レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!
1位
1回
2011/01訪問 2011/01/22
千里中央から新御堂筋沿いに北へ1.5kmほど行った問屋街、箕面船場の中にあります。近くにはSSOKやスーパー、パチンコ店などがあり、人通りがあります。ほかにはポパンクール・カフェ, やrfm+Ferdinand kitchen、Lei can ting、プラス モンジュなどのお店があり、注目のエリアになりつつあります。
お店の外観は、ほぼ全面ガラス張りであり、その上に赤地の大きな看板があってファミレスっぽいです。が、中は落ち着いたトーンで食事や会話が楽しめる雰囲気です。ガラスで仕切られたパーティー・ルーム(エリア)もあって、他の客に気兼ねすることなく仲間内で楽しむ事も出来ます。
11年1月
お食事仲間が誕生会を開いてくれました。ほぼ1年ぶりの訪店です。4人で伺って3800円の”グラッツェ・コース”を注文する。
ワインを白赤、単品もいただいたので、一人当たり6400円ほどになりました。ぐるなびのクーポンも持参して最初の生ビール他をサービスしていただきました。
また、このコースはパスタが3種類、メイン料理が4種類から選べるというので、全種類を注文してシェアする事にする。
○前菜盛り合わせ
タコのカルパッチョ風、生ハムとバルサミコ酢、ハマチのマリネ和え、鶏のマヨネーズ和え
食欲をそそる前菜です。
○サラダ
パスタ3種
○スルメイカとズッキーニのトマト煮込みソースで和えたリングイネ
トマトソースのものは何故かほっとしますね。イカの旨味とズッキーニの食感が良いです。
○モルタデラとキノコのクリームソース
カルボナーラ風の一品です。それぞれの風味と食感が面白いです。
○紅ズワイガニと水菜のペペロンチーノ
カニも水っぽくなく味が凝縮されていたと思います。
○バゲットとフォカッチャ
メイン料理4種
○牛ハラミ肉のグリッリア、サラダ仕立て
ローストビーフの様な風味と食感でいただけました。バルサミコ酢がアクセントを添えます。
○備中高原鶏もも肉とキノコのアルフォルノ猟師風
鶏をきのこやパプリカと併せたもので、鶏の風味も活きていたと思います。
○サーモンのグリッリア、サルサリモーネ
ジェノベーゼ・ソースでサーモンの臭みを抑えられていたと思います。
○スズキのフリット、サルサプッタネスカ
こちらもスズキ独特の臭みを抑えられていたと思います。
○ドルチェ盛り合わせ (チーズケーキとヨーグルトのジェラート)
○コーヒー or 紅茶
単品として
○チーズ盛り合わせ
○モッツァレラとトマトのピッツァ
ピッツァの生地が薄くてクリスピーなニューヨーク・スタイルになっていましたね。前回一年前に頂いたときはナポレターナだったのですが。クリスピータイプも良いのですが、個人的にはナポレターナがいいです。
○お誕生ケーキ!!
仲間がお店に頼んで用意してくれました。感謝感謝、ありがとうございます!!
