無料会員登録/ログイン
閉じる
携帯電話会社の提供IDはこちら
食べログ
こずるの食べたもの・行った店
メッセージを送る
こずる (50代前半・女性・東京都) 認証済
この口コミは、こずるさんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。
最新の情報とは異なる可能性がありますので、お店の方にご確認ください。 詳しくはこちら
利用規約に違反している口コミは、右のリンクから報告することができます。 問題のある口コミを報告する
1回
夜の点数:4.5
2009/12 訪問
すべてが洗練された和食の名店
南麻布・仙台坂上という、電車だとなかなか行きにくいロケーション。瀟洒な入り口が印象的なお店です。友人2人がランチに来て良かったということだったので、女4人の忘年会で使わせていただきました。入ると小ぢんまりした店内ながら、すっ遠くまで伸びた白木のカウンターと、右手に個室が2つ。私たちは大きい方の個室に通されました。客層は社用っぽい人あり、デートっぽい人ありですが、さすがに落ち着いた感じです。飲み物メニューは結構充実。シャンパンから日本酒、焼酎から自家製梅酒等、一通り置いてあります。気になる日本酒のラインナップは、十四代や久保田万寿といったポピュラーなものから、田酒、黒龍、日高見なんてところが揃っています。何より目を引いたのは、燗酒の銘柄が「石鎚」だったこと。燗酒といったら変な本醸造しか置いていないお店も多い中で、不遜ながらも「さすがにちゃんとしたお店なのね」ということを伺わせるようなセレクトだと思いました。お料理ですが、予約の時点で、一番の安い1万円のコースを頼んでありました。この日頂いたのは一、 鶏松風焼一、 鯖棒寿司一、 堀川牛蒡山椒焼き一、 海老芋 蟹身 菊菜 柚子 白味噌椀一、 寒鰤 九絵 妻一色一、 帆立貝柱雲丹焼き一、 太刀魚塩焼き 又は 鰆塩焼き (太刀魚を選択)一、 公魚薄衣揚げ一、 野菜炊き合わせ(冬瓜、南瓜、蕪、金時人参、だったかな?)一、 じゃこ山椒飯 香の物 止椀一、 菓子(ほうじ茶のブラマンジェ)でした。個室でもあったので十分写真を撮る余裕もあったのですが、すぐに手をつけたくて一枚も撮らず。そのくらい、魅力的なお料理の数々でした。全体的に品がよく、丁寧な仕事の印象です。鶏松風焼は、「味噌がべったりなのは嫌いやねん」という友人も絶賛で、全然くどくありません。鯖棒寿司は胡麻が効いていたのが印象的。牛蒡はとても柔らかく炊いてあり、山椒の香りが牛蒡の香りを一層引き立てます。白味噌のお椀は出汁が効いていてとても上品なお味。海老芋は揚げてあってとても柔らか。九絵のお刺身は初めてでしたが(お鍋は食べた事あったけど)歯ごたえよく美味しいですね。帆立は焼き加減がちょうどで旨みが凝縮しており、上に載ったウニの濃厚な味とベストマッチ。これは燗酒で決まりです。太刀魚の塩焼きは卵を抱いたところで、骨も障らずいい塩梅。公魚は大きめのが1匹、「薄衣」の名の通り、ほんのり衣をまとって綺麗に揚がっており、全員が「こんな公魚食べた事ない」と感心しきり。野菜炊き合わせは薄味で、重くなってきたお腹に優しい味わい。そして締めの土鍋ごと運ばれてきたじゃこ山椒飯がなにより絶品!香ばしいじゃこと山椒の香りで、もうお腹いっぱいなのにいくらでも食べられそう。おかわりして、さらに残った分はおむすびにしてお土産に頂きました。香の物、止椀(赤だし)ともにほどよいお味で、みなご飯と同じくこちらもおかわりしてしまいました。最後のデザートは私にはちょっと甘すぎでしたが(私が甘いの苦手なだけ:笑)、ほうじ茶の香りとふるんとした口当たりがなかなか結構でした。お茶で締めて大満足。一つ一つお料理を解説してくださる丁寧で行き届いた接客ももちろん好印象です。最後の最後、私たちが数軒先の駐車場に入るところまでご主人が見送ってくださって驚きました。「1万円でこれなら、1万5千円のコースでも良かったくらい!今度は上のコースを頼もう!!」と、有閑マダムのようなアラフォー(自称)美人OL軍団、大変気分よく2009年を締めくくることができました。「ベストレストラン2009」書かなくて良かったよ。締め切り後にこんな素敵なお店に出会っちゃったんだもの。本当にご馳走様でした。
