おじょおさんが投稿したピッツェリア・スクニッツォ・ダ・シゲオ(大阪/天神橋筋六丁目)の口コミ詳細

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ピッツェリア・スクニッツォ・ダ・シゲオ天神橋筋六丁目、中崎町、中津(大阪メトロ)/ピザ、イタリアン

1

  • 夜の点数:4.5

    • ¥2,000~¥2,999 / 1人
      • 料理・味 4.5
      • |サービス 4.0
      • |雰囲気 3.5
      • |CP -
      • |酒・ドリンク -
1回目

2011/10 訪問

  • 夜の点数:4.5

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気3.5
    • | CP-
    • | 酒・ドリンク-
    ¥2,000~¥2,999
    / 1人

中崎町で、大阪№1の薪釜ピッツア。

今や雨後の筍の勢いで、大阪中に出店ラッシュなピッツエリア。
その中でも、オープンから1年あまりで、頭ひとつもふたつも抜きん出て、
破竹の勢いなこちら『PIZZERIA Scugnizzo DA SHIGEO 』さん。

思いついて予約の電話を掛けるも、当日予約では
「すみません、本日は満席で…。」と断られること、数度。

普段は事前予約の苦手な私ですが、この日は一週間前から、事前予約。
だいたいが当日の思いつきで動いちゃうので、数時間前の当日予約が基本なのが、
この日はこの「ディナー」に向けて、1日の予定を調節することに。

そこまでしてでも食べたいのが、最近の『PIZZERIA Scugnizzo DA SHIGEO 』さんの評判。

しかも、店主が腰を悪くされたそうで、当分(年内一杯くらいは)
「ランチの営業はお休み」とのことで、ますます行き辛い状況でもあるの。

ということで、当日は勇んでお店へ。

知ってはいるつもりだったのだけれど…本当に、説明しがたい、
無理に言うなら最寄の駅、中津と天六からはちょうど東西に中間あたりになる位置で、
中崎町からも同じくらい離れた真北へ、という何とも不便な場所にあります(^-^;

住宅が立ち並ぶエリアの道路沿い、ふと不安になるところに、遠くから
ぽつんと灯りが見えたら、そこがたぶん正解。

他にはお店らしき灯りはほとんどないので、たぶんある程度まで近づけば大丈夫。

せっかく予約が取れたのだし、ということで、この日は3人でお邪魔。
これくらいの人数以上でないと、いろんな種類が楽しめないものね!

一週間前の予約ながら、この日の1回転目の予約は取れず、2回転目の営業の
8時半の予約だったもので、ずでにお腹はずいぶんと減っていて、いい感じ。

時間調度にお店に到着すると、お店の前には「本日満席です」の看板が。

そして、驚くことに、正面の入り口には…店主の後姿が。
そして、キッチンが、裏舞台の様子が丸見え。

こちらのお店、不思議な初めて見る造りなのですが、カウンターの内側になる厨房が
正面玄関のすぐ先に広がってるんです。

お客様たちはみんな、戸惑いながら、左手側にある扉へと入っていって、
そこから今目にした厨房を取り囲むカウンターへと、ぐるりと回りこんで着席するかたち。

カウンターと壁の間は、人が座って、ほぼ人がひとり通れるかどうかくらいの隙間しかありません。
ごつい方なら、初めに予約で、お席を指定しておくのがいいかも、と本気で思えるスペース。

カウンターの途切れた先の、奥には鮮やかな赤の薪釜が鎮座しています。

今回着いたお席は、一番突き当たりのお席で、釜の前という、ベストビュー。
釜の中が覗けるお席で、特等席にアタリ!

ちなみに雰囲気がえらく高得点ですが、この得点は「食べるぞ!っていう雰囲気」の
得点だと思われます…お店自体が、「よっぽどお洒落」だとか「広々スペース」だとか、
「ゴージャスな空間」「落ち着ける場所」だとか、そんなお店ではないもの。

横になって通るぎりぎりの隙間なスペースに、お店の造りは「手作り!?」というくらいの
簡素なカウンタースペース。

スタッフさんはピッツアイオーロの店主おひとりのみ。

ただとっても美味しいもの、をライブ感覚で食べられる。 というお店なので、
お洒落していこう、だとか、ゆったり落ち着いて空間を楽しもう、だとかを

この雰囲気の高得点に期待して行くと、失敗しちゃうかも。
(基本、こちらのお店は「美味しいもの食べるために!」な方ばかりなようだけれど。)

私たちはもちろん、食べる気満々なので、さくさく「前菜盛り合わせ」と「ピッツア」×3で。
前菜は量が多いようなので、2人分を分けわけ。

思った以上の分量で、これだけでじゅうぶんお腹が膨れちゃいそうな量。
種類もバラエティに富んでいて、香草バターを乗せて、オーブンで焼き上げるココットや
「イカ墨のソーセージ」があったりと、なかなか手が込んではります。

今回は「ピッツアを食べる!」が目的なので、後ろ髪引かれながらだけれど、
釜で焼き上げる「魚」「子羊」、旬のポルチーニの「パスタ」などは、断念。

本日のお魚は、たっぷり脂の乗った「イサキ」たっだらしくって、違うお席の方が
食べてはったの、釜で焼かれてる姿が美味しそうだったぁ!

ピッツアは「マリナーラ」「マルゲリータ」「イカ墨と燻製モッツアレラ」で。

約10席の客席、仕切り1枚隔てた手を伸ばせば届く距離が厨房なので、
料理人・サービスをおひとりで兼ねておられるにもかかわらず、タイミングはとても正確。

おひとりで注文を聞き、ドリンクをだし、調理をされているのだけれど、
常にお客様の様子に気を配っておられて、10席にそれが行き届いているので、
「食べ終わるタイミング」「料理を出すタイミング」に、ほぼロスがないんです。

これって、けっこうすごいと思うの。

そんな投げれで、時間にロス無く出していただいたものだから、Mサイズ、
通常2人分くらいのピッツアを3枚、無事食べきりました(^-^)v

これ、感覚が空いてたら、きっと無理だったと思う…

やっぱり特筆は、このコルニチョーネ。
縁の部分の、ふかふかさっくり、ではなない、しっかりとした、もっちりした感覚。
美味しいパンを思い起こさせる、粉の香りと醗酵の香り、薪の香り。

薪の香りで、焦げの香りばっかりなお店もあるけれど、こちらはしっかりと
粉の香りと旨味がします。

名物?スペシャリテらしい、イカ墨の濃厚さ、燻製モッツアレラの煙の香り、
ミルキーな風味、など複雑で濃厚な具材を受け止められるピッツア生地は、
本当に美味しくて、バランスよく秀逸。

あとはねー…実際、食べて見てください(≧_≦)!

美味しいんだけれど、美味しいことを説明するのって、とっても難しいから(^_^;


予約が難関で、場所も辺鄙だけれど、何度でも通いたいお店。
誰かを連れて行きたいお店でもあります。

私たちがお食事中にも、何度も電話が鳴っていたのですが、ちょうどピッツアを
釜に入れている最中だったり、オーダーを聞いている最中だったりで、
そのタイミングでは難しいよぉ…ということがしばしば。

すべておひとりでされておられるので、基本、営業中は電話は繋がらないと
思ったほうがいいみたいです。

心配は、SHIGEOさんの体調かな。
どうかこれ以上、ご無理されたりして悪化されませんよぉに(>_<)!!

2011/10/28 更新

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