹事さん、ごちそうさま。しかし…河豚の産地を聞くのを忘れてしまった。(大焦)
○河豚皮の湯引き
○てっさ
○河豚の唐揚げ
かなり大振りな唐揚げでしたね。
○てっちり
○河豚の口
コラーゲンたっぷりだそうです。
○雑炊
鍋を引き上げてもらって作ってもらいました。河豚の雑炊、美味しいに決まっています!
○単品-ホタルイカの沖漬け
遅れてくる仲間を待つ間に注文してしまう。酒のアテには最高です。
○単品-冷や奴
遅れてくる仲間を待つ間に注文してしまう。2
○単品-するめ天
遅れてくる仲間を待つ間に注文してしまう。3
○単品-北海道産たらの白子 お造り&炙り
メニューには『ポン酢、天麩羅、ブラックペッパー炒め』とありますが、連れが『炙りはできますかぁ~?』と言ってそれにしてもらう。
○単品-ニンニクの丸揚げ
これもついつい注文してしまいます。
○単品-兵庫産活鯛のグリル・特製うにソース
連れが注文しましたが、昨年の春にも注文してるなぁ。これはこれでいいんですが、個人的にはお造りの方が良かったなぁ。
○単品-山菜天麩羅 (ふきのとう、たらの芽、こごみ、菜の花)
ふきのとうなんて見た事無いくらい大きくて立派でしたね。いずれも苦みが効いていて春のお味を堪能しました。
○単品-漬け物盛り合わせ
○単品-シャンパンのシャーベット
氷っぽくて水っぽいかな~と思いましたが、意外と濃かったかな。
次の冬は鴨鍋をいただきたいです。
5位
1回
2012/03訪問 2012/04/01
『すき焼き』と聞くと、日本の食肉文化の創始期を代表する料理ですね。その始まりとほぼ同時期に創業したのが、こちらの三嶋亭さんですね。看板料理のすき焼きは、その当時とほとんど変わっていないそうです。
今回こちらでの食事会にお誘いをいただいたので行ってきました。お店の周辺には地下鉄や京阪、阪急の駅があって交通の便には困りません。今回は阪急で行きました。河原町の駅の9番出口を上がって寺町通りを北上、突き当たりに目立つかに道楽があり、その向かい側にお店はあります。
中はまるで旅館のようですね。よく使い込まれた感じが『老舗感』を醸し出しています。3階に案内され、一室に通されました。
ここですき焼きの『極上』コース(10395円)をいただく。お肉と野菜の追加、ビール、日本酒などをいただいて一人15000円ほどとなりました。
すき焼きはすべて仲居さんが作ってくれました。まずは鍋に砂糖を少量敷き詰めてその上にお肉を敷きます。お肉はサシが少なめで肉の旨味が楽しめそうですね。少し火が通ったところで独自の割り下を少量振り入れて火を通します。あくまでも引き立て役としての割り下の使い方ですね。
火が通ったお肉は1枚ずつ丸められて供されました。これを取って溶き卵でいただきます。お肉は柔らかくてウマ~~ 抜群とは言いませんが80点以上は付けられるお肉です。
お肉の次は葱、たまねぎなど野菜を入れて煮ます。野菜から水分が出た時点で2回目のお肉を投入、再度砂糖と割り下を少々使います。
一通りいただいた後、もうちょっといただきたいとお肉と野菜を追加する。
老舗、元祖という『ブランド』を楽しむお店なのでしょうね。
6位
1回
2012/11訪問 2012/11/21
仲間に誘われて行ってきました。今年に入ってから高槻のお店にボチボチと伺っているわけですが、今回はフレンチとなりました。
お店は阪急高槻駅の西側からさらに西に延びる商店街、高槻センター街の中程にあります。1Fは高槻市場なのですが商店街に面したところにエスカレーターがあって、これで2Fに上がります。上がってそのまま進んだ正面が同店入り口となりますね。商店街の真ん中にこういうお店が隠れているという落差がおもしろいですね。店内は入り口入って右側がカウンター席、左側が可動間仕切りのある個室/半個室になっています。今回は14人の大人数、一番奥のスペースへ案内されました。メニューはディナーメニューのl'azurラジュール(3800円)とフリー・ドリンク(1500円)となりました。