何だか夢中になっていただいてしまったので今回は珍しく『おいしかった~!!』って印象しか残ってないです。(汗) 満腹になって帰路につきました。
ポイントはハズレ感のあるお料理が無かった事。どれも美味しい! 今回は舞い上がって申し訳ないです。
10年12月
3人で伺って、今回はアラカルトでいただいてみました。
○気まぐれサラダ
○チーズの盛り合わせ
○雲丹と天使海老のタリアッテレ
○牡蠣とブロッコリのピッツァ
○茶美豚ロースのグリル
○エスカルゴのリゾット
○デザート盛り合わせ
○ゴルゴンゾーラのバルーマ
お酒は、ビール、スプマンテ、グラッパなどをいただきました。グラス・ワインが無いのが残念でした。
いずれも遜色なくプロらしいキレの有るお味が楽しめたと思います。
デートでも充分に使えるお店ですね。
2位
1回
2013/11訪問 2013/11/17
箕面市役所前の府道43号線を阪急箕面駅(北)へ向かって行くと「メガネのタナカ」の大きな赤い看板があります。これを目印に行くと判りやすいでしょう。
1Fに派手な印度料理のお店インドレストランバー ジャンバーラ 箕面店があります。そのお店の横の階段を上がった2Fがこの岸上さんです。
養殖もの、冷凍ものは使わないとか素材に関してはポリシーとこだわりを持った大将がお店を仕切っています。新鮮な季節のお魚や独自ルートで入手した野菜などの素材を食べさせてくれるお店ですが、その日の仕入れ具合を電話で確認してから行く方がベターでしょう。
13年11月
今回は呑み中心でアラカルト注文で伺いました。4人で行きましたが半数が呑めず、ハーフボトルのワインを注文するも結局は一人で呑む事になりました。(汗)
○穴子の白焼き
フワフワの食感が良かったですね。
○鰊の塩焼き
○鮭ハラスの燻製
いずれも美味かったです…としか言いようがないです。
13年4月
実に1年ぶりの訪店でした。なぜか?仲間が浮気をしたがるもので…(焦)
さて今回は席だけ予約してアラカルトで注文をしました。なので終了したものもチラホラありましたが、概ねいただけました。相変わらず素材のイイものを食べさせていただきましたが、特筆したいのは以下、
○浅蜊の酒蒸し
蛤と見まごうばかりの立派な浅蜊でしたね。粒も大きいが、中の身もギッシリと詰まっていて浅蜊の旨味を堪能させていただきました。
○鮪のお造り
赤身なのですが、トロの様にとろけて脂の旨味も感じましたね。こんな赤身があるんですね~
○北海道産 本柳葉魚
出回っている物の多くは、カラフトシシャモ(カペリン)ですが、ココでは希少な本柳葉魚いただきましたね。身の張り加減とか”代用品”とは違いますねぇ~
今年はもっとチョコチョコと伺いたいです。
12年4月
『ホタルイカの踊りが食べられます』との連絡を頂いたので伺ってきました。写真は以下です。
http://u.tabelog.com/000188175/diarydtl/69203/
さすがに光ってはいなかったですが、まだ脚が動いていましたね。踊りとはいえ、『中に菌がいて生は危険です』とのことだったので、30秒ほどしゃぶしゃぶしていただく。30秒間とはいえ中の味噌はほぼ生でジュワっと旨味を楽しめましたね。
他にはホタルイカの酢味噌和え、稚鮎の南蛮漬け、生の鳥貝などいただきました。ごちそうさまでした。
あ~そうそう、この4月からワインの提供も始めています。今回は山梨の白(アルガブランカ クラレーガ)と、同じく山梨の赤(アルガーノ モンテ)をいただきました。いずれも遜色なかったと思います。個人的にはカベルネ・ソーヴィニョンが好きなので次回はチリのテラノブレを試したいと思います。
ドリンクメニュー↓
http://r.tabelog.com/osaka/A2706/A270603/27034771/dtlmenu/#drink
12年2月
『熊鍋も出せます』とのお話を以前に伺っていたので、今回はそのツキノワグマをいただいてみました。
