2回
2023/07 訪問
文京区湯島、メニューはない寿し太一。
お店は一軒家、メニューはなくお任せのみとなり要予約。
先付からはじまり、刺身盛り合わせ、焼物、他。最後に握り、コース仕立てでお客さんの進み具合を確認しながら提供。こだわりは刺身盛り合わせにマグロは使わない、自身が納得できるマグロを使えば、仕入れ具合により代金は異なるが、8〜10千円では収まらない、だからカツオを使うと。厚めの切身にタマヌギ醤油。これがカツオかと概念が変わる。カウンター8席、小上がり4名、2階もあるが、親方の目が届く範囲でのおもてなしもいなせ。
お酒は日本酒と焼酎佐藤が主。推しは日本酒のゆず酒、唯一のレギュラー。銀座で修行し湯島に店を構え13年、ノウガキは言わず、喰わしてやるという姿勢もなく、江戸前の手間をかけ新しいものを取り入れ毎回違う顔を見せるコース。居心地良く味わい酔える太一。今でも約10年前初めて予約がとれ食した時の新鮮さが生きています。
ちなみに焼酎佐藤は親方の姓と同じ。では太一は?ぜひお店でご確認を。
ランチタイム火曜から金曜は親方のワンオペ。4種の丼から選べます。
カウンター奥を陣取り、盃を手に昼飲みも応じてもらえる時もあります。
お店は角にあるとんかつ井泉さんから30歩程にあります。
2023/07/15 更新
2014/12 訪問
路地裏一軒家の雰囲気あるいなせな寿司屋
14年12月訪問時
12月となり忘年会シーズン。取引先と4名でお願いしました。何度か訪れましたが、ランチ以外は、献立を見たことがありません。いつも大将にお任せ。さて、今回のお料理ですが、
付きだし2品
刺し盛6品(生ホッキ貝⇒肉厚で程よい甘み/生サバ⇒青魚を食べない方も食べていた/カツオ⇒鮮やかなルビー色を大将特性タレで/ブリ⇒霜降り具合が最良/生ゲソ⇒私の好物皮が口で格闘しない、冷酒がオススメ/煮タコ⇒時間を掛け仕事がされた一品)
焼物(さつま揚げ⇒温かいうちに食すべし/ししゃも⇒塩味が薄く本来の味に遭遇できる)
あん肝の酢味噌⇒肝も一品だが酢味噌が上品でこの酢味噌だけで連れは冷酒をぐびぐびと
カキの昆布締め炙り⇒厚岸産のしなやかな味わいに昆布のアクセントを
マグロのアゴの焼物⇒塩・こしょうで焼かれ脂のノリが最高
にぎり4品盛を2回に分けて(トロ⇒マグロのアゴの焼物との相性か少し控えめだが上質の脂/ブリ
⇒大物をさばいたものと、身にさしがすだれのように入りほのかに桃色/イカ⇒細工包丁をほどこし煮きりをからませて/コハダ⇒全員がオーと、コハダの上に大葉と千枚漬が。大将反則の一品/
いくら⇒新もの?口に入れたら噛まないのに溶けました/づけ⇒レギュラーとして安定している不動の一品、大将ご苦労さま/卵⇒上品な甘さが良い/べったら漬⇒漬物屋?寿司屋ですよね)
印籠寿司⇒一口サイズにカットされた姿で登場、つめが程よい塩梅
追加分として、車エビ⇒頭の部分までの全身を色鮮やかに湯にくぐらせた一品/とろたく⇒いいコンビがいい分量で互いを邪魔せず、ノリの布団で。
お酒⇒ビール6杯/ゆず酒7杯(ロック・ソーダ割り)/冷酒5合(銘柄は大将まかせ)
以上、14年12月はじめのお任せでした。一人当たり1万円ほどでした。
13年訪問時
デートや気心しれた同僚とは大将の顔を見ながら旬を頂き、快くちょい酔が堪能できる寿司屋である。御徒町近辺は寿司屋も多いが、旬を求めるならこの店の他にはない。居酒屋寿司店が幅をきかせる中で、まだ若い大将がしつかりとした寿司を出してくれる。料理は初めに苦手なものを言えば考慮し出してくれる。いつもはおまかせにすし2品程度をリクエスト。またお酒も手を抜かずに他ではおまり見かけないお酒もあり大満足。
ゆず酒は一押し。CPはお酒の量にもよりますが、生ビール2杯 日本酒4合程度。
2014/12/03 更新
メニューがない。席に着くとお任せコースの幕開け。親方が確かな江戸前の仕事、季節のものをバランス良く提供される。
2023/07/15 更新