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1位
2回
2018/02訪問 2018/02/16
風里の朝食編です。
快晴で気持ちのいい朝を迎えました。
雪に覆われた御嶽山を見ながら牛乳で喉を潤します。
まるで夕食と見間違えるような豪華な朝食がテーブルに並んでいます。
リンゴジュース、フレッシュ野菜サラダ、オクラの酢の物、真鯛大根、自家製豆腐、蕎麦の実を混ぜたお粥、コーヒーゼリーです。
蕎麦の実のお粥が美味しくてお代わりしたいくらいでしたが、次々料理が運ばれとても食べられそうになかったので断念しました。
真鯛大根は昨夜の鯛の昆布〆を取った後のアラを大根とじっくり焚いて互いの旨味を引き出しています。
オクラは食べやすい大きさにカットされシャキシャキ感もあり特有の粘り気も感じられます。
信州サーモンは焼きたてが熱々状態で運ばれてきます。
ご飯がなくても食べられるくらいの薄味でそのままの状態で香ばしく美味しく食べられました。
炊き合わせは焼き魚、ブロッコリー、紅芯大根、茄子、サトイモです。
鮮やかな色彩を保ったまま野菜に出汁の旨味を含ませています。
開田高原は蕎麦の名産地です。
下茹でした蕎麦はササガキゴボウと椎茸のだしが効いたつゆでしゃぶしゃぶして食べます。
きっと蕎麦が出るだろうと思ってたので予想通りです。
ここで夕食に続いて朝食でも板さんが出し巻き屋台を横付けして目の前で出し巻きを焼くパフォーマンスが始まります。
出し巻きを焼く所から出汁の香りが周りに漂います。
鮮やかな手つきで出し巻きを仕上げたら巻きすで巻き、形を整え、食べやすい大きさにカットして大根おろし味噌を添え目の前にサーブされます。
この演出のせいでしょうか、ふんわり仕上がった出し巻きは美味しさのレベルが違うように感じました。
焼きたてのクロワッサンが運ばれてきました。
バターのリッチな香りがあたりに漂い、持ってみると空気のように軽くて食べてみるとサックサクの食感です。
今まで食べてきたクロワッサンは何だったのか、と思うくらい異次元の食感のクロワッサンでした。
ここに合わせるのはブルーベリーを砂糖で軽く煮た物と自家製バターです。
ブルーベリーの粒々がそのまま残っていて液体部分は粘度もなくサラサラで、ジャムとは違う美味しさを味わえます。
最後はコーヒーで〆ましたが、これだけ朝食に手間暇をかけてる所はあまり見たことがありません。
一つ一つの料理のクオリティが高く雄大な雪景色の中で記憶に残る素晴らしい朝食をいただきました。
長野県木曽郡木曽町開田高原末川5623-2
御嶽山の麓・開田高原で宿泊しました。
周囲の国道を走っていてもあまり見ることのできない御嶽山がきれいに見えます。
いつも御嶽山から周りの景色を見ていましたが、周りから御嶽山の姿をはっきり見たことがあまりないので感動的です。
雪化粧した風景に溶け込む薪ストーブがあるウッドディなラウンジ「最暖(モダン)」にてチェックインします。
ウェルカムドリンクのほうじ茶と抹茶味の羊羹のおもてなしです。
夕食・朝食共に正面に御嶽山を望む大きなガラス張りのお洒落な味香房季楽々に案内されます。
雪見露天風呂で木曽御岳温泉を楽しんだ後、夕食のお供に地元福島町・七笑をセレクトしました。
料理の鉄人・大田忠道氏がプロデュースした自然流新菜野料理の数々をいただきます。
開田高原で育った野菜・山菜を使って新しい発想の創作料理だそうです。
まず前菜として10種類の料理が一度に並びます。
じゃが芋豆腐です。
ワサビと食用バラ・ベルロースが添えられてます。
開田高原の名物すんき漬けです。
赤カブの葉茎を塩を使わず乳酸発酵で漬けこんであります。
ほどよい酸味で食欲を刺激されます。
ミニトマトワイン煮です。
トマトの酸味が爽やかで金箔がアクセントになってます。
