カルグクスさんが投稿したFemme de bateau Aoki(神奈川/鎌倉)の口コミ詳細

カルグクス

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カルグクス (50代前半・男性・埼玉県) 認証済

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Femme de bateau Aoki鎌倉、和田塚/海鮮

1

  • 夜の点数:5.0

      • 料理・味 -
      • |サービス -
      • |雰囲気 -
      • |CP -
      • |酒・ドリンク -
1回目

2022/09 訪問

  • 夜の点数:5.0

    • [ 料理・味-
    • | サービス-
    • | 雰囲気-
    • | CP-
    • | 酒・ドリンク-

かまくらで海の幸をおもう存分! 漁にも出るオーナーシェフの店

去年の秋「アド街」で見てからずっと惚れ込んでいた店
放送直後は混んで無理でしょうからほとぼり冷めるまで待っていたら半年以上経過していて。

店名はフランス語で「女の舟」

オーナーシェフの青木さんは明るいうちは地元、小坪漁港から船を出し自ら漁に出向き
夜は20代の頃の料理店の修行経験を生かし仕込みと調理
お手伝いの女性1人と共にお店に立ちお客さんを出迎えています。

ほんの5日前、週末の予約ながらもよく取れたと思います。
最初は営業中いそがしい最中に電話してしまい「21時以降で再度お願いします」と。

21時半に2回目の電話するとまるで面接のような問い

「うちの店はお酒とともに料理を楽しむ店 お酒飲めますか?」

「うちの店は誰かの紹介ですか?何で知りましたか?」

そんな質問は過去1回のみ ひさしぶりでちょっとドキドキ
もちろんお酒の方はYES 後者はアド街だと丁寧にお答えさせてもらって。

青木さんは電話を置き予約状況確認をする隙のそぶりを全くせずOKしてくれたのも不思議です。

カウンター6人 テーブル1卓 人数的に私1人だから取りやすかったのかはさて置き
希望した17時半の開店時間予約にこぎつけお店へと向かいました。

小町通りから最初の細い路地を右へ。わからない人は何の店だか 通り過ぎてしまいそう。
ちなみにお隣りは田舎しるこで有名な甘味屋さんでしたね。

すでにカウンターの先客2人は青木さんと慣れた会話 常連さんです。

噂では聞いていましたがこの日もほとんど常連さん
何で知ったのでしょう? 予約していない飛び込み客はお1人さんを除いてすべてお断り。
営業時間の間も予約の電話は鳴っていました。

お店の雰囲気は ザ!家庭的 気取らないシンプルな内装
まず居酒屋ではありませんね。例えるなら片田舎のフランス料理店

箸やスプーン 料理のお皿1つ取っても日常使える骨董や冷酒のグラス1つ1つを
すべて違うカタチのものを出すなどいちいちセンス溢れるおもてなし

こういったお店はコースであるかと思ったらメニューはアラカルト
乾杯の瓶ビールにまずは3品ほど頼ませて頂き後々追加させてもらいました。

お通し・小坪であがった海ぶどう

もう1品の野菜の煮物どちらかから選べました。
海ぶどう=沖縄のイメージでしたけど相模湾でも獲れるとは意外

プチプチとそのまま 綺麗なお味しています。

ほうぼう刺し

ホウボウ食べたかった〜めったに食べられませんから。
知ってますホウボウ?見たらおどろきます。白身

普通の在りきたりな魚の姿していないほど美味い魚の代表

※ 渡り蟹ほぐし 

味つけ一切なし!ワタリガニってなんでこんな味が濃厚なの!

