毎夜独酌さんが投稿した宇ち多゛(東京/京成立石)の口コミ詳細

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毎夜独酌 (60代後半・男性・熊本県) 認証済

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宇ち多゛京成立石、青砥/もつ焼き、居酒屋

1

  • 昼の点数:4.5

    • ¥2,000~¥2,999 / 1人
      • 料理・味 4.0
      • |サービス 4.0
      • |雰囲気 5.0
      • |CP 5.0
      • |酒・ドリンク 3.5
1回目

2010/05 訪問

  • 昼の点数:4.5

    • [ 料理・味4.0
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気5.0
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク3.5
    ¥2,000~¥2,999
    / 1人

敷居が高そうだったけど、居心地最高だった

念願の宇ち多゛にやっと行くことができました。
土曜日の朝9時に飛行機で東京に向かい、羽田より京急にて立石直行で、午前11時40分には列に並んでいました。30分ほどの待ちで入店することができましたが、列に並んでいる間に店の雰囲気を感じ取ることができ、やや緊張気味でしたが徐々にそれも取れていきました。もっと殺気立ったような雰囲気で、”レバ塩若焼き”、”タンナマ”など注文の声が怒号のように飛び交っている光景を想像していましたが、いたって静かに落ち着いた感じで、皆さん飲食をされていました。土曜日ということで、私と同様に観光客のような人も散見されましたが、常連さんも特に眉をしかめるようなこともなく、みんながそれぞれに楽しんでいる様子でした。

私は中学からの友人(関東在住)との2人客でしたが、仲通り商店街の方の入り口から行って反対側の入り口近くの角の席に2人並んで通されました。2人で190kgくらいの体格なので少々狭かったですが、ぜんぜん苦にはなりません。

まずはすぐに飲み物を聞かれ、瓶ビール(キリン大、540円)を注文。瓶ビールを持ってきてくれた時に、すかさず”タンナマ”と”煮込み”のすぐ出るつまみを注文。タンナマはやや赤みがかっているが生臭さは全くなく、歯ごたえもサクサクと心地よく旨い。煮込みは色の割には開店後間もないためかやや薄味に感じました。

次の注文をどういうタイミングで入れていいか判りませんでしたが、皿は目の前に置きっ放しなので、常識的な線で今食べている物がなくなりそうなタイミングで次の注文を入れてみました。注文した品は皿の上に積み重ねられ置いていかれるので、われわれの注文の仕方は正解だったようです。

さて、その後は、”アブラ塩”、”アブラタレ”、”シロタレ”、”ガツ塩”、レバ塩若焼き”、”おしんこ”などを次々に注文。飲み物も梅割にシフトです。この梅割は思っていたほどカーッとくる感じはなく、ほんのり甘みを感じ、焼き物の濃い味、脂っこさを洗い流してくれ、いくらでもモツ焼きが食べられる感じにしてくれます。

アブラ塩は塩が私にはややきつめでしたが、アブラ自体は臭みもなく意外にあっさりとしていて美味しかった。個人的にはアブラタレの方が好きです。タレは関東風醤油の塩辛いものを予想していましたが、甘みとコクが絶妙でした。

シロタレはグニュグニュした噛みごたえがよく、ボイルしてあるためか噛み切れないほどではない、ちょうど良さ加減がよく、私の1番のお気に入りでした。

ガツ塩は注文したものではなかったのですが、”最後の1皿。誰にする?”の焼き方担当のお姉さんの声があったため、すかさず手を挙げゲットしました。あっさり味で歯ごたえもあり良かったですが、お酢をかけた方が美味しかったかも。

レバ塩若焼きはレバナマがない土曜日に代替品として良いという情報があったので注文しましたが、焼き物としては個人的にはタレが好きで、やはりナマは代用でなく本物のナマでしょう。

おしんこはは浅漬けのようで、味もいいし、口の中をさっぱりさせるのにいいです。

注文の仕方をいろいろ予習していきましたが、結局、シロタレなど普通の店でも注文するような仕方でも問題なく旨い串焼きが食べられ、少し焦げ目があったほうがいいなと思ったら”よく焼き”、ナマに近いほうがよかったら”若焼き”のオプション注文をつければいいだけで、非常にリラックスして酒食を楽しむことができ、梅割がまわったせいもあり居心地は最高でした。

中を動き回って給仕するお兄さん方ですが、それぞれにテリトリー(担当のテーブル)が決まっているので、近くに来たからといって違うお兄さんに注文しても完全に無視状態で(あっちに言ってよなどの注意もなく)、自分たちの担当にしかるべきタイミングで注文を入れるのがコツのようです。我々はテンポ良く飲み食いをしていたので、兄さんの覚えが良かったのか、次々に注文が通っていました。ある注文に追加注文を入れた時、兄さんは背を向けて遠ざかっており、後ろ向きのまま(判った判ったと言うように)スキンヘッドの頭をこっくりとして見せられたのには参りました。
愛想はなく、小心者であったら何も注文できない雰囲気かもしれませんが、お兄さん方の客の入れ方、他店よりも煩雑な注文を的確にこなしていく姿、さすが酒飲みの聖地”立石”を代表する店です。

外で並んで待っている人のことを考えると、話だけで酒食が進んでいない人はやんわりと退場のようです。我々の横に座っていた背広2人組(60歳くらい)は宇ち多゛に感動しているようではあったが、タバコをふかしている時間の方が長いようで、担当の兄さんより”ここお勘定お願いね”と退場勧告されていました。
代わりに常連さんらしき先輩が我々の隣に座られ、まずは我々のような物見遊山の客が店を混ませ、先輩方を永く列に並ばせてしまう無礼をお詫びし、しばし歓談しました。物腰の柔らかい優しそうな先輩で、週に1,2回は通っておられるそうです。ここ宇ち多゛は(1回だけの来店では判定は難しいかもしれませんが)客層も良さそうに感じました。

モツ、酒、雰囲気に酔い、感動の嵐でしたが、思い通りに飲み食いを敢行し、ビールに梅割り5杯ずつ、焼き物など10皿ずつ(2人でビール1本、梅割り10杯、焼き物20皿くらい)で6,000円弱でした。

宇ち多゛の余韻を楽しみながら、腹5分くらいの状態で裏の栄寿司を目指したのでした。

2010/05/31 更新

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