茄子田楽赤味噌焼きです。
八丁味噌特有の香りが焼いた茄子の味を引き立てます。
山桃が添えられてます。
冷製オニオン玉〆です。
クコの実と揚げた大葉がのってます。
オニオンスープの卵とじを蒸して固めたような茶碗蒸しのようでした。
菊菜と鯖の酢〆です。
茗荷の酢漬けが添えられてます。
〆鯖の〆具合がちょうどいいです。
サツマイモの蜜煮です。
ウサギの形にくりぬいた月見大根が添えられてます。
カブと焼きネギの白玉味噌掛けです。
インゲンが添えられてます。
野菜の甘味と白味噌の香りが口の中で心地よいハーモニーを奏でます。
ほうれん草の細巻きに花豆が添えられてます。
コトコト炊き上げた大きな花豆は柔らかくなってます。
ワカサギの南蛮漬けです。
パプリカ、玉ねぎが添えられてます。
酢加減がちょうど良くて頭までカリッと食べられます。
椀物はムカゴ真丈です。
上には紅芯大根、海老、つる菜で覆われ卵白、金箔がのってます。
昆布とカツオのいい出汁で食べます。
造りは鯛の昆布〆とマグロの焼き霜です。
これを焼肉のようにサンチュや他の千切り野菜(紅芯大根、黄ニンジン、キュウリ、水菜、レッドオニオン、レンコン)に包んで食べます。
野菜のシャキシャキ感にねぎ味噌、ワサビなどを付けていつもの造りとは全く違った造りを堪能できました。
鯛は昆布〆の効果で旨味が非常に強くなり、マグロは表面をさっと炙って香ばしさが増してます。
冬野菜の生姜餡掛けです。
柔らかく炊いたえび芋、茄子、カボチャ、クワイ、万願寺唐辛子に生姜餡を絡めて食べました。
旬の冬野菜に合わせた生姜の風味が生きてます。
和牛の氷すき焼きです。
御嶽山に見立てた氷に割下をかけながら煮ていきます。
氷が溶けた頃が食べごろです。
具は白菜、ササガキゴボウ、焼きネギ、水菜、赤コンニャク、エリンギです。
見事な霜降りの和牛は野菜の旨味を吸って口の中でとろけました。
すき焼きには普段食べてる生卵ではなく、摩り下ろした長いもに卵黄を落とした所に付けていただきました。
長いもの風味や食感が生かされています。
食事です。
板さんが寿司屋台を横付けして目の前で握ってもらえるパフォーマンス付きです。
鮮やかな手つきで次々と握っていきます。
食事は焼きアナゴ、赤かぶ漬け、アワビ茸の3種盛です。
焼き穴子はふんわりと香ばしく、赤かぶ漬けの酸味が鮮やかで、まるでアワビのような肉厚のアワビ茸の食感を楽しめました。
三つ葉のいい香りの赤だしです。
デザートは地元のリンゴのすり流し、ティラミス、カシスと洋ナシのシャーベットです。
野菜のこんな使い方があるのかという目から鱗が落ちるような料理ばかりでした。
他にはないここだけの独創性がある野菜料理の数々を満喫出来ました。
長野県木曽郡木曽町開田高原末川5623-2
2位
2回
2018/10訪問 2018/10/02
9月に解禁されたばかりの香住かに(紅ズワイ蟹)を味わいに今年も香住にやってきました。
ビールで喉を潤します。
地元の兵庫県・香美町・香住鶴の梅酒です。
甘味を抑えた梅酒です。
前菜盛り合わせは枝豆、地鶏、地鶏砂ずり、カラスミ、玉子焼きなどが並びます。
白いか生ゲソのウニ和えです。
生ゲソのプリプリ感とウニの風味がたまりません。
モズクとオクラ、山芋の酢の物です。
このくらい酢が効いてると口の中が一気に爽やかになります。
わけぎと揚げの白和えです。
とってもクリーミーな仕上がりです。
刺身はマグロ、雲丹、香住蟹(べにずわいかに)です。
マグロは赤身でねっとりとした食感で味が濃いです。
雲丹は蕩けます。
香住蟹は松葉蟹の刺身と比べて身が柔らかく瑞々しくてジューシーです。
これで1人前の刺身とは思えないボリュームに圧倒されました。
香住蟹の茹でガニです。
1人につき1匹づつあります。
甲羅から足を外して甲羅の身と味噌を食べます。
