みゅうささんが投稿した津の守坂 小柴（東京/曙橋）の口コミ詳細

2023/7　再訪☆

久しぶりの小柴さんには友人と。

上品なお出汁がしみじみと美味しくて、八寸やお造りなどの盛り付けも美しい。
食事を「愉しむ」ということをいろいろな角度から教えてくれて、考えるきっかけを
つくってくださる小柴さん。
お料理を通じて四季を感じ、改めて和食の良さを味わえるひとときです。
くっきりとしてるけど繊細なお出汁と鱧、その上にとろろを乗せていただくスタイルは初めて。ほわん、とした口当たりがなんだか素敵。面白いですねー。
揚げ物もどんどんよくなっているし。

手間隙かけた御料理をごちそうさまでしたー。
美味しかったです！

2023/1　再訪☆

どんどん洗練されておいしくなっている。
そして予約も取りにくくなっている。

今宵もおいしくて、美しくて、居心地がよくて。
たおやかな空気感に、大満足でした。

久しぶりにお会いするスパイス先生との
ひとときもまた、楽しくて。

ごちそうさまでした！

2022/3　再訪☆

久しぶりに友人と訪問。

お椀はハマグリ。
ハマグリのお椀に揚げたお米を入れる小柴さんのセンスに衝撃。
木の芽じゃないところがツボすぎる。（木の芽があまり好きではないので…）
輪郭比較的しっかり目なのに後味きれいな、流石のおいしさ。
しみじみおいしいお出汁に癒される。

スタートはさえずりを使った白みそ仕立て。
こういうお料理、今は都内ではなかなかお目にかかれないのではないでしょうか。
明確なスタンスと差別化要因があるからこそ、
小柴さんのお店に伺いたいという選択肢が生まれるし
リピートされているお客さんはみんなきっと同じ思いなんだと思う。

あんきもも上品でとってもおいしい。
こんなに薄味なのに癖がほとんど感じられない。
毎回すごいって思う。

八寸も小柴さんのこだわり。
丁寧に作られていて、伺うたびに何が出るのかな？という楽しみのひとつ。
見た目も華やかで麗しい。四季を感じられます。

ぬたも、毎回毎回超絶ツボ。
もともとあまり得意じゃない（好きなのに）のだけど、甘みと酸味とか、まろやかさ加減が
ドンピシャ。

はー。今回もおいしくて幸せ。

ごちそうさまでした☆

2022/1

昨年に引き続き、2022年スタートは小柴さんのお節。
一段重にしたけれど、食材がみっちり。
ひとつひとつが薄味で素材感しっかり。
お正月からシアワセになるお味。
2023年もお節、やられるそうです。
気になった方はぜひ～☆

2021/9 再訪☆

定期訪問の小柴さん。
予約もだんだんとりにくくなってきました。
昨今のお値段高騰している外食シーンにおいて、
手頃な価格設定で、繊細で手間隙かけられた季節感のある御料理を
いただける素晴らしいお店。

この日の一番は、キスフライ。
たまに感じるキス独特の癖、香り、風味が皆無。
ひたすらに優しい白身の感じがさっくりとした油分控えめの衣に包まれて。
びっくりするくらい、おいしいキスフライでした。
天ぷらやさんより、おいしいかも。。

香ばしいアナゴと白きくらげのお椀に
カワハギのきもあえ、レンコン饅頭に原木シイタケ。
そして優しくて深い出汁。

ご飯のお供にはサービスでアラの煮つけ。
この日はサントーバンもしっかりいただいてご馳走様。
やっぱり小柴さんところは落ち着くし、おいしい。
いつもありがとうございます。

ごちそうさまでした～

おひとり様度★★★
迷子レベル★★☆
りぴど★★★

2021/8 再訪☆

2021年はじめての小柴さん。
仕事やコロナでなかなか伺えずにいたので、嬉しい。お席も満席で相変わらずの人気ぶり。
スタートのトウモロコシのすりながし、甘くて美味しい。盛り付けも涼しげで素敵。
鮑や冬瓜入りのお椀も、小柴さんらしい美味しさ。お出汁が、繊細で奥深い味。食べ進めるたびにどんどんふくよかな味わいになって最後はぴしっと、きれいな纏まり。
お造りのウニも甘い。骨を抜いた鱧。引き出しの多い小柴さん。わたしにはなかなか知識がないので、こういうおもてなしは有難い。
からしで頂くかつおも、毎回美味しい。そもそもからしが美味しい、なにか秘密はあるのだろうか。
アユの提供の仕方もひとくふう。毎回新しい発見がある。勉強になることばかりです。