写真の掲載枚数が上限に達してしまったので、以下の日記にて公開します。
http://u.tabelog.com/000188175/diarydtl/64662/
見た目は脂身が多い感じですが、しゃぶしゃぶにしていただいてみると、あっさりと美味しくいただけましたね。
臭みとかクセとかもまったく無くて処理が良いお肉だと思いますね。臭みやクセが無くてもやはりジビエという野趣はしっかり感じます。
同時に出して頂いた鹿のお造り、稚鮎、ニシンのいずれも美味しかったですよ。
11年10月
大将と相談して、秋の戻り鱧の鍋でも…と楽しみにしていたのですが、どうも時季外れという思い込みが強いらしくて仕入れが難しいとの事できのこ鍋となりました。
普段はいただかないような珍しいきのこを各種用意して頂きました。ごちそうさま。
4月
今回はチョイ呑み会で寄せていただきました。
ほたるいかのコース(?)をいただく。内容は酢味噌和え、姿干し、沖漬け。
天ぷら盛り合わせでは、お茶と桜えびのかき揚げなど珍しいものをいただきました。春の香りがしましたね。
ほかには茶碗蒸し、じゃこチャーハンなどいただきました。
11月
ランチ時に初めて伺いました。ここでも食いしん坊の3人は、定食全4種を頼んでシェアするのでありました。(汗)
定食にはすべてコーヒー、紅茶、シャーベットのいずれかが付きます。ご飯はお代わり自由。日によって白ご飯か16穀米になるのだそうです。
日替わり定食…(1000円) このボリュームとクオリティで1000円はお得だと思いますね。週に一度はいただきたいです。日替わりなので、メインがお魚かお肉か…と、小鉢が変わるそうです。
お造り定食…(1500円)
天麩羅定食…(1500円)
和定食…(2000円)(11年1月で終了)
6月
今回は、お店の近くの川で蛍を見物した後に伺いました。
鰻の白焼き、徳島県海部川の鮎、マンボウの腸など出していただきました。
4月
お食事仲間の誕生会で使わせていただきました。鮪の酒盗、鶏鍋などいただきました。
鯛のテリーヌやケーキなど持ち込ませていただきました。ワガママを聞いて頂き、ありがとうございました。
お花見用に弁当を作って頂きました。いずれも薄味で素材のお味を楽しめました。
3月
行きたい!と言ってくれた知人を案内する。今回は天麩羅として珍しい天然の雁足、ふきのとう、極太のアスパラガス、そして一足早い筍料理、登り鰹などをいただきました。
1月
誕生パーティーで使わせて頂きました。幹事が奮発して鯛の姿造り舟盛りを注文してくれました。とろける様なお肉のすき焼き、出始めたばかりののれそれ、琵琶湖産のわかさぎなどいただきました。
呑み仲間の新年会で使わせて頂きました。一人4000円で河豚入りの海鮮鍋、天麩羅、お造りのコースを設定していただく。ヤガラの珍しいお造りなど美味しくいただきました。ありがとうございました。
12月
仲間のお誕生会を行いました。ケーキも持ち込ませてもらって、楽しい一日でした。
猪鍋… 臭みもクセも無く美味しく頂けました。通常は味噌仕立てで臭みを消したりするのですが、その必要が無い美味しい猪でした。
干し明太子… 干物の香ばしさが加わった逸品でした。ただし、歯にくっつきます。
10月
秋の味覚を期待したのですが、こういうお店では季節が一足早いです。秋刀魚も生の物は終わりだそうです。
銀杏「久寿」… 蛤のような大粒です。独特のえぐみもなく、爽やかさと肉厚の食感が楽しめました。
天ぷら盛り合わせ… 箱豆、栗、きゅうりなど、珍しい食材とタネをいただきました。
海鮮鍋… 蛤を主体とした具材で、蛤は肉厚、海老もぷりぷりでした。後に雑炊でいただきました。
豚のはりはり鍋… 薄切り豚肉に水菜を巻いていただきました。後に煮麺でいただきました。
お造りも烏賊など本当に鮮度が良かったです。他には、とんぶり、帆立のステーキなどいろいろ出して頂きました。ごちそうさま。
8月
