この口コミは、駆け出しの紳士さんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。
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昼の点数:4.8
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¥10,000~¥14,999 / 1人
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料理・味 5.0
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|サービス 4.0
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|雰囲気 4.0
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|CP 4.0
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|酒・ドリンク 4.5
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[ 料理・味5.0
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| 雰囲気4.0
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| 酒・ドリンク4.5 ]
真のスターチームが織り成す、至福の皿々
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稚鮎のフリット
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ホタテとほおずき
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雲丹を添えたういきょうのフラン
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フォアグラと岩牡蠣のナージュ仕立て
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イサキのポワレ ルッコラのソース
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鳩のロースト
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パイナップルのコンポートとココナッツのソルベ
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アーモンドのスフレ
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スフレにフォーカス
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プティフール
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2012/11/11 更新
彩り鮮やかなドレッセで視覚を、皿内で次々と表情を変える料理で味覚を、アタックと余韻で嗅覚を。
前任であった『トロワグロ』で感じたリオネルの才能が席数を減らすことでギュッと凝縮して皿上で表現されており、一口毎に至福を感じられる素晴らしいお店。
ぜひ各料理の最初の一口は目を瞑り、味覚のみに集中して変化を堪能していただきたい。
某日、リオネル氏がシェフとして新店をオープンするとの情報を聞きつける。
HPで情報が公開されると、パティシエやソムリエも超一流の方を布陣していることを知り、訪問日が来るのを楽しみにしていました。
エレベーターで9Fに上がると即レセプションがあり、店内は白を基調としていて店名のとおり実にシンプル、高い天井は『トロワグロ]』のような木製の梁がある。
テーブルに案内されると目につくカトラリーやテーブルウェアが実に豪華で、銀座レストランの雰囲気を感じられます。
9Fということもあって眺望も楽しみにしていたが、こちらは他の銀座ビルレストランに軍配が上がるかな、ディネだとまた違った結果になるかもしれませんが。
今回はランチで訪問し、10000円コースをチョイス。
コースにはグラスシャンパン1杯とミネラルウォーターが含まれているため、料理だけなら8000円程度かな。
ちなみにアルコールがNGな方にはシャンパンより高い(らしい?)ジャスミンティーがグラスで提供されていました。
なお今回は個室にお篭りで接客が一部しか見られなかったので、次回はダイニングでサービスを受けたいです。
まずはトロワグロ同様のアミューズラッシュ。
1品目は「稚鮎のフリット」
流線型の稚鮎はフックラしており、粗目の衣のザクザクしたコントラストが楽しめる。
肝ソースの仄かな苦みやアンディーブのフローラルな香りと、次々と味覚が変化する料理はアミューズから全力投球。
2品目は「ホタテとほおずき」
アタックはほおずきのまろやかな酸味を感じ、舌が馴染んだ頃にホタテの甘みが攻めてくる。
余韻はヴェルヴェンヌでスッキリとフィニッシュ、こちらも味覚の変化が計算されていていて実に緻密。
3品目で漸くオードブルに到着、「雲丹を添えたういきょうのフラン」
レモングラスやフェンネル等とハーブの香りがフワッと広がる。
バターのミルキーなアロマも楽しいし、味に重さが追加されてボリュームを感じさせます。
雲丹の甘味もドッシリと存在感を放っていて美味。
続いては「フォアグラと岩牡蠣のナージュ仕立て」
サーブ後にテーブルでスープを後かけするスタイル。
フォアグラは脂控えめ旨味タップリで蕩ける美味さ。
牡蠣も滑り感じる程の軽い火入れで鮮度を感じるし、両者を繋ぐコンソメはほんのりカレーを感じて面白い。
食感と軽やかさの演出するチュイルもお忘れなく。
ポワソンは「イサキのポワレ ルッコラのソース」
ブリンブリンと弾力ある身とパリッと軽快な皮とのコントラストを演出する火入れが素晴らしい!
塩も素材を輪郭づける程度の量だし、ルッコラを使ったソースの青々しさが季節を感じさせるし、実に美味でした。
ヴィアンドは「鳩のロースト」
今まで食べた鳩の中で1,2を争う素晴らしい出来栄え!
レアな火入れながら肉汁を見事に閉じ込めており、咀嚼の度に溢れる旨さと弾力ある肉質は感動モノ!!
塩の馴染み具合も絶妙だし、軽やかだが鳩を感じるジュやレモンのコンフィによる爽快感も見事だし、食べて無くなるのが惜しくなるほどのレベルでした、また食べたい!!!
アヴァンデセールは「パイナップルのコンポートとココナッツのソルベ」
パイナップルは酸味控えめで糖度が高く、高級感溢れていて美味。
同じ南国系なのでココナッツとの相性も抜群!チュイルもしっかりココナッツしているし非常にリッチな一皿。
これはマイ・ベスト・アヴァンデセールかも、グランデセールより断然こちらの方が好きでした。
グランデセールは「アーモンドのスフレ」
確かに美味しいが、とてもスフレが主役に思えない・・・
脇の方にチョコンと佇んでいるし、味・見た目共にフルーツの方が勝ってるし、ビールのゼリーやリキュールのアイスの個性が際立つし、スフレにフォーカスが行きません。
料理名に出ているものを主役とするか、組合せの妙を楽しむようなデセールが食べとうございました。
食後はプティフールとカフェ。
ちなみにプティフールは同じものがお土産でいただけます。
極上食材に超一流の技術を加えた料理はどれも最高に美味なのですが、如何せん男性にはポーションが小さすぎる。
パンをガツガツと食べ勧めても食後は6分程度で、「この後、何か食べようかな」ってのが頭を過りました。
とは言え料理の味としてはフレンチでトップレベル、2013年版のタイヤの評価には間に合わないだろうけど、予約が取れるうちにぜひ訪問すべき!