次に脚に入れられた包丁に沿って脚の身を食べていきます。
ズワイガニに比べるとジューシーです。
茹でかにをすべて平らげたら焼きガニへと行きましょう。
まず甲羅から焼いて味噌を味わいます。
濃厚な蟹味噌は生蟹ならではの味わいです。
甲羅の横ではアワビを焼きます。
焼きアワビは柔らかくジューシーで磯の香を楽しめます。
次に蟹の脚、サザエ、白いか、松茸を焼いて行きます。
今年初めての松茸です。
スダチをギュッと絞って食べましたが、いい松茸の香りが立ってました。
サザエは緑の部分が磯の香に包まれて美味しいです。
白いかは刺身でも美味しいのですが、焼いても旨味があります。
焼き物が終われば次は鍋です。
蟹の脚を投入しましょう。
鍋にしても甘いです。
野菜も投入します。
蟹の出汁で野菜の旨味が増します。
もうお腹いっぱいと思ってもこれを食べないと〆られません。
最後はやはり雑炊で〆ます。
溶き卵を入れて火を消して蒸らせば出来上がりです。
溶き卵がふっくらと蟹の旨味をたっぷりと含んだ雑炊の出来上がりです。
米の一粒にまで蟹のエキスが染み込んでます。
最後まで食べられて大満足でした。
兵庫県美方郡香美町香住区訓谷114
くろしお朝食編です。
ベビーリーフサラダ、焼きなす&焼きピーマンかつお節掛け、ハタハタ一夜干し、湯豆腐、茶碗蒸し、ひじきの煮物です。
味噌汁は蟹の身が入って蟹の出汁がよく効いて、豆腐、キノコ、白菜も蟹の風味で美味しく食べられました。
兵庫県はハタハタ漁獲高日本一だけあって朝食にはハタハタの一夜干しを焼くのが定番ですね。
湯豆腐は岩のリの塩味で食べました。
磯の香でご飯が進みます。
茶碗蒸しは鶏、海老、ホタテと3種類の具だけのシンプルな物でしたが、それぞれの出汁が効いて
宿泊客にだけ朝のコーヒーのサービスがあります。
朝起きてコーヒーがあるとそれだけで嬉しくなります。
マシンコーヒーで少し薄目でしたが、薄いながらも美味しく飲めました。
兵庫県美方郡香美町香住区訓谷114
3位
2回
2018/08訪問 2018/08/26
白濁の硫黄泉の混浴露天風呂がある高湯温泉に来ました。
下界の暑さに比べてかなり涼しく感じます。
囲炉裏のロビーで抹茶をいただきながらチェックインします。
こちらの宿はチェックイン14時チェックアウト11時なのでかなりのんびりできます。
混浴露天風呂や貸切露天風呂などをいろんな温泉を堪能した後は「囲炉裏の間」で夕食にします。
こちらは囲炉裏で焼きながら食事を楽しめる半個室の食事処です。
乾いた喉をスパークリングワインで潤します。
前菜盛り合わせは旬の冷菜です。
涼しげなゼリー寄せ、夏野菜ネギ寄せ、カボチャ団子海老、ラディッシュ、レンコン射込みなどです。
ずんだ手絞り麺はキリッと冷えたずんだの平打ち麺に辛味大根と白髪ねぎの辛さが爽やかに冴えわたります。
福島・磐梯町・榮川酒蔵・特醸酒榮川です。
山田錦、精米歩合70%、日本酒度±0〜±1、アルコール度数15.2%
口当たりがよく飲みやすい日本酒です。
造りは本まぐろ、タコ、アボカド、甘海老、トマトのムース
囲炉裏では軍鶏のつくね、岩魚、ニシン、伊逹鶏、地竹を焼いていきます。
岩魚は予めじっくり焼いてるので温まったら頭まで全部食べられます。
トマト釜盛りです
具はモッツアレラチーズ、海老、ホタテ、チコリ、イタリアンパセリです。
器ごとすべて食べられます。
炊き合わせは煮穴子です。
口の中でほろっと蕩ける穴子です。
仔羊香草焼です。
香草に包まれ香ばしく焼かれたラムチョップをパプリカ、カボチャ、バジルの3種類の異なるソースでいただきました。
コシヒカリのご飯で〆ます。
デザートは場所を変えてラウンジ「灯」でいただきます。
桃と桃ゼリーとアイスクリームです。
湯上りサービスのフリードリンク・デロンギマシンで抽出したブラックコーヒーと共にいただきました。