今回は少し落ち着いて食べることができなかったので、次回の訪問のさいにはゆっくりできるといいのだけども。

相変わらずのおいしさに、小柴さんのセンスと技術を改めて実感したのでした。ほんとすごい。小柴さんは。

ごちそうさまでした～

2020/12 再訪☆

ずっしりと伝わる、ワクワク感。
受け取った瞬間に思わずにんまりです。

初めてのお節購入は、小柴さんで。
今までなかなか、お節を購入するということがなかったのだけれど、小柴さんのつくるお節なら頂いてみたい、と思って。

★津の守坂小柴 御節二段
価格：47000円（税込）

御節二段は2人前とのことですが、3人でも十分すぎる量。数えきれていないけれど、恐らく50種類ほどの内容ではないかしら。ひとつひとつ、味付けの濃淡、メリハリがあって、素材をしっかりと生かして、感じさせてくれるものでした。
個々に書き出したらエンドレスなのでやめておきますが、、
小柴さんらしく全体的にとても上品な仕上がり。
甘かったり塩辛かったり‥と、お節をさほど好まない家族もこの食材はどんな味なんだろう？この食材はどう仕立てたらこんな品よくなるんだろう？と言う風に、とても楽しめたようでした。購入して良かった☆

美しくて美味しい。
流石、小柴さん。

黒毛和牛特製醤油漬けも、フライパンで軽く焼いておいしくいただきましたよー。

元旦から、とても幸せな気持ちになれました。
数日間ほとんど徹夜で作ってくださったお節。
大切においしくいただきました。

ごちそうさまでした☆

2020/12　再訪☆

店主小柴さんの伝統と四季を大切にした御料理は、
とても工夫されていて、昨今の高級食材ででーん、な
和食とは一線を画した独自カラー。

小柴さんとのお話を通じてとても勉強になる(技法、素材、器など)し、適度な接客の距離感のなか、充実した満たされるひとときを過ごせます。

この日は2020年最後の小柴さん。
久しぶりにご一緒する方からお誘いいただき
とても楽しみにしていたディナー。
冬の和食は美味しい食材も多いし大好き。

個人的にブームの柚子釜には河豚。
あつあつの餡は使わずに柚子の苦味を
ひきたたせない、爽やかさだけ感じさせてくれる
柚子釜。柚の蓋をきゅっとしぼって爽やかに仕上がる。
ひんやりつめたい柚釜も、いいなぁ。美味しい♪

白味噌のお椀は素敵なコク。優しい甘味。
てっぱいはもう、小柴さんのところでいただくものが
好きすぎて。甘すぎないさらっとしたこの後味は
いったいどうやって生み出しているのだろう。。

冬らしい八寸は毎回日本酒泥棒。
ひとつひとつ手間がかかっていることがひしひしと
つたわってきて、有り難くいただく。

銀鴨と根芹、つみれのたいたものが滋味深い味わいで
めちゃくちゃ美味しい。冬ならではの、ほくほくとした
温度感もたまらない。根芹がしゃきしゃきで美味しいなぁ。

とても楽しく美味しく過ごさせて
いただけました。コロナでなかなか伺えなかったけれど
2020年もありがとうございました。
来年もよろしくお願いいたします。

ごちそうさまでした～

おひとりさま度★★★
迷子レベル★★☆
りぴど★★★

2020/11　再訪☆

たおやかで繊細なお料理がいただけるお店。
訪問するたびに新しい発見があるし、「小柴さんらしさ」を
全力で投げかけてくださるので、こちらがわも全力でいただきます☆
この日もスタートから小柴さんらしいひとさら。
滋味深いお料理の数々、落ち着いた美しさを目からの栄養としても
しっかり補給できる、すばらしいお料理ばかりでした。

この上なく品よく仕上げたあんきもは今まで食べた中できっと一番上品。
こんなに上品な仕上がりなのに癖が極限まで抑えられていて、すごすぎてカンゲキ。
蒸した香箱蟹のおいしさ、マグロの下に忍ばせた茸と葱の存在感だとか、、、
もう、シアワセすぎる。

