デラホーヤさんのマイ★ベストレストラン 2017

言論の自由や真実が抹殺され思惑を持ったステマや口コミ業者に支配された食べログには幻滅しているので当分外野から静観です(ステマの特徴や情報教えますよ)

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デラホーヤ (男性・東京都) 認証済

マイ★ベストレストラン

レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!

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2017年度も旅行尽くしの1年間でした。

旅先は、1月に青森と西九州、2月は湯西川温泉、3月は金沢・能登(ここまではアップ済み)
4月は桜の京都と山梨の桃源郷、5月は帰省を兼ねた北東北3県巡り、6月は吉野山&京都と渡良瀬渓谷鉄道の♨旅、7月は伊豆の♨と福井県永平寺と恐竜博物館の旅、8月は青春18きっぷを使った山形~新潟~群馬と北海道道東~道央の旅、9月は山陽路~京都と福島湯野上温泉と会津、10月は新潟県の温泉&グルメ旅、11月は新蕎麦を求めた出雲路と紅葉の京都、12月は谷川温泉~中禅寺湖、それ以外にも鎌倉や箱根、南房総や奥多摩と日帰りのプチ旅行も含め日本全国津々浦々、温泉やグルメを主とした旅を仕事の合間を縫って夫婦で楽しんで来ました。

2018年は1月に大分と宮崎を巡る旅に2月は雪見の温泉に行く予定です。

ただレビューの時系列は現在10か月遅れていてリアル感はありませんが、あくまでも仕事と趣味の旅行の合間に食べログをアップしているのでご理解下さい。

さて2017年度のマイベストレストランですが、5位までは個人的嗜好の日本料理と鮨で占められる結果になりました。

今回目新しい処では9位に旅館の「嵯峨沢館」と10位にフレンチの「リアン」が入った点ではないでしょうか♪

温泉旅館の食事でここまで高評価は珍しく「嵯峨沢館」の食事のクオリティーと仕入れ原価率には驚かされました。又「リアン」も大変CPが良く沢山のメニューの中から選択出来る楽しみもあり記憶に残るお店でした。

あくまでも趣味の旅行を兼ねたCP重視の旅行者目線でのレビューですので、グルメのレビューとは趣旨が少し異なりますが、2018年もデラホーヤの♨と名物を巡る旅は続きますのでお付き合いください。

マイ★ベストレストラン

1位

銀座 しのはら (銀座一丁目、銀座、東銀座 / 日本料理)

10回

  • 夜の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 4.8
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥40,000~¥49,999 -

2024/02訪問 2024/02/02

2024年【銀座しのはら】のお正月料理♪

2024年最初のレビューは銀座にオープン以来毎年頂いている【銀座しのはら】のお正月料理です。(食べログ投稿時4.58)

銀座にオープン以来ずっとお世話になっている『銀座しのはら』、2024年のお正月料理は縁起や運気を上げる内容の八寸を中心としたお正月お料理でした(^^♪

先ずは香煎茶を頂き、梅酒のソーダ割りとお水をお願いします。

一品目は白味噌仕立ての鯨のコロが入った椀♪
冷えた身体をホッと芯から温まるような逸品です。

二品目は海老とホタテの煮凝り♪

三品目品目は大将自ら炭火で焼いた熱々の唐墨餅♪

四品目は熊と猪豚の三宝柑釜ですき焼き風に頂く一品です。昨年の12月は飛騨牛のすき焼きでしたので又違った味わいが楽しめました♪

五品目は藤田水産の大間の鮪を使用した太巻きです♪

六品目は富山産松葉ガニの真丈椀♪

七品目は別注でお願いした瀬戸内産トラフグの白子♪
先月も頂きましたがこの季節しか食べれない逸品です。

八品目は『しのはら』のスペシャルテ、フォアグラ最中と山崎ウイスキーを使用したジュレとあんぽ柿♪

そして毎回目を楽しませてくれる八寸♪
 ・たたきごぼう
 ・のし梅
 ・茶ぶりしたなまこ
 ・スモークサーモンに黄身酢
 ・数の子の松前漬け
 ・雉とせりのおひたし
 ・寒ぶりのたたき
 ・いぶりがっこ
 ・ちしゃとうとウドの味噌漬け
 ・くわいの松風と黒豆
 ・うずら団子

八寸の後は別注でお願いした二品目の鱒毛の牡丹海老と雲丹ソース和え♪
雲丹ソースが絶品です。

お鍋は伊勢海老とトラフグと桑名の蛤のお鍋♪

お食事は、スッポンと琵琶鱒と黄身の醤油漬け炊き込みご飯♪
毎回恒例のご飯大盛りでお願いします(笑)

水菓子は紅白きんとんとお抹茶で〆です♪


スタッフもローテイションで一部入れ替わり2024年をスタートした【銀座しのはら】
大将のトークも絶好調で楽しい時間を提供する居心地の良い空間です♪

来月は『銀座きた川』にお伺いさせていただきます。

「ご馳走様でした」
武漢発のサーズコロナウイルス2の蔓延で全国各地に三度目の緊急事態宣言が発出されましたが、昨年の春に初めて日本に緊急事態宣言が発出された期間中に私の職場に篠原大将からTELがあり、「○○さん、お弁当を作るのでお店に取りに来れる日はありますか?」と思いがけない連絡が・・・(*_*)

「○○の日なら仕事が休みなのでお伺い出来ますが・・・」返答すると、

「では17時頃までお店に居ますのでお待ちしております」と篠原大将から嬉しい連絡を受けました。

当日、来店前にお店にTELし15時頃にお店にお伺いします。

お店に行くと大将をはじめスタッフの面々が笑顔で迎えてくれ、「〇〇様の為にお弁当を作りましたので奥様と一緒に食べて下さい」と大将自らの手作り弁当を2個いただく心温まる心遣い(^0^)

いや~、世の中が緊急事態宣言下で緊張感漂う時に本当に嬉しいおもてなしですよね(^^♪

お弁当の内容な、しのはら名物のスッポンの地焼きと出汁巻きにワラビやこごみなどの山菜ご飯♪

冷めても美味しい篠原大将の直伝の手作り弁当(^▽^)/


本当に大将自ら私達夫婦の為にわざわざ作って頂いたお弁当!

お気持ちも含めて美味しい頂きました。

「本当にご馳走様でした」

他にも【銀座しのはら】のクリスマスに続き年初めの期間限定正月バージョンのお料理も添付しました。

正月バージョンは毎年仕事始めの2週間前後の期間限定バージョンで、正月らしい豪華なメニューが並ぶ楽しみなお料理で、白味噌仕立ての雑煮に始まり津居山産松葉ガニや玄界灘のトラフグや白子など冬の味覚が存分に味わえます(^^♪

お料理の詳細は写真に添付してありますのご参考に・・・(^▽^)/



滋賀県湖南市の山里から銀座に進出し4年目を迎えた食通の間から確固たる地位を確率している【銀座しのはら】は師走のお料理のレビューです。(食べログ投稿時4・68、2020食べログアワードゴールド)

少しレビューが遅れていますが銀座にオープン以来定期的にお世話になっている【銀座しのはら】に訪問したのは、相方とクリスマスイブの20時半からの部です♪

いつもの様に篠原大将に挨拶しそしてお土産を渡し奥から四番目の大将と対面する席に座ります。

さっそくレビューを致します。

     ★師走のお料理★

いつもの様に香煎茶から始まります。

今回のドリンクは、大将が特別に用意してくれたお洒落なラップの「新政NO6クリスマスバージョン」を相方が、私はいつもの様に梅酒ソーダ割りとミネラルウォーターです♪

     【先付】
白みそ椀  鯨コロ・なめこ・牛蒡

     【前菜】
柚子の器の中に雲子蒸し寿司餡仕立て
 
     【向付】
  山口産赤貝 明石産鯛

     【椀物】
  かぶら バチコ 柚子

     【八寸】
カラスミ大根 サツマイモ蜜煮 柿
生麩チーズ挟み クワイチップ
 氷見産寒ブリチリ酢・毛蟹酒盗和え
フォアグラ最中 海老芋唐揚げ

相方が二杯目の日本酒、三重県若戎酒造の「義左衛門 神の穂」を追加♪

     【追加オプション】
先月に続き津居山産松葉ガニの炭火焼

     【揚げ物】
   スッポンの竜田揚げ

     【鍋物】
狩人鍋(猪・鴨肉・うずら・春菊・白菜・椎茸 しめじ 筍)

     【お食事】
一杯目 鰻の土鍋ご飯 香の物 
二杯目 蛤の雑炊

     【水菓子】
 百合根と黒糖のくず焼 お薄


以上が師走のお料理の内容です♪

先月に続きクリスマスイブの夜に津居山産松葉ガニを堪能し大満足です(^^♪

今回私としては普段わがままばかり掛けている相方への感謝の気持ちを込めての些細なプレゼントが『銀座しのはら』でのお食事会です♥

今回相方は3回目ですが、特に先付の白みそ椀と松葉ガニを大変気に入った様で大満足してくれた模様で私としても面目躍如ですね

いつも大将はじめスタッフの皆さま明るく面白く、私にとっては行き抜けでき我が家の様な素敵なお店です(^^♪

次回の『銀座しのはら』はお正月料理のレビューになります。

「ご馳走様でした」



滋賀県湖南市の山里から銀座に進出し丸3年が経過し食通の間から確固たる地位を確率した【銀座しのはら】は霜月のお料理のレビューです。(食べログ投稿時4・75、2019食べログアワードゴールド)

年内最後の投稿は現時点で私が東京で一番気に入っている日本料理店【銀座しのはら】の津居山産の松葉ガニや上海蟹の土鍋ご飯などが提供された霜月のお料理です。

今回も20時半からの部のおまかせコース¥25000(税別)です。

     ★霜月のお料理★

いつもの様に香煎茶から始まります。

今回のドリンクはお洒落なグラスに注がれた烏龍茶で・・・♪

     【先付】
かぶら昆布出汁 大徳寺納豆

     【前菜】
 明石産の伝助穴子の飯蒸し

     【向付】
赤貝 ヒラメ 福岡産鯛 明石産針イカ
三厩産本マグロ 宮城産蝦夷アワビ蒸し

     【椀物】
紅ズワイガニ真丈  東寺湯葉  松茸

     【八寸】
小皿から羅臼白子 丸い器・・・毛ガニ酢の物 
鈴虫の籠・・・鯖寿司 栗 枝豆 柿胡麻ダレ
       菊ととんぶり

海老芋の素揚げ 

あんぽん柿のフォアグラ最中

まぐろとべったら漬けの手巻き寿司

     【別注料理+¥5000】
津居山産の松葉ガニの身&味噌 松葉ガニの炭火焼

     【焼物】
スッポンの姿焼き お好みで山椒

     【箸休め】
  いちじくの胡麻味噌焼き

     【お鍋】
7種のきのことつくね・春菊入りの鴨鍋

     【お食事】
  上海蟹のご飯 香の物

  二杯目 フカヒレ餡かけ

     【水菓子】
    葛焼き お薄

以上が霜月のお料理内容です♪

プラス¥5000のオプションで頂いた津居山産の松葉ガニ(ズワイカニ)の炭火焼きは、焼きすぎず半生のフワッと感が絶妙の焼き加減で蟹の美味しさが凝縮されていて、蟹味噌和も新鮮かつ濃厚で松葉ガニの美味しさを十分味わせてくれます(^^♪

他にも名物のフォアグラ最中が先月のマンゴーからあんぽん柿へ・・・。

10月の松茸、そして11月は松葉ガニと上海蟹!

季節ごとに進化していくしのはらワールド!

