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梅割り(寶焼酎&梅シロップ)
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ツル塩
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タン生酢
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レバータレ若焼き
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レバーを串から外した図。ほぼレアです。
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ナンコツ塩
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ナンコツ塩&酢
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煮込み
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ハツモト入り
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シロタレ良く焼き
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カシラ塩
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皿は目の前に重ねるのがルール
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まぐろや側の入口。開店前はこの前に並ぶが開店後は出口専用になる。
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栄寿司側の入口。平日の3時20分頃の状態。
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線路側から宇ち多を臨む。
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この商店街にあります。
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近所の風景。
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今回の東京滞在中にどうしても行っておきたい店があった。
モツ焼き界の横綱と謳われる宇ち多である。
平日は午後二時から飲めるらしいが、そんな時間帯にもかかわらず行列必至の超人気店らしい。
夜は大阪に移動して不夜の酒盛りが控えているので日中訪問することにした。
何故そのような時間帯に行けるのかって?
ブハハハハハ サボリーマン金太郎に不可能は無い!( ̄ー ̄)ニヤリ
「良い子はマネしないようにしましょう」( ̄ー ̄)ニヤリ
店がある京成立石という場所はもちろん初めてなので地理勘がまったく働かない。
早めに出かけたら異様に早く着いてしまった(汗)
何と開店1時間半以上も前の12時23分に店に着いてしまった(; ̄皿 ̄)
店内は仕込みの真っ最中だ。 しかし、この佇まい・・ シブい・・・シブすぎるぜ・・こりゃ(゚∀゚;)
店先に人影はなく、十数メートル離れた線路の脇に人が並んでいる。
恐らくこれが開店を待っている人達なのであろうが・・ もう4人も並んどるし(汗)
私にはこの段階から並ぶ気力は無いので、周辺の商店街を散策することにした。
いやぁ~宇ち多以外にもシブい店が多いですなあ。
しかし・・・
どんなにゆっくり見ても20分くらいが限度である。 これ以上することもないので12時52分に観念して並ぶことにした。 9人目だった。
1時丁度に先頭の常連が店先に移動を開始した。 店先に並べるのはギリギリ7人までで、さしずめこれが神セブンということでしょうか。 8人目からUターンして2列目に並びます。 私は9番手なので一応ベストナイン入りというわけだ。
1時5分に店内から椅子が出てきて、それに常連のお爺さんが三人腰掛けます。
若干列が詰まったので9番手の私までが一列目に入れた。 んが、ガラス越しに店内の様子がチラ見出来るのはやはり7番手まで。(う~む、よく出来ている)
1時15分。 なかなか時間が経過しないのでやっぱりモツが好きさんのレビューを3回読み直したが、まだ7分しか経過していない(汗)
面白いのは12,3人並んだ時点で急に列に入って来る人が止まったことである。
人気のホネがこの辺りで売り切れるからであろう。
ホネとは宇ち多随一の人気メニューで豚のアゴの部分の肉で最高に美味しいらしい。 だが数が少なく12,3人で売り切れるらしく、並んでいる人はほぼコレ狙いということらしい。
1時30分。
退屈なのでレビューを書き始める。 宇ち多の冒頭部分はこの時に書いたものである。
それにしても皆さん慣れたものでゲームで時間を潰している人がほとんどだ。
1時59分。
店員が出てきて暖簾に「出口」と書かれたプレートを取り付けた。
2時。
開店予定時刻だが、この時点で行列は18名。 店員とヒソヒソ話ながら反対側の入口に途中で回った人もいる。 老舗特有の最恵国待遇というのがあるのだろう。
2時8分。
まだ開く気配はない。 退屈なのでしろくま1124様のレビューを何度も読み直して注文の仕方を脳内でシュミレーションしながら時間を潰す。 宇ち多の目の前にあるまぐろやの刺身がウマそうだ(苦笑)