大好きなお店。
ごちそうさまでした☆

おひとり様度★★★
迷子レベル★★☆
りぴど★★★

2020/9 再訪☆

たおやかで品のある小柴さんのお料理が好き。
メチャクチャ考えられていて、知識も技術もすごい。
ひとてまもふたてまも加えられていて、
うかがう度に新しい、小柴さんワールドに触れられる。
ド派手な演出や、高級食材に頼らない、
和食とは？料理とは？を探求し、カタチにし続けるそんな
クリエイティブさが、好きです。

この日も少し風に当てて旨味を閉じ込めた雲丹や、
エトフェした銀鴨を出されたり。
無花果は天ぷらにしてお出汁と、昆布じめにしたえびの
絶妙な塩梅、優しい♪お出汁の利いただし巻き玉子、など。

今日も美味しかったです。大満足。
ありがとうございました！
ごちそうさまでした～

コロナ対策については、しっかりされていて、パーティションもカウンター席に合わせた特注品。
席数を減らしての営業中です。

2020年7月　再訪☆

約半年ぶりの小柴さんにはひとりでの訪問。
小柴さんもお元気そうでよかった。

この日は八寸がお休みのコース構成。
品数も多くボリュームもしっかり。
季節感を感じるお料理と緩急のあるコースの構成が素晴らしい。味付けも繊細で、たおやかさのあるもの。
そのなかでしっかりとメリハリもあるので食べ疲れなし。

お造りのひとつとして、炙ったカツオを出してくださるところなんかも
本当にうれしい。カツオが好きなこともあるし、小柴さんのところでいただく
お造りのカツオって毎回美味しいんですよね。

はじめのひとしなの、絹皮茄子や車エビを使った冷たいお料理も
出汁がしっかりきいてるのに、上品な味わいのジュレが美味。
このひとくちめから、あぁ、小柴さんのお料理だなぁってしみじみ。
これ、これが食べたかった。この味が。

お椀は、塩を一切入れていない北海道大樹町の大蜆を使ったもの。
塩味が柔らかくて、うまみがすっと余韻の残る感じ。
ひとくちめ、ふたくちめ、と進めていくうちに重なっていくうまみが素敵。

アツアツの小鍋には、すりおろした玉ねぎと鱧。
玉ねぎの甘みと鱧、鱧にも甘みを感じて甘みの接点。
しみじみと美味しい玉ねぎのスープ。

〆のご飯は相変わらずのおいしさ。
5月ごろのテイクアウト利用ができなかったから、、と
シチューも少し出してくださった。ありがたや。
江戸みそ煮込みということで、あくまで和での着地点。
この煮込みがまた美味しいの。再販希望☆

デザートの温かいわらびもちは、口どけが良く美味しい。
すっと溶けていくこの感じがいいですよね、おいしい。

美味しいお料理と居心地の良さ。
久しぶりに伺えてうれしかったです。
ありがとうございました、ごちそうさまでした～

おひとり様度★★★
迷子レベル★★☆
リピ度★★★

2020/3　再訪☆

手間暇かけられたたおやかで繊細、
古典料理を大切にする小柴さんの想いがこもったお料理が比較的手頃な価格でいただける素敵なお店。

春らしい食材が並ぶ3月。
季節の移り変わりを感じることができる和食って素敵ですよね。
ホタルイカは好物なので、まろやかで角張っていない酸味の黄酢と
一緒に登場するだけでうれしくなってしまう。
ホタルイカはふっくらぷっくり。おいしい。

お椀にはキンメダイ。
そして葛玉豆富。葛玉豆富は山吹豆富ともいうそうです。
山吹は春の季語。（小柴さんから教えていただいた知識。あっ・・常識？汗）
少し香ばしい風味がうつりこんで。

御造りには干鰈、富山メジマグロ、山口の赤貝のぬた。
メジマグロは脂がのっておいしかった。
ぬたってあまり好きじゃない（甘くてもったりしているから）のだけど、
小柴さんのぬたは大好き。甘みがくどくなくて、でもしっかりと甘くて。
奥行きのある甘さ。ただ単に表面的に甘いだけじゃないんですね。
こっそり作り方を教えてほしいくらい、どんぶりで食べたいくらい好き。