※ 鱧と無花果揚げ出し

相模湾でハモが揚がるとは知りませんでした。青木さんいわく超大物が上がったそう。
ハモの濃厚白身と熱を加えて甘味と酸味を増したイチジクに染みるダシの旨さ とてもよく合っていて。
過去の経験からしてイチジクは、生でも日本酒のおつまみに最適なんですよ。

お手伝いの女性はとても気使いしていただける人

忙しい青木さんに代わり何気なしお話を降ってくれたり
お酒が無くなると お次は何にいたしましょう とか
空いたお皿もすぐ片してくれたりお客さん対応がとても素晴らしく

いわばお店のムードメーカーの役目も果たされています。

予約の時点でコチラの苗字を告げているものですから
常に名前で呼んでくれるのです 嬉しいですよね 感動します。

栄螺(さざえ)オーブングリルエスカルゴ風

バケット付けますか? 青木さんのお言葉からすでに40分は経っていて
別の注文が入って忙しい中なので致し方ないです。

サザエが大きすぎ!うまっっ!!

中身までグリルするの大変ではあったでしょう。
身は細かくカットされ食べやすくしてあり肝ももちろん
ニンニク効かせミニトマトで酸味をアクセントとはさすが料理人

そのおいしさに「酔いが覚めます!」青木さんもお手伝いの女性も笑顔に。

私の大好きな日本酒に関しては、どういった経緯で厳選入荷されているかわかりません。
それなり以上に良いチョイスされていて青木さんもしかしてきき酒師の資格あるんじゃないかってような。

メニュー定番の 〆張鶴 酔鯨 いずみ橋 ほか その日入荷の銘酒は張り出されています。
銘酒一升瓶がなくなればお次をすでに用意されていて流石です。

※ かさご煮付け

煮魚なんて家でなかなか作りませんからここぞと注文
私1人食べきれる用で青木さんがわざわざ小型のカサゴを厳選

生カサゴ 1から煮るのでとても新鮮なお味
添え合わせも ジャガイモ エノキ オクラ 白髪ネギ

基本、青木さんお1人で料理されているので時間は押します。
でもその間、お酒を幾度となくお代わりできるから飲んべえの私は苦でもなく。

青木さんからも遅いお断りの気使いをもらいました。

お酒も ビールは瓶のみ 冷酒 燗酒 焼酎 ワイン ウイスキー 
メニューページにしたら5ページほど
これ見たら青木さんもお酒、決してお嫌いではないみたい どうですか?

定休日は 水 木 その日も青木さん漁に出られているのでしょう。

今週何日かは天候もあまり良くなく時化の日もあり
あまり魚の種類もそんなにと謙遜されていましたけどぜんぜん大満足

常連さんが伊勢エビの料理を頼んだらこんな大きいけどと
奥から活きのよい伊勢エビを手づかみ

元気なエビ跳ねて跳ねて水しぶきをこっちまで浴びちゃって。

料理とお酒のマリアージュの凄いことといったらもう
こんなお店があったんですね カマクラ何十回も来ているのに いやぁ〜スゴイ!

ちなみにお手伝いの女性は曜日シフトで違う人だそう。
私サラリーマンだし土曜日しか来れないというとこの日の同じ方ですよと青木さん

青木さん!青木さん! 多くは会話していません。
でもその人柄わかるんですよ 背後に男性と交じり漁をする姿が映っている カッコイイお人

ある常連さん申してたこと ココ本当は教えたくない 同感
鎌倉駅から徒歩2分 小町通りの路地 ひっそりこっそりと

忙しく調理場と客間を往復する青木さんから直々にお店の名刺とオリジナルステッカーを手渡されました。
これは通行手形と解釈なのかな もう電話の事細い面接もなさそう。

お手伝いの女性に見送られ真っ暗になっていた小町通りに出ました。
ほんとうに美味しい海の幸がどうしても食べたくなったらまた必ず訪れたいお店です。

  • お通しは地もの海ぶどう

  • 渡り蟹ほぐし

  • ほぐしのワタリガニ全容

  • ごく一部

  • どこで売ってるの?セクシーはし置き

  • 鱧と無花果の揚げ出し

  • ほうぼう刺し

  • センス光る醤油差し

  • ごく一部

  • 栄螺のオーブングリルエスカルゴ風(バケット付き)

  • 身と肝とトマトまで詰め込んで

  • サザエでかい!

  • かさごの煮付け

  • すっごい良いスプーン

  • 青木さんから直にいただきました。

  • お釣りの受け皿まで

2022/09/10 更新

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