4回
2017/10 訪問
スパイスケーキってどんな味?
いよいよ10月となり、バイクシーズンもあと僅かになりました。
しかし今シーズンはまだ一度も泊りがけツーリングに行っていません。今度こそと思っては見たものの、休み初日が雨でしたので、翌日日帰りツーリングとなりました。
羊蹄山周辺は見事な紅葉になり、羊蹄山の山頂やニセコヒラフあたりは雪景色になり、冬が近づいていることを実感します。
倶知安でランチを頂いた帰り道に立ち寄りました。
店内は薪ストーブが焚かれ、その柔らかな温かさに癒されます。
2か月前に女の子が生まれ、おとなしくて手がかからないそうですが、何よりご主人がメロメロだそうです(笑)
店内で美味しいコーヒーを頂き、妻にスパイスケーキを購入して店を後にしました。
スパイスという文字に敏感に反応してしまう私ですので、どのような味わいのケーキなのか気になり購入したわけですが、そのケーキをパクリと一口頬張ると、
「???」
とても複雑な味わいで、何のスパイスが使われているか見当もつきません。
妻も頭を傾げていましたが、ケーキを包んでいた帯にスパイスが明記してあり、それを読んだ妻は、
「へぇー、こんなスパイスも使われているんだ」
と目を丸くしていました。
この複雑なスパイス使いのケーキは、甘さを抑えた大人のケーキで、甘いものが苦手な方でも美味しく頂けると思います。
握り拳程度の大きさで800円は高額という印象を受けますが、食べれば納得の価格です。
パン職人が作った大人のケーキ。さすがです。
2017/10/12 更新
2017/06 訪問
朗らかという言葉がピッタリなパン屋さん
今シーズン初の日帰りツーリングです。
札幌で美味しいランチを頂いた後、帰路はちょっと遠回りして帰ることにしました。選んだルートは中山峠、美笛峠経由です。
そうなるとここに寄らない訳にはいきません。
2年半ぶりに訪れましたが、以前訪れた時に留寿都側の出入り口から留寿都方向に出ようとすると、美笛側が死角になってしまい、危険なので閉鎖したのですが、なんとそのあたりは芝生が植えられ、ちょっとした公園になっていました。
店内に入り、奥様にお会いしましたがお元気そうです。
そして大きなおなかに気づきまして、あと1ヶ月で生まれるそうです。
コーヒーを注文して、妻への土産にチーズパンを購入しました。
奥様の淹れるコーヒーはとても美味しく、しかもリーズナブルなのです。
窓の外をぼんやり眺めながら頂くコーヒーは最高ですね。
母子共に元気に生まれますように。
2017/06/30 更新
2014/12 訪問
店内はしっとりと落ち着きますが、外壁の色はド派手です(笑)
*****2014年12月再訪*****
洞爺湖ランチの帰り道に寄りました。
ニセコ方面へのツーリングの際は必ず通る道ですので時々立ち寄るのですが、妻は一度も訪れたことがないので、これ幸いです。
駐車場周辺は、除雪で積み上げられた雪が壁のようになっています。しかも喜茂別市街地側の入り口は塞がれていて入ることができません。そこで美笛側の入り口から侵入しましたが、駐車場はトラクターで綺麗に除雪されていました。
店に入ると奥様がいまして、妻共々ご挨拶。
妻は1個だけ残っていたパン オ ショコラが気になるらしく、ミルクコーヒーと共に注文しました。
私はいつものブラックコーヒーですが、ここは手頃な価格で美味しいコーヒーとパンが楽しめる貴重なパン屋さんです。
8月に【ラムヤート】を訪れた時のことを話すと、笑って頷いてくれました。
甲子園のようになりつつある【ラムヤート】ですが、ここも何か植物で飾ろうとしたらしいのですがなにせ洞爺湖よりはるかに寒い土地ですから根付かなかったそうです。
特にこの喜茂別という地域は、初冬の頃に一番冷えこむ場所でもあり、厳冬期になると朱鞠内や陸別、占冠にNo.1の座は譲るものの、とても寒い場所ですから。
冬場の水道凍結などこのあたりではしょっちゅうだそうで、天気予報で喜茂別が道内の最低気温を予想されると、
「ほれ、見て見て。喜茂別がNo.1だぞ」
となぜかはしゃぐパン職人のご主人だそうで、おもしろおかしく話してくれた奥様。
でもなんかご主人の気持ちは分かります(笑)
店内に【シャンディ ニヴァース カフェ】のショップカードがありましたので、ここで食べたことがあることを話すと、こちらの店主ご夫妻とは知り合いだそうです。
そして、【ポトリベーカリ―】の女性パン職人さんに勧められて訪れたことを話すと、【ポトリベーカリー】のパン職人さんご家族がここの石窯を見学に来られたそうで、なんだかまた縁が繋がってしまいました。
28日が今年の最終営業日だそうで、年明けは4日から始めるそうです。そして1月から3月の間は、雪で訪れるのも大変だろうということから店頭での販売は金、土、日のみとし、他の日は配送のみにするそうです。
次回訪れるのは新緑の頃ですね。
*****2014年4月再訪*****
いよいよバイクシーズンの開幕です。
毎年のことながら、シーズン最初の目的地はニセコなのですが、そうなるとこの店の前を通りますから楽しみにしていました。支笏湖畔沿いや美笛峠は、道路に雪はないものの山肌にはまだまだ雪が残っていて寒いです。しっかりインナーウェアを着込みましたが、まだまだ快適というには早いですね(笑)
周囲の木々もまだ枯れ木状態。新緑の季節はまだまだ先ですが、これから冬を迎える秋と違い、春は気分も上々です。