季節感と旬の味覚が十分楽しめる秋から初冬のお料理でした(^0^)

「ご馳走様でした」



今回のレビューは、個人的に東京で一番気に入っている日本料理店【銀座しのはら】神無月の料理のレビューです。

春夏秋冬ごとに旬の美味しさを提供する大人気な【銀座しのはら】、滋賀県から銀座に進出して早3年目、今更説明をする必要がない程の人気店で現在は常連客でも半年待ちの状態、お店の営業スタイルは夜のみの営業で17時と20時半の2部制です。

今回もいつもの様に20時半からの部でお世話になります。

     ★神無月の献立★
先ずは香煎茶から・・・。

先ずはいつもの様に梅酒のソーダ割りをお願いします(^^♪

     【先付】
銀杏粥・・・

     【前菜】
賀茂茄子 麺仕立て  大原産黒鮑の酒蒸し

     【椀物】
海老ひろうす  冬瓜のお椀

     【向付】
本牡丹海老 長崎産本鮪 石垣貝

     【八寸】
毛蟹の酢の物 戻りガツオ サーモン
イチジク&胡麻だれ トマト&キャビア
カマス棒寿司 万願寺青唐辛子 
里芋雲丹入り 枝豆

     【別注料理】
長野県後山産松茸の炭火焼き(プラス¥3000)

     【フォアグラ最中&手巻き寿司】
名物のフォアグラマンゴー最中  鮪べったら巻き

     【焼物】
スッポンの炭火焼 お好みで山椒

     【鍋物】
合鴨と多種のキノコの鍋

     【揚物】
天竜川産子持ち鮎の唐揚げ

     【お食事】
松茸の土鍋ご飯(滋賀県産コシヒカリ) 香の物 
鴨南蛮蕎麦(自家製手打ち蕎麦)

     【水菓子】
    水羊羹  お薄

以上が神無月の献立の内容です♪

10月上旬の神無月という事で、八寸ではススキにうさぎの器を用いた色とりどりのお料理はまさに秋を感じさせる上質な演出です♪

食材的にも秋の王様松茸や合鴨を使った鴨鍋や鴨南蛮など見た目を美しく、前菜の加茂茄子の素麵仕立ての手の込みようには改めて日本料理の奥行きの深さを感じさせられました

また、お食事の松茸ご飯と鴨南蛮というボリュームや多彩なバリエーションにも大満足な内容でした(^0^)

次回は蟹が楽しめる冬にお伺い致します。

「ご馳走様でした」


今回のレビューは、銀座に進出して早3年目、あっという間に予約困難店になってしまった【銀座しのはら】の水無月のレビューです。(食べログ投稿時4・74、食べログアワードゴールド)

春夏秋冬ごとに旬の美味しさを提供する今や東京でも大人気な【銀座しのはら】、滋賀県から銀座に進出して早3年目、今更説明をする必要がない程の人気店で現在は常連客でも半年待ちの状態、お店の営業スタイルは夜のみの営業で17時と20時半の2部制です。

今回もいつもの様に20時半からの部でお世話になります。

     ★水無月の献立★
先ずは香煎茶から・・・。

そして相方が新潟の日本酒「NAGAOKA」を・・・、私は烏龍茶です。

     【先付】
山芋寒・伊勢海老・空豆を割り醤油煮凝りで・・・

大原産黒鮑と独活の酒煮

     【椀物】
アコウ(キジハタ)・賀茂茄子・蓮根

     【向付】
境港産本鮪・舞鶴産とり貝・玄界灘アオリイカ

     【八寸】
生姜と鯛の寿司・オクラ・煮蛸
もろこし揚げ・ばちこ・玉子・
胡瓜・香茸。
別の小鉢にはトマトとじゅんさいの酢の物。

     【フォアグラ最中&手巻き寿司】
名物のカナダ産フォアグラマンゴー最中・鮪べったら巻き

     【焼物】
郡上八幡産鮎、蓼酢で・・・。鰻(養殖)の八幡巻き

     【揚物】
スッポンの唐揚げ、山椒で・・・。

     【鍋物】
桑名産ハマグリと淡路産鱧の鍋

     【お食事】
生姜ご飯・香の物・にゅう麵
蛤&鱧鍋出汁で雑炊

     【水菓子】
紫陽花きんとん・お薄


以上が水無月の献立の内容です♪

6月下旬の神無月という事で、暑気払いの意味を込めた鱧や鮎・スッポンなど季節を感じさせる食材が満載です。

むかし氷室から氷を取り出し氷を食べ暑気払いをするという習慣が宮中にあったそうで、先付も氷室を使ったお料理から始まります♪

また、しのはら名物の八寸にも茅の輪を使い1年の残り半分の無病息災を祈念し邪気払いを表現するなど随所に季節感を表現しています。

今回も初夏の食材を用いた数々の創作に満ちたお料理、美味しくいただきました。

次回は松茸を楽しめる秋にお伺い致します。

「ご馳走様でした」



今回ご紹介するのは、何と食べログ全ジャンルで堂々の1位になった【銀座しのはら】の皐月の雛祭りお料理のレビューです。(食べログ投稿時4・91、2019食べログアワードゴールド)

春夏秋冬ごとに旬の美味しさを提供する今や東京でも大人気な【銀座しのはら】、滋賀県から銀座に進出して早2年半、今更説明をする必要がない程の人気店で現在は常連客でも半年待ちの状態、お店の営業スタイルは夜のみの営業で17時と20時半の2部制です。

なかなか予約が取れず前回の訪問から半年の期間が空いてしまいましたが、今回も20時半からの遅い部に相方と2人でお伺いしました。

大将からは「ずいぶんお久しぶりですね、どうしたのですか?」と少し意味深なお言葉を・・・、「だって人気が出過ぎて前回の訪問時の帰りに予約が取れたのが半年後でしたから」と返すと、「今だけですよ」とご謙遜のお言葉が・・・。

たわいもない漫才の様なやり取りを終え、席に案内され春のお料理を楽しみに待ちます♪

     ★皐月の献立★
先ずは香煎茶から・・・。


そして相方が日本酒を所望し色々見せてもらって選んだのは京都伏見のお酒『澤屋まつもと・守波離』、私は梅酒のソーダ割りで乾杯です♪

     【先付】
貝寄せ(平貝・北寄貝・赤貝・みるがい)
   黄身酢と生姜酢で・・・。

     【椀物】
はまぐりの塩汁 白ごま豆腐入り

     【向付】
福岡県産鯛・玄界灘ヤリイカ・長崎県定置の本鮪

     【お凌ぎ】
山口県産黒アワビの肝飯蒸し

     【八寸】
小鉢から・・・昆布森産毛ガニと胡瓜の素の物・鯛の子とエンドウ豆
菱形の器・・・蛸の桜煮・バチコ入り蕗・玉子真丈・酢蓮根・スコティッシュサーモン&キャビア
       インゲン&金時寺味噌・海老の黄身寿司・ゼンマイの白和え・赤貝のヒモぬた和え

     【フォアグラ最中&手巻き寿司】
カナダ産フォアグラにあんぽ柿 鮪と雲丹とべったら漬けの手巻き寿司

相方が三重のお酒『而今』を追加・・・。

     【焼物】
駿河湾赤座海老のこのこ焼き
生ウニと花山葵のおひたし

     【鍋物】
岐阜産の鴨とお豆腐・春菊・椎茸のお鍋

     【お食事】
穴子とワラビ・新午房の土鍋ご飯・香の物
蛤出汁の玉子とじ雑炊

     【甘味】
菜の華に見立てた上生菓子 お薄

イチゴ(奈良の古都華)

以上が皐月の雛祭りのお料理内容です♪

春のということで先付の貝寄せや、椀物の蛤の潮汁は季節感があり新鮮でした♪

ただ前回の秋の松茸尽くしに比べると少し食材的には寂しく満足度は下がりますが、総じてお料理のクオリティーは高く人気が絶えず予約が以前ほど取りずらくなったのもうなずけます。

次回は鮎の季節の6月に伺います(^0^)

「ご馳走様でした」
山陽路を巡る青春18きっぷ第三の旅の途中ですが、今回ご紹介するのはミシュラン★で食べログアワードブロンズ2018ゴールドに輝く予約困難店【銀座しのはら】の秋の懐石料理です。(食べログ投稿時4・85)

滋賀県から銀座に進出して10月で早2年、今更説明をする必要がない程の人気店で現在は常連客でも半年待ちの状態、お店の営業スタイルは夜のみの営業で17時と20時半の2部制です。

今回も20時半からの遅い部にお伺いしました。

       ★長月の献立★
先ずは香煎茶から・・・、

     【先付】
黒鮑&ブルターニュのオマール海老、胡麻豆腐にすっぽんの煮こごり

     【煮物碗】
銀杏のすり流し椀、ぐじ(甘鯛)の焼物入り

     【造里】
石垣貝(青森産)・カマス(伊豆七島産)・本鮪(塩竈産)・真鯛(明石産)

     【凌ぎ】
穴子のつと蒸し&銀杏と栗のおこわ

     【八寸】
戻り鰹・鰻の唐揚げ・玉子しんじょう・佐島のタコ・枝豆・里芋
渡り蟹とほうれん草のお浸し・さつま芋の蜜煮・大徳寺麩

     【箸休め】
フォアグラマンゴー最中

鮪(塩釜産延縄)とべったら漬けの手巻き寿司

     【揚物】
枇杷鱒フライ&タルタルソース+キャビア添え

     【焼物】
琵琶湖の鮎、塩焼き&生姜焼き
スッポンのつけ焼

     【お口直し】
  無花果の胡麻味噌焼き

     【お鍋】
一杯目・・・淡路の鱧しゃぶ
二杯目・・・毛ガニ真丈+鱧しゃぶ

     【お食事】
一杯目・・・宮城県産の松茸ご飯
二杯目・・・飛騨牛(A5)の牛丼、トリュフ添え
三杯目・・・鱧しゃぶの出汁を使った雑炊
香の物

     【水菓子】
    麦こがし お薄


以上が秋をイメージした長月下旬の献立です。

そして、今回の献立はお鍋の鱧しゃぶといい松茸ご飯といい素晴らしいの一言に尽きます

篠原大将曰く、松茸の炊き込みご飯は9月中旬から下旬の短い期間限定のスペシャルメニューだそうで、10月からは上海蟹の炊き込みご飯になるとの事。

尚且つ、贅沢にも新米の近江米を炊き込んだ松茸ご飯にA5飛騨牛を使った牛丼にトリュフとは贅を尽くしきっています

また【銀座しのはら】名物、鮎の産地比べも今回は産地ではなく、塩焼きと生姜焼きという焼き方の違いで演出する辺りは頭が下がりますね

今回は大変満足した内容だったので、私には非常に珍しい5・0の満点を付けたいと思います。(5・0の満点は三重県の割烹民宿【美鈴】以来2件目)

「ご馳走様でした」


今回ご紹介するのは、1000件目のキリ番でレビューした【銀座しのはら】は文月のレビューです。(食べログ投稿時4・8、2018食べログアワードゴールド)

滋賀県三雲の山里から銀座に進出してもう直ぐ2年、あっという間に予約困難店になり現状半年待ちの人気店とますますしのはらワールドを展開する赤丸急上昇の日本料理店。

お店の営業スタイルは、夜のみの営業で17時と20時半の2部制で、墓参りの翌日に仕事を終えてから20時半からの後半の部にお邪魔しました。

今回は文月のお料理を堪能致しました(^0^)

     ★文月の献立★

先ずは香煎茶から・・・、

     【先付】
胡麻豆腐、赤うに(余市)・牡丹海老(噴火湾)・青森産じゅんさい

     【煮物碗】 
毛蟹真丈(噴火湾)とオクラのすり流し

     【造里】 
アオリイカ(五島列島)・真子鰈(銚子)・鱧と鱧の子の塩辛・ベルーガキャビア

     【凌ぎ】
スッポン出汁の焼き粥、メガイ鮑添え

     【八寸】
 岩もずく(福井)・白瓜・どじょう・三河湾車海老
トマト・おかひじき・猪(三河)・庄内麩クリームチーズ

フォアグラマンゴー最中

鮪(塩釜産延縄)とべったら漬けの手巻き寿司

     【焼物】 
鮎の産地別食べ比べ(岐阜県馬瀬川、滋賀県愛知川)

飛騨清見の生ハムと焼き茄子 胡麻だれ

     【お鍋】
フカヒレの唐揚げ・スッポン

     【炊合せ】
かぼちゃ・ 里芋・ 蛸
     
     【お食事】
焼鮎の炊き込みご飯(そのまま、スッポン出汁茶漬け、フカヒレ餡かけ)
香の物

     【水菓子】
水羊羹  お薄

以上が文月の内容です♪

文月の【しのはら】の料理、先付からスッポンの出汁でとったジュレに赤雲丹と牡丹海老を添えた胡麻豆腐、北海道の旬を凝縮している一品です。

メインは天然鮎ですが、この日は滋賀県愛知川(えちがわ)と岐阜県馬瀬川(まぜがわ)の食べ比べ♪

都内でも鮎の産地別食べ比べをさせてくれる店はあまり聞きませんが、流石は鮎の産地が多い滋賀県の出身の大将。

愛知川の鮎は、身の締まったほろ苦い野性的な味わい。

逆に馬瀬川の鮎は、ふっくらした上品な身の味わい。

篠原氏が客全員に「どちらが好みですか?」と聞かれます。

私は身の締まった愛知川の鮎と伝えました。

やはり、鮎好きな方々は愛知川と答える方が多いようです!

