2回
2012/07 訪問
食堂 栄安 は憩いの空間
一部のマニアの中で人気だそーなので、ご近所さんとしてレポします。
昭和な食堂そのままの雰囲気で、比較的広め(20坪ほど)で小上がりがメイン。
ラーメンからカツ丼、定食まで幅広くラインナップされ、毎日通っても飽きさせない戦略!?
・・・・・・・・というより、出前に注力されているので、近隣住民の要望に応えてきた優しさの歴史を感じさせます。
現に、毎日来ているであろう親父は、定食の一部がオリジナルバージョンになっているのを見た事があります。
また、通常ラーメンの他に特製ラーメン(値段は一緒)なる野菜載せバージョンがあることも
このお店の性格を物語っていると思います。
全般的に、子供の頃 親に連れて行ってもらった食堂の味とでも言いましょうか
懐かしくも優しい味です。(特にタンメンがとても美味しい)
ラーメン類は「麺の小麦がどうこう、スープのだしがどうこう・・・」という過度な期待もコダワリも無いです。
チャーハンには必ずグリーンピースと紅ショウガ、丼モノには刻み海苔を載せて表情にアクセントを付けて
「そとメシ感」も忘れていません。
ラーメン350円~、600円を越えるメニューは数えるほど。
ただただ真面目に、『おいしく、安く食べてもらおう』という慈しみの品々ですね。
出前兼用のおじさん1名、オバちゃん×2名がデフォで回しています。
夕方5時からはオバちゃんが抜けるためなのか、店頭営業はなく出前のみになりますのでご注意を。
・・・・・・ぁ、あと、駐車場はありませんのであしからず。
2012/07/05 更新
あまりに暑く昼食を作る気力が萎え、数年ぶりにお昼のお店で実食してきました。
今日食べたのは「ちゃんぽん」と定番の「カツ丼」。
出前でお願いしている時はほぼ「カツ丼」一択でしたので、初オーダーの「ちゃんぽん」に期待が高まります。
噂どおり醤油ベースの熱々な茶色い餡。これは王将チェーンの中華飯の餡を少し甘めにした感じで、生玉ねぎと蒲鉾のスライスが良いアクセントになっています。ほんのりと甘みが残るような、あとを引く味わいは、ひょっとするとXO醤やオイスターソースが入っているのかも知れません。
私が栄安を訪れる際はたいがい2品を時間差で頼むのですが、後発のカツ丼を若干ライス少なめにしていただくようお願いしたのは初めてでした。ボリュームたっぷりで美味しかったです。
それと、キクジロウさんが冒頭で仰っている通り、お店の読み方は『えいやす』さんです。
申し訳ない事に私も10年くらい間違って覚えておりました。今日伺った際にご主人にも確認しましたので間違いありません。
みんなの大衆食堂・栄安が末長く愛される事を願ってやみません。