福島県福島市町庭坂字高湯21
安達屋旅館の朝食はビュッフェスタイルです。
牛乳とトマトジュースで目覚めます。
赤肉メロンとスイカです。
トマトやニンジンで作った自家製ビシソワーズです。
サラダです。
モロヘイヤのお浸しです。
ヌルヌルの舌触りがたまりません。
焼きなすです。
生姜が爽やかに香ります。
自家製パンと自家製ジャムです。
自家製ジャムの種類は今が旬の福島県産のフルーツを使っています。
その種類も桃、ブルーベリー、リンゴ、梨と豊富です。
既製品を使わずにすべて自家製なところが好感を持てます。
福島産生ブルーベリーがたっぷり入ったヨーグルトです。
生ブルーベリーがたっぷり入ってこちらも高いポイントを与えられます。
福島県福島市町庭坂字高湯21
4位
2回
2018/11訪問 2018/11/29
ホテルニューアワジに宿泊した翌朝の朝食は部屋食かレストランでのビュッフェを選べます。
今回はビュッフェを選びました。
野菜ジュースと淡路島牛乳です。
キャベツスープで体を温めます。
淡路島産の玉ねぎをたっぷり使ったサラダです。
淡路島の玉ねぎステーキです。
淡路島産の玉ねぎ厚切りステーキをシェフがその場で香ばしく焼き上げます。
オムレツも目の前でシェフが表面は香ばしく中はトロトロに仕上げてもらえます。
ウィンナーと蒸し野菜です。
齧った瞬間に皮が弾けるパリッといい音を立てて、中からジューシーな肉汁が溢れてきます。
蒸し野菜と共に美味しく食べられました。
パスタです。
チキンクリームソースをかけて食べました。
ヨーグルトはキウイソースとブルーベリーソースで食べました。
フレッシュフルーツはパイナップルとオレンジです。
兵庫県洲本市小路谷20ホテルニューアワジ
TVCMでお馴染のホテルニューアワジに宿泊しました。
この日の夕食は福良湾で養殖された淡路島3年とらふぐのフルコースです。
右から1年生、2年生、3年生です。
普通はとらふぐは2年生800g前後で出荷されますが、3年とらふぐは1.2〜1.8kgと2年生の倍くらいに丸々太った状態で出荷されます。
3年とらふぐは身が大きくて食べ応えがありモッチモチの食感で味もよく近年とらふぐファンの間でも評判です。
チェックインすると渡される証明書です。
部屋食で海を眺めながら夕食です。
ビールで喉を潤します。
白和え、マナガツオの西京焼き、生麩、穴子の八幡巻き、海老の旬の味覚盛り合わせです。
てっぴ(トラフグの皮)です。
こりこりした食感です。
てっさ(ふぐ刺し)は一枚の切り身がとても大きくてモッチモチの食感です。
何枚も箸で掬わなくても1枚だけで十分食べごたえがあります。
ヒレ酒です。
マッチを擦ってアルコールを飛ばして香ばしさを増した所を飲みます。
カツオの酒盗です。
焼きふぐです。
七輪で分厚い身をじっくりと焼くと白身魚を旨みがグッと出てきます。
熱燗を追加します。
唐揚げです。
肉厚で食べごたえがあります。
てっちり(ふぐ鍋)です。
3年とらふぐならではの大きい切り身がゴロゴロ入ってます。
てっちりの後のお楽しみは雑炊です。
デザートはカボチャのプリンです。
兵庫県洲本市小路谷20ホテルニューアワジ
5位
4回
2023/04訪問 2023/04/03
ホテル川久に宿泊しました。
全室スイートルームのだだっ広い部屋の窓からは白浜の綺麗な海が見えます。
朝風呂とサウナで整った後、1階の海が見えるレストランで朝食を食べます。
天井が高く気持ちのいいレストランです。
ホテル川久朝食編です。
朝食もビュッフェスタイルで楽しめます。
焼き立てのパンやスタッフが作るオムレツやフレンチトーストも人気を集めてました。
スタッフが作る和牛のすき焼きもご飯が進みました。
昨夜は寿司を握ってた寿司職人が握る一口おにぎりも行列ができる程人気がありました。