開店時刻とほぼ同時に到着しました。バイクを停めて店内に入ると奥様が出迎えてくれました。
「あら、お久しぶりです!」
奥様もお変わりない様です。
店内には小さな男の子がいて、どうやらお子さんのようですが、ほどなくして祖父母と思われる方が店を訪れました。ご主人は焼きあがったパンを次から次にテーブルに並べます。
コーヒーを注文して待っていると、小さな男の子がパンを持って来てくれました。
「昨日のパンですが、よろしかったらどうぞ」
とパンを持たせてくれたのは、男の子のおばあちゃん。そうこの方たちは、ご主人の両親だったのです。
コーヒーを飲みながら、昨日焼いたクロワッサンを頂きましたが、やはり美味しいパンです。そしてコーヒーも美味しかった。ここのコーヒーも濃い目で好きな味です。この美味しいコーヒーが350円で飲めるなんてお得ですね。
コーヒーを頂いた後は、ご主人のお父様としばしの歓談。車やバイクの話で楽しいひと時を過ごしました。男の子は2歳で、休日は保育所が休みですから、伊達からご主人の両親が訪れて面倒を見てくれるそうです。
最後はご主人のお父様が外で見送ってくださいました。なんだかほんわか幸せな気持ちになりました。
*****2013年10月再訪*****
自宅周辺も落ち葉の季節になりました。そこでニセコに紅葉を見に行こうとバイクを引っ張り出し、ちょうどこの店がオープンする時間に到着しましたので、休憩を兼ねてパンとコーヒーを頂こうとしたのですが、なんと早くも店の前には車が駐車しています。そして店の中に入ると4組ほどの客がいました。コスモメディア社の「北海道生活9・10月号」のパン特集に掲載されていますから、その影響もあるのかもしれません。
ディスプレー用の足踏み式ミシンを改良したテーブルを片付けていただき、そこで頂くことができました。食べたのはエスカルゴというサクッとしたパイ生地のような食感のパンで、おやつ感覚で食べるパンです。程よい甘さですのでコーヒーともよく合います。コーヒーもやや濃い目のものですからパンとの相性は抜群です。この組み合わせでワンコインでおつりが出ますから嬉しいですね。
コーヒーやパンをもってきてくれたのは長崎出身の女性で、この夏お互い郷里に帰省して、半端じゃない九州の夏の暑さを体験しましたので、その話で盛り上がってしまいました。その女性は、親から北海道仕様の体になったのねと言われたそうですが、私自身も経験していますからよく分かるのです。その土地に1年住むと、体がその土地仕様になりますから、九州の夏の暑さは堪えるのです(笑)
ようやくエアコンを使用しなくても過せるようになった九州と、ストーブを使い始めた地域もある北海道、日本は南北に長い国なのだと実感しました。
*****2013年7月初訪問*****
ラムヤートを訪れ、初代パン職人であった弟さんの店はまだオープンしていないのか訪ねると、2週間ほど前にオープンしたとのこと。喜茂別町というのは知っていましたが、詳細な場所は知りませんでしたので、兄であるラムヤートのご主人から教わりましたところ、ツーリングの帰り道沿いでありましたのでこれはグッドタイミングでした。
兄弟揃って親交のあるタカラ牧場の傍だというのは分かったのですが、それらしい建物がありません。そうこうする内に道路際の小さな看板を見つけました。ここは以前ドライブインか喫茶店のような店だったのでよく覚えている場所です。
店内に入るとご主人に迎えていただきました。
「ラムヤートで教わってやってまいりました!」
と元気に挨拶をすると、ニッコリ。
雑誌で感じた印象は、寡黙なパン職人という感じだったのですが、とても楽しい話好きな方です。そしてラムヤート繋がりで訪れたことに対してとても喜んでくれました。
パンはご主人が焼きますが、コーヒーは奈良県出身の奥様が店内にある焙煎機で自家焙煎しますし、店内で飲むことはもちろん、コーヒー豆を購入することもできます。
日が傾いてきた時刻とはいえ、まだまだ暑いのですが、コーヒーは熱いものが飲みたいのです。そう、やはりコーヒーは香りを楽しまないとね。そこでパン・オ・ショコラと共にコーヒーを頂きました。
コーヒーは濃い目のもので私好みです。パン・オ・ショコラもさくっとした歯応えがなんともいえません。そして美味しいコーヒーとパンを頂きながらの楽しい会話、楽しいひと時です。
そしてお手伝いの女性は3年前に長崎からやって来た女性、しかも近日中に結婚式のため郷里に帰省するとのこと。「九州の夏は暑いよ~」という話題と、お互いのソウルフードである長崎ちゃんぽんと皿うどんの話で盛り上がってしまいました(笑)
こんな所に本格パン屋さんが。喜茂別町にとっては貴重なパン屋さんですね。
2014/12/29 更新
洞爺湖湖畔で美味しいランチを食べた帰りに寄りました。
コロナウイルス問題の影響もあって、現在カフェ営業を休止しています。
パンも残り少なかったのですが、運の良いことにスパイスケーキが残っていました!
おまけにクッキーもありましたので、妻への土産として購入しました。
奥様のトモエさんもお元気そうでなによりです。
自宅に戻って食後のデザートとしてスパイスケーキを食べましたが。
「やっぱ大人の味だよね~」
「ホントそうだわ♪」
密度があるズッシリ感と、ほんのり苦み走った大人の味なのです。
この美味しさは、甘い物好きなオトナやコドモには分からないでしょうね(笑)
クッキーもシンプル故に小麦の美味しさが分かるものでした。