それにしても、どちらも小ぶりな天然鮎をサクッと香ばしく、肉質はどこまでもフワッと柔らかに仕上げるお見事な火入れです。

最後の〆の食事も鮎ご飯、最初は鮎ご飯を楽しみ、次に鮎ご飯にスッポン出汁を掛け茶漬けにしたり、最後はフカヒレの餡かけなどと、違った3種類の味わいを楽しめる“しのはらワールド“見事なお食事でした

「ご馳走様でした」
1000件目のクリスマスの日にご紹介するレビューは、300件以上の下書きの中から私のお気に入りのお店で今や銀座で凄い人気の日本料理店【銀座しのはら】の水無月のレビューです。(食べログ投稿時4・79、2017食べログアワード・ゴールド)

滋賀県三雲の山里にも関わらず、日本全国から美味しいものを求めに食通たちが通って連日にぎわっていた日本料理店【しのはら】が2016年10月6日に銀座に移転し新たな店名【銀座しのはら】としてオープン致しました。

銀座2丁目の真新しいハビウル銀座ⅡのB1にお店はあります。

店主の篠原武将氏は、京都の「三玄茶」や滋賀の「招福楼」で修行し彼の地元・三雲で「しのはら」を展開した後、2016年10月に満を持して東京の中心地銀座に降臨したのです

お店の営業スタイルは、夜のみの営業で17時と20時半の2部制です。

店内に一歩足を踏み入れると、そこにはL字カウンター席11席のみのしのはらワールドが待っています♪

      ★水無月の献立★

★香煎茶

★先付・・・卵豆腐(由良産赤雲丹・ボタン海老・青森産じゅんさい)、大吟醸酒

★椀物・・・北海道噴火湾産毛ガニの真丈、オクラのすり流し

★お造り・・・五島列島産アオリイカとヤリイカの味くらべ、70キロの釜石産マグロ、宮城産眞子鰈

★凌ぎ・・・スッポンスープで炊いた飯蒸しと鮑

★八寸・・・スッポン、ドジョウの素揚げ、佐島の蛸、穴子、ホタルイカ、イノシシ肉、蕗、生麩のチーズの板麩ばさみ、ボタン海老、白和え

★フォアグラ&マンゴー最中

★焼物・・・琵琶湖の天然鰻

★舞鶴産活トリ貝のフライ

★お鍋・・・千倉産黒アワビ、淡路産鱧、ウルイの葛鍋

★お食事・・・土鍋で炊いた生姜ご飯(近江産キヌヒカリ)・山椒シラス・飛騨牛のしぐれ煮・香の物
       二杯目はフカヒレ餡かけ
       三杯目はスッポンとアワビ出汁のお茶漬け

★炊き合わせ・・・里芋&賀茂茄子

★水菓子・・・紫陽花きんとん、お薄

以上が神無月のコースです。

ここからが実食した感想ですが、正にしのはらワールド一言に尽きると思います。

最初から最後までゲストを飽きさせない劇場型パフォーマンスのお料理は食材からお出汁までしのはらマジックそのもです。

特に京都「三玄茶」仕込みの八寸は見た目も美しく最高の一皿で、お鍋の出汁もシンプルにアワビと鱧の良さを引き出した絶品の鍋でした(^^♪

何から何まで最高の食材を用いて滋賀県時代と同じ¥23000という価格設定(現在は少し値上げした模様)は銀座ではずば抜けたCPの良さで篠原氏の料理に対する真摯な姿勢も伺えます。

私の様にお酒を呑まない食べる事を主眼に置いている人間でも、美味しいお料理をお腹一杯にしてくれる満足度は都心の一流店とはまた違った【銀座しのはら】の特徴です。

評価ですが、今回満点を付けたいと思いましたが活トリ貝のフライだけ、少し気になる所がありましたのでその分をマイナスして4・9とさせて頂きます。

それ以外は大将の人柄、雰囲気、サービスも含め私個人は銀座で一番気に入っているお店です♪

「ご馳走様でした」

追伸・・・1件目・・・うずら家(長野県)
     100件目・・・小判寿司(福島県)
     200件目・・・岩さき(京都府)
     300件目・・・長田in香の香(香川県)
     400件目・・・友永パン(大分県)
     500件目・・・すし処さいとう(群馬県)
     600件目・・・手打ちそばこいけ(埼玉県)
     700件目・・・アナログ(東京都)
     777件目・・・ら・すとらあだ(東京都)
     800件目・・・味ふくしま(京都府)
     900件目・・・赤福本店(三重県)
     1000件目・・・銀座しのはら(東京都)

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)

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2位

小判寿司 (中豊、磐城棚倉 / 寿司)

6回

  • 夜の点数: 4.9

    • [ 料理・味 4.9
    • | サービス 4.7
    • | 雰囲気 4.8
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク 4.5 ]
  • 昼の点数: 4.9

    • [ 料理・味 4.9
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 4.8
    • | CP 4.6
    • | 酒・ドリンク 5.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥10,000~¥14,999 ¥10,000~¥14,999

2021/03訪問 2021/03/22

美味しい日本酒とお鮨を求めて磐城棚倉の【小判寿司】へ・・・(^^♪

早朝に東京を発し奥久慈観光を済まして本日のメインである福島県磐城棚倉にある【小判寿司】に足を運びます。(♬はるばるきたぜ棚倉~)

かれころ食べログで有名になる10年ぐらい前から通っている【小判寿司】、くだらないダジャレはこの位にしてさっそく食レポに入ります。

先ずは相方が最初の日本酒は和知大将お勧めの地元福島県松崎酒造の廣戸川純米にごり酒を頂きます。

私は相変わらずいつもの様にお茶です(お金が掛からない)

お通しは、チーズに藁でスモークしたカツオを巻くチーズカツオ巻♪

続いて、朝相馬港で穫れた厳選した鮟鱇の肝だけで作るあん肝の土佐ジュレ和え♪

どちらもここでしか味わえない逸品です(^0^)

ここからはお寿司を頂きます。

一貫目・・・愛媛県産天然鯛(昆布〆4日間熟成)

二貫目・・・北海道噴火湾産北寄貝の炙り

二種類目の日本酒は同じ福島県石川郡豊國酒造の一歩己の純米原酒♪

三貫目・・・カナダ産本マグロ赤身

四貫目・・・佐賀県唐津産小肌

五貫目・・・千葉県九十九里産煮ハマグリ

六貫目・・・和歌山県那智勝浦産本マグロ中トロ

三種類目の日本酒は青森県弘前は三浦酒造の豊盃純米大吟醸♪

七貫目・・・熊本県天草産天然車海老

八貫目・・・熊本県天草産サバ

九貫目・・・生イクラ

十貫目・・・北海道釧路町昆布森産馬糞雲丹

最後のお酒は、日本酒品評会で9年連続金賞を受賞した前出の豊國酒造が誇る非売品の東豊国大吟醸♪

椀物・・・しじみの味噌汁

十一貫目・・・長崎県対馬産穴子(塩・ツメ)

十二貫目・・・鹿児島県出水産鯵

     追加
十三貫目・・・香川県瀬戸内産平貝

十四貫目・・・天草産〆サバ

最後は干瓢巻きと玉を経てリンゴのコンポートのデザートです♪

今日も厳選された全国各地から取り寄せた美味しい魚の数々に創意工夫された種(^^♪

都内の有名店で食べれば3万前後が当たり前ですが【小判寿司】では約半分のお値段で美味しいお寿司が堪能出来ます。

また、私は下戸なのでお酒の事はあまり分かりませんが、相方曰く今日呑んだ東北地方の4種類の地酒はどれも美味しく
和知さんのテイスティングは最高と云っていました。

福島県の山間の小さな城下町にある【小判寿司】、まさに忖度無しに美味しくCPが高い名店です(^^♪

「ご馳走様でした」



       ★★★★★投稿時マイランキング5位★★★★★

茨木県の笠間稲荷を参拝し栃木県那須の鹿の湯♨に浸かり福島県磐城棚倉の鮨屋で夕食を食べるドライブの旅の最後の目的地は福島を代表するお店【小判寿司】です。(食べログ投稿時4・26、2019食べログアワードブロンズ)

店内に入り、いつもの様に大将の和知さんに挨拶しカウンター席に腰掛けます。

メニューは見ずに、握り中心で大将におまかせでお願いたします。

当然私と相方はシャリ大き目でリクエスト(^^♪

先ずは女性陣は京都のお酒『澤屋まつもと』、私はいつもの様にお茶で乾杯です♪

     ***先付***
メカジキの生ハム  蛸のさくら煮

一貫目・・・徳島産天然鯛(5日間熟成)

二貫目・・・噴火湾産北寄貝炙り

三貫目・・・相馬産ブドウ海老

二杯目は福島県郡山市の『にいだしぜんしゅう』

四貫目・・・大間産118K赤身(一週間熟成)

五貫目・・・相馬産ヤリイカ

六貫目・・・佐賀有明産こはだ(3日目)

三杯目は高知県の『酔鯨 高育 54号』

     ***強肴***
     余市産のあん肝

七貫目・・・大間産中トロ

八貫目・・・青森産〆サバ


四杯目は山形県の『十四代特吟』

   ***強肴***
   三陸産牡蠣オリーブ漬け

九貫目・・・対馬産穴子塩・ツメ

十貫目・・・北陸産加能蟹

しじみの味噌汁

五杯目は福島県産の『会津中将』

十一貫目・・・昆布森産馬糞雲丹

十二貫目・・・淡路産釣アジ

干瓢巻き



最後のお酒は、品評会で9年連続金賞を受賞した非売品の『東豊国』

ここからは追加で・・・、

十三貫目・・・愛知県産煮ハマグリ

十四貫目・・・銚子沖金目鯛

十五貫目・・・大間産中トロぎし

最後のデザート・・・キンカン


以上が大将おまかせのお鮨に合わせた日本酒のマリアージュです♪

勘定は三人で¥35000前後とかなりCPが高い美味しいお鮨で、和知さんの人柄も含めて改めて【小判寿司】の魅力を再確認致しました♪

お店を後にしたのは21時半過ぎ、今回は女性陣は6種類の日本酒を飲んで帰りの車の中では大爆睡、一人ハンドルを握り知人を佐倉の自宅に送り帰宅したのは午前2時半過ぎでした。

翌日の仕事が辛いヨ~( ノД`)シクシク…

これで一日で巡る、茨木県の笠間稲荷を参拝し栃木県那須の鹿の湯♨に浸かり福島県磐城棚倉の【小判寿司】で美味しいお鮨を食べる旅は終わり帰京し翌日から仕事中心の現実です、旅費を稼ぐために頑張るぞ~!

「ご馳走様でした」

       ★★★★★投稿時マイランキング3位★★★★★

今回ご紹介するのは、福島県磐城棚倉町という僅か人口約1万4千人の小さな山里の町に全国の食通が足繫く通う寿司や【小判寿司】の5度目のレビューです。(食べログ投稿時4・21、2018食べログアワードブロンズ)

東京を出発し、常磐道那珂ICで降りてR118を走り奥久慈を抜けて最初の目的地磐城棚倉へ、今回も前回同様グルメ女子を連れて私と相方含め3人での訪問です。

お酒な好きなグルメ女子、大将の和知氏に事前に何合呑むか申告し後は大将におまかせのペアリングでお願いします。

コースはいつもの様におまかせの藍(十二貫・巻物・玉)¥6000です♪

まず最初のお酒は超辛口純米の『大那』(栃木県大田原市・菊の里酒造)

お通しは煮タコ(写真失念)

一貫目・・・徳島産フッコ(鱸の子供)

二貫目・・・閖上産赤貝

三貫目・・・ニュージーランド産ミナミマグロ赤身

二種類目のお酒は純米吟醸酒『紀土』(和歌山県海南市・平和酒造)

四貫目・・・九十九里産ハマグリ煮

五貫目・・・佐賀産小肌

六貫目・・・北海道増毛産甘エビ昆布〆

七貫目・・・釧路産サンマ炙り

三種類目のお酒は特別本醸造酒『霧筑波』(茨木県牛久市・浦里酒造)

八貫目・・・ニュージーランド産ミナミマグロ中トロ

九貫目・・・函館恵山産ムラサキ雲丹

十貫目・・・対馬産穴子

四種類目のお酒は小布施ワイナリーが誇る『ソガ ペール エ フィス』(長野県小布施町・小布施ワイナリー)

十一貫目・・・相馬産サワラ

十二貫目・・・宮城県金華沖産金華鯖のバッテラ

巻物・・・かんぴょう巻き  玉

五種類目のお酒は品評会で9年連続金賞を受賞した非売品『東豊国』(福島県石川郡・豊国酒造)

追加で・・・、お通しで出た煮タコが美味しかったので再度注文♪

十三貫目・・・対馬産アカムツ(ノドグロ)


女性陣はここで〆。

私はお酒を呑んでいないので更に追加で・・・、

十四貫目・・・萩沖産アラ

十五貫目・・・再度対馬産アカムツ

十六貫目・・・北海道産イワシ


以上が3人で呑んで食べた内容で3万チョとオーバーと一人約1万のCPの高さです(^0^)

お酒に関しては私は呑まないのでその美味しさは分かりませんが、女性陣曰くお鮨に合う和知氏のペアリングは最高だそうでお鮨がさらに美味しく感じるそうな・・・。

お鮨に関して全国から集めるブランドの魚を用いて、更に魚の美味しさを技を用いて引き出す鮨は間違いなく美味しく全国から食通の方々が【小判寿司】に通う魅力ですね♪

また、鮨の美味しさを更に引き立てるのが大将である和知氏の人柄、福島なまりの方言がどこか懐かしく、まるで自宅で寛いでいるかの様な錯覚さへ覚えます。

訪問するたびに魅力が増す【小判寿司】

福島を代表する鮨屋である事は間違いないです。

「ご馳走様でした」



        ★★★★★投稿時マイランキング3位★★★★★

今回ご紹介するのは、福島県東白川郡棚倉町で孤高の寿司職人・和知氏が繰り広げる「小判寿司」さんのレビューです。

先月に続き2ケ月続けてグルメ女子と相方を引き連れての遠征で、今回はグルメ女子に「小判寿司」のお鮨を食べて満足するか?の弾丸日帰りグルメツアーです。

このミスグルメ女子、私の食の師匠でありミシュラン店ばかり食べ歩いている強者の女性でとにかく辛口批評で妥協を許さない日本酒好きな方。

12時半の予約少し前にお店に到着し車を店舗横の駐車場に停め店内へ。

注文はいつもの様に、鮨おまかせ藍12貫+巻物のコースでシャリを大き目でお願いします。

さっそく、グルメ女子と相方はお鮨に合う石巻のお酒日高見・弥助を注文します。

お通しはイカの塩辛、私は酒蔵の仕込み水を火入れしたお水とお茶で乾杯です。

おまかせ握り藍で提供された12貫は・・・、

一貫目・・・大分県産天然鯛

二貫目・・・瀬戸内産タイラギの巻物

三貫目・・・小肌

四貫目・・・大間産本マグロ赤身

五貫目・・・生のミニイクラ丼

六貫目・・・九十九里産煮ハマグリ

七貫目・・・沖縄産車海老

ここでグルメ女子が二杯目のお酒を注文、銘柄は和知氏と酒談議して決めたのが小布施ワイナリーの「Sogga pere et fils」酵母菌 6号酒でワイングラスに注いで頂きます。

グルメ女子曰く「このお酒お鮨によく合い美味しい」 

私は横で、グルメ女子と和知氏と酵母菌1号~酵母菌7号までのお酒のマニアックな話を聞いていますが、下戸の私には全く分からずお茶をお代わりして関心しながらうなずいているだけ・・・。

八貫目・・・大間産本マグロ中トロ

九貫目・・・宮城女川産サンマ

十貫目・・・対馬産穴子(塩・ツメ)

十一貫目・・・利尻島産ムラサキ雲丹

十二貫目・・・大分津久見産〆サバ

巻物・・・干瓢巻き+玉子焼き

椀物・・・海老頭の味噌汁


ここでまたまたサプライズ! 

