『萩。』おじょおさんの日記

９月になりましたね。

ようやく朝晩は涼しい風が吹くようになって、
空の高さも、風に時折混じる匂いにも、どことなく秋が漂ってるような、

秋の気配が忍び寄っているような、そんな気がします。

そうそう、お家の周りではいつの間にか、お昼間の蝉の声も止んでしまって、
虫の声が、今では夕方から聞こえるようになりました。


こうなってくると、そろそろクローゼットも衣替え。

夏場の、鮮やかで軽やかなお洋服から、
こっくりしたお色目の、しっとりしたお素材に。

入れ替えを、今ちょこっとずつ変えて行ってるところです。

衣替えって、大好き♪

季節が１巡して、１年着ないままでいたお洋服を
処分していく過程、クローゼットに隙ができていく光景が、

身軽になっていくようで、とても心地よかったりします。

「澱」を処分していくような、そんな気分。
新しい空気を入れ替えるようで、自分も軽くなった気がして。


このあたりからそろそろ、着物も出し始めたり。

夏場、「暑いからやだ。」って、浴衣以外敬遠していたのが、
この季節になると、不意に袖を通したくなったりして、
ただ今衣文掛けで、登場を待ってはります。


中秋の名月の時期…
春先なら「ぼたもち」だったのが、「おはぎ」の時期になりましたね。

合わせて衣も「萩」を着るのが、例年の習慣。

最近はなかなか、「着ていく機会」を探すのが、
大変だったりもするんだけれど…

夏場露出度いっぱいのキャミソールやサンダルで過ごした分、
冬場には覆い隠して、少しはおしとやかに過ごしてみよう、

なんて、改心してみる？…物思いに耽ったりする、今日この頃です。