まずはビールを注文してコーススタートです。
○前菜3種 カボチャのジュース、コロッケ、カボチャのムース、カレー風味
ジュースは柑橘系の酸味が効いていましたね。カレー風味といい食欲を掻き立ててくれました。
○うなぎのムース、人参ソース添え&ピクルス
ガラスのお皿で供されました。ムースですがプディングの様な食感でしたね。うなぎという事でしたが、風味はしっかりとお肉です。人参ソースがよく合っていたと思います。野菜スティック風のピクルスも良かったですが、漬かり具合がちょっと浅かったかな。
○メダイとアサリのリゾット仕立て
ポワレしたメダイにアサリ、エビ、ブロッコリ、マイタケ、ペーストにしたパセリ、米。
気付いたら完食していたというか。素材の取り合わせが楽しかったですが主役が埋没気味か。
○ポークのフィレ肉、パイ・ロール
これも気付いたら完食?薄いパイ皮ですがちゃんとアクセントになっていますね。パセリのペーストも出しゃばらずに引き立て役になっていたと思います。
○バースデーケーキ&マロン・アイス
こちらもガラスのお皿でサービスされました。幹事の計らいにより、参加メンバーのお誕生日をお祝いする。カットしてからキウイのスライスをトッピングしてくれました。ケーキの中にはワインで煮込んだ梨が入っています。大人っぽかったですね。
アイスの上にはマロン・クリームがトッピングしてあって、さしずめアイス・モンブランと言ったところか。
○焼き菓子3種 マドレーヌ、チョコ・クッキー、キャラメルナッツ。
いずれも人差し指と親指で作った輪と同じくらいの大きさです。クッキーとキャラメルは良かったですが、このサイズだとマドレーヌの味わいがほとんど楽しめないですねぇ。一口ずつで完食。
○パン3種、コーヒー
コースの途中で随時サービスされました。紫芋のパン、全粒粉のパン、フォカッチャ。いずれも自家製だそうです。
一品一品は遜色が無かったと思います。が、勢いというか何処に進みたいのかが感じられなかったかなぁ。何か迷っておられるのでしょうか?
シェフの決意があればもっと良くなる様な気がします。生意気言って申し訳ないですが率直な感想です。
7位
1回
2012/06訪問 2012/06/18
仲間のお誕生会で伺いました。本人の希望によりこのお店です。(笑) 場所は阪急伊丹駅とJR伊丹駅の丁度真ん中辺り、伊丹酒造通り にありますね。伊丹酒造通りはすべてタイル状の石畳の舗道になっていて、どちらの駅から行ってもこの舗道が導いてくれます。JRからは判りやすいのですが、阪急伊丹駅からだと駅の東側にある伊丹阪急駅『ひがし』商店街のアーチが入り口になっています。
それにしても美しい通りですね。白壁の土蔵造りの建物は酒蔵そのものですし、それらの土蔵を活かしたお店も多くあります。都市景観大賞『美しいまちなみ優秀賞』を受賞したこともうなずけます。それら建物の中の一つがこの『白雪ブルワリーレストラン 長寿蔵』です。
お店は昔ながらの酒蔵を改装したとあって、木の柱や梁が目に付きますね。階段のヘリなどは削れていて、その年季を感じさせます。2階は日本酒の博物館となっており、ロの字形の展示スペースがあります。中央は下の階からの吹き抜けとなっていますね。上から覗くと場内が見渡せます。
今回はベルギービールが楽しめるお店なので、食事もベルジャンBコース(5000円)とし、御誕生会なのでケーキも用意して頂く。飲み放題だと呑めるお酒の種類が限定されるのでこれは付けませんでした。単品も頼んだりして最終的には一人8000円程度となりました。
ぐるなびのクーポンを持っていったので、オリジナルのビール、ブロンシュを1杯づつサービスしていただきました。乾杯をしたら、いよいよコースが始まります。(写真は基本3人前)
○小海老のカクテルとオードブル盛合せ
スモークドの鴨、同サーモン、ドイツハムが2種類、海老のドレッシング和えとザワークラウトも付いています。やっぱり肉中心か。
○リエージュ風ポテトサラダ
サラダとはいえ、ソテーしたジャガイモですね。これもビールが進みます。