相方とグルメ女子が次に何を飲もうか迷っていると、親方の和知氏の日本酒コレクション棚から全国新酒鑑評会で8年連続金賞(現在は9年連続)を受賞した非売品の「東豊国」を二人のワイングラスに注いでくれる

日本酒好きな方はご存知と思いますが、福島県は新酒鑑評会で金賞受賞数が日本一の酒どころです。

また、この「東豊国」も地元福島は石川町に酒蔵を構える豊国酒造のお酒で、阿武隈山系の伏流水と使用米は福島県石川町産の美山錦のみを原材料にメイドイン福島に拘った手作りのお酒で余り流通しない幻のお酒。

その鑑評会用の金賞を取った非売品のお酒を特別に提供してくれる和知氏の優しさには女性陣2人もチョ~感激です

下戸の私は食べる事に専念し、追加の握りをお願いします。

十三貫目・・・北海道産ボタン海老

十四貫目・・・九貫目に出された女川産サンマをお代わり

以上が今回のランチで頂いた14貫+巻物の内容で今回も大満足です。

前回も述べましたが、お鮨の全国から集める魚もさることながら「小判寿司」のシャリが半端じゃなく旨いのです

この辺りは研究熱心な和知氏のことだから、お米や料理に使う水など色々と試行錯誤されている様で、シャリの表面が硬く中はふぁ~とした逆アルデンテの米粒と米粒に空気感が入った絶妙な食感のシャリは、全国広しと云えでもなかなかお目にかかれません。

特に口うるさい銀座界隈の鮨屋を食べ歩いているグルメ女子が、日本酒の美味しさとシャリの美味しさには圧倒されたようで、訪問前に「満足しなかったら許さないから~」と脅かされていた私も面目躍如です。

グルメ女子曰く「ネタだけなら東京の2万~3万前後の鮨屋の方が値段が高い分築地の良いネタを扱っているが、シャリの美味しさはなかなか真似が出来ないとやはりシャリを絶賛し、日本酒の種類の豊富さと親方の知識や非売品のお酒を提供する優しさには感激だわ」ととても気に入ってくれました。

改めて、これだけの高級ネタを揃え美味しいお鮨を提供すれば銀座界隈では2万は間違いないでしょうが「小判寿司」は呑んで食べて1万でお釣りがくるのですから、少し遠いですが都会人からしたらメチャメチャCPが高い優良店と感じるのではと思います

特に私の様に東京生まれの東京育ちで都会暮らしに疲れている人間にとっては、日帰りでも通いたくなるお店で帰りに♨に浸かるプチ旅行は精神的にも気分転換になり旨い鮨と温泉♨のセットプラン、最高の贅沢です。

「御馳走さまでした」

      ★★★★★投稿時マイランキング2位★★★★★

今回ご紹介するのは、福島県東白川郡棚倉町で日本各地から産地直送で素晴らしいネタを提供する拘りのお寿司屋さんで私が個人的に一番好きなお店「小判寿司」さんのレビューです。

久慈川に沿った茨木北部・福島南部のドライブを兼ねたグルメ旅で一番のメインイベントが「小判寿司」さん。

今更食べログ福島県1位の「小判寿司」をご紹介する必要はないと思いますが、簡単に説明すると人口1万5千人の磐城棚倉という寂れた城下町で孤高の職人和知氏が繰り広げる素晴らしい寿司店。

本日頂いたのもいつもの様に、おまかせ藍(握り12貫巻物1巻)¥5500

先ずはカウンター席に座り、相方が十四代・酒未来1合を注文、私はお茶で乾杯です。

お通しは蛸の桜煮と姫栄螺です。

鮨おまかせ握り藍で提供された12貫は・・・、

一貫目・・・10日間寝かせた奄美産スジアラ

二貫目・・・新子

三貫目・・・苫小牧産北寄貝の炙り

四貫目・・・ボストン産本マグロ赤身ヅケ

五貫目・・・浜中産北海シマ海老(写真失念)

六貫目・・・3時間蒸した黒アワビ煮

七貫目・・・淡路産一本釣りの鰺

八貫目・・・ボストン産本マグロ中トロ

ここで相方が二合目に石巻産「日高見弥助」を追加!

九貫目・・・長崎県対馬産穴子

十貫目・・・生イクラのミニ丼

味噌汁・・・あら汁

十一貫目・・・函館恵山産ムラサキ海胆

十二貫目・・・釧路産イワシ

一巻・・・かんぴょう巻き&玉子焼き

私だけ追加で・・・、

十三貫目・・・4日間寝かせた大分産タイ

十四貫目・・・川奈産地金目鯛

十五貫目・・・呼子産ヤリイカ


総15貫が本日食べた内容で、全てが本当に美味しく感動致します。

又、ネタもさることながら表面が硬く中はふぁ~とした逆アルデンテのシャリが本当に美味しいのです

お水は酒蔵の仕込み水を一度火入れして冷した水でお米を炊いているそうで、このシャリの美味しさは銀座界隈のミシュラン店の鮨屋でもなかなか味わえない美味しさです。

この美味しいお寿司と拘った日本酒を食べて2人で¥15000でお釣りが来ます。

凄く安いと思いませんか?

そう「小判寿司」の素晴らしい処は美味しいお寿司と拘ったお酒だけではなくCPも素晴らしのです。

この内容でこの価格では、先ず東京では無理です。

他にも、私がわざわざ東京から足を運ぶ理由は美味しいお寿司とCPの高さもあるのですが、最終的には親方和知氏の人柄で福島弁のなまりが又大変居心地の良い雰囲気を醸し出してくれます。

何度足を運んでも感動させてくれる和知氏のお寿司には感謝、感謝です。

「御馳走さまでした」
     ★★★再訪(新たに写真を30枚アップしました)・投稿時マイランキング4位★★★

磐城塙の「湯遊ランドはなわ」で温泉に浸かった後は、磐城棚倉に戻り予約をしていた「小判寿司」さんに向かう(食べログ投稿時3・94)

「小判寿司」さんに訪れるのは今年の4月以来3か月ぶりの訪問で、今回も注文したのはおまかせの藍¥5500のコースでシャリは大きめとリクエストする。 それと家内は日本酒の「十四代・播州愛山」を一合¥1200をお願いする。

そして、お酒と自家製塩辛のお通しが運ばれ、私にはお水とお茶が運ばれる。早速、家内がお酒をいただくと「とても奥行きが深くて美味しいお酒」と絶賛する。下戸の私にはお酒の味は分からないが香りだけ匂ってもとても良い香りで美味しそうなお酒であった。

又、お通しの塩辛も少しお裾分けしてもらい賞味したがゆずの香りとイカの腸が仲良くコラボした、とても上品で美味しい味の塩辛であった。

先ず最初に白身魚の鱸から煮切りを付けてお皿に運ばれる。~以下は前回同様個別に0・25単位で論評~

スズキ・・・徳島の名人・村公一氏が〆た鱸で、これが本当に鱸なのかと疑いたくなるぐらい甘くて美味しい(5・0)

小肌・・・前回食べた時と同様、酢の〆具合が良く前回よりも美味しい小肌であった(4・75)

北寄貝・・・北海道は釧路・白糠産で、鮮度が良く甘味はあるが個人的には前回の赤貝の方が好みであった(4・25)

煮アワビ・・・北海道は松前産の蝦夷鮑で、今までにこれほど美味しい煮アワビは食べた事がない、素晴らしいの一言(5・0)

ヅケ・・・今回は南太平洋産のミナミマグロ(インドマグロ)、前回の本マグロ(クロマグロ)に比べて甘味が強く蕩けて美味しい、ただ、本マグロ(クロマグロ)の方が若干旨味が強いと感じた(5・0)

ボタンエビ・・・松前産のボタンエビで身は厚く旨くてとろける美味しさ(4・5)

カツオ・・・小判寿司さんのカツオは本当に美味しい、延縄漁法で漁獲したカツオを素早く処置し鮮度を保ったまま市場に出る愛媛県産のカツオで、カツオ独特の臭みが一切なく甘くて本当に美味しい(5・0)

トロ・・・こちらもミナミマグロの腹の部位のトロで本当にとろける旨さ、とろけるトロが好きな方は本マグロよりミナミマグロをお勧めする(4・75)

イワシ・・・銚子産のイワシでとても鮮度が良く脂の乗りも十分なイワシ、シャリにイワシがミルフィールの様に三枚重ねになり二度美味しい一貫(4・5)

穴子・・・前回同様、この穴子は言葉では表せない美味しさで白焼きと煮アナゴと半分ずつ味わえるアナゴ好きには答えられない逸品(5・0)

スミイカ・・・前回は写真を失念したが、今回はしっかりと撮影する。やはりお寿司には大分県産のスミイカ(甲イカ)は相性が良く旨くて美味しい(4・25)

雲丹・・・今回は前回の馬糞雲丹と違い北海道は浜中産の北ムラサキ雲丹、馬糞雲丹ほど濃厚ではないが逆に旨味は強い美味しい雲丹であった(5・0)

かんぴょう巻き・・・前回も述べたが唯一私の好みではない一品でかんぴょうの味つけが若干甘すぎる(3・0)

玉子焼き・・・出汁巻きと白身魚と海老で作る二種類の玉子焼きで、丁寧な仕事ぶりである(3・75)

12巻+巻物・玉子焼きと一通りのお寿司が出た最後は味噌汁が出て藍のコースは終了だが、ここから追加で3巻いただく。

追加のアジ・・・きょう食べたお寿司の中で(かんぴょう巻きを除く)一番残念な味のアジで、鮮度は良いが脂の乗りがイマイチで東京の寿司屋でも食べれる対馬のアジであった(3・5)

最初に食べた鱸と迷ったがやはり違う青森県産のヒラメの昆布〆を追加する
追加のヒラメ・・・昆布の〆方も申し分なくヒラメの旨味が十分に引き出されていてとても美味しい逸品であった(4・75)

追加のヅケ・・・こちらもミナミマグロだが、煮切りとの相性が抜群の逸品である(5・0)

今回もとても満足出来る内容のお寿司でお酒と追加のお寿司を含めて二人で約¥14500でCPも申し分ないと思われる。

前回評価は4・6だったが、今回は0・1上がって私としてはかなり高評価の4・7とさせていただく。

「ご馳走様でした」


    **********************************************
ついに、記念すべき100回目のレビューは福島県磐城棚倉にある「小判寿司」さん。

初回レビューが長野県戸隠の「うずら家」さんを投稿したのが昨年の4月、初投稿の時は何回も何回も修正・修正でレビューの検疫をパスする書き方が分からず心が折れそうになったが、やっと100回目のレビュー報告を出来る事をレビュアーの皆様に心から感謝申し上げます。

会津路の旅の最後は何処で夕食を食べるか?と頭を悩ませる。
喜多方から裏磐梯を抜け車を運転中ずっと迷っている中、とっさに頭に浮かんだのが会津の「田季野」さんと棚倉の「小判寿司」さんの二軒、「田季野」さんは先月に食べたばかりなのでここはやはり「小判寿司」さんで食べようと早速TELして予約を取る。

一般道で勢至堂峠を超え天栄村経由で棚倉へ、磐城棚倉駅を超え寂れた商店街を進むと左側にお店があります。
お店の隣の駐車場に車を置き、早速暖簾をくぐります。

カウンターに着席し、おまかせの藍¥5500を注文。一貫ずつ煮切りを塗り此方の食べるペースに合わせて出してくれる丁寧な仕事。

鯛・・・三日ほど寝かせたとても甘味がある鯛で塩でいただいたが今まで食べた鯛の中でも一二番に美味しかった(5・0)

赤貝・・・愛知県渥美半島産の赤貝で身も厚く赤貝独特の甘みも十分。(4・75)

こはだ・・・酢の締め具合が程よく上品な一品で美味しい。(4・5)

づけ・・・紀伊勝浦産のクロマグロ、赤身独特のマッタリしたお味でとても美味しく煮切りの味も絶品。(4・75)

はまぐり・・・貝の大きさはやや小さめだが身は厚くしっかりしたお味(4.0)

カツオ・・・此方のカツオも本当に美味しくやはり一本釣りではなく何とかという漁法で取ったカツオだそうです。漁法の名前は忘れましたが一本釣りは船が満席になるまで漁をするのでタイムロスがあり味が落ちるそうです。(5・0)

シャコ・・・瀬戸内産・身が厚く食べごたえのあるシャコ(3・75)

中トロ・・・紀伊勝浦産・生マグロの独特の蕩けるけどさっぱりしたお味でくどさが残らない本物の味(5・0)

北海シマ海老・・・根室標津産・何とも言えない甘味のある海老で何度食べても癖になる味(4・5)

アナゴ・・・このアナゴは言葉では表せない美味しさ、白焼きと煮アナゴと半分ずつ味わえるアナゴ好きにはとても嬉しい逸品(5・0)

