『つけ麺考』こずるさんの日記

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つけ麺とは美味しい食べ物だなぁ!!!

..........と思ったことが、実は、ない。
つけ麺がウリのお店でも、メニューにラーメンがあると必ずラーメンを食べる私。
過去につけ麺を食べたことがあるのは、片手で数えられるほどじゃあるまいか(今日がそのうちの1回なのだけど)。

基本的に、私の中でラーメンとうどんは「汁物」の分類である。
「スープを飲みたい」と思うときにそれらを食べたくなるのであって、純粋に「麺」自体を食べたいと思うことは、「汁物を食べたい」に比べればそれほど多くはない。
(もっとも、「麺」を食べたくてラーメンをチョイスすることはある。ていうか簡単に言うと単なるラーメン好きなんだけど)
だから、「麺」に主眼が置かれるつけ麺は、私の中では興味の対象としてはかなりかなり下の方にランク付けされることになる。

そもそも、つけ麺とラーメンは似て非なるものなのだろう。
笊蕎麦とつけ麺は、ラーメンに比べて「似て」が少なく「非なる」が多い割合になるだろうが、食べ方の点ではやはり「似て非なる」ものだ。
つまり、つけ麺は「つけ麺」というものであって、決してラーメンの亜流とかではないのだろう。
でも、でも。「似て」いるものがあるから混乱するのだ。

つけ麺って、どうやって食べたらいいのだ?
蕎麦猪口のようにつけだれの丼を持って食べるには、丼が大きすぎる。
でも丼を置いたままだと汁がはねるし、第一犬食いのようで美しくない(ラーメン丼も持たないけれど、つけ麺の丼はラーメンの丼よりより小さいからそう思うのかな?)。
それに、具を食べるタイミングが分からない。
途中でスープを飲むことができないのも辛い。水を流しこむのではなくて、麺や具と同じ味がついていて温かいスープを流し込みたいのに。
麺が冷たいから、スープがどんどんぬるまっていくのも嫌だ(あつもりにすれば解決なのか?)。
最後のスープ割も、蕎麦湯のそれとは明らかに違う。うーん、何がどう違うかうまく言えないけど、違うのだ。

ぐだぐだ御託を並べてみたけれど、結局つけ麺は「汁物」ではないから好きではないのかもしれない。
そういうものだと割り切っているつもりでも、やっぱりラーメンの影を追い求めてしまうのだ。
それとも、「いやぁ、つけ麺ってこんなに美味しいものだったのか!」と思えるつけ麺に、実はまだ出会っていないだけなのか?
つけ麺好きの人にぜひ教えてほしい。つけ麺の、どんなところが好きなのか。
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