○ソーセージ盛合せ
ハーブの入ったものと、辛子入りチョリソーの組み合わせです。
○フライド・ポテトとオニオンフリッター
ここでもジャガイモです。揚げ物はビールが欲しくなる!これは罠だな。
○ムール貝のキャセロール ワイン蒸し
キャセロールの蓋を取った瞬間にバターの風味が漂いました。いただいてみるとガーリックの風味が効いていて良かったです。
○A4ランク 特撰牛 黒毛和牛のカルボナード
メインディッシュ。牛肉をビールで煮込んだ郷土料理ですね。とはいえ、いただいた風味としてはシチューとかドミグラスソース系のお味でした。食感としてはそれより軽いですけどね。お肉もよく煮込まれてはいましたが、ホロホロと崩れるほどの柔らかさではなかったか。
○ビールパンのチーズ焼き
ビール酵母で発酵させたパンにチーズをトッピングしてグラタンにしたもの。折角のビールパンなのに、チーズの風味が強すぎてパン生地の風味をイマイチ堪能できなかったか。ちょっと残念ですね。
○ベルギーチョコレートケーキ
いわゆる『ブラウニー』と呼ばれるタイプのチョコ・ケーキですね。しっとり感がありましたが、このタイプのケーキはポロポロと崩れて食べづらいですね。
○(単品)鱧湯引き
時期のものなので頼んでみました。夏のお味です
○(単品)特選チーズ盛り合わせ
チーズ盛り合わせのはずが何故かドライ・フルーツとかレーズン・バターとか混ざってましたね。その分、チーズを増量してほしいです。
○(単品)まぐろの炙り焼き
角切りにされたまぐろの身は、牛のサイコロステーキに見えました。付け合わせのアボカドといただくのがいいです。
○(単品)鱧ごはん-釜飯
これも鱧の旨味を逃がさずにいただけますね。
○特製ケーキ18cm生クリーム
大きさが4種類から選べ、チョコレートか生クリームかも選択できます。また、簡単なメッセージも入れて貰えます。今回はコースでチョコレートケーキがが付くので、お誕生ケーキは生クリームとしてみました。18cmのサイズで4000円です。
トッピングにもフルーツがあり、中にもイチゴなどのフルーツが入っていました。甘さ控えめで、手作り感のある食感や風味は好感が持てましたが、ちょっと一味足らない様な印象でしたね。これで4000円は高いですね。もう少し安くして頂くか、もしくはグレードを上げて頂きたいです。
お誕生日仕様ということで(?)、花火をつけていただきました。
○長寿蔵「地ビール」のテイスティング・セット
これがいただきたくて、呑み放題をやめた様なものです。(汗) ブロンド、香雪、ブロンシュ、ダークです。1杯あたり150mlくらいか。特筆するべきは香雪か。お米を原料に醸造とありますが、こうしてビールとなってみると旨味成分というか甘みがほとんど無くてかなりドライな風味になってますね。日本酒にするとあれだけ旨味成分と甘みがあるのにね。
○日本酒紀行(テイスティングセット)
これも『白雪諸白づくり』の4種を切り子細工のお猪口で1杯づつ頂けるたまらないセットです。「純米吟醸 諸白」「赤富士」「伊丹諸白」「男山」の4種ですが、ものによっては極辛口だったりとバリエーションが楽しめる様になっていますね。
最初にコース・メニューを見たときには、『フレンチとジャーマンの中間?』と思いましたが、フタを開けてみるとお肉系とジャガイモ系に終始した感があります。前菜盛り合わせはハムなどお肉ばかりでしたし、カルボナードにもジャガイモが付け合わせでありました。結果としてはお腹に辛いコースとなってしまいました。そのあたり、野菜をもっと取り入れるなど、バランスを考えて頂ければ良くなると思います。全体としては中の上くらいかな。
また、お誕生会ということで、スタッフによるギターとコーラスで『ハッピー・バースデイ』を歌って頂けました。それと主役に特性カクテルと、参加者のフレームに入った記念フォトなどもサービスしていただけまいた。ありがとうございました。
8位
1回
2013/01訪問 2013/01/28
