この口コミは、Gnocchiponpaseさんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。
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夜の点数:4.0
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¥5,000~¥5,999 / 1人
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料理・味 4.0
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|サービス 4.0
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|雰囲気 3.5
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|CP 1.0
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|酒・ドリンク 3.0
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[ 料理・味4.0
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| サービス4.0
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| 雰囲気3.5
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| CP1.0
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| 酒・ドリンク3.0 ]
王道フレンチをカジュアルに楽しみたいアナタに
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テーブルセッティングではセミがお出迎え。
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アミューズは3品。奥に写っているグラスに盛られた一品は2種類の茄子を芋とキャベツのスープで蓋をしたもの。食欲が一気に増します。
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鰹と野菜のマリネはマリネ度合いに差をつけることで、重くなりすぎず食べられました。ボリュームも見た通り、スゴイ。
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出世魚の鰆がサワラになる前のサゴチ。身はフワフワ、皮はパリッ。その皮に乗せられているのはバジルとオリーブ、そしてアーモンドを合わせたものだそうです。サゴチの下に敷かれているのはラタトゥイユ。
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メインの2品目は鹿児島産黒豚の頬肉と豆の煮込み。そうと言われなければ牛肉と勘違いしたかもしれません。
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デザートはマンゴーのソルベとチョコレートムースの合い盛り。甘いものが苦手なワタシでもスルッと食べられる軽快で大人な甘さ。
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田舎の広大な敷地に建つ一軒家レストラン。
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奥様のセンスが光るインテリア。
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2019/07/28 更新
最近良く思うことではありますが、飲食店の評価をランチだけでしてはいけないな、と。特にコースでその真価を問われるフレンチや和食、本格中華等は作り手からすればコストや効率の制約を受けるランチだけをもってして、お店の実力を判断されるのは多分不本意だよな、と(偉そうですが)思うわけです。
久しぶりにレビューを投稿しようと思ったのは、こちらのディナーに初めて伺って、ランチだけでは伝わらない、シェフの実力に触れたからかもしれません。やはり制約だらけのランチで飲食店の実力は測れないのだ、と思ったわけです。
今回お願いしたのは5,500円のおまかせコース。値段だけを聞くと安くはない印象ですが、デザート込み全5品で構成されるコースは一皿のボリュームが半端ない。使われている素材だって地元は大原港で揚がったサゴチ(鰆の若い時分)やら鹿児島産黒豚の頬肉やら、こだわったものばかり。シェフは生産者さんとも繋がっているらしく、それらの素材をフレンチの技法を自在に操って仕上げていきます。2品目に出てきた鰹のマリネは野菜と鰹でマリネ具合に微妙に変化をつけているようで、合わせて食べると、その差が面白い化学反応を口の中で起こします。
一方で、揃いも揃って大酒飲みの我が家にとって唯一残念なのはワインのセレクション。もう少し品揃えの幅が欲しいかな、とワインリストを拝見して正直思いました。今回いただいた料理なら、ボルドー系やピノ系が充実してたらもっと楽しめたように思います。とは言え、お店の立地からしてクルマでなければ行けないので、どちらかというと純粋に食事を楽しむということなのかしら?我が家は運転代行をお願いして、お酒も存分に楽しむのがルーティンなんですけどねぇ。
これまで行きつけだったフレンチレストランが、やんごとなき事情で移転してしまった関係で、普段使いのフレンチが無くなってしまい落胆していたところに突如現れた救世主?(笑)これからは折に触れ、ディナーに伺う機会が増えそうな予感がしています。