しめ鯖・・・若狭産・酢の〆方が私好みでとても美味しかった(4・5)

馬糞雲丹・・・根室産・この時期、利尻産は早いそうで根室産を使用との事、味は馬糞雲丹独特の濃厚さで甘味がとても強い美味しい雲丹(5・0)

かんぴょう巻き・・・此方のかんぴょう巻きが今回食べたお寿司の中で唯一私の好みの味ではなかった一品でかんぴょうの味が若干甘味が強すぎた。しかし、甘党の方なら美味しいと感じるのではないか(3・0)

玉子焼き・・・出汁巻きと白身魚と海老で作った玉子焼きと二種類出たが両方とも手の込んでいる仕事ぶりが良く分かる一品である(3・75)

金目鯛・・・銚子沖産・追加で頼んだ一貫、さすがに銚子沖の金目は脂が乗り美味しい(4・5)

スミイカ・・・鹿児島産・見た目が肉厚で美味しそうだったので最後に追加で頼んだ一貫、甲イカ(スミイカ)独特の甘味があり塩でいただくが最後に写真を撮り忘れた(4・0)


全部で追加も含めて寿司14巻と巻物・玉子焼きの素晴らしい内容のお寿司であった。とくに福島の内陸の地である棚倉でこのような美味しいお寿司に巡り合えた事は最高の幸せで100件目のレビューとして記念すべきお店である。

強いてマイナス点を申しならガリが自家製ではない事ぐらいだが、奥様と二人で営んでいるのでそこまで手が回らないのも理解出来る。

そして、被災地の小さな棚倉という海が遠い内陸の田舎町でここまで全国の良いネタを仕入れている和知さんには今後ますます頑張って福島の食を発信するリーダーシップになって頂きたいと願うばかりで私の好きな福島が早く元気を取り戻して頂きたい。

「ご馳走様でした」

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)

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3位

味 ふくしま (祇園四条、京都河原町、三条京阪 / 日本料理)

3回

  • 夜の点数: 4.9

    • [ 料理・味 4.8
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 4.8
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 昼の点数: 4.8

    • [ 料理・味 4.7
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥10,000~¥14,999 ¥4,000~¥4,999

2019/02訪問 2019/02/11

紅葉の京都 晩餐はミシュラン★の大好きな【味ふくしま】(^^♪

       ★★★★★投稿時マイランキング5位★★★★★

今回ご紹介するのは、キリ番の800件目で紹介しお茶やが運営する祇園の日本料理店【味ふくしま】の再々訪レビューです。(食べログ投稿時4・03、食べログアワード2019ブロンズ)

ランチを【山玄茶】で食べた後は、祇園~円山公園~南禅寺~哲学の道を抜けて銀閣寺へと散策します。

流石に朝の嵯峨野・嵐山と午後の祇園から銀閣寺までの散策と歩きどおしだったので疲れ銀閣寺からはバスで宿のある四条に戻ります。

今回の宿は、ホテルでは無く京町屋の一軒家の1棟貸しで私と相方とグルメ女子の3人で宿泊しました。

先ずは私だけお風呂に入り汗を流してから夕食を食べに再び祇園に足を運びます。

予約してあるお店は私が大好きな【味ふくしま】です。

お店の扉を開け玄関で靴を脱ぎカウンター席に案内されます。

先ずは大将の辻義勝氏に挨拶をして寛ぎます。

そして、女性陣が奈良県油長酒造の『風の森』を注文しお疲れ様の乾杯です♪

     ★先付★
銀杏豆腐の揚げ出し 刻み葱 大根おろし

     ★八寸★
子持ち鮎の甘露煮 錦糸巻き(鯛・胡瓜・生姜)
むかごの真丈 鰻の八幡巻き もずく酢
黒豆の枝豆

     ★椀物★
くもこ(白子)の真丈 平茸

女性陣、二合目に京都伏見のお酒『澤屋まつもと』をオーダー。

     ★向付★
カワハギの肝和え 皮は湯引き

氷見産寒ブリ 蕪卸し

     ★蒸し物★
蕪の白みそ餡かけ 香りは柚子で・・・

     ★箸休め★
    イクラの飯蒸し

     ★焼物★
   ノドクロの柚庵焼き

     ★揚げ物★
琵琶湖産天然鮎の天ぷら 菊の葉

女性陣、三合目は岐阜県玉泉洞酒造の『醴泉・波紋純米大吟醸』を追加。

ここで、辻大将が酒の肴にカラスミ大根をサービスしてくれます(^^♪

     ★酢の物★
香住産松葉ガニの酢の物 土佐酢ジュレ

     ★お食事★
百合根ご飯 味噌汁 香の物

     ★水菓子★
洋梨のコンポート シャインマスカット

以上が¥10000(サービス料10%・税別)の内容です。

前回も記載しましたが、【御料理はやし】仕込みの辻大将の料理は見た目も美しくどれも大変美味しい懐石料理♪

そして敷地内の地下水を使ったお料理の出汁は絶品で【味ふくしま】の強みではないでしょうか。

春夏秋冬安定した美味しさの【味ふくしま】、京都に来る楽しみがますます膨らみますね♪

「ご馳走様でした」


今回ご紹介するのは、キリ番の800件目でご紹介した祇園にある【味ふくしま】での夜の懐石料理のレビューです。(食べログ投稿時4・06、2017食べログアワード・ブロンズ)

夜桜が雅な京都の夕食は花街の祇園【味ふくしま】で日本料理を頂きます。

ミシュラン★の【味ふくしま】は私の大好きなお店で、前回のランチの時にこの春の季節を予約し、相方は初めての訪問になります。

最初に大将の辻さんに挨拶をして来宵の晩餐が始まります。

相方は岐阜のお酒で波紋純米大吟醸を頂きます♪

   ★先付★
蛍烏賊と青菜の黄身酢掛け

   ★八寸★
 蕗の薹味噌
 八幡巻
 鯛の胡瓜巻き
 一寸豆
 イイダコと山葵菜のジュレ掛け
 胡麻麩

   ★椀物★
 アイナメとエンドウ豆のすり流し

   ★向付①★
 太刀魚の炙り、辛味大根掛け

ここで相方が二合目のお酒、奈良の風の森純米大吟醸を頂きます。

   ★向付②★
 ヨコワの炙り、大和芋掛け

   ★炊き合わせ★
 青海苔の若竹煮

   ★お凌ぎ★
 穴子が入った飯蒸し


   ★焼物★
 桜鱒の幽庵焼き

   ★酢の物★
 平貝の酢の物

   ★強肴★
 白魚と九条葱の玉子とじ

   ★お食事★
 氷魚(稚鮎)と青菜のご飯
 赤出汁
 香の物


ここでお酒を呑んでいない私はご飯をお代わりすると、
辻さんが気を効かしもう一品ヨコワのポン酢卸しを提供してくれる有り難いサービス(^^♪

   ★水菓子★
 デコポン&イチゴ(佐賀ほのか)


以上が今回頂いた夜の晩餐です。

流石に【御料理はやし】仕込みの辻大将の料理はどれも大変美味しく、これだけ食べて2人で2万5千円でお釣りがくるCPが高い大満足の内容でした。

特に敷地内の地下水で作る椀物とヨコワの炙りは絶品で本当に美味しかったです♪

又お店の雰囲気やサービスも素晴らしく、なかなか予約が取れないのも無理はありません。

「ご馳走様でした」


今回はキリ番の800件目ですので、少し時系列とは異なりますが、昨年の11月に丹後半島や京都を旅した時に伺った祇園の「味ふくしま」さんのレビューをさせていただきます(食べログ投稿時4・02)。

この時は午前中に嵐山を散策し、阪急嵐山駅から桂駅乗り換えで河原町へ、そして河原町からは四条通を歩いて右手に見える祇園の「一力亭」さんを目印に右に折れ花見小路に入り二筋目の角を左に折れると今回お世話になった「味ふくしま」さんがあります。

この辺りは京町屋が並び昼は観光客でごった返していますが、夜になると艶やかな風情がありとても素敵な街並みです。

残念ながら今回は艶やかな夜ではなく、観光客であふれているお昼のランチでお邪魔しました。

「味ふくしま」は2013年4月開店のお店で、祇園のお茶屋さんが始められた料理屋さんということで、玄関入ったらすぐに靴を脱ぎ上がる、いかにもお座敷に上るという感じです。

そして玄関から直ぐの廊下の左側のカウンター席のお部屋に仲居さんに案内されます。

「味ふくしま」の料理長・辻義勝氏は以前お伺いした事がある「御料理はやし」で修行された新進気鋭の職人さん。

お昼のランチは割烹ランチ弁当¥4000(税別)一種類のみです。

本日の割烹ランチ弁当の内容は・・・、

一品目(先付)・・・柿と菊葉の白和え

二品目(椀物)・・・白子真丈と平茸の椀物

三品目(焼き物)・・・北海道産ヨコワ(メジマグロ)の炙り焼き、大根おろし&山芋添え(茗荷・葱)

四品目(蒸し物)・・・蕪の白味噌餡かけ

五品目(箸休め)・・・イクラの飯蒸し

お弁当・・・写真の左上から時計回りに、モズク・出汁巻き・アマゴの南蛮漬け・鰆の幽庵焼き・胡麻麩の田楽・銀杏・胡麻豆腐・鯛の錦糸巻き・ムカゴ・枝豆

ご飯・・・ぐじ(甘鯛)と舞茸のご飯・香の物

水菓子・・・奈良柿・ラフランス・イチゴのコーポレーション

全て食べ終わり、本当にこの素晴らしく美味しい内容で¥4000と疑いたくなるぐらい満足感のある割烹弁当のコースで「味ふくしま」さんの人気でなかなか予約が取れない秘密が分かった様な気がします。

CPも含め、料理・接客を含めたサービスどれも一流です。

流石に祇園でお茶屋さんが営む料理やだけの事はあり、大満足の祇園でのランチでした。

帰り際に次回の夜の予約をしてお店を後にしました。

「御馳走さまでした」

追伸・・・1件目・・・うずら家(長野県)
     100件目・・・小判寿司(福島県)
     200件目・・・岩さき(京都府)
     300件目・・・長田in香の香(香川県)
     400件目・・・友永パン(大分県)
     500件目・・・すし処さいとう(群馬県)
     600件目・・・手打ちそばこいけ(埼玉県)
     700件目・・・アナログ(東京都)
     800件目・・・味ふくしま(京都)

  • 左から子持ち鮎・錦糸巻き・むかご真丈・鰻の八幡巻き・枝豆
  • くもこの真丈
  • 氷見の寒ブリ

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4位

鮨 竜介 (銀座、内幸町、日比谷 / 寿司)

2回

  • 昼の点数: 4.6

    • [ 料理・味 4.7
    • | サービス 4.7
    • | 雰囲気 4.7
    • | CP 3.0
    • | 酒・ドリンク 3.8 ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥10,000~¥14,999

2019/04訪問 2019/04/26

『やま幸』から仕入れる定置の極上鮪が絶品な15貫ランチコース♪

今回ご紹介するのは、銀座のビル地下1Fの一角に、白木の一枚板でできたカウンター席7席と独自の空間で美味しいお鮨を提供する【鮨 竜介】の再訪レビューです。(食べログ投稿時4・06、2019食べログアワードブロンズ)

この日は相方と銀座にショッピングに行き、お昼は【鮨 竜介】にお邪魔しました♪

簡単に【鮨 竜介】を紹介すると、大将は山根竜介氏、長年「久兵衛」で修行をつみ、2015年7月に銀座の地に自身の店を構え、“楽しい鮨”をコンセプトに従来の鮨屋では見かけることのない珍しい食材を使った鮨と酒肴でもてなす独創的なお鮨屋です。

今回予約の段階でお願いしたのは鮨15貫のランチコース¥11550(税込)♪

先ずは相方が、郷里のお酒『一白水成』をお願いし、私はいつもの様にお茶で乾杯です。

そして、我が夫婦恒例のシャリは大きめで・・・。

   ***先付***
    白魚の桜蒸し

一貫目・・・青森産ヒラメ(4日熟成)

二貫目・・・富津産カワハギ

三貫目・・・和歌山産サワラ

四貫目・・・対馬産ノドクロ(紅瞳)

五貫目・・・スミイカ(酢橘&岩塩)

   ***料理一品目***
     サワラの塩焼き

六貫目・・・五島列島産139K鮪 赤身

七貫目・・・同上の鮪 中トロ

八貫目・・・同上の鮪 トロ

九貫目・・・佐賀産小肌

十貫目・・・ムラサキ雲丹

十一貫目・・・愛知産平貝

十二貫目・・・サユリ

   ***料理二品目***
   カニクリームコロッケ

十三貫目・・・白エビ&イバラガニ内子

十四貫目・・・天草産車海老

   ***お椀***
   しじみの味噌汁

十五貫目・・・対馬産穴子(塩・ツメ)

〆の玉

追加でトロタク一本(相方と半分づつ)

以上はランチコース¥11550(税込)の内容です♪

特にこの日は「やま幸」から仕入れた五島列島産定置網漁の鮪が美味しかったです(^0^)

山根大将に聞くと、今日で寝かせて8日目だそうで赤身の酸味、中トロの旨味、トロ(霜降)の溶ろける食感と三者三様の美味しさがありました


他にもカワハギの肝の脂の乗りが良く美味しかった事や、珍しいとこでは白エビに珍しいイバラガニの内子を用いる事など山根大将の独創性が現れています。

また、鮨屋では珍しい名物のカニクリームコロッケも相変わらず蟹の味が濃厚でGOODなお味です♪

流石に銀座の一流店の事だけはありますね(^^♪

ただ、お勘定も一流でお酒の『一白水成』と追加のネギトロを加算して¥30000でお釣りが何百円の世界ですから、追加は懐が豊じゃないとおちおち食べれませんね( ノД`)シクシク…