もともとは讃岐うどんのお店だったのですが、11年の7月にお好み焼きのお店としてリニューアルしました。それに伴ってページも一新されたので、こちらに引っ越しします。くじら鍋のコースは健在です。
http://r.tabelog.com/osaka/A2701/A270108/27006802/dtlrvwlst/1170596/
09年2月
大阪は梅田のとなり、阪神福島駅の大阪国際会議場へ向かう3番出口を出てすぐ左にこのお店はあります。
間口は小さいですが、隠れ家的雰囲気があって、落ち着けます。本来は讃岐うどんのお店なのですが、今となってはなかなか口に入らないくじら(ミンクくじら)をいただけるという事で、行ってきました。
はりはり鍋のコースは3500円、飲み放題を付けると5000円となります。さらに500円プラスで、くじらのベーコンもいただけます。 尾の身などの高価な食材を使わずにリーズナブルな価格設定をしてくれているところがうれしいです。
鯨のベーコンは塩味がよく効いていますが、脂も乗っていてうまいです。
はりはり鍋は、生姜風味がよく効いた出汁の中にくじらの赤身、赤身の竜田仕立て、皮をくぐらせてしゃぶしゃぶとして水菜と共にいただきます。赤身は生のままでいただけるほど鮮度の良いもので、試しにいただいてみましたが、馬刺しとまぐろの中間の様なお味です。皮は脂の味がうまいです。
このお鍋はその後うどんを入れていただきました。くじらのうまみと、生姜の風味がうどんにもよく合います。
このときのデザートは葡萄をいただきました。このほかにも、季節のおばんざい盛り合わせもコースにはあります。
なかなか最近では食べれないくじらですので、試して欲しいと思います。
12年1月
3年振りに伺ってみました。昨年7月にお好み焼き屋としてリニューアルされたそうですが、くじら鍋は健在です。
というわけで、今回はくじらのはりはり鍋でも一つ上の鹿の子肉のコース(飲み放題付き8000円)にしてみました。かのこにく、くじらの顎から頬にかけての部位になるそうです。大将曰くミンク鯨が一番美味しく、部位は鹿の子肉が一番だと言うことです。
○前菜3種 菜っ葉と油揚げの炊き合わせ、鮟鱇の衣揚げ、もずく
衣揚げが最初何の魚か判らずにフグかな?とか言っていたのですが鮟鱇でしたね。それくらい美味かったですよ。
ただ作り置きだったので冷めていたのが残念。やはり揚げたてをいただきたかった。
○くじらのベーコン
これも従来通り強い目の塩で美味いです。
○くじらの竜田揚げ
サクサクと懐かしい味でしたね。美味いのは美味かったのですが、やはり揚げたてをいただきたかった。
○はりはり鍋の具材-鹿の子肉、皮、赤身 ほか
さてメイン・イベントです。鹿の子肉をメインに皮と赤身、たっぷりの水菜があります。これを出汁にくぐらせてしゃぶしゃぶとしていただきます。脂身が多く見える鹿の子肉ですが、食べてみると美味っ!脂っぽさは殆ど感じずにいただけましたね。赤身はちょっと匂いがあって『鯨を食ってる』った感じがします。
猪とか鹿などのジビエに近い雰囲気がありますね。
○〆のうどん
○雑 炊 (別途)
せっかくなので、うどんの後で頼んでみました。他では食べれないですよねぇ。
○デザート 雪見だいふく
○シロナガスクジラの尾の身のお造り (別途)
大将より『こんなのも入ってますよ』と教えてくれたので頂いてみることに。3000円?だったかな。臭みなどまったくなくて美味しくいただけました。
○さえずりの浅炊き (別途)
クジラの舌のことですね。ほとんど食感だけですが、ほのかに旨味もありますね。鯨臭さが殆どなかったですね。
○おでん (別途)
同行の姐さんたちが頼んでました。(汗) コロは煮すぎてしまったので良ければサービスします、ということだったので遠慮無くいただく。たしかにクタクタでしたが懐かしい食感でしたね。
というわけでコース以外にもいろいろ頼みましたが、5人で伺ってひとり9000円ほどに収まりました。ずいぶんとサービスしていただいた印象です。ありがとうございます。また伺います!