茹でた南京豆… 通常は炒っていただきますが、ここでは茹でたものを出してくれました。枝豆に近い食感が初めてで、南京豆の原点の味を堪能した感じです。
鱸のお造り… 前もって頼んでいた鱸です。おすすめの美味い食べ方を…とリクエストしました。川魚の様なクセがちょっとありますね。これが特徴ですね。
焼き松茸と土瓶蒸し… 8月だというのに、一足早い秋を堪能しました。
お造り盛り合わせ… さんまをいただきました。これも一足早い秋です。
鮎の塩焼き… 島根産の天然物です。頭から丸かじりしました。さわやかな苦みと香りが身上です。
お酒はゆず酒をいただきました。ゆずの果汁をそのままいただいているようなうまいお酒です。
そのほかには、湯葉のお造り、鱸の焼きカマ、天ぷら盛り合わせ、松茸ご飯などいただいて苦しくなるくらい満腹になりました。ごちそうさまでした。
7月
7月は鱧づくしでいただいてきました。
鱧の炙り、煮こごりと骨せんべい付き… ふんわりとした食感にうま味が凝縮されています。骨せんべいは懐かしい味がしました。
穴子の一夜干し… 穴子の別のうま味を発見した印象です。
岩牡蠣のお造り… 手の平大の立派な牡蠣でした。とろける様に美味かったです。
天然鰻の蒲焼き… 臭みやえぐみが無くて清々しいお味でした。
鱧のしゃぶしゃぶ… 具は玉ねぎだけのシンプルなお鍋ですが、出汁を鱧でとっていただいたため、すごく美味かったです。その後は雑炊ですね。来年の夏も是非いただきたいですね。
他には、鱧の天ぷら、お造り盛り合わせ、鯛の子の煮付けなどいただいて苦しいくらい満腹になりました。
3位
1回
2010/04訪問 2010/05/22
池田駅前第2弾。以前より行きたい!行きたい!と言いながら機会に恵まれませんでした。1ヶ月前に伺うも、設備不都合のため臨時休業!でしたし、その1ヶ月前は五輪で真央ちゃんが…
お店は阪急池田駅の北側を200m少々、五月山へ向かう途中にあります。その途中にはコケコッコー、シャモニ、福寿し、外れには満寿美堂やcucchiaioがあります。
13時半ころ、ランチのピークを過ぎたと思った時間帯に伺ったのですが、それでも満席でした。暫し待って入店できました。ピッツァ・ランチのメニューは、ピッツァ代のみでサラダとドリンクが付いてきます。4人だったので、3人はピッツァ、1人はパスタのランチ・メニューとしました。ピッツァは中心が薄くて縁の方が厚い伝統的なピッツァ・ナポリターナですね。それを現地の石窯(おそらく)で焼きます。石窯と現地のメーカーらしき人が写っている写真とピッツァ職人の認定証らしきものが掲げてあります。焼き時間は90秒ほどで短時間です。石から遠赤外線が出ていて、中まで火が通るのが早いのでしょう。石窯は青色と黄土色のタイルのモザイク模様が美しいです。
ピッツァの生地はいずれもモッチモチ感が強くて、これが本場物かぁ~と目から鱗が落ちます。ペパー・ソースは提供しないという方針だそうです。
○ビアンカネーヴェ(生ハムのピッツァ)
生地にそのままモッツァレラを乗せて焼いてあります。焼き上がったその上に素早く生ハムとルッコラ、パルミジャーノ・レジャーノをトッピングしてあります。素材の風味がそのまま楽しめる逸品です。
○ロマーナ(マルゲリータにアンチョビのピッツァ)
やはりトマトソースのものが一番慣れ親しんでいるので、しっくりきて安心できますね。いつもいただいているお味なのですが、遥かに次元の高い逸品です。そして、バジリコとアンチョビの風味がアクセントを添えます。ただしトマトソースは緩いです。本場でもこうなのでしょうか?水分でべしゃべしゃになりましたね。
○ベジタリアーナ(野菜のピッツァ)
これもトマトソースを使わずにチーズだけで素焼きしたものに、野菜(なす、ズッキーニ、パプリカ、アーティチョーク、オリーブ、ケイパー)にオリーブオイル和えがトッピングされています。動物性のものがほとんどないのに、この旨味は?
