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おじょおのレストランガイド&記録
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おじょお (女性) 認証済
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1回
夜の点数:4.0
2011/06 訪問
心斎橋で、ヴェネンシアドールのいるスペインバル。
少し以前になりますが、突然「雨後の筍」のように、にょきにょきと競うように、大阪に出揃ってきた「スペインバル」というジャンル。(今は「薪釜ピッツア」がそんな状態!?)まずは「タパス」をちょこっとずつ、美味しい泡とワインをあわせて。おひとりさまでも何人かでわいわいとでも、人数に合わせて、無理せず楽しい。居酒屋よりお洒落、でも気軽さはレストラン以下、立ち飲みもしくは居酒屋並み。そんな気軽さが、イマドキのご時勢に受けているんじゃないかと、勝手に推測。でも、そんな中にあって、一線を画すようにある老舗のお店があるということで、心斎橋に出るタイミングで、ちょっと寄り道。地下鉄御堂筋線の心斎橋駅から、長堀通りの方へ。一本手前、1階にZARAの入るビルの前を、ずーっと東へ。数ブロック歩いて右側のビル、エレベーターを使って上へ。エレベーターが開くと、そこはいきなり、重厚な扉です…『ヘミングウェイ』へ到着。巷によくある「スペインバル」ってね、大概1階のお店で。ガラス張りの扉だったり、オーブンテラスであったり、要するに、間口のぐーんと開いた、「ウェルカム!」なレストラン空間であることが多いでしょ。こちらは、ビルの上階、しかも、中の様子の見えない扉。佇まいは、思いっきりオーセンティックなバー。ちょこっと尻込みしながら、扉を開けて、お邪魔しまぁす。少し雑然と、いろいろなスペインの雑貨などが置かれた店内は、まず正面にカウンター。そこには、白いスーツに蝶ネクタイ姿の「ヴェネンシアドール」が。わーお。 白いお衣装の闘牛士さんのよう(^-^)!入って正面はカウンターなのですが、右手側には奥に向かってテーブル席もあり、案外広々。テレビが置いてあるのは、ご愛嬌でしょうか。カウンターにお席をいただき、お絞りを弄びながら、メニューを眺めて…本当はシェリーなんでしょうが、とことこ歩くうちに暑くて疲れちゃって。さっぱり爽やかに、ということで「モヒート」を。すると、大きなグラスにフレッシュなミントをたっぷり、それをカツカツと潰していく様子が、カウンターの特等席ゆえ、よく見えるの♪そうするうちに、ふわりとミントの清涼な香りが漂って…幸せ。1日の様々な用件を済ました後の、バーでのゆったりした時間と空間、ほんとに気が落ち着く瞬間。こういう時間も、たまには必要かな。そうして出された「モヒート」は、綺麗でフレッシュな香りの強いミントが、個性的なラムの香りと、少し甘い目のざらりとしたお砂糖とともに、ゆっくり楽しみたくなる美味しさ。メニューにあって、どうしても食べたくなった「カプレーゼ」。カウンター奥手にあるキッチンから、調理専門の方が出してくれます。よい素材を使っておられるらしく、とってもミルキーなむっちりしたモッツアレラと、フルーツトマト、バジルとオリーブのソースは、オリーブオイルが美味しくって、お皿をぺろりっ。てしたかったくらい(^-^;ちょこちょこと、カウンターの端には「タパス」らしきものもあったのですが、「ちょっと、お疲れの1日の休憩に。」っていうタイミングだったので、今回はナシで。でも、ちゃあんと出来合いの適当さではなくって、素材からきっちり選んで、ひとつひとつ、丁寧に作られているお料理に感じます。案外「ごはんの充実したバー」使いでもイケルのかも。「カプレーゼ」をアテに!? 「モヒート」をゆっくりいただきながら、少しだけ、「大阪のスペイン料理店事情」なんていうものを教えていただきながら、興味深いお時間になりました。オーナーは、さすが…スペイン人!? と思うくらい、スペインを文化ごと愛しておられ、長くその地に滞在しておられた方だけあって、いろんなことをご存知な方。カジュアルに、わいわいと「スペインバル」で騒ぐのも楽しいけれど、たまにはこんなシックな老舗の「スペインバル」で、スパイン事情をレクチャーいただくのも、とっても楽しいし、よりスペインを楽しむ為にも、必要かもしれません(^-^)vいっときずっと、「スペインバル、スペインバル」言ってたのに、知らなかったことを後悔。「バー」と「レストラン」のどちらでもなく、どちらでもあるところが、難しいのでしょうか?それとも立地…一見、入り辛いのは、確か(^-^;「食べログ」では案外評価が低いようだけれど、もっと評価されればいいのに、と思われるお店。あ。でも、「シェリー」いただくの、忘れてる…それはまた、次回の機会に。
2011/10/10 更新
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食べ放題
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テイクアウト
家族・子供と
デート
女子会
合コン
大人数の宴会
接待
一人で入りやすい
知人・友人と
禁煙 分煙を含む
喫煙可
ワインあり
日本酒あり
焼酎あり
オシャレな空間
カップルシート
カウンター席
ソファー席
座敷
少し以前になりますが、突然「雨後の筍」のように、にょきにょきと競うように、
大阪に出揃ってきた「スペインバル」というジャンル。
(今は「薪釜ピッツア」がそんな状態!?)
