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泡
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山形牛のスピエディーノ
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山形牛のスピエディーノ(アップ)
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プロシュート エ メローネ
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プロシュート エ メローネ(アップ)
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鮮魚のバポーレ
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鮮魚のバポーレ（アップで）
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ワイン
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白いパン（ハイジの世界）
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ワインその２（これで白）
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タリオリーニ ズッキーニと雲丹ののマンテカート
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タリオリーニ ズッキーニと雲丹ののマンテカート（アップで）
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豚ホホコンフィのクッキアイオ
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豚ホホコンフィのクッキアイオ（アップで）
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ワインその3（これも白）
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ワインその4
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太刀魚のアルフォルノ キノコのティンバッロ
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太刀魚のアルフォルノ キノコのティンバッロ（アップで）
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ファルファッレ 兎のラグー
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ファルファッレ 兎のラグー（アップで）
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ワインその5
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牛フィレット、フォアグラのテリーヌ 南瓜とマルサラのソース
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牛フィレット、フォアグラのテリーヌ 南瓜とマルサラのソース（アップで）
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ワインその6
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チーズ盛り合わせ（ハーフ）
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白桃コンポスタとクローブ、シナモンのセミフレッド
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白桃コンポスタとクローブ、シナモンのセミフレッド（アップで）
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食事たちを彩ったワイン達
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チョコ達
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カフェ
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-11/08/中旬 PM7時頃訪問-
とある方から「SALONEご一緒しませんか？」とのお誘いを受け、二つ返事で即OK。憧れていたこちらのお店「SALONE2007」に伺いました。
開始時間はPM7時半から、と言うことでしたが勢い余って30分も前に到着。近くの喫茶店で時間をつぶして、再度お店に。
お店は中華街のメイン通りから一本外れたところにあり、ここは中華街なのか？と思うほど静かな通りにあります。
店舗はひっそりとしていて、本当にイタリアンのお店があるのか分からないほど。節電のためだったのか電飾は控えめだったんでしょうね。
近づいてみるとシックな佇まい。鮮やかな青で塗られた外壁はなかなか綺麗ですね。
テラス席のようなものがありましたが、そこでも食事を頂けるのかな？
お店の外観写真を取っていると、お店の方が出てきて予約の旨を伝えると中に通されました。
中に入ってみると先客は数組。デートやお祝い事の方々が多い印象です。
店内は20席と言うことなのでそんなに広くはないですが、なんとも落ち着いていて「きらびやかな」感じです。
こんな高級なイタリアンって入ったこと無いのでかなり緊張しますね(汗)