○魚介のラグー、トマト煮込み(本日のパスタ)
魚介の主役は鰯だそうです。でも臭みが無くて最初は何かわかりませんでした。しかし旨味は充分に活かせていたと思います。きっちりとアルデンテに仕上げられていました。個人的にはもうちょっと茹でてあるものがいいかな。私が注文したものではないので、うるさくは言えませんが。
エスプレッソは充分に濃くて美味しかったです。カップはパッサラックアのものですね。おそらく豆はメアリーでしょう。
14時を過ぎた頃にようやく席が空き始めました。ほとんどが女性客でしたね。
ピッツァは10インチサイズでボリュームがあります。一人で1枚をいただくよりは、3人以上で人数分の種類を頼んでシェアして味覚に変化を持たせた方がいいかと思います。
やはり一度はここのピッツァを試してほしいですね。
その1ヶ月後
cucchiaioでランチでも…と気軽に考えていたら、ほぼ満席! 『お二人なら何とかご用意できますが3名様ですとちょっと…』ということでした。ランチと言えども事前の予約は必須の様です。それじゃあということで、さらに奥のLucciへ行ってみるが、臨時休業! トホホ…(泣) 消極的理由でこのお店に行く。暫し待った後、気を取り直して注文する。ピッツァ・ランチが2つ、パスタ・ランチが1つです。
○スサンナ
トマトソースは使っていませんが、載っているモツァレラと生クリームのコンビネーションがミルキーでウマ~!って印象です。ハムときのこのアクセントもいいですね。これはオススメしたいです。
○マルゲリータ
今回は基本に戻って注文してみました。ホッとできるお味ですね。トマトソースのフレッシュ感が良いです!
○鶏とズッキーニのペンネ
ニンニクとオリーブ・オイルで仕上げたパスタです。今回はペンネでしたが、ファルファーレやコンキリエでも面白いんじゃないでしょうか?
○ドルチェ3種盛り
ガトーショコラ、パンナコッタ、ジェラートの3種。500円で追加できます。ジェラートはプリンのような風味でしたね。プリンの材料をアイスクリーマーで仕上げたのでしょうか? いずれもおいしかったですよ。
行けなかったレストランは後日再挑戦いたします!
4位
1回
2010/03訪問 2010/03/27
大阪キタの北新地と言えば高級で名店が多いというイメージが強いところですね。
この日は予定をせず前調査もしていなかったのですが、たまたま昼食をすることになりまして北新地の通りをお店を探して歩いたところ、1000円という価格設定に惹かれて入店しました。夜は高級でも、ランチはリーズナブルな値段でいただけるという連れの判断です。すぐ隣には味 神田川があります。
11時半、開店と同時に入店すると予約をしていたマダム4人と同時でした。その後も次々と客が来店し、すぐに満席となりました。やはり人気があるんですね。客の半数は予約をしている様でした。
予約無しでいただけるメニューは『五味五法膳』のみ、予約をすれば限定10食の『小鉢遊膳』(3000円)もいただける様です。『五味五法膳』は扇形の膳でサービスされました。
○造り… 鯛、鮪、蛸と刻んだ生の水菜に和風ドレッシングを和えていただきます。いわゆる魚介のカルパッチョですね。
○小鉢… 蛸とほうれん草の和え物の冷製
○煮物… 里芋の煮物
○強肴… 季節の和風あんかけ 鰆、海老、南京を竜田揚げにしたものと、黄赤のパプリカ、ブロッコリ、小茄子の小口切りを併せ、鰹だしのあんをかけたもの。上には菊の花弁を細く削いだ様に見えるサツマイモを揚げたものがふりかけてあります。生、煮物、ボイル、竜田揚げと材料ごとに下ごしらえを違えてコントラストを付けたりと手を掛けて楽しい逸品になっています。最後に糸切りサツマイモのフライがポリポリと食感を与えてくれて美味しいの一言です。
○御飯
○香の物… 野沢菜
○汁物 (赤だし)
○デザート… 桜餅
全体に薄味で、素材の風味を活かそうという配慮が感じられます。この献立で1000円とはCPは抜群にいいです。同じ献立を京都やホテルのお店でいただくと3000円は取られるでしょう。その心意気に感服です。
5位
1回
2010/03訪問 2010/03/25
大阪、心斎橋。時代の先端を行く気の若い街ですね。そこの大丸百貨店前を御堂筋沿いに難波方向へ4~5分ほど歩くと、ドルチェ&ガッバーナの派手なお店が目に入ります。そのビルの地階にお店はあります。同じビルの中には、福臨門酒家がありますし、近くには、COCOA SHOP AKAITORI、KENNYasia、ビストロ ダ アンジュなど、オシャレな街らしく名店が多いです。
さてここで、7500円の『スペシャル鹿児島黒牛・鹿児島黒豚 味わいせいろ蒸し』のコースとほか単品をいただく。一番奥の個室に入りました。いずれの席も襖や障子で仕切られていて個室/半個室で、全体に高級感がありますね。接待でも充分に使えます。和牛懐石 但馬屋にも引けを取らない内装ですね。自分たちが何か場違いな所に迷い込んだ気がします。テーブルには電磁調理器がはめ込んであり、セットされたせいろの台からは湯気が上がっています。
お造りは甘みがありましたね。すぐにおろさずに数日寝かせているのかもしれません。
単品でいただいた鹿児島黒豚のロースカツは厚みも2cmほどもあり、ボリューム感が満点、箸でも裂けるほどでしたが、ジューシーさと食感が楽しめました。これは美味い!