反捕鯨などとイジめられている日本ではありますが、もちろんそんなものに屈する気は毛頭ありません。日本の食文化として皆さんにも堂々と食べに行って頂きたいですね。
13年1月
鯨を食べたい!という仲間を連れて行ってきました。今回も鯨はりはり鍋、鹿の子肉のコースです。
今回は2年に一度しか手に入らないというナガスクジラの生肉があったのでお造りにしてもらいました。部位ははっきりしないとのことでしたが、一人当たり3切れにしてもらって大体500円くらいでした。臭みもクセもなく貴重なお味が堪能できましたね。
お休みの前日ということもあってか、ご飯が余っているのでサービスしますと、鍋の1台だけ雑炊を作ってもらいました。基本の〆はうどんなのですが雑炊も絶品でした。ごちそうさまでした。
9位
1回
2012/04訪問 2012/04/25
堺筋本町へ行く機会があったので寄ってみました。本当はフール・ドゥ・アッシュでパンを買おうかと考えたのですが、あいにくの定休日。それで検索でヒットしたこちらに伺う事に。リサーチ不足でしたが、昨年の12月にオープンしたばかりだったのですね。ケーキ、タルト、クッキー、シュークリームなどスイーツ類は一通り揃っているようです。
が、ひときわ目を惹いたのがオリジナルのアップルパイです。通常はタルト形なのに、これは直方体でしかも複数段になっている!これは気になります。形状がシンプルなので、ビスコの様な一口サイズに見えましたが、よくよく調べてみると長辺が20cmもある大きな物とわかりました。これは買わなくては!
お店は地下鉄堺筋本町駅の13番出口、本町1交差点の南東角が最寄りになります。そこから本町通りを東へ進み、最初の信号を南へ進んで2本目の通りを東へ入ったところ左手にあります。東警察署の南隣のブロックの南側になりますね。近くまで行くと角に立て看板があったりするので、それも目印になると思います。
基本はオフィス街なのですが、地階にあるためか隠れ家っぽい印象もありますね。表には石の立て看板(?)があるのみで、注意しないと通り過ぎてしまいそうです。石の階段を下りると入り口が見えてきます。
店内は明るくてスイーツ店っぽいですね。サービスカウンターの上にショーケースが載っていますが、その中のスイーツ類はそれほど多くはないです。アップルパイは注文を聞いてから仕上げるので、出来上がった現物としては無いですね。
『アップルパイはありますか』というとパティシエのお兄さんが『ハイ…』と表情が一瞬緊張されたように見えました。『少々お時間を頂きます』とのことだったので、お水をいただいて暫し(5分ほど?)カウンター席で待ちました。
さてアップルパイ(1480円)ですが高さ共に箱の中一杯にあって、そのボリュームにビックリです。挟んであるクリームは生クリームとカスタードクリームのデュエット、下のクリームのところには薄いスポンジも緩衝として挟んであります。上のクリームの層も下の層と同じですがスポンジの代わりにソテーした角切りリンゴがはさんであります。HPの写真ではリンゴが櫛形になっていますが、おそらく切りにくいとか食べにくいとかの理由で角切りに変更したのでしょうね。
パイ生地は空気をたっぷりと含んだサクサクでバターの風味も充分にあります。クリームとリンゴ共に甘さは控えめで、しつこさが無くてバランスがいいです。
しかし…難点が。持ち帰るまで1時間以上かかってしまったので、保冷剤を入れてくれていたにもかかわらずシロップ成分が流れ出し、箱と底紙の間に入り込んで貼り付いてしまいました。箱からなかなか出てこない…(汗)
ご覧の通りパイ生地は空洞部分が多くてカットしようとすると潰れて崩れてしまいます。パン切りナイフを使ってギコギコと引いて、なるべく押し切らないように注意したのですが、それでも崩れてしまいます。そのあたりはしょうがないですね。少々崩れても食感にはあまり影響は無いと思います。
形状とサイズにはインパクトがありますので、差し入れやプレゼントのサプライズには良いと思いますよ。
10位
1回
2012/08訪問 2012/08/31
11年3月
千里中央から新御堂筋沿いに北へ1.5kmほど行った問屋街、箕面船場の中にあります。近くにはSSOKやスーパー、パチンコ店などがあり、それなりに賑わいがありますね。ほかのカフェとしてはrfm+Ferdinand kitchen、ポパンクール・カフェ、マザームーンカフェ 千里店、ノイカフェ 千里本店などのお店があり、いずれもオシャレな店舗ばかりなので気になるエリアです。