テーブルにつくとテーブルセッティングはされていて(あたりまえか)、お品書きもありました。
中を拝見してみると、今回の料理の数々が。
メニューの名前があまりにも難しすぎてよく分かりませんでしたが(笑)、期待に胸がふくらみました。
メンバーがそろい、いよいよ食事のスタートです。
「飲み物はどうされますか？」と聞かれ、さすがに「じゃあビールで」とは言えず(笑)。
やっぱりイタリアンと言えばワイン。
ちょっと苦手なんだけど、と思いましたが1/4グラスで頂けるとのことでしたので、食事ごとに合ったワインを少しずつ頂くことに。
○2011年8月メニュー（10,000円（税抜き））
・Inizio
山形牛のスピエディーノ
スピエディーノとは「串焼き」のことだそうです。一口サイズで頂けるこちらのお肉で中にはジャガイモのピューレが入っている一品。
なんとも贅沢な一品ですが、思い切って頂くと肉の濃厚さとジャガイモのトロミが絶妙！噛めば噛むほど味が出ますね。
初めの一品でこのお店の凄さを感じることが出来ました。
・Anti pasto
プロシュート エ メローネ
プロシュートとメロン。果物とお肉の組み合わせの料理って苦手なのですが、これには驚きました。
かなり彩り豊かなです。生の状態のものとカリッとしたクロカンテ（カリカリになるまで炒めたもの）にしたハムの食感の違いに驚きます。さらにメロンピューレにしたソースがもの凄くうまい。
鏤められたミントが良いアクセントになっていました。
・Vapore
鮮魚のヴァポーレ
鮮魚・蛤を蒸したものとでも言うのでしょうか？オレンジオイルの中に浮かんでいる魚がぷりっとしていて美味しそう。
オレンジの香りが良いですね。スープを掬って頂くと魚介の出汁がだーっと出ている感じで、美味い！もちろん魚もぷりっと感十分で感動してしまった。
この味付けは生まれて初めて。感動ものでした。
・Pasta Fresca
タリオリーニ ズッキーニと雲丹のマンテカート
タリオリーニのパスタがモッチリ。雲丹ソースの濃厚さが見た目で分かるほど。
一口頂くと、うんうん。これだよ。この濃厚さ！ズッキーニの食感、塩加減共に申し分ありません。タリオリーニはモッチリ濃厚～
これはスゴイわ。納得の一品でした。
・Cucchiaio
豚ホホコンフィのクッキアイオ
クッキアイオとは「スプーン」のこと。一口大のスプーンの上に豚ホホ肉のコンフィが乗っており、ここにもハーブ。
ガブリと一口で頂くと･･･なんと濃厚な！一緒に乗っていた胡椒と煮凍り？が良い味出してますね。
これも文句の付けようもないほどでした。
・Golozo
太刀魚のアルフォルノ キノコのティンバッロ
ぎらりと光る太刀魚のお肌。その下には「ティンバッロ（ジャガイモのパン粉焼）」。一番上にはハーブのディルが。
お皿の上にはまるで筆で書いたような赤紫色のソースが印象的な一品。新鮮な魚を美味く調理するとこうなるんだーと主張しているようです。
・Pasta Della Casa
ファルファッレ 兎のラグー
蝶のような形をしたパスタ「ファルファッレ」。兎のラグーソースなんて初めて頂きましたが、獣臭さを感じず豚や牛のものに比べ味の濃厚さが増している感じです。
フレッシュトマトや松の実、マジョラムと言った食感・風味を変える脇役達が十分に仕事をしていますね。
これは美味しいわ。唸ってしまいました。
・Pietanza
牛フィレット、フォアグラのテリーヌ 南瓜とマルサラのソース
いよいよメインです。牛フィレにフォアグラだあ。凄いわ。
南瓜のピューレとマルサラソースも良いけれど、手前にこんもりと置かれた「赤玉マルメラータ」の美味しさと言ったら表現できない(笑)。
これは癖になる味ですね。
ここで「チーズの盛り合わせ」（別料金750円：1/2サイズ）を頂くことに。
とても珍しいもので、頂いたことのないものばかり。詳しくは他のレビュアーさまのレビューを参考にして下さいませ。
ただ、どれもワインに合う上級の品物ばかり。こんなの食べられるのなんて幸せだなあ。
・Dolce
白桃コンポスタとクローブ、シナモンのセミフレッド
白桃が冷えていて、甘みたっぷりでもの凄く美味しかったのが印象的。白桃というと缶詰なイメージが(笑)
セミフレッドはあまり好きではデザートなのですが、さっぱりとしていて美味しく頂くことが出来ました。
・Caffe o Te
カフェまたはハーブティー
ホットコーヒーを注文。同時に小菓子が付いて来ましたがこれも厳選されたもの達。
さすがにこれだけの量(もちろん質も)食べれば、満足でしたが最後のデザートで大満足ですね。
お店の雰囲気は終始和やかな雰囲気。
デートで楽しい時間を過ごす人、家族で記念日のお祝いをする人。それぞれの時間がそれぞれに流れている心地よさがこのお店にはありますね。
接客はスマートかつ的確な印象です。
料理の説明もバッチリ。特に良かったのは料理、お酒に対して自信を持って接客されている点ですね。
楽しい時間を過ごすことが出来ました。
もう一つ。
私ワイン苦手なんです。なので今回どうなるかなあと思っていたのですが･･･
食事が供されるごとに出てくる1/4の量のワイン。これが驚きの連続！何しろ美味しい！
料理に合わせていろいろな種類のワインが出てくるわけですが、それが不思議と心地が良いんです。飲んでもイヤミがない。すーっと体に馴染んでくる感じなんですよね。「とうとうワイン開眼か！？」と思ってしまいました。
なお、ワインはお料理の値段に入っておりません。
（食前のスパークリングワイン、料理ごとのワイン1/4杯ずつ、計7～8杯で5000円ほどだったと思います。）
さて、全体的には素晴しいの一言です。
料理に対して特に印象に残ったのは、「ハーブの使い方の絶妙さ」と「料理に合わせるワインのすばらしさ」です。
もちろん料理自体のレベルは半端なく高いと思います。この2つが加わることで「上級のイタリアン」になっていると思いました。
こんなに高級なイタリアンに伺ったのが初めてだったので、もしかしたら当たり前なのかもしれませんけど(汗)
今回はオフ会で伺わせて頂きましたが、何かの記念日に予約して伺いたくなる、そんな素晴しいお店だと思いました。