まずは「タパス」をちょこっとずつ、美味しい泡とワインをあわせて。
おひとりさまでも何人かでわいわいとでも、人数に合わせて、無理せず楽しい。
居酒屋よりお洒落、でも気軽さはレストラン以下、立ち飲みもしくは居酒屋並み。
そんな気軽さが、イマドキのご時勢に受けているんじゃないかと、勝手に推測。
でも、そんな中にあって、一線を画すようにある老舗のお店があるということで、
心斎橋に出るタイミングで、ちょっと寄り道。
地下鉄御堂筋線の心斎橋駅から、長堀通りの方へ。
一本手前、1階にZARAの入るビルの前を、ずーっと東へ。
数ブロック歩いて右側のビル、エレベーターを使って上へ。
エレベーターが開くと、そこはいきなり、重厚な扉です…『ヘミングウェイ』へ到着。
巷によくある「スペインバル」ってね、大概1階のお店で。
ガラス張りの扉だったり、オーブンテラスであったり、要するに、間口のぐーんと開いた、
「ウェルカム!」なレストラン空間であることが多いでしょ。
こちらは、ビルの上階、しかも、中の様子の見えない扉。
佇まいは、思いっきりオーセンティックなバー。
ちょこっと尻込みしながら、扉を開けて、お邪魔しまぁす。
少し雑然と、いろいろなスペインの雑貨などが置かれた店内は、まず正面にカウンター。
そこには、白いスーツに蝶ネクタイ姿の「ヴェネンシアドール」が。
わーお。 白いお衣装の闘牛士さんのよう(^-^)!
入って正面はカウンターなのですが、右手側には奥に向かってテーブル席もあり、案外広々。
テレビが置いてあるのは、ご愛嬌でしょうか。
カウンターにお席をいただき、お絞りを弄びながら、メニューを眺めて…
本当はシェリーなんでしょうが、とことこ歩くうちに暑くて疲れちゃって。
さっぱり爽やかに、ということで「モヒート」を。
すると、大きなグラスにフレッシュなミントをたっぷり、それをカツカツと潰していく様子が、
カウンターの特等席ゆえ、よく見えるの♪
そうするうちに、ふわりとミントの清涼な香りが漂って…幸せ。
1日の様々な用件を済ました後の、バーでのゆったりした時間と空間、ほんとに気が落ち着く瞬間。
こういう時間も、たまには必要かな。
そうして出された「モヒート」は、綺麗でフレッシュな香りの強いミントが、個性的なラムの香りと、
少し甘い目のざらりとしたお砂糖とともに、ゆっくり楽しみたくなる美味しさ。
メニューにあって、どうしても食べたくなった「カプレーゼ」。
カウンター奥手にあるキッチンから、調理専門の方が出してくれます。
よい素材を使っておられるらしく、とってもミルキーなむっちりしたモッツアレラと、フルーツトマト、
バジルとオリーブのソースは、オリーブオイルが美味しくって、お皿をぺろりっ。てしたかったくらい(^-^;
ちょこちょこと、カウンターの端には「タパス」らしきものもあったのですが、
「ちょっと、お疲れの1日の休憩に。」っていうタイミングだったので、今回はナシで。
でも、ちゃあんと出来合いの適当さではなくって、素材からきっちり選んで、ひとつひとつ、
丁寧に作られているお料理に感じます。
案外「ごはんの充実したバー」使いでもイケルのかも。
「カプレーゼ」をアテに!? 「モヒート」をゆっくりいただきながら、少しだけ、
「大阪のスペイン料理店事情」なんていうものを教えていただきながら、興味深いお時間になりました。
オーナーは、さすが…スペイン人!? と思うくらい、スペインを文化ごと愛しておられ、
長くその地に滞在しておられた方だけあって、いろんなことをご存知な方。
カジュアルに、わいわいと「スペインバル」で騒ぐのも楽しいけれど、たまにはこんな
シックな老舗の「スペインバル」で、スパイン事情をレクチャーいただくのも、とっても楽しいし、
よりスペインを楽しむ為にも、必要かもしれません(^-^)v
いっときずっと、「スペインバル、スペインバル」言ってたのに、知らなかったことを後悔。
「バー」と「レストラン」のどちらでもなく、どちらでもあるところが、難しいのでしょうか?
それとも立地…一見、入り辛いのは、確か(^-^;
「食べログ」では案外評価が低いようだけれど、もっと評価されればいいのに、と思われるお店。
あ。でも、「シェリー」いただくの、忘れてる…
それはまた、次回の機会に。