「ご馳走様でした」


今回ご紹介するのは、銀座の久兵衛出身で2015年7月に僅か7席の空間に独自の世界をオープンした山根竜介氏のお店【鮨 竜介】のレビューです。(食べログ投稿時4・06、2017食べログアワード・シルバー)

金沢の旅から戻り次の休日に出向いたのが、私が社会人の第一歩をスタートした街・銀座にお鮨を食べに向かいました。

昔の銀座に比べるとすっかり街が様変わりしており、最近の銀座は余り良く分かりません。

さて、今回は私が大好きなお鮨で、1か月ほど前に予約を入れといた【鮨・竜介】です♪

今、銀座で大人気のミシュラン★【鮨あらい】の新井氏は山根氏の久兵衛時代の後輩にあたり何かと比較される両店ですね。
 【鮨あらい】・・・2017食べログアワード・ゴールド(私の評価4・4)
 【鮨 竜介】・・・2017食べログアワード・シルバー(私の評価4・7)

場所は銀座7丁目の雑居ビルの地下1階にあり、席は7席と少し少な目の凛とした空気が漂う落ち着いた雰囲気のお店です♪

山根氏が語るのは、「他と同じことをしていてもつまらない」と言うことで、新しい考え方のお鮨とは如何なものか?と期待をして初めて訪問しました。

お願いしたのは¥10000(税別)15貫のコースです。

先ずは蛍烏賊を叩いた前菜からスタートし以下提供された順に・・・、

一貫目・・・ヒラメ昆布〆

二貫目・・・淡路産タイ

三貫目・・・鰆

四貫目・・・対馬産ノドクロ

海胆の茶碗蒸し

五貫目・・・墨烏賊

六貫目・・・神津島産赤身漬け

七貫目・・・神津島産赤身血合ぎし

八貫目・・・147キロ神津島産トロ

九貫目・・・小肌(隠し味におぼろを使用)

揚げたてのクリームコロッケ

十貫目・・・女川産紫海胆

十一貫目・・・大分産赤貝

十二貫目・・・瀬戸内産平貝

宍道湖産シジミの味噌汁

十三貫目・・・氷見産メジマグロの藁焼き

十四貫目・・・鹿児島産車海老

十五貫目・・・対馬産穴子(塩・ツメ)



バニラアイス


以上が15貫のコースです。

ここからが実食した感想ですが、期待を裏切らない楽しい空間と新しい発想の美味しいお鮨でした(^^♪

その繊細な仕事ぶりは随所に現れ、シャリは赤酢と白酢を使い分け、ネタも酢じめや昆布締め、炙りや熟成まで幅広い仕事ぶりです。

特に久兵衛仕込みの赤身の漬けは圧巻で、本家の「久兵衛」より美味しい漬けで、鮪の血合ぎしなどかなり品質管理が難しいネタなどを提供する遊び心が食べてて楽しいお鮨でした

また、シャリの大きさもこちらの希望に沿って大きく握ってくれるフレンドリーさ(「鮨あらい」では希望に沿ってもらえませんでした)など、兎に角大将の人柄が大変明るく気さくな方で、銀座の高級店にありがちな片意地を張らずにリラックスして食べれる雰囲気のお店でした。

大将曰く、「今までの経験上一番大きなシャリと笑って握っていました」

お酒を呑まない私にとっては、シャリが小さい銀座の高級店で、客の希望通りにお腹一杯食べれる幸せはこの上ない贅沢で、私にとっての現時点で銀座マイベストの鮨屋でした

「ご馳走様でした」

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)

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5位

割鮮 たけ花 (中央前橋、城東、前橋 / 日本料理、海鮮)

3回

  • 夜の点数: 4.7

    • [ 料理・味 4.7
    • | サービス 4.8
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 4.9
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥15,000~¥19,999 -

2022/01訪問 2022/01/08

前橋にキラリと輝く孤高の日本料理店♪

2022年最初のレビューは群馬県前橋市でキラリと輝く新進気鋭の日本料理【割鮮たけ花】の三回目のレビューです。(食べログ投稿時3・32)

過去のレビューでも少し触れましたが、創作懐石料理とお酒のマリアージュを得意とする群馬県では未だ新しいタイプの洗練されたお店で、JR前橋駅からは徒歩20分前後と上毛電鉄の前橋中央駅近くにあるお店です。

今回お願いしたのは¥15000(税別)のコースです♪

   ***前菜***
フォアグラの茶碗蒸し トリフ餡かけ
間人産こっぺ蟹

   ***お凌ぎ***
自家製カラスミの飯蒸し

   ***向付***
厚岸産かきえもんスペシャル
天然トラフグあん肝ソース掛け
天然鰤・シマアジ・鯛・赤貝・アオリイカ

   ***椀物***
佐島産烏賊真丈  天然椎茸

   ***炊合せ***
白子・雲丹・蕪の白味噌仕立て

   ***揚物***
豊後水道産天然トラフグの唐揚げ

   ***お食事***
さくらご飯 蟹の味噌汁 香の物

   ***デザート***
ヨーグルト&麹のアイスキンカン入り
燻製チーズ


以上が頂いた¥15000のお食事内容です♪

店主の竹内氏が全国の生産者から直に食材を集めて提供する創作懐石料理♪

今回、谷川温泉・宝川温泉・伊香保温泉・草津温泉と群馬県の温泉♨を巡る旅の最後は群馬県の中でも特別なお店【割鮮 たけ花】で美味しい食事を食べ幕を閉じ車で帰京しました(^▽^)/

「ご馳走様でした」


       ★★★投稿時マイランキング8位★★★

今回ご紹介するのは、群馬県前橋で銀座【小十】や日比谷【龍吟】と同じ流れをくむ【東京青柳】出身の竹内氏が営む【割鮮 たけ花 】の再訪レビューです。(食べログ投稿時3・64)

前回のレビューでも少し触れましたが、創作懐石料理とお酒のマリアージュを得意とする群馬県では未だ新しいタイプの洗練されたお店で、上毛電鉄の前橋中央駅近くにお店はあります

JR前橋駅からは徒歩20分前後で【海鮮たけ花】に到着します。

予約の段階でお願いしたのは、前日の新潟【新多久】との食べ比べの意味合いも含めて同じ金額の¥10000(税別)のコースです。

先ずはカシスオレンジで乾杯です。

     ★先付★
トウモロコシ豆腐&ムラサキ雲丹

     ★前菜★
三浦産スマカツオの叩き・温泉たまご&じゅんさい

     ★温物★
銚子沖金目鯛のタマゴ&肝の炊き合わせ

     ★椀物★
クロムツ&小倉の澄まし汁

     ★お口直し★
クルマバ草(スィート・ウッドラフ)のハーブティー

     ★海鮮〜新鮮と熟鮮〜★
新鮮・・・鯛の雲丹巻き・イワシ
塾鮮・・・鯛・クエ
そうめんかぼちゃ

     ★焼物★
天竜川産天然鮎の塩焼き・赤マンボウ味噌幽庵焼き

     ★箸休め★
長崎産自家製カラスミ

     ★蒸し物★
浜松産イノシシと松ぼっくりの燻し焼き
ピスタチオ味噌添え

     ★お食事★
トウモロコシ&赤マンボウの土鍋ご飯
味噌汁・香の物

     ★水菓子★
宮古島産マンゴー・パッションフルーツのプリン


以上が¥1万のコース内容です(^^♪

【海鮮たけ花】の前日食した【新多久】同様、たいへんCPが高い内容で、やはり東京で食べれば2万以上は取られるでしょう。

そして【海鮮たけ花】は海が無い海無し県の群馬県ですが、店主の竹内氏が全国至る所にコネクションを持ち色々な産地から食材を調達する徹底ぶりです。

竹内氏曰く送料代だけでも馬鹿にならないとこぼしていました。

今回も前回同様、大変満足のいく内容で改めて【割鮮 たけ花】のクオリティーの高さを再確認させて頂きました(^^♪

前日の【新多久】が新潟の幸を創意工夫して提供するお店なら、【割鮮 たけ花】は全国の旬の食材を更に磨き上げた料理に変貌させるお店で、私の中では今現在群馬県ナンバーワンのお店です♪

帰りは同席して頂いた群馬のマイレビュアーさんに前橋駅まで送迎してもらい、前橋発最終の上野行きのグリーン車に乗り今回の青春18きっぷを利用した山形~新潟の旅は終わりを告げます。(前回と合わせ青春18きっぷ3枚使用)

「ご馳走様でした」
     

     ★★★投稿時マイランキング5位★★★

今回ご紹介するのは、現時点で群馬県マイナンバーワンのお店で彗星如く現れた将来群馬を代表するであろう日本料理のお店「割鮮たけ花」のレビューです。(食べログ投稿時3・55) 

上州の地に彗星の如く現れた「割鮮たけ花」の店主竹内氏は東京青柳で修行した経歴の持ち主で、2016年4月に前橋にお店を開いた新進気鋭の料理人で和食とお酒のマリアージュを得意とするお洒落な空間のお店です。

お店は17時半からの夜だけの営業で、完全予約制です。

お料理は懐石コースになっていて、¥7000、¥10000、¥15000~と予算に合わせて懐石料理を提供してくれます。

今宵は初めてなので最廉価の¥7000のコースでお願いしました。

先ずは相方が日本酒の伯楽星をお願いすると、綺麗なグラスに注がれ乾杯です。

私は下戸なのでお水をお願いしましたが、いきなり(@_@)お水も青磁に入れる拘りようで、拘りのお水が更にマイルドになり美味しいお水です。

先ずは先付からスタートです。

 ★先付★
たけ花流焼き饅頭・・・一見普通の焼き饅頭ですが、開くと中にはフォアグラが・・・

 ★前菜★
坂本菊のお浸し

南瓜豆腐

 ★温物★
白子の柚子香蒸し・・・熱々の白子を柚子の香りと共に頂く上品な蒸し物

 ★鱧の味比べ★
今治産鱧の湯霜、梅肉と酢味噌和え・・・どちらも美味しく甲乙つけがたいお味

 ★こっぺ蟹★
間人産のこっぺ蟹、土佐ジュレ和え・・・11月6日に解禁になったばかりの間人産のこっぺ蟹を贅沢に使った一品

 ★椀物★
海老真丈と原木シイタケ・・・利尻昆布の一番出汁で~

 ★割鮮〜新鮮と熟鮮〜★
カミナリイカ(大型のコウイカ)の新鮮と熟成の味比べ

愛媛産鯛の新鮮と熟成の味比べ

 ★強肴★
五島列島産自家製カラスミの飯蒸し

 ★お食事★
水上産コシヒカリの土鍋ご飯・味噌汁・香の物
生の塩イクラ&イクラの醤油漬け
蓮根饅頭

一杯目は炊き立ての白米で・・・

二杯目は2種類のイクラの味比べ

三杯目は餡を掛けて餡かけご飯

 ★水菓子★
リンゴ(名月)・洋ナシ・柿・葡萄

2種類の無花果の味比べ

連餅、お薄

以上が¥7000のコースです。

この凝った素晴らしい料理に、更に間人のこっぺ蟹まで食べて¥7000とは信じられない程CPが高く、同じ内容の食事を東京で食べたら倍以上の¥15000~は当たり前の金額だと思います。

親方の竹内氏曰く、「わざわざ東京から来たのでお腹一杯食べていって欲しい」との事で、通常より多くサービスしてくれる心優しい方です。

また、食材の拘りが素晴らしく、全国の良い食材を直に産地から直送してもらう拘りようは、市場を介す仕入れより安く仕入れるメリットを生かし、群馬の前橋に居ながら全国の美味しい食材が食べれる東京の一流店並みの食材を提供しています。

この日は因みに、旬のはしりの間人産のこっぺ蟹や白子・イクラなどと、逆に旬の終わりの鱧が提供されました。

今回初めて訪問させて頂きましたが、改めて群馬の素晴らしいお店を紹介下さったマイレビュアー様に感謝致します。

前橋を後に車は関越道に入り東京目指します。

「御馳走さまでした」


    

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)

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6位

アル・ケッチァーノ (鶴岡 / イタリアン、パスタ、ピザ)

2回

  • 昼の点数: 4.8

    • [ 料理・味 4.7
    • | サービス 3.8
    • | 雰囲気 3.8
    • | CP 4.8
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥4,000~¥4,999

2020/02訪問 2022/01/06

再訪して改めて美味しさを再確認した山形を代表するイタリアン(^0^)

   ★★★投稿時マイランキング8位(食べログ投稿時評価3・64)★★★

今回ご紹介するのは、イタリア スローフード協会国際本部主催「テッラ・マードレ2006」世界の料理人1000人や農林水産省から第1回料理マスターズ ブロンズ賞を受賞された奥田シェフが山形の食材と料理に使う水に拘り作り出すイタリアンのお店「アル・ケッチャーノ」です。