そして八寸。
今回も素敵〜。丁寧な八寸は見ているだけでも楽しいですね。

車エビは焼霜で。
奥のほうにあるうま味と甘み。先に感じるエビの風味。
少し火加減？が強かったのか炭の香りが強めで少し苦味が。
添えてあるのは原木シイタケ。やはり香りとうま味が抜群。

焼き物はアイナメのつけ焼き。おまけで河豚。
そしてぷりぷりでふっくらと焼けていて美味。
添えてあるうどがまたおいしいのです。
こういう何気ないものがおいしいことが一番うれしい。

何気においしかったのが、揚げ物のフルーツトマト。
トマトは火を入れたものが甘みが増しておいしいので
よく家でも焼きますが、揚げるのはなかなか難しいので
こうして揚げたトマトをいただけるのはうれしいなぁ。
甘酸っぱくて美味。

甘鯛のうろこ焼きはサクサクに仕上がっていて、
菜の花のあんも優しい味。
〆の親子丼は相変わらずのおいしさ。
本わらび餅でおいしくコース終了。

通っても通っても、飽きさせない料理構成と完成度。
勉強熱心な小柴さんの熱意がひしひしと伝わってくるお料理を
食べ友さんといただく時間がとっても楽しい。
そして、おしゃべりも楽しいひととき。

ごちそうさまでした〜

迷子レベル★★☆（マンションの2階なので上を向いて歩こう）
おひとりさま★★★
リピド★★★
予約難度★★☆

2020/1 再訪☆

2020年はじめの小柴さん。
この日はディナー貸切会で。

赤貝には子持ち昆布を。黄身酢でいただくのだけど
小柴さんの黄身酢は酸味が角張っていなくてまろやかで
コクがあってほんと美味しい。
子持ち昆布も美味しいな、ってあまりかんじることが
多くないなか、磯草さ？みたいなのが穏やかで
香りがよくてとても美味しかったな。
こういう然り気無い食材がしっかりと美味しいことが
ほんとうに素晴らしい。
豪華絢爛な食材が並ばなくても、ひとつひとつの
食材のよさをきちんと楽しめることができるもの。

お椀はアイナメと蕨。
少し香ばしさをつけたお椀。

氷見のメジマグロのハラ部分は脂のりがすごいけど
くどすぎなくて上品。こちらも美味しかったな。

そして八寸。毎回とても楽しみにしている御料理のひとつ。
大豆を炊いたものがさりげなく美味しい。
豆の臭みがなくて、優しい味。
のしうめは博多揚げに。こういう食べ方もあるんだと
こちらで学ばせていただきました。
あおみ大根と公魚の焼き南蛮がセンターにすっと
流れ落ちるように横たわるこの盛り付けがすごくすき。
八寸の美しさは、やはり癒されますね。
小柴さんも、宮坂さんも、とても美しい八寸を
出してくださるので、和食っていいなぁって
毎回思うのです。

焼き物はえぼだい。
これが大正解！脂がさらっとしてるけどしっかりと
のっていてとってもジューシー。
ふわっと香るお魚の香りがまたよくって。

淀大根を炊いたもの。
お出汁が繊細。

揚げ物は桑名の白魚とたらの芽。
そして、甘鯛のかぶら蒸し。
なかなか最近は見かけなくなった御料理とのことで
(たしかにそうかもしれない‥)冬ならではの
ごちそう。そういう御料理をしっかりと提供して
くださるのが嬉しい。

デザートには干し柿に黄身餡をいれたもの。
これがかなりツボ。おうちにずっと置いておきたい‥

今回もとても美味しかったです。
今年もよろしくお願いいたします☆

ごちそうさまでしたー

2019年12月 再訪☆

～PR～
津の守坂小柴では、4/19～5/6の期間限定で、
テイクアウトの折詰(税込5,000円)を販売中。
２日前までの要予約、個数限定。
お問い合わせは、電話など。
詳細は、お店のFBをチェック！
～PR～

2019年で一番通ったお店。
2018年に引き続き、今年もお世話になりました。
通う度、小柴さんの色々な世界観を楽しむことが
できるし、手間隙かけた御料理の数々をたっぷりと
比較的手頃な価格で味わえるのが最大の魅力。

八寸の中に入っていた公魚のあちゃら漬け。
公魚にはくるっと薄切りにした蓮根をまいて。
公魚をそのままだと和食で出すには少し、
くだけすぎている、という理由からのひとてま。
いろいろに学ぶことが多くて、勉強になりすぎる。

