ajisavaさんが投稿したレザンファン ギャテ(東京/代官山)の口コミ詳細

美味しい料理とお酒とサービスと雰囲気が好き。

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レザンファン ギャテ代官山、渋谷、恵比寿/フレンチ、ビストロ

1

  • 夜の点数:4.6

    • ¥10,000~¥14,999 / 1人
      • 料理・味 4.5
      • |サービス 4.5
      • |雰囲気 4.8
      • |CP 4.0
      • |酒・ドリンク 4.5
1回目

2012/12 訪問

  • 夜の点数:4.6

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス4.5
    • | 雰囲気4.8
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク4.5
    ¥10,000~¥14,999
    / 1人

テリーヌのレベルは圧倒的

代官山のレ・ザンファン・ギャテに参じました。
テリーヌで有名なお店です。
席は満席で、ウェイティングのカウンター席も客席として使っている盛況ぶりでした。
ウェイティングで少し待たされたのち席へ案内してもらいました。
セッティングや店内の装飾品、エントランスの佇まい、いたるところにセンスを感じます。
ディスプレイやカトラリーにはクリストフやヘルメス、バカラetcが嫌味なく置いてあります。
料理は三種類のコースが用意されています。アラカルト対応は無いようです。
テリーヌに特化しているお店とのことなので二人で4種類のテリーヌを食することのできるコースを選択しました。
(実際にはアミューズとデザートにもテリーヌが出てきますので7種類のテリーヌを味わいました。)
ワインはプイ・フュメ セルジュ・ダグノー10をボトルで、メインの肉に合わせてグラスでセラファンのブルゴーニュ・ルージュ01を。
(ワインはプイがソーヴィニヨン・ブラン。香りが強く、程よい酸味のワインです。セラファンは、ピノノワールで広域名の01年なので、正直はずれを覚悟しましたが、大当たりでした。)

アミューズはインゲン豆と牛舌、下仁田葱の小さなテリーヌ。
各々に下味がついていて絶妙な前菜です。白いクリーム状のものは胡麻油を乳化させたもの。

本日のテリーヌ 帆立、サーモン、蟹のテリーヌ 繋ぎにジャガイモのムースとトリュフ、そしてソースも濃厚なトリュフソースです。
かなりトリュフの香りが立ちますが具材の一つ一つの味がしっかりと主張しています。

フォアグラのテリーヌ コンフィチュールとブリオッシュトースト
今まで食べた中でもかなりの濃厚なフォアグラテリーヌ。密度が詰まっていて、口の中では優しく溶けます。ブリオッシュトーストのサクサク感とコンフィチュールの甘酸っぱさが、見事にフォアグラを引き立てます。

レザンファンギャテのスペシャリテ 田舎風テリーヌ
かなり身が詰まっていて濃厚な味わいです。ポルト酒とコンソメのジュレが添えられていました。
付け合せのピクルスにさくらんぼが入っていて、味も美味しいし見た目も綺麗なので、フルーツのピクルスは面白いと思います。

鴨コンフィと白インゲン豆の温かいテリーヌ
カスレをイメージしているとメニュー表記にあったのですが、食してみると正にその通りで、もはやテリーヌというよりもメインの一皿のような味わいに驚きを覚えました。
今日の料理の中では、このテリーヌが一番印象に残りました。さすがテリーヌのお店だけあり、クオリティの高いテリーヌが続きます。

メインは魚と肉で、魚が真鯛のポワレ 常節の肝ソース。肉が天城軍鶏のパートブリック包み焼きと胸肉のセップ詰めです。
どちらも特筆するところはなく、肉に関してはワインとのマリアージュが良好でしたが、魚は至って普通でした。少し磯臭さも感じ、今までの流れを若干遮る感じがありました。

最後にデザートは、コーヒー風味のスポンジとマスカルポーネとドライフルーツのテリーヌ 紅玉とサルタナ種レーズンのテリーヌ
コーヒー風味のテリーヌは、ピスタチオのアイスが添えられており、紅玉のテリーヌにはシナモンアイスとバニュルス(甘口ワイン)のムースが添えてありました。
共にコース料理を締めるに相応しい仕上がりとなっており、紅玉は見た目がリンゴとは思えないような美しさでした。

最後にカフェ(14種類から選べる)と自分で作るエクレアのプティフールが付いてコース終了です。

星付のレストランだけに、全体的なレベルは高水準。看板のテリーヌはクオリティも高く、見た目も楽しめるものばかりでした。
残念だったところは、ボトルワインのファーストサーブにコルクの欠片が入っていたこと。ワイングラスに微かですがポリフェノールが沈着していました。
厨房内を繋ぐドアが常に半開きで中が見えている状態は興醒めしました。カトラリーの汚れ、お皿の指紋も僅かですが気になりました。

とはいえ、時間を長く感じさせない店の雰囲気作りは流石の一言。
半分のゲストがハレの日の店舗利用としていましたが、常連らしき方もいらっしゃって、店内は活気に溢れていました。

2015/02/08 更新

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