2時23分。
遂に開店。 常連衆は慣れた感じでサササッと詰めて座っていく。 反対側にもお客さんが並んでいたようで40近い席は一瞬にして埋まった(汗)
入店と同時に人気のホネに注文が殺到する。 9番手の私には当然その権利があったが一見の分際で常連の生き甲斐を奪うつもりはないので、ここは敢えてスルーする。
「俺って何て心が広いんだろう」と心の中で自画自賛したのは言うまでもない。( ̄ー ̄)ニヤリ
ただ一時間半も並んだ以上は何か一つくらいは希少部位を頂いてもバチは当たらないであろう。
ということでこれまた人気のツルを注文した。
ツルとは・・豚のオ○○チンのことなのだ(汗)
2時29分(開店6分後)にはそのツルも売り切れた。
飲み物は宝焼酎、サイダー、ウーロン茶が200円。
清酒は一級が300円、二級が250円。 電気ブラン、蜂ブドウ酒が共に250円。
瓶ビールは大が600円、小が400円。 ビール以外は激安価格で明らかにビールを頼ませない価格構成だ(笑)
モツは全て200円。 去年までは180円だった。
客の9割以上は梅割りを注文する。
宝酒造の25度の甲類で、これに梅シロップを気持ち入れ足してくれる。 ほぼストレートな危険な飲み物だ。 危ないので一人5杯半というハウスルールがあるらしい。 この客はヤバいと店側が判断したらその時点で供給を断たれる。
店員が宝焼酎の一升瓶と梅シロップが入った4合瓶を両脇に抱えてコップから溢れるまで豪快に注いで廻る。
その光景たるや伝説の酒場の精華とも言うべきで、これだけでも見に来る価値があると言うものだ。
さて、宇ち多が一見客に敷居が高いのはその注文の複雑さだ。
部位、味付け、焼き具合、酢を入れるかどうかをタイミングよく大声で注文しなければならない。 例えば
「シロ、塩、よく焼き、酢」とか
「レバ、タレ、若焼(レア)」などで
予備知識がないと暗号でやり取りしているようでサッパリ分からないのだ。
もちろんテーブルにメニュー表などという文明の賜物は一切無い。
詳しく知りたい方は常連さんが作った素人向けの宇ち多攻略マニュアルというのか注文の仕方を解説したブログなどもある。
http://curtain.sakura.ne.jp/uchida/index.html
私も初めてのエッチの時のようにキッチリ予習して事に臨んだのは言うまでもない。( ̄ー ̄)ニヤリ
テーブルには早めに注文した人の料理からドンドン出てくる。
私にはまず「ツル塩」が出て来た。 焼き物は2本縛りだがこんな珍しいモノまで2本で200円と激安だ。
さて「ツル塩」だが、何とも食感が心地良い。 尿管?の部分が特にプチンプチンとして(苦笑)塩加減も丁度良い。
二皿目は「レバタレ若焼」
豚のレバー。 ベリーレアーなほぼ生レバだが甘みがあって美味。 タレの味もいい。
三皿目は「タン生酢」
なるほど、人気メニューだけのことはあるビジュアルである。 特製の酢醤油との相性がいい。 目の前の常連は酢も全部飲み干していた。
四皿目は「煮込み」
これまた中々の一品である。 ダイコンやコンニャクの入っていないほぼ純度100%のモツ煮込みで、辛くもなく甘くも無い最小限度の味付けながら実に濃厚。
余りに名残惜しいので、食べ終わった後も鍋島家の化け猫の如く皿に顔を押し付けて一滴の汁も残さずに舐め尽くしたのは言うまでもない。 この奇行が評価されたのか、当初、お客さんと言っていた店員が以後「旦那」と言い始めた。
五皿目は「ナンコツ塩」
これもウマい。 歯ごたえが素晴らし過ぎる。 串から外してタン生酢の残っている酢タレに浸けて食べたらもう・・(涙) 隣の席のオタクっぽい兄ちゃんが嬉しそうにニヤニヤしながらこっちを見ている(汗) オ、オレはお前の仲間じゃないぞ(゚Д゚;)
6皿目は「シロタレよく焼き」
柔らかくもグニョグニョしていない、これまた素敵な食感。 身も大き目で満足度の高い一皿。 今まで食べたシロで一番美味しい。
七皿目「カシラ塩」
これまたジューシーだ。 過去に食べたカシラは脂っぽいものが多かったが実に肉肉しい。 今まで食べたカシラで一番美味しい。
梅割り3杯と料理7皿でキッカリ会計2000円。 時間は3時15分になっていた。
非常に満足しました。 評判の高い店でしたが評判通りの美味しさと評判以上の奥深さがあった。
客側に緊張をしいる店側と粛然とそれに従う客側との間には絶妙の間合いが存在し、騒然とした店内は比類なき調和のとれた空間と化しているのである。
CPはビールが安ければ文句なしに5.0である。 酒の4.0には異論もあろうが唯一にして無二の酒文化を築き上げている点は称賛に値する。
サービスの4.0もある意味大判振る舞いだが、これほど客が好き勝手に注文しているのに、ほぼ聞き返すことなく完璧に捌き切っている店側のポテンシャルはもっと評価されるべきであろう。
思うにビールがわざと高めに設定してあるのも高齢者が多い客層に対しプリン体超高めの料理を提供しているので、あえてお客さんの身体を考えて焼酎を飲んでもらおうという深遠な店側の配慮があるのではとすら深読みしてしまうのだ(笑)
ハツ生酢やアブラタレよく焼きなど食べたいものはまだまだあるし、梅割りも上限の5杯半まで飲みたかったが、初訪の今回は2000円以内に抑えたいという妙なこだわりが何故か自分の中にあった。
店を出ると表側には長蛇の列が! その数23人!
こいつら昼間っから仕事もせんと何しとんねん!(怒) お前にだけは言われたくないってか( ̄∇ ̄;) ハッハッハッ
4番手に並んでいた常連の人(1時間半並んでいたので顔を覚えていた)とほぼ同時に宇ち多を出たのだが、この方、出た途端に目の前の栄寿司に入っていった・・・
常連恐るべし。(゚Д゚;)