昔の人が残してくれた技術や知恵を大切に、
御料理でそれを魅せてくれる。

こちらのお店をおしえてくれた食べ友さんとの
話もたのしく、今宵も気がつけば軽く四時間。

来年も大切にしていきたいお店。

ごちそうさまでしたー！

2019年11月 再訪☆

比較的手ごろな価格で、手の込んだたおやかなお料理をいただけます。
高価な食材の多用や、派手な演出などはないけれど、
八寸、お椀などにみられる盛り付けのセンス、器もとても素敵で、視覚からもたっぷりと楽しむことができる、
すばらしいお店です。

この日はランチ貸切会。

小柴さんらしい古典的な手法を取り入れたお料理のほか、
巷で噂の？骨を全部抜いた鱧なども楽しませていただきました。

相変わらず色々と楽しく美味しい八寸も大満足。
お椀にはこも豆腐という藁で豆腐を蒸したお料理を
加えてみたり。

焼き物は富津のカマス。
大振りで身もふっくら、脂ものっていて
とてもおいしい。
さりげなく、そえてあった干し大根がまたよき。
これで美味しい白米をもりもり食べたい。

ご飯のおともには、だし巻き玉子。
ふっくらと焼き上がっていて美味しい。
玉子焼き好きなので嬉しい！

今日もありがとうございました！
ごちそうさまでした～

お一人様度★★★
迷子レベル★★☆
りぴど★★★
予約難度★★☆
食べログbronze2020

2019年8月 再訪☆

比較的手ごろな価格で、手の込んだたおやかなお料理をいただけるお店。
高価な食材の多用や、派手な演出などはないけれど、
美しい器や、八寸やお椀などにみられる盛り付けのセンスが素敵。
視覚からも楽しむことができる、すばらしいお店です。

8月の小柴さん。

八寸で登場した器？籠？はひょうたん型でとってもかわいい。
そこに丁寧に作られた色とりどりのお料理が映えるますねぇ＝

鱧寿司に添えてあるのは、源平生姜。
調理や盛り付け、それらの由来などを伺いながら、
いただくのがまた、楽しい。

マゴチのお造りに添えられたのは梅醤油。
この梅醤油のおいしさといったら！
見た目は透明なのだけど、しっかりと梅の風味がきいていて
コクのあるうまみしっかりの醤油。
お持ち帰りしたい。。。(笑)

焼き物は黒ムツ。
ゆうあん焼きで。
相変わらず炭火で香ばしくふっくらと焼かれたおさかながおいしい。
そしてそこに添えられた金糸瓜の酢漬けとゴーヤの味噌漬け。
この二つがとてつもなく美味しい！
優しい味で、野菜の味もしっかり感じられて上品。
ご飯が欲しい。。

久しぶりに白いごはんをお願いしたら、鰯を炊いたものが。。。
味がこっくりとしみた鰯、おいしいなぁ。
鰯好きなのでウレシイ。

今日は気が置けない友人と二人での会食。
友人はあまり和食を食べないそうなのだけど、
とっても気に入ってくれてよかった。

今回もごちそうさまでした！

おひとり様度★★★
迷子レベル★★☆
リピ度★★★
予約難度★★☆（最近予約がとりにくくなっている様子）

2019年7月 再訪☆

確かな技術力と抜群のセンス。
素材をみきわめ、手間隙を惜しみ無くかけられた料理の数々。
訪問の度に新しい発見の連続。
そして、このワクワク感。

コストパフォーマンスの高さももちろんすばらしいものがあるけれど、
小柴さんの食材への考え方、ひとてまを加えた更なる昇華のさせ方にぐっとくる。
この食材はこんな風にして仕立てるんだ、
この食材をにはこんなバランスで調味をするんだ、
この食材はこの食材と合わせるんだ‥
などなど。

そんないろいろな発見があるものだから、
訪問のたびに楽しいし、そしてすばらしく美味しいし。
小柴さんのお人柄、若手の松田君の愛くるしさも相まって
距離感も含め、とっても素敵なお店。

