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昼の点数：4.0
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￥3,000～￥3,999 / 1人
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料理・味 4.0
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|サービス 2.5
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|雰囲気 4.0
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|CP 3.5
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|酒・ドリンク -
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［ 料理・味4.0
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| サービス2.5
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| 雰囲気4.0
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| CP3.5
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| 酒・ドリンク- ］
九州に美味いものあり せいろ蒸し
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格式ある構え
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せいろむし
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う裂く
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手前 特せいろ蒸し 奥はせいろ蒸し
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お品書き
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2009/11/30 更新
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２００９年１１月再訪
九州旅行シリーズ ３日目の昼
博多から高速で柳川にやってきた。
もちろんこちらのせいろ蒸しを食べるためである。
お店につくと駐車場がいっぱいで車がとめられず、
順番待ちしている客がお店からあふれている状態だった。
混んでいるだろうと予想していたが、これほどとは思わなかった。
なんとか車をとめて並んだのは１２時５０分。
ここは名前を書かずにただ並んで待つシステムなので、ひたすら順番を待った。
そして席に座れたのは１３時４０分で、
私は特せいろ蒸し定食の３７００円、家内はせいろ蒸しの２７００円を注文した。
定食にすると、う裂くの酢の物がつく。
特にすると、ご飯の下にも鰻が入るとのこと。
鰻を二重にすることもないと思ったが、どんなものなのか興味があったので、特、にしてみた。
う裂くはすぐにでてきた。
鰻は香ばしく焼いてあり、せいろ蒸しとはまるで違うから、これは試す価値があると思う。
３０分ほどの間をおいてせいろ蒸しが運ばれてくる。
せいろ蒸しは熱々で、濃い味つけの、鰻の脂が蒸されて落ちた、独特の美味しさだ。
しかし、二重に入っているはずの鰻がない。
これって普通のせいろ蒸しと間違ったのではないかと思ったら、やっとあった。
しかし上にのっている鰻の十分の一ほどがあるだけだ。
これだけで定食で５００円、せいろ蒸しで３００円の差額となるから、もう特は頼まない。
こちらのお店は卓上に山椒は置いていない。
家内がもらいにいくと、
３度声をかけて３回とも無視されたと怒っている。
目の前の女性に無視されて、奥の女性が対応してくれたそうだが、これは残念だ。
３連休の日曜日の昼で特に混んでいたのだろう。
店中がてんてこ舞いをしていた。
せいろ蒸しは美味しかったが、こんなに待つのなら休日は利用できないと思う。
声をかけても返事をしないのはご愛嬌としても、
旅行中の貴重な時間を考えると、２時間も昼食に使えないから。
それだけ人気があるということだが。
２００８年 初回訪問
以前柳川を旅した折、
うなぎのせいろ蒸しを食べて感動した。
こんなに美味いうなぎは初めてだと。
そこで２００８年のツーリングで九州を訪ねた際、
柳川に立ち寄りまたせいろ蒸しを味わうことにして、
選んだのが老舗の本吉屋だった。
西鉄柳川駅近くの店につくと凄い構えに驚いてしまった。
茅葺屋根の大きな日本家屋の店舗で前には車がたくさん停まっている。
敷居が高く感じられる格式のある店だった。
土曜日の昼時で少し待たされたがすぐに席に案内された。
奥にある大広間で４人席にひとりでついた。
メニューは特せいろ定食３７００円、せいろ定食３２００円とあり、定食は酢の物がつくそうだ。
酢の物はう裂くの酢の物であるが私はいらない。
せいろ蒸しだけでよいので、特せいろ３１００円、せいろ２８００円の中からせいろ２８００円を注文した。
しかし３００円の差なら特にしておけばよかったと後で後悔した。
柳川のせいろ蒸しは特別な作り方をする。
うな重を蒸篭にいれて蒸すのである。
蒸されたうなぎからは脂が落ちて身がサッパリとし、
落ちたうなぎのエキスはご飯にしみこむことになる。
蒸されたうなぎとご飯の味がたまらないハーモニーをもたらすのだ。
店内は満席である。
老若男女がうなぎを口に運び、
幸せそうな顔をして、
またはうなぎが来るのを待ちかねて過ごしている。
やがて私のうなぎのせいろ蒸しが運ばれてきた。
蓋をあけると濃い色のうなぎの上に錦糸玉子がのっていて湯気がたっている。
一口食べてみるとじつに美味しい。
問答無用の美味しさで無言で味わうのみである。
肝吸いには湯葉が入っている。
凝っているし味も上品で生臭さはない。
うなぎとご飯のボリュームも満点で食べきれないのではないか思ったほど。
また九州に行くことがあったら是非利用したい店だ。
接客は中年以上の落ち着いた女性ばかりが担当しているのも好ましい。
食後は柳川名物の水路や柳川城跡のお花を観光するのも楽しい。
店をでようとすると行列ができていた。