そしてせいろ蒸しです。せいろは2段、野菜の上にお肉が乗ります。(写真は2人分)上段の肉汁を野菜で受けとめて逃がさないという配慮です。お肉の下にはもやしが敷いてあります。タレはポン酢とゴマだれの2種、それぞれ黒辛子と山椒を足します。岩塩のミルもあります。
まずはお肉からいただく。さすがにジューシーさは充分、肉のうま味がそのまま楽しめますね。ステーキの様な香ばしさはないですが、その分うま味の純度が高いです。タレが無くても充分にいただけますし、岩塩のみを少々振った方が甘みが強調されていいかもしれません。そして野菜。いずれも甘みが強くてこれもうま味が逃げていないですね。
最後に出されたキンカンも見たことがない様な大粒で味も濃く、甘みと酸味が楽しめました。
全体としてボリューム感は充分にあります。しかし食いしん坊揃いの我々は他に追加のお肉と漬け物の盛り合わせとかいろいろ頼んでお酒も含めて、一人当たり15000円近くになってしまいました。追加のお肉が非常に高価で、牛肉一人前が5500円もします。コースと変わらないお値段です。こうなると飲食代の10%を占めるサービス料は大きいですね。(汗)
中居のお姉さんも丁寧に対応して頂きましたが、お料理の説明がほとんど無かったですね。訊ねてもよく知らない様でした。このあたりをきっちり教育していただくと、さらに良いお店になれると思います。
6位
1回
2010/02訪問 2010/02/28
阪急池田駅前第2弾。満寿美堂に続いてこちらのお店に行く。他にはGOKOKU bambina 池田店、Pizzeria Pancia Pienaなど行きたいお店がいろいろありますね。お店は五月山から駅へ向かう道の続き、駅を超えたところにあります。一軒家の店舗は、木を多用したヨーロッパの山小屋を連想させる可愛い店構えです。
店内も木を多用した山小屋風でどこか懐かしく暖かいです。ショーケース内のカット・ケーキやホールのケーキ、パウンドケーキ、シュークリームやクッキーなどスイーツ好きにはたまらないラインナップとなっています。
その中で、他の方のコメントであまり見なかったシンプルな玄米ロールケーキ(1000円)を買う。芯までしっかりとスポンジを巻き込んでいて、生地に対する自信の程が伺われます。
生地はモチモチ感が強くて食感、歯ごたえも充分。そしてモカを思わす様な香ばしさがいいです。クリームにもわずかにマロン?の味付けがしてあって生地の香ばしさを引き立てています。プレーンなクリームだったら弱くなっていたでしょう。このあたりのセンスは流石!という印象です。そして最後に栗のコンポートとカスタード・クリームのお味がアクセントを添えます。
テクニックを活かすためではなく、素材を活かすための逸品という感じがします。
7位
1回
2010/05訪問 2010/05/25
阪急電車千里線、大阪モノレール山田駅から大阪中央環状線を越えながら約500mほど進んだところ、万博公園西交差点近くのビルに雑貨屋と共に同居しています。世界的な賞も取っている渡辺明生さんのお店ですね。
周りには何も無さそうですが、よく見ればかんらん、万博方面へ行けばシーラ、山田駅へ戻ればTRATTORIA SERENITA、grand decoなどあります。
白を基調とした明るい店内です。大阪野菜(?)も販売していますね。夕方に伺いましたが、売れてしまったのでしょう。クロワッサンとか欲しかったのですが、品数があまり無い感じでした。それでも幾つかある中から選んでみる。調理パンやアイデアパンが人気ですが、まずはプレーンかそれに近いものから選んでみる