ということで、今回も色々な食材が楽しかった。
お椀はかぼちゃのすり流し！
江戸さき南京という糖度の高いかぼちゃを使用。
昆布でカボチャをいったんたいたあと、かつおだし、
玉ねぎをアクセントに。
カボチャのすり流しって実はあまり得意ではないのだけど
小柴さんらしい、たおやかなおいしさ。
程よい甘みで、こっくりとしたうまみ。
出汁の塩梅が本当に素晴らしくて、上品なの。
かぼちゃのすり流しの概念が変わった。
椀タネには、まぁるいゴマ豆腐とあこう、添え物に隠元。
隠元は盛り付ける前に、さっと吸地にくぐらせてなじませるという
きちんとしたひと手間。
いつも来て下さる方には、たまには変化球を、、、という
アプローチもウレシイ。

おつくりは3種類。
イシガキガイは、そのままとあぶったものも食べ比べ。
甘味と食感、香りの違いが楽しめて楽しい。
そして、おいしい。
宮崎のあぶったカツオ、脂の加減が良くて美味。

色とりどりの八寸。
コケゴボウという、コケにみたてて青のりをまぶした
炊いたゴボウ。古典料理だそう。
こういうのが、さりげなく添えてあるのが、ツボすぎる！

焼き物には、鰻とクエのゆうあん焼き。
ゴーヤを味噌漬けにしたものを添えて。
このゴーヤがまたおいしい。
苦味とお味噌のこっくりかん、箸休めに最適。
こういうサイドメニューもしっかりおいしいのも
小柴さんの素晴らしいところ。

すすっと、出してくださった特大蜆のだしを使ったそうめん。
これもまた素晴らしかった。
上品でうまみたっぷりな出汁。
もう、ずっと飲んでいたいおいしさ。
クリアな出汁のすばらしさ。

揚げ物には夏のタケノコと江戸前のキス。
鮎魚女に衣かわなす、レンコンもちをしょうがあんでいただく。

しめご飯は親子丼。
デザートには、自家製のあんこ。
さつまいも。

本日も大変においしかったです！
ごちそうさまでした☆

2019年6月 再訪☆

定期的に伺っている小柴さん。
今回はいつもお世話になっている方々と♡

すっきりとした飲み口の赤しそジュースからスタート。
胡瓜で作ったカエルちゃんがのった先付。
ちっちゃくてかわいい～！ちゃんとゴマで目までつけて。
こういうひと手間、見せ方をしてくれるのはとても楽しいし、ウレシイ。
中にはけがにと鮑にトマトジュレ。
小柴さんのお料理は、酸味がすごくまろやかで角張っていない。
そういったところがすごく好きなのだけど、
このお料理はもう少し酸味があっても良いかな？
でも、優しい味はやっぱり好き。

ほわっとした食感の穴子の飯蒸しに続くお椀。

お椀にはなんと自家製の梅干し。
吸地は相変わらずの上品な感じ、少し薄目かな？と思ったら
梅干しを崩すとその酸味が加わっていい塩梅に。
こういうバランスのとり方がすごく好きだし、
梅干しを入れるっていうのもきっと私は初めてで、
とてもいい経験になったし。
アクセントにもろきゅう(胡瓜）
を乗せるっていうのも、素敵。

お造りは三種類。
おこぜ、鯵、金目鯛炙り。
一種類ずつ提供してくださる丁寧さもいいなぁ。本当に。

八寸も充実。
このお値段でこれだけ食材を使用し、手間暇かけて調理されていることに
ほんとうに頭が下がる思い。
手間隙と料理への愛情が、バシバシ伝わってくるのです。
スバらしいー！
だからこそ、毎回伺うたびに、目の前のお料理に向き合いすぎて
うなってばかりなんだけど(笑)
見た目もきれいだし、食べていて楽しい。

焼き物は、ウナギ。
天然物。

置鮎の天ぷらと鮎の丸揚げ。
からっとあがっていて、鮎も頭からほっくりと。
米粉の塩は甘みとえんみのバランスが良く口どけもいい。
これ、おいしい。

鱧とハマグリの煮物、こちらはとても素晴らしかった。
ハマグリの出汁がしっかりと出ているのだけど、
変なクセだとかえぐみだとか、そういうものが一切ない。
うまみがたっぷりとあって、淡白な鱧との相性もいいし。
あぁ、おいしいなぁ。

小柴さんとのお話も楽しいし、
この日のスペシャルゲストの方とのお話もとっても楽しかったし。
食を通じて、いろいろを勉強させていただき、
いろいろな経験をさせていただき。
改めて、食のすばらしさについて考えさせられた夜でした。

