『名作レビュー再び ①逃げちゃダメだ!』いが餅さんの日記

盛り場徘徊記   

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☆過去レビューの捧腹絶倒の傑作集です(* ̄∀ ̄)

 <このレビューは「エヴァンゲリオン」を見たことのある方しか理解できません。興味のない方はどうぞスルーしてください( ̄― ̄)ニヤリ >

 2013年1月のとある日。宗右衛門町のとあるビル。

 ほう、こんな所にネルフの支部があるとは。箱根に本部があるのは知っておりましたが、大阪のミナミにも支部があったとは。

 ちょっと覗いてみましょう♪(* ̄∀ ̄)

 ムムッ なんだここは!これが支部?これは完全に酒場ではありませんか!(゚Д゚;)
 しかも壁に絵が描かれてあったり、カウンター上にはマニアというのかオタクの喜びそうなフィギュアが一杯飾られている。

 おおっリリスが磔にされとる!(゚Д゚;)(驚)

イカン。こんなところに入ったらただの変態だと思われてしまう!( ̄▽ ̄;)
出よう。一刻も早く。ちょっと興味はあるけど・・・・・

 その刹那、「逃げちゃダメだ。」と どこからともなく声が・・・

私 「い、いいんでしょうか。私のようないい大人がこんな店で遊んでいっても。」

ゲンドウ 「問題ない。」

私 「そ、それではちょっとだけ失礼させていただきます( ̄▽ ̄;)」

 ふむ、色んなメニューがありますなぁ。せっかくなのでオリジナルカクテルをいただきましょう。

 まず「LCL」から。 次に「ヤシマ作戦」を。 
非常に飲みやすいカクテルですが、ベースは何なんでしょう?

 そのあたりを質問すると「秘密です。」とのこと。成る程。最高機密らしい( ̄▽ ̄;)

・・・それにしても昼間っから飲み続けているせいか、酔いが回ってきたかな・・・目の前の人形たちが話かけてくるような・・・・

 ・・・・知らないうちに私は誰かと会話をしていたようです・・・・

私 「最近ちょっと仕事の上で悩みがありましてね。現状はまずまずなんですが、5年先、10年先のビジョンというのか、そういったものが私には欠けているのではないかと。自己嫌悪におちいることもありましてね。」

アスカ 「あんた バカァ ?」

私 「えっ?」( ̄▽ ̄;)

リツコ 「無様ね。」

私 「えっ、・・・やはり そうでしょうか。」
・・・・やはり私は間違っているのか。 ・・・しかし どうすれば・・・・

ミサト 「奇跡を待つより捨て身の努力よ。」

私 「・・・たしかに・・四の五の言わずに頑張れってことですかね。ただ 日本の将来を考えると暗澹とした気持ちになることも・・・」

ミサト 「あら、希望的観測は人が生きていくための必需品よ。」

私 「なるほど。もっと夢をもって自分自身を信じて前へ突き進めってことですね。ただ・・・20代30代の頃と違って失敗の許されない年齢になってきましたし、現状に甘んじてしまう弱い自分がいるんです。」

アスカ 「あんた バカァ?」

私 「えっ?」( ̄▽ ̄;)

マリ 「そうやってイジケていたって何にも楽しいことはないよ。」

私 「別にイジケているわけでは・・・人間なら誰しも悩むことではないでしょうか。こんな事をしていていいんだろうか?という今の自分を否定したくなるような気持ち。将来に対する漠然とした不安。芥川龍之介も遺書のなかで同じことを書いてますよ。」

ミサト 「今の自分が絶対じゃないわ。あとで間違いに気付き後悔する。私はその繰り返しだった。」

私 「・・・・・・・」

ミサト 「ぬか喜びと自己嫌悪を重ねるだけ・・・でも、その度に前に進めた気がする。」

私 「みんな同じような悩みがあるんですね。でも、現実的な問題として私はどうしたらいいんでしょう。」

シンジ 「笑えばいいと思うよ。」

私 「は??・・ くよくよするなってことですね。今までの人生で色んなことを経験し乗り越えてきましたが、結構弱い人間なのかもしれないですね。私って。」

カジ 「つらいことを知っている人間のほうがそれだけ人に優しくできる。それは弱さとは違う。」

私 「おおっ、カジさん。あなたまでこんなところにいたんですね。でも何だか勇気が湧いてきたような気がします。」
 
ゲンドウ  「時計の針は元には戻らない。でも自らの手で進めることはできる。」

私 「成る程。失敗を恐れてはいけない。今できることにベストを尽くす。その上で最善の道を模索していけばよい、ということなんですね。いや、なんだか生まれ変われたような気がします。」

カジ 「生きるってことは、変わるってことさ。」

私 「なんて素晴らしい夜なんだ!よ~し、今日は飲むぞ!僕はここにいたい!僕はここにいてもいいんだ!」(*´∀`)♪

レイ 「どいてくれる?」

私 「えっ?」

アスカ 「気持ち悪い。」

私 (ガ~~ン!)(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル

(この物語はフィクションです。 キャラクターのセリフは全て劇中で使われていたものを勝手に再構成しました。)

 筆者の下らない妄想に最後までお付き合いくださり有難うございます。この場を借りて厚く御礼申し上げます。m(_ _)m

 ちなみにカクテル2杯とチャージ込で1800円です。
最後に「お客様お帰りです。 次回もサービス、サービスゥ!」と見送りされます(笑)

でも今は閉店しています!( ̄▽ ̄;)
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