○石臼挽きバゲット (280円)… フランス産の小麦を使用とのことですが、断面の色が濃いですね。粘りが強くて香りもいいです。
○栗とオレンジ (120円)… オレンジというよりはマーマレードという感じです。モチモチ感と粘りが強いです。なかなか噛み切れません。
○豆乳ときな粉 (110円)… メイプルシロップを塗った上にきな粉をまぶしてあります。素手で手にするとベタベタするので注意が必要です。一口目できな粉の風味がパッと広がります。豆乳の風味はあまり感じなかったです。
いずれも質の高いパンだと思います。調理パン、アイデアパンもいただきたいのですが、まずはやはりクロワッサンなどの基本的なものをいただきたいですね。次回はもっと早くに伺ってそれらをゲットしたいと思います。
5月、再訪問しました。
○クロワッサン(190円)… サクサク感はそれほどでもないですが、中はしっとり感がありますね。個人的にはもっとバターの風味が効いているものが好きなんですけどね。
○レーズンパイ(160円)… 中はレーズンと、蜂蜜と砂糖を合わせたものが入っています。外側はサクッと中はしっとりです。中のレーズン等の具材のバランスもいいです。
○フランスパン”香”(210円)… ”石臼挽きバゲット”とはまたちょっと違うような… 確かに香り立つ感じはありますね。硬さもちょうどいいんじゃないでしょうか。
8位
1回
2010/02訪問 2010/03/01
千里中央から新御堂筋沿いに北へ1.2kmほど行った問屋街、箕面船場の中にあります。近くにはSSOKやスーパー、パチンコ店などがあり、人通りがあります。ほかにはグラッツェ ミッレ 箕面店やLei can ting、プラス モンジュなどのお店があり、注目のエリアになりつつあります。
お店の外観は、小さくて確かにカフェっぽいですね。でも中は小綺麗で品が良いです。18時半に伺いましたが、すでにほぼ満席で、その後も客が入れ替わり続けていました。人気店です。
この日は5人で伺って食べに食べて21品目!もいただいてしまいました。食い過ぎやろ~
揚げワンタン
前菜3種盛り合わせ
くらげの冷菜
酢 豚
鶏の黒胡椒炒め
麻婆豆腐
車海老のチリソース炒め
新鮮な魚介類の柔らかい焼きそば
生姜とネギの和えそば
アワビのオイスター煮込み
アワビのクリーム煮込み
豚肉のレタス包み
牡蠣の広東風お好み焼き
空芯菜のオイスター炒め
車海老のマヨネーズソース
牛ミンチかけご飯
炒 飯
焼 売
マンゴープリン
杏仁豆腐
胡麻団子
見ているだけで満腹になっちゃいますね。(汗)
揚げワンタンはパリパリでこの音も美味しい!温められた甘酢あんのたれもうれしいですね。
アワビの2品については、どちらにするか迷った挙げ句に同行の女性たちが『両方注文したらえぇやん』と言いだし、2500円の品2種を注文する。恐るべし。いずれも柔らかくて美味かったですが、クリーム煮込みの方が良かったかな?オイスターソースのものは牡蠣味なので鮑とちょっとソリが会わないのかなぁという感じ。
豚肉のレタス包みは、別のお皿にある半球状のレタスに包んでいただきます。
麻婆豆腐に関してはどなたかもコメントされていた様に弱いですね。やはり酢豚などの広東料理に徹して注文する方が良いようです。
牡蠣の広東風お好み焼き、牡蠣がたっぷりで、つなぎに小麦粉が入っているって感じでした。
車海老のマヨネーズソースですが、マヨネーズにちょっとルーが入っているトロみでしたね。