ごちそうさまでした～

おひとり様度：★★★
迷子レベル：★☆☆
リピ度：★★★
予約難度：★☆☆
使用金額：コース、お酒で2万程

2019年5月　再訪☆

定期的に通わせていただいている小柴さん。
昨今の高額和食事情の中、比較的手ごろな価格で
丁寧でたおやかなお料理をいただくことができる
すばらしいお店。

今回もすばらしかった。

毎回すばらしいのだけど、
今回の花山椒を使ったお料理には、悶絶。
その出汁の味わいの奥行きがもう、すんごいのなんのって。
脂のある甘い牛肉と花山椒の相性は言わずもがな、
でも、小柴さんのこのお出汁のうまみの奥行きは
今までいただいた花山椒料理の中で、間違いなくＮＯ１。
それくらい、優しくてでも凛とした、奥行きのある味わい。
食べ友さんは白子もいただいていて（私も食べたかったなぁ）
のだけど、こちらも抜群にすばらしかったそう。
花山椒というと、脂感や味のしっかりしたものと
合わせることが定番だけど、こういうのも合うのだなぁ。

お造りも毎回3品登場するのがウレシイ。
炙ったとらふぐがうまみがぎゅっと凝縮していて
美味しかった。
手が込んだ八寸も、毎回きちんと作られていてすごい。
本当に頭が下がります。

そして、店先につるして干してあった柚餅子。
これがずっと気になっていて、
小柴さんにリクエストさせていただいた。
最近はなかなかお目にかかることも少ない
お料理とのこと。
そういうのをきちんとされていらっしゃるので、
わたしのような不勉強な人間も、
おお、なるほどー！そんな食べ物が、、とか
そんな風な調理法が、、、とか
毎回毎回勉強になるのです。

柚餅子、少しだけでもパンチがある味。
日本酒泥棒のお味だわ。
こっくりとした味噌がおいしい。
そして、べっ甲生姜。
甘くたいた生姜。これもまた、おいしい＝＝
毎回訪問のたびに思うのだけど、
こういったさりげない少しずつの素材も
個々がきらっと光っているのは、すごいのよね。
一般的に脇役と思われる食材へも
食べ手側の気をきちんと惹きこませるパワーがあるのだから。

ご飯は久しぶりに炊き込みごはん。
うすいまめと桜エビ。
ご飯は少しやわらかめだったかな。

総じて今回も大満足でございました。
人生ＮＯ．１の花山椒料理を堪能出来てシアワセ。

ごちそうさまでした～

おひとり様度：★★★
迷子レベル：★★☆
リピ度：★★★
予約難度：★★★（とっても穴場）

2019年3月 再訪☆

ここのところ、定期的に伺っている小柴さん。
昨今の飲食バブルの中、比較的リーズナブルな
値段で、手の込んだ、たおやかで繊細な
和食がいただける良店。

コースの中には、八寸も組み込まれていて、
素敵な器とともに、美しい盛り付けなど
目にも楽しい。

この日は珍しい、マナガツオのお造りを。
アシがはやいので、鮮度のよいもので、
ほんの短い間でしかいただけない、というもの。

心地のいい脂感、滑らかな身質。
美味しい。

そして、相変わらず、クラシックな仕事が
なされた、キャラブキやうどの酢漬けなどの
主役級の脇役が美味。
こういった、素朴な味わいがきちんと、
しみじみと美味しいって、シアワセなことだ。

赤貝のテッパイ(ぬた)。
ぬたって、好きなのだけど、小柴さんの
ぬたは、甘味がまろやかで、こっくりしていて
すごくすき。
甘すぎるものも多いのだけど、甘さの加減が
ほんと、ツボ。

生のホッケの焼き物もいだいたのだけど、
これもまた美味しかった～。
脂がすっきりで、しっとり。

〆は親子丼と、手作りのふきみそ狙いで(笑)、
白ご飯も。

今回もとっても美味しかった。
訪問の度に、新しい発見がたくさんあるし、
小柴さんのお料理がどんどんパワーアップ
している気がする。すごい！

ごちそうさまでした！

お一人度:★★★
迷子レベル:★★☆
リピ度:★★★
予約難度:★☆☆(超穴場、行くなら今！)