この日は「九兵衛旅館」をチェックアウトし加茂水族館に行ってクラゲ見学をした後に「アル・ケッチャーノ」へ予約時間は2回転目の13時半でリザベーション。

今回も前回同様、¥3800のコースで他に吹浦産岩牡蠣¥890とパスタ大盛り+¥200をお願いしました。

一皿目・・・庄内浜産スズキのカルパッチョ・アンティボワーズ
         一皿目から衝撃の美味しさ。

二皿目・・・吹浦産岩牡蠣とモロヘイヤのケッカソース
        生の岩牡蠣をモロヘイヤを使って上手にアレンジした一品

三皿目・・・庄内大根と飛島産黒鮑の冷製スープ
        大根の素朴な旨さに黒鮑の磯の香りが上手く調和された美味しい冷製スープ 

四皿目・・・三瀬産稚アユとだだちゃ豆のリゾット(はえぬき米)・アユの内臓ソース添え
        稚アユのほろ苦さにこれまた苦みが美味しい内臓ソース、大人の一皿に脱帽

五品目・・・魚介の煮込み(真鯛)アクアパッツァ
        真鯛の出汁が上手く魚貝類とマッチした上品な一品

五品目(相方)・・・庄内豚のグリルとサラダ
            生ハムの塩気と庄内豚が上手くマッチするボリューム満点の一皿

六品目・・・スズキの燻製とうどがわら胡瓜のオイルパスタ
        胡瓜のほろ苦さを味わう大人のパスタ、、一言美味しすぎる

六品目(相方)・・・夏野菜のトマト煮込パスタ
            夏野菜が美味しくこれまた美味しい

デザート・・・桃とヨーグルトのセミフレッド
         美味しいジェラートとセミフレッドのハーモニー


完食した感想はと言うと、今回は苦みを味わってもらう大人のテイストが多いコース内容でどれも大変美味しかった。

特に珍しい処では、庄内地方特産の鵜渡川原(うどがわら)胡瓜を使ったパスタで鵜渡川原胡瓜は大変痛みが早く全国的には流通しない大変貴重な胡瓜。

昔ながらの懐かしい胡瓜の苦みが強く正に大人の味で淡白な鱸との相性も抜群で貴重な一皿でした。

他にも庄内大根の冷製スープなどは、仄かな磯の香りが漂い食べるとコリコリした黒鮑が入っているサプライズですごく美味しい冷製スープでした。

そして何よりも特質すべき点は、CPの素晴らしさです。

これだけ庄内地方に特化した珍しい食材や高級食材を用いて¥3800(税別)はあり得ない安さで本当に鶴岡まで来て良かったと思わせる庄内地方を丸かじり出来るお店です。

又、担当したスタッフさんが1年前の同じ女性の方で覚えていてくれ気持ち良いサービスも嬉しい限りです。

評価の方も前回より0・1上回り高評価の4・8とさせて頂きます。

「御馳走さまでした」


今回の帰省で一番立ち寄りたかったレストラン「アル・ケッチャーノ」。

イタリア スローフード協会国際本部主催「テッラ・マードレ2006」で、世界の料理人1000人に選出された奥田シェフのお店で秋田からの復路に立ち寄りました。

予約時間13時半から逆算し秋田の実家を出発し、途中秋田市民市場や道の駅に寄りながら時間調整して、13時25分に国道112号に面したドライブイン風の店舗「アル・ケッチャーノ」に無事到着。

店内に入り名前を告げて席につく。予約でお願いしていたのは¥3800のランチコース。

最初にメニュー表を渡され、パスタとメインをそれぞれ3種類から選択する。そして、選択を決めパスタは私の分は大盛りをオーダーする(+¥200)

最初に出て来たのは前菜のタイとヒラメのミルフィール、魚の上にハーブと岩魚の卵が添えられている。
早速一口いただくが、まったく生臭さが無く新鮮さを物語っていて、はっきりとタイとヒラメが喧嘩をせずに主張していてとても美味しい一品


次に、マッシュルームのスープ。
ここまで、マッシュルームの味と香りを大事にキープしつつ尚且つマッシュルームの甘みが全面に出ているお味で大変美味しい


そして、次に庄内産はえぬきを使ったリゾットが運ばれてくる。こちらもリゾットの中に細かく刻んだブロッコリィーが入り上に海老と粉チーズが添えられている。

このリゾットもとても上品なお味でお米の甘味も十分にいかされて変に味の小細工をせず素材を生かした美味しい一品である

ここで、焼きたての自家製パンが運ばれるがバターやオリーブオイルはつかない。

リゾットの残ったスープにパンを付けていただくがパンはごくごく普通の味で特別の感動はない。

そうこうしているうちにパスタが運ばれてくる。

私がオリーブとケッパーのトマトソース・プッタネスカ、相方が蕗とキャベツとカラスミのペペロンチーノ

パスタに関しては何て表現して良いかわからないがフルーツトマトも甘くて美味しくオリーブも新鮮で非の打ちどころがない美味しさ
相方のパスタもおすそ分けしてもらい頂いたが断然私がチョイスしたパスタの方が美味しかった。

メインは私はサクラマスのソテーとウルイ・アンチョビオイル、相方が庄内ポークの炭火焼き・そうめんかぼちゃ添えを選択、パスタが食べ終わる頃に順次料理が運ばれてくる。

サクラマスの上に添えられているアンチョビオイルの香りがとても香ばしくサクラマスと一緒に口に入れると何とも言えない美味しさで食がどんどん進む。

相方の庄内ポークも少し頂くが炭火で焼いた独特の美味しさが何とも言えない味わいであった。

ところで、サクラマスが山女魚と同じ魚って皆様はご存知でしたか?私はNHKのダーウィンが来たを視聴して知りましたが川と海と違った環境で育つだけで同じ卵から生まれても別の魚の様に育つ不思議な魚です。

最後にデザートとエスプレッソが出て〆である。

このデザートはアイスケーキの上に塩ミルクのジェラード・イチゴ添えの一皿で、塩ミルクのジェラードは何個でも食べれるぐらいとても美味しいジェラードであった。

総評として、コース料理だと一・二品、口に合わない料理もあるものだが今回の料理に関しては私にとってパンを除いてすべての料理が私の好みで美味しく頂けた。

ただスタッフの接客は、レビュアーの方の中にもネガティブな意見も数件あるように覇気を感じないスタッフが居たのは事実で決して褒められるレベルではない部分も少なからずあった。

ただ、何よりも庄内の地産地消にこだわり、又調理する時の水(鳥海山系・月山系・飯豊山系)にもこだわる姿勢は素晴らしいとしか言いようがないと感じたお店であった。

「御馳走さまでした」

  • カルパッチョアップ
  • 吹浦産岩牡蠣
  • 三瀬産稚アユと庄内産はえぬき米

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7位

和ごころ 泉 (四条(京都市営)、烏丸、五条(京都市営) / 日本料理)

1回

  • 昼の点数: 4.8

    • [ 料理・味 4.8
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.3
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥6,000~¥7,999

2018/01訪問 2018/01/14

名店「桜田」のDNAを受け継ぐミシュラン★★の日本料理♪

今回ご紹介するのは、美食家から惜しまれながら幕を閉じられた名店【桜田】のDNAを引き継いだ料理人泉昌樹氏が営む【和ごころ・泉】のレビューです。(食べログ投稿時3・88)

醍醐寺の満開の桜を楽しんだ後は、醍醐駅から市営地下鉄に乗り烏丸御池で乗り換え四条駅へ戻り、お昼を食べる為四条にある【桜田】の跡地に店を構えるミシュラン★★【和ごころ・泉】へ向かいます。

烏丸通から仏光寺通を東に入り一筋目を南に折れると京町屋の一角に【和ごころ・泉】が佇んでいます。

さっそく暖簾を潜り名前を告げてカウンター席に腰掛けます。

目の前には向井潤吉作の田舎の風景画が飾られていて、この辺りもとてもセンスの良さを感じさせます(季節ごとに絵画は変わるそうです)

先ずは春らしく桜茶を頂き、その後女将の挨拶がてら自家製の食前酒を頂きお料理のスタートです♪

食前酒を呑んだ相方は滋賀県のお酒、松の司をお願いします。

   ★先付★
雲丹と青菜の胡麻豆腐

   ★椀物★
蓬真丈と鳴門産若芽の椀物

   ★向付★
紋甲イカとメジマグロ

   ★八寸★
鰆の炭火焼き
つぶ貝
車海老
胡瓜
蛍烏賊
ほうれん草のお浸し
一寸豆
たまごカステラ
きびなごの佃煮
ちらし寿司

   ★蒸し物★
ノレソレ(穴子の稚魚)と厚揚げの玉締め

   ★お食事★
うぐいすご飯(2合)
お吸い物
香の物

   ★水菓子★
蜜柑と杏仁豆腐
桜餅
お薄


以上が¥5400のお食事の内容です(うぐいずご飯は大盛りでお願いしたので追加料金がかかっています)

大食いの夫婦ですが、朝食バイキングを食べ過ぎたのか、大盛りで頼んだうぐいすご飯は完食出来ずおにぎりにしてお土産に持ち帰りました。

全体的にどれも上品なお味で美味しいのですが、その中でも特に美味しかったのが胡麻豆腐と椀物が私は気に入りました。

相方は、椀物とノレソレが入った玉締めが気に入ったそうです。

因みに、隣席の¥8000のコースとの違いですが、品数は一緒で向付や八寸のクオリティーの違いのみでしたので、敢えて¥2600の差額を考えると¥5400のコースで十分と考えます。

【桜田】の意思を受け継ぐ【和ごころ・泉】、「料理」「器」「心(おもてなし)」の三拍子そろっ た素敵なお店でした。

「ご馳走様でした」

  • 外観
  • 向井潤吉作
  • 向付

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8位

ら すとらあだ (中野坂上、中野新橋、西新宿五丁目 / そば)

1回

  • 夜の点数: 4.7

    • [ 料理・味 4.7
    • | サービス 3.8
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 3.7
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥6,000~¥7,999 -

2017/12訪問 2018/05/08

777件目は看板も表札もない民家で拘り蕎麦を提供する「ら・すとらあだ」

今回ご紹介するのは、中野区中野坂上の閑静な住宅街で表札も看板も無い孤高の蕎麦職人・日比谷吉弘氏が営む「ら・すとらあだ」さんをレビューさせていただきます。

久慈川沿いの茨木・福島の旅から帰った日の夜は、中野坂上の住宅街で知る人ぞ知る拘りの蕎麦屋「ら・すとらあだ」さんにお邪魔します。

先ず、こちらのお店は訪問された方はご存知と思いますが、本当にお店の目印が何も無いのです。

目安は青梅街道から車一台が通れる細い路地を歩き堤耳鼻科病院が右側に見えたらさらに細い路地を右折して4・5軒目にある普通の民家です。

強いて矢印があるとすれば、目立たないてんとう虫の外灯でしょうか。

そして、通常7名しか食べれない完全予約制のお店で平日でもかなり予約が取りにくくハードルが高いお店です。

先ずは靴を脱いで店内に入ります。

店内はカウンター席3名と座敷に2人掛けのテーブルが二つで4名と計で7名で満席です。(詰めればMax9名も可能)

今回私は一人で伺ったので店内に入ると女性スタッフにカウンター席に案内されます。

この日は19時同時スタートで7名全員19時前には到着し着席しています。

夜はコース料理¥6000のみで何が提供されるか楽しみです。

そして、食前に皆様はビールなどを注文していましたが、私は呑めないのでアップルジュースを注文します。

本日提供されてお料理は・・・、

■庄内だだちゃ豆の浸し豆・・・一粒一粒豆が主張しています

■5種類のキノコ汁・・・5種類のキノコの鰹出汁に牛乳で割ったオリジナルのスープ、旨くてお代わりしたいぐらい♪

■ニラのお浸し・・・癖が無く食べやすい

■自家製豆腐・・・だだちゃ豆の大豆で作った豆腐だけあり、濃厚で美味しい♪

■出汁巻き・・・目の前で焼く出汁巻きは綺麗な黄金色、味も関西風の出汁を効かした上品な味で美味しい♪

■鶏団子汁・・・宮崎県産の地鶏を使った柔らかくて美味しい鶏団子、地鶏やキクラゲ・キノコからの出汁もしっかり出ていて旨いの一言!

■茄子の煮凝り・・・温かいものを食べた後の冷蔵庫で冷やした煮凝りが生姜が効いていて箸休めにピッタリ

■蕎麦味噌・・・とってもクリーミーな焼き味噌、美味しいです

■蕎麦掻・・・少量ですが、蕎麦の香りも良くモチモチして美味しい蕎麦掻♪

■牛モツ汁・・・鰹の一番出汁で取った汁に阿波牛の小腸を組み合わせた少し濃厚な汁でやはり出汁が美味しいの一言


ここでお料理が終了してメインの3種類のお蕎麦に突入です。

茹でる前に普通盛りと大盛りを聞かれましたので大盛りでお願いしました。

■一皿目の蕎麦・・・北海道音威子府産の外0・5蕎麦、限りなく十割そばに近い細切りの手挽き蕎麦。
          写真でも分かる様にビジュアルだけでも白い星が見え美しく美味しい蕎麦と判断出来ます
          味の方も香り旨味申し分ないです又つけ汁が出汁がしっかり効いた辛汁でこちらも美味しいの一言!

■二皿目の蕎麦・・・新潟県妙高産外二の平打ち蕎麦です。
          モチモチしつつも重たさがなく、噛みしめる事にじわじわと蕎麦の旨みが口の中に広がります。
          味覚的には蕎麦掻に似ていましたので確認はしませんでしたが同じ玄蕎麦かも?