杏仁豆腐ですが、個人的にはもうちょっと滑らかさのある方が好きですね。
お料理によっては塩味が強かったりしてちょっとムラがあるのかなという印象です。全体としては充分に美味しかったです。
’10年3月1日に移転しました。来店予定の方はご注意を願います。
移転先所在地
箕面市小野原西 6-5-38
TEL 072-726-5426
9位
1回
2010/04訪問 2011/01/22
北摂の阪急千里線/大阪モノレールが交差する山田駅の東方、駅からJA北大阪を通り過ぎ、満載焼肉 牛八 山田東店を左手に見過ごし、右手のikariスーパーを過ぎたところの水色のタイル張りのマンション-(コモン山田ウェスト)1Fにお店はあります。駅から徒歩で約10分の距離です。住宅街なのですが主要道路に面しているため、ざわざわしています。お店は小さくて隣には目立つりそな銀行のディスプレイがあるので、わかりにくいかも知れません。
売り場は小さいですが、必要充分の品揃えという感じですね。奥には厨房があって、順次焼き上がりのパンが出てきますね。
○クロワッサン(160円)
外はサクサク、中はしっとり、バターの風味も充分に効いています!
○ハイジの白パン(70円)
モチモチのしっとりです。小麦の味が楽しめますね。クセが無いので、バターやジャム他いろんなトッピングに合うと思います。
○カット・シフォン(170円)
こちらもフワフワのしっとりです。甘さ控えめ、卵の風味も充分です。
パン好きの方は一度は訪れて欲しいです。
10位
1回
2010/04訪問 2010/05/07
池田へ行く機会があったので、駅前のお店をいくつか回ってみました。順不同ですが、まず第1弾。
池田市役所の北側、池田小学校との間の道を東へ300mほど、アルフォンソを通り過ぎたY字路の分岐点にお店はあります。猪名川工事事務所の真向かいです。同事務所の紅白の鉄塔が目印になると思います。
外壁は漆喰が塗られ、店内の壁も漆喰で仕上げられています。漆喰は汚れが目立ちやすいのですが、すごく清潔に保たれていますね。定期的に塗り直しているのでしょうか。店内のランプや調度品なども年季が入っていますが、いずれも清潔ですね。テーブルはタイルをはめ込んだ見慣れないものですし、窓際には天秤のオブジェがあったりします。窓からの採光も少なく抑えることにより、店内のトーンを落として落ち着ける空間にしています。そしてずっと60年代のモダン・ジャズが流れていました。”レトロ”という一言で表現する以上の品と趣を感じます。
すらりとした品の良いマダムが注文を取りに来てくれました。メニューがないので、あれはありませんか、これはありませんか、あれが飲みたい、これが食べたい…とやりとりをしなければなりません。そういったやりとりもこのお店の趣のひとつなのでしょう。間違っても、そのやりとりの時、お幾らですか、なんぼでっか…などど聞いてはいけません。このお店の品格には合いませんね。
今回はコーヒーとピーナッツをたのみましたが、お酒もある様なので夜にも行ってみたいですね。
2週間後、再度近所に行く機会があったので寄らせてもらう。夜だったのでウィスキー(セブン・クラウン)をストレートでいただく。5人で2杯づつくらい呑んで、ピーナツ3皿いただいて8400円!でした。お安いです。
今年の後半は体調を崩したため、新たなお店にはほとんど行けませんでした。
その中でもフレンチとの出会いが今ひとつな1年でした。
特筆すべきは10位のカフェ、『カロー』です。隠れ家っぽくて清潔で、あの品格。大切にしたいです。