こちらのお店にはカフェ利用として伺いたいと思いながら何故か機会に恵まれず、今回もベーグルをテイク・アウトで購入する。ベーグル・タイムは12時と15時からとサイトにあったので、15時すぎに訪問。10種類以上あるとの事だったのですが、私が行った時には8種類程度があるだけでした。まずはプレーンや全粒粉のものをいただきたかったのですが、店頭にある分だけとの事だったので、その中からいくつか選んでみる。すべて100円です。ベーグルは入り口を入って突き当たりにあります。
BAGEL&BAGEL 阪急三番街店のベーグルをいただいた後なので、どうしても比較してしまいます。こちらの方が小さいですね。量的には半分くらいじゃないでしょうか。重さを計ってみましたが全て50gでした。こちらも手にくっつくくらいにモチモチで、断面を見ても密度感があります。歯ごたえもしっかりです。
○メイプル・クランベリー (100円)
メイプル・シロップの甘さがほんのりで、クランベリーとのバランスが良いです。
○黒 糖 (100円)
こちらも甘さ控えめ、黒糖の風味も控えめでベーグル生地の風味を邪魔しません。
○ミルク (100円)
”ミルク”という名前が付いていますがよく焼き色が付いていますね。その香ばしさが先に立ちます。ミルクはマイルド感に繋がっている感じです。
○ダブル・チョコ (100円)
チョコの生地、中に粒チョコのダブルという意味でしょうか。こちらもチョコの風味は抑えめであり、生地の風味が活きています。
国産小麦、天然酵母を使っているとのこと、他店のものにも引けを取らないと思います。ただ品揃えはもうちょっとしておいて欲しいかな。プレーンは常備しておいてほしいですね。
12年8月
機会がありまして、ようやくカフェにも伺えました。天ぷらの山の後で数ブロック北へ移動しての訪店です。
去年はベーグルのテイクアウトで伺ったのですが、最近ではベーグルは休日のみの提供のようです。
今回はちょうどランチタイム、ほぼ満席でしたが、暫し待った後、中央の楕円テーブルの端に案内されました。3人で座るにはカーブの部分は心地よかったか。
元倉庫ということで天井が高く、ガランとしていて殺風景といえば殺風景ですが、それが却ってイイ感じになっていますね。
女性客がほとんどで、近所で働くパートのオバチャンが多いという印象です。メニューの説明の際、いくつかある昼の定食メニューのうち2つが完売ということでした。12時を回ったばかりなのにもう完売?お店の営業としてはそれで充分なのでしょうか?人ごとながら気になります。
さて気を取り直してドリンクをいくつか注文してみる。
○アイス・コーヒー (500円)
ごくごく一般的なコーヒーですね。
○アイス・カフェ・オレ (550円)
蓋付きのボトルで提供されました。面白いですね。
○ピーチ・パイン (600円)
夏限定メニューですね。フローズンな感じがいいですね。
装飾を極力排除した内装がいいと思いますね。
よねたろうのマイ★ベストレストラン2012にお越し頂き、ありがとうございます。
こうして並べてみると去年とはあまり変わらない様な気もしますね。(焦) 今年は仲間主導でお店に伺ったために、自分の行きたいお店に殆ど行けていないという事情もあります。ですのでこの2012年のベストレストランは棄権しても良かったのですが、それも不甲斐ない、他のユーザーの参考にならないと思いまして投稿した次第です。ですので今年はちょっと消極的なランキングとなっています。あ~やっぱ棄権すればよかったかなぁ…
特筆したいのは3位の『日本料理レストラン RAKU http://u.tabelog.com/000188175/r/rvwdtl/4062584/』です。ほとんどフレンチと言えるほどの日本料理を食べさせてくれるのですが、豪快かつ繊細という印象を与えてくれます。そういった感じは、2位の『オー・ガラージュ』と似ていますね。9月はじめに伺ったときは鱧鍋をいただいたのですが、肉厚のモチモチとした歯ごたえの淡路島産のものを出してくれました。あんな鱧は滅多にお目にかかれないでしょう。忘れられない食事となりそうです。