■三皿目の蕎麦・・・最後は太打ちの蕎麦で産地は埼玉県三芳産の夏蕎麦です。
          三種類の中では美味しいですが個人的に太打ちの田舎風が少し苦手なので感動は少なかったのですが蕎麦の旨味は十分感じました。

■デザート・・・アールグレイのブランマンジェ、こちらも上品で本当に美味しい。

総評ですが、三種類を食べ比べてそれぞれのお蕎麦の特徴があり面白い企画で蕎麦の実力は全国のトップレベルにあると思います。

個人的には現段階で東京都内ではナンバーワンに美味しいお蕎麦で日比谷氏の手挽き蕎麦に対する拘りを沸々と感じます。

又、蕎麦前のコース料理も従来の蕎麦屋とは全く違う奇想天外の料理が提供され楽しさも味わえます。

本日のコース料理は最初から最後のデザート迄で約3時間の内容で、これだけ美味しく頂いて¥7000前後で納得のお値段というより安いとしか思えません。

店主の日比野氏と色々お話をすると、日比野氏は葛飾金町出身だそうで葛飾談議で盛り上がりました。

そういえば、私の隣席は偶然にも女優の小林○子さんが同席でした(⋈◍>◡<◍)✧

「御馳走さまでした」

追伸・・・写真の日付でも分かる様に訪問したのは蕎麦には厳しい9月ですが、その悪環境下でも素晴らしいお蕎麦を提供してくれました。新蕎麦の季節は素晴らしいと想像致します。

  • 出汁巻き
  • 鶏団子汁
  • 蕎麦搔

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9位

嵯峨沢館 (修善寺 / 料理旅館)

2回

  • 夜の点数: 4.7

    • [ 料理・味 4.7
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 4.8
    • | CP 4.7
    • | 酒・ドリンク 3.8 ]
  • 昼の点数: 4.6

    • [ 料理・味 4.6
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 4.8
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - -

2017/05訪問 2017/09/27

料理が素晴らしい女性に大人気の宿 嵯峨沢館(朝食編)

「おはようございます」引き続き「嵯峨沢館」の朝食のレビューを致します。

先ず朝食は朝8時と8時半から選択出来、朝ドラを見終わった8時半にお願い致しました。

朝食の前に、予約制の貸切風呂「薊」に入り昨夜と同じダイニング楓に向かいます。

楓に個室に入ると朝から大変豪華な朝食が迎えてくれます。

席に着くと、最初に供されるのは梅エノキが入ったお粥と温かい味噌汁。 お櫃には白米の供えられています。

余りにも綺麗で豪華な朝食、最初はサラダから箸を付けます。

次に出汁巻き玉子、甘さ控えめな京風の出汁巻きで凄く美味しい。炊き合わせも自家製豆腐もどれも本当に美味しい。

そして、鮎の一夜干しと肉厚な椎茸と薩摩揚げをコンロの上に乗せて焼いていただきます。

此方も大変美味しく、朝からご飯が進みます。

最後のデザート美味しく昨夜の夕食も含め大変満足な食事でした

総評として今回お世話になった「嵯峨沢館」ですが、純和風の旅館で古く日本のおもてなしを兼ね備えた素晴らしい宿で大変居心地の良い旅館でした。

特にお食事に関しては食材が突出して素晴らしく京料理と関東風味付けを上手く調和させた内容は旅館の料理の域を超えています。

強いて難を申せば、部屋からの眺望がイマイチで狩野川越しには民家も見えてしまう事と高級旅館としてはチェックアウトが10時半は少し早いような気がします。(チェックアウト後もロビーでは無料のモーニングコーヒーが楽しめます)

それから、純和風の旅館で設備は古いので、若い方からは斬新さに欠けるかもしれませんが、何処を見ても手入れが行き届いていて、逆にクオリティーの高さを伺わせ趣きがあり大変落ち着けて連泊したくなる宿です。

今回は結婚記念日で利用させて頂き、とても満足した滞在でした。

「お世話になりました」


今回ご紹介するのは、全室が狩野川に面したお部屋でゆっくり川のせせらぎを聴きながらのんびりと過ごせ、料理が大変美味しく女性に人気のお宿「嵯峨沢館」のレビューです。

「嵯峨沢館」の場所は中伊豆の湯ヶ島温泉の少し北側にある狩野川のほとりにある純和風の旅館で、今回はお食事の材料費に掛ける原価率が大変高くて美味しいと、とある贔屓の料理長から推薦され結婚記念日で利用させて頂きました。

先ずは宿に到着するとロビーでウエルカムドリンクのサービスを受け館内の説明を受けながらお部屋に案内されます。

そしてお部屋で少し寛いだ後は、大好きな早速温泉♨に直行です。

最初は「川の湯」そして「渓流の湯」とはしごしてお部屋に戻ります。

夕食は「ダイニング楓」の個室で頂きます。

以下夕食で提供された内容です・・・。

食前酒・・・梅酒

箸付・・・帆立貝・サーモン・子蕪・柿・マスカット・二色団子

八寸・・・鯖の押し寿し・鱧の子持ち〆・海老南瓜二見揚げ・菊花浸し・生ハムのビンチョス・栗豆腐

吸物・・・冬瓜すり流し(萩団子・秋鴨治部煮・冬瓜・花名荷・木の芽・芥子)

海の幸・・・本マグロ・金目鯛・勘八・アオリイカ

焜楼・・・松茸ホイール焼き&夢咲牛の炙り

焼肴・・・鮎の塩焼き笹燻し・蓼酢・芥子蓮根・クルミ飴煮・養老蒸し

炊き合せ・・・秋刀魚昆布巻き・人参・牛蒡・小倉・小芋・白茎・柚子

食事・・・鯛の炊き込みご飯・赤出汁・香菜三種盛り

水菓子・・・桃のコンポート・マロンアイス


以上が夕食の内容です。

完食した感想ですが、食材の質の良さと料理の味は正直旅館の域を超えています。

温泉旅館と言うよりは、良質な温泉が付いた割烹旅館と言っても良いほどの質の高さで相当食材の原価率は掛かっていると想像出来ます。

お刺身一つとっても全て生の刺身を用いられていて、山葵も天城の本山葵を一本添えられるなど心憎い演出です。

そして、季節感を大事に取り入れ見た目も美しい上品なお料理は流石に女性に人気な事もうなずけます。

又、ボリュームも大変多くこの辺りは男性にも受ける要因ではないでしょうか。

流石に長年京都で修行された総料理長の濱中 純二氏の技が随所に現れています。

食後はお部屋に戻ると布団が敷いてありましたが、再びお風呂に行きのんびりと♨に浸かり癒しの空間を楽しみます。

「お休みなさい」

  • 朝食
  • (説明なし)
  • (説明なし)

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10位

Lien (池尻大橋、駒場東大前 / フレンチ)

2回

  • 夜の点数: 4.6

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥8,000~¥9,999 -

2019/10訪問 2019/11/03

女性に絶大な人気を誇るCPがメチャ×2高い創作フレンチ(^^♪

キリ番1500件目の前レビューは999件目で紹介した池尻大橋にある女性に絶大な人気を誇るカジュアルフレンチ【Lien】の再訪レビューです(食べログ投稿時3・83、2019アワードブロンズ)

私の知人が上原シェフの奥様とお友達という関係で訪れた【Lien】、初訪問の時は余りのCPの高さと美味しさにすっかりファンになってしまうも、人気店故の予約がなかなか取れず途中『プリベドゥリアン』には足を運びましたが本店は久しぶりの再訪です。

さっそくカウンター席に座り上原シェフに挨拶をし、メニューを見てお願いしたのは¥7500のコースで別途パン代が¥300掛かります♪

こちらのお店、何がすごく女性に人気なのかと云えば、沢山のメニューの中から好きなお料理を選べるプリフィックススタイル!

好き嫌いが多い方でも食べたくなるメニューがたくさんあるので、色々と食べたがる女性にはもってこいのお店なのです。

ただ、優柔不断の性格の方には美味しそうなメニューが多いので選ぶのに難儀すると思われますが・・・(笑)

そして本日の¥7500のコース内容は、アミューズ2品・前菜3品・魚料理・メインの料理・デザート・ドリンクという構成です♪

先ずは白ワインとジュースで乾杯です(^0^)

     ★アミューズ★
フォアグラのヌガーと自家製ブリオッシュ

ズッキーニのパスタ&青森のベビーパスタ

     ★前菜★
グリンピースムース&魚介とコンソメのカクテル+キャビア(二人共)

津軽海峡産サーモン&フルーツトマト 野菜ジュレ(相方)

北寄貝&ホタテ&アスパラ・カニフラワーのソティー(私)

和歌山県産 鮎のコンフィのソテー  トマトのマリネ(相方)

グリーンアスパラと蛍烏賊のソティー ホワイト玉子添え(私)

     ★魚料理★
宮崎産白甘鯛のポワレ 季節の野菜添え
そら豆のソース

     ★メイン料理★
アンガス牛ザブトンのロースト(相方)

フランス産ウズラ肉 山菜のリゾット詰めロースト(私)

     ★デザート★
2種のメロン 牛乳アイスのパフェ仕立て(相方)

フランス産青りんごのカクテル(私)

珈琲&紅茶

以上が本日頂いた¥7500のコース内容です♪

ここからは食後の感想ですが、多種なメニューからチョイスできるプリフィクススタイルも魅力のひとつであるが、お料理一皿一皿に上原シェフの拘りが随所に感じ改めてその美味しさを再確認させて頂きました。

特にお魚の鮮度が良く、四季折々の食材を楽しめるのも【Lien】の魅力のひとつではないでしょうか。

また、食事の途中に提供されるパンも、『シニフィアンシニフィエ』のカンパーニュという拘りぶり♪

そして、前回のレビューでも少し触れましたが、[b:屋号【Lien】の直訳はフランス語で“繋がり”です。

上原シェフのポリシーである生産者が作ったり漁をした大切な食材をゲストに気楽に美味しく食べて頂くという、生産者の顔が見えることを意識した懸け渡しの料理がここまで人気を高めているのではないでしょうか


「ご馳走様でした」



999件目のクリスマスイブにご紹介するのは、池尻大橋にオープンして2年で女性に絶大の人気を誇るカジュアルフレンチ【リアン】のイブに捧げるレビューです。(食べログ投稿時4・06、2017食べログアワード・ブロンズ)

オーナーシェフの上原氏は青森出身の36歳の新進気鋭の若手シェフで、出身地の青森県の食材を中心に全国の野菜や肉・魚などの食材を市場を介さないで産地直送に拘り、敷居の高いフランス料理を手軽な料金で美味しく提供したいと考えるのが「リアン」のコンセプトです。

ディナーは¥4200、¥4500、¥5000(サービス料・税別)の3種類の価格設定で少しリーズナブルなランチは土日祝日のみの営業で月曜日が定休日です。

実はこちらの【リアン】は上原シェフの奥さんが知人の友達でオープン当初から一度は足を運んでと頼まれていましたが、なかなか都会が苦手な私達夫婦は気が乗らず2年越しの初訪問となりました。

今回お願いしたのは¥5000のコース(税・サービス料別)で別途パン代が¥300掛かるシステムです。

コースはアミューズ2品・前菜2品・魚料理・メインの料理・デザート・ドリンクという構成♪

前菜17種類、メイン15種類、デセール10種類のメニューの中から選択するセミオーダーシステムです。

このシステムが色々な料理を食べたい女性に大人気ですが、優柔不断な性格な方だと何を食べようか迷ってなかなかメニューが決まらいケースもありますので優柔不断な方は要注意です((笑)

先ずはカシスオレンジと相方が白ワインで乾杯です♪

  ★アミューズ①★
長野県飯田産の稚鮎・山菜・紫芋・日向オレンジ

  ★アミューズ②★
ブリオッシュとチーズスティック・フォワグラのテリーヌ

  ★前菜①★
相方・・・青森県産北寄貝のソテーと新玉葱のババロア
私・・・熊本県産タケノコソティーと蛍烏賊・マッシュルームソース

  ★前菜②★
相方・・・青森県産真イカ・スミイカ・タケノコのイベリコチョリソー
私・・・青森県産の眞子鰈の炙り・つぼみ菜・菜の花・フルーツトマト

  ★魚料理★
青森県産真鯛・コンソメスープ

  ★メイン料理★
相方・・・天城産黒豚肩ロース肉のロースト
私・・・京都丹後産仔鹿ロース肉のロースト&ハンバーグ

  ★デザート★
相方・・・青森県産紅玉(リンゴ)のカクテル
私・・・イチゴのパフェ仕立て

  ★ドリンク★
コーヒー

尚、パンは好きなだけ食べ放題です♪


実食した感想ですが、素材が新鮮で美味しい事もさることながら、それ以上に驚かされるのが値段の安さとCPの高さです。

上原シェフに直接聞くと、食材は市場を介さないで直に猟師や漁師から直送して貰っているとの事、またご両親が青森で料理屋を営んでいる影響で青森の新鮮な食材が入手できるという事で、このお値段でこれだけの食材が使えるとの事。

そして上原シェフのポリシーは屋号の【Lien】の直訳で言う、フランス語で“繋がり”です。

生産者が作ったり漁をした大切な食材をゲストに気楽に美味しく食べて頂くという、生産者の顔が見えることを意識した懸け渡しの料理がここまで人気を高めているのでしょう。


最近は、人気店でなかなか予約が取りずらくなりましたが、近所に2号店もオープンし2018年ミシュランでビブグルマン店に選ばれた赤丸急上昇のお店♪

上原シェフには心身ともに健康で今後とも美味しい料理を提供し続けて頂きたいです。

「ご馳走様でした」

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)

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