2009/12/18 更新
エリアから探す
開く
このエリアを地図で見る
ジャンルから探す
指定なし
ランチ
夜10時以降入店OK
夜12時以降入店可
始発まで営業
朝食
カード可
個室
貸切可
駐車場
飲み放題
食べ放題
子供可
ペット可
クーポン
テイクアウト
家族・子供と
デート
女子会
合コン
大人数の宴会
接待
一人で入りやすい
知人・友人と
禁煙 分煙を含む
喫煙可
ワインあり
日本酒あり
焼酎あり
オシャレな空間
カップルシート
カウンター席
ソファー席
座敷
南麻布・仙台坂上という、電車だとなかなか行きにくいロケーション。
瀟洒な入り口が印象的なお店です。
友人2人がランチに来て良かったということだったので、女4人の忘年会で使わせていただきました。
入ると小ぢんまりした店内ながら、すっ遠くまで伸びた白木のカウンターと、右手に個室が2つ。
私たちは大きい方の個室に通されました。
客層は社用っぽい人あり、デートっぽい人ありですが、さすがに落ち着いた感じです。
飲み物メニューは結構充実。シャンパンから日本酒、焼酎から自家製梅酒等、一通り置いてあります。
気になる日本酒のラインナップは、十四代や久保田万寿といったポピュラーなものから、田酒、黒龍、日高見なんてところが揃っています。
何より目を引いたのは、燗酒の銘柄が「石鎚」だったこと。燗酒といったら変な本醸造しか置いていないお店も多い中で、不遜ながらも「さすがにちゃんとしたお店なのね」ということを伺わせるようなセレクトだと思いました。
お料理ですが、予約の時点で、一番の安い1万円のコースを頼んでありました。
この日頂いたのは
一、 鶏松風焼
一、 鯖棒寿司
一、 堀川牛蒡山椒焼き
一、 海老芋 蟹身 菊菜 柚子 白味噌椀
一、 寒鰤 九絵 妻一色
一、 帆立貝柱雲丹焼き
一、 太刀魚塩焼き 又は 鰆塩焼き (太刀魚を選択)
一、 公魚薄衣揚げ
一、 野菜炊き合わせ(冬瓜、南瓜、蕪、金時人参、だったかな?)
一、 じゃこ山椒飯 香の物 止椀
一、 菓子(ほうじ茶のブラマンジェ)
でした。
個室でもあったので十分写真を撮る余裕もあったのですが、すぐに手をつけたくて一枚も撮らず。
そのくらい、魅力的なお料理の数々でした。
全体的に品がよく、丁寧な仕事の印象です。
鶏松風焼は、「味噌がべったりなのは嫌いやねん」という友人も絶賛で、全然くどくありません。
鯖棒寿司は胡麻が効いていたのが印象的。
牛蒡はとても柔らかく炊いてあり、山椒の香りが牛蒡の香りを一層引き立てます。
白味噌のお椀は出汁が効いていてとても上品なお味。海老芋は揚げてあってとても柔らか。
九絵のお刺身は初めてでしたが(お鍋は食べた事あったけど)歯ごたえよく美味しいですね。
帆立は焼き加減がちょうどで旨みが凝縮しており、上に載ったウニの濃厚な味とベストマッチ。これは燗酒で決まりです。
太刀魚の塩焼きは卵を抱いたところで、骨も障らずいい塩梅。
公魚は大きめのが1匹、「薄衣」の名の通り、ほんのり衣をまとって綺麗に揚がっており、全員が「こんな公魚食べた事ない」と感心しきり。
野菜炊き合わせは薄味で、重くなってきたお腹に優しい味わい。
そして締めの土鍋ごと運ばれてきたじゃこ山椒飯がなにより絶品!香ばしいじゃこと山椒の香りで、もうお腹いっぱいなのにいくらでも食べられそう。おかわりして、さらに残った分はおむすびにしてお土産に頂きました。
香の物、止椀(赤だし)ともにほどよいお味で、みなご飯と同じくこちらもおかわりしてしまいました。
最後のデザートは私にはちょっと甘すぎでしたが(私が甘いの苦手なだけ:笑)、ほうじ茶の香りとふるんとした口当たりがなかなか結構でした。
お茶で締めて大満足。
一つ一つお料理を解説してくださる丁寧で行き届いた接客ももちろん好印象です。
最後の最後、私たちが数軒先の駐車場に入るところまでご主人が見送ってくださって驚きました。
「1万円でこれなら、1万5千円のコースでも良かったくらい!今度は上のコースを頼もう!!」
と、有閑マダムのようなアラフォー(自称)美人OL軍団、大変気分よく2009年を締めくくることができました。
「ベストレストラン2009」書かなくて良かったよ。締め切り後にこんな素敵なお店に出会っちゃったんだもの。
本当にご馳走様でした。