1849甲府着。
ここから鈍行を乗り継いでも22時頃には帰宅できる距離にある。
だが、この日は帰れるのに帰らなかった。
まだ行きたいところが残っていたから。
中央本線は此処のところ頻繁に利用しているのでもう慣れ親しんだ路線だ。
翌日回りたいところがあるので甲府に宿を取った。
本当は泊まりたい宿があったのだが、直前に連絡したせいで空き室がなく、仕方なく駅前のビジネスホテルへ。
いくつか目星をつけていたお店があったので特に予約をせず、夜の甲府を歩きたかった。
山梨県庁別館や県議会議事堂はライトアップされており
ライトに照らされて美しい。
一軒目のお店は満席で
踵を返して駅の前の方へ戻った。
新しいお店らしく郷土料理というよりスタイリッシュな居酒屋さんの雰囲気。
もっとディープな路地の店に行ってもよかったが飯田線の疲れを癒したかったからここでゆっくり出来て結果的に万々歳だった。
ナマビルを頼んでゆっくりメニューを眺めていたら
お通しは美しい焼き茄子。
出汁にしたされて上品。
頼んだのは富士桜のリエットとお刺身の盛り合わせ、イビとアスパラの春巻き。
お酒は山梨のお酒にした。
すっきりして辛口好きにぴったりだった。
リエットはソフリットが入っていて旨味もあり脂っこくなくていい。
これもお酒がすすむ。
春巻きはパリッとあがっててニクとか春雨でなくアスパラなのが彩もいい。
お酒を飲んだらどっと疲れが押し寄せもう少し食べたいのもそこそこに眠気に負けてホテルへ戻った。
がっつり観光は又次の機会にしよう。
この日の総移動距離にしゃくよんじゅご㌔
つづく。