ただ料理の並べただけのビュッフェよりスタッフが提供するライブ感のある料理が人気があります。
一番のお気に入りはいくらかけ放題の海鮮丼です。
まぐろのねっとり感、イカのコリコリした食感、イクラのプチプチ感が楽しく美味しい3色海鮮丼ができました。
いくらを心おきなくかけられるのは嬉しいです。
和歌山県西牟婁郡白浜町3745
白浜温泉に来ています。
ホテル川久に再訪しました。
1989年から2年間の歳月を費やし、総工費400憶、延床面積2万6千平米の会員制ホテルとして誕生しました。
イタリア職人によるローマンモザイクタイルの床、フランスの人間国宝による金箔ドーム天井、中国の紫禁城のみに使用されていた瑠璃瓦など、まさにバブル期ならではの贅を尽した豪華絢爛ぶりは他を寄せ付けない圧倒的な迫力があります。
ホテル川久の黄金色に輝く屋根は、その紫禁城のみに使用が許される「瑠璃瓦」です。
築城以来当時と変わらない製法で補修のためだけの瓦を焼き続けてきた窯「瑠璃青磚廠」に依頼して造られました。
中国では皇帝にだけ許された「老中黄」と呼ばれる黄金色の30種類の屋根瓦を47万枚と気が遠くなるような枚数を使用しています。
この瓦を焼くためだけに「瑠璃青磚廠」では工場を改装し運搬のための道路を建設するなど莫大な尽力が注がれました。
ロビーにさりげなく置かれたピアノは名機スタンウェイです。
金ぴかの天井はフランスの人間国宝であり世界一の金箔職人、ファブリス・ゴアール氏が手掛けた22.5金で1ミクロンのドイツ製金箔が約19万枚貼り巡らされています。
金箔の天井を支えるのがウィーンのオペラハウスなども見られる「シュトックマルモ(石膏擬石技法)」と呼ばれる特殊な技法で作られた24本の柱です。
この柱1本1億円だそうです。
サラ・チェリベルティ洋宴会場です。
イタリアの画伯ジョルジオ・チェリベルティによって「愛と自由と平和」をテーマに描かれた巨大な天井画が広いホールいっぱいに描かれています。
「斗酒千吟」と名付けられた和の宴会場です。
豪華なシャンデリアや中尾淳氏が描いた「六曲一双」の絵画が彩りを添えます。
春は桜と舞妓さんですが、秋になると紅葉と舞妓さんに入れ替わります。
背の高いエレベーターはブラジル産のブルーバフィア石を壁面に使用した1基1トンもあります。床はフランスの木工工房よりジル・ゴベール氏の手がけた寄木細工です。金のかかった床はもれなく寄木細工です。
チェックインを済ませラウンジでウェルカムドリンクをいただきます。
ベンネヴィス・デュー40℃と超炭酸水でセルフでハイボールを作りましょう。
おつまみも用意されています。
ラウンジは上から見るとこんな感じです。
夕食は王様のビュッフェです。
小さな前菜は色とりどりで工夫がされています。
あさりと紀州うすい豆のすりながし寄せはうすい豆の緑色がきれいです。
汲み湯葉豆腐いくらみかん山椒は湯葉のトロッとした舌触りといくらの塩気、みかん山椒のピリッとした味わいが美味しいです。
にぎりは寿司職人の方に握ってもらえます。
土瓶蒸しの中味ははまぐり、伊勢海老、ふかひれと豪華な食材が記載されてます。
伊勢海老とふかひれはどこにあったのだろう?という程度でしたが優雅な気分になれました。
知多牛ロースステーキです。
目の前で焼いてもらえるステーキです。
脂がくどくなく赤身が旨さが光ります。
和歌山産猪肉と龍神シイタケのラグーラザニア ボロネーズソースです。
1つ1つ手の込んだ料理が専属スタッフに提供されるのが王様のビュッフェで普通のビュッフェ料理とは一線を画しています。
和歌山県西牟婁郡白浜町3745
バブル時代全盛期に作られた贅沢を極めた建築が一際目立つホテル川久に宿泊しました。
屋根瓦には中国天安門の紫禁城と同じ、皇帝だけに許された瑠璃瓦が47万枚も使用されています。
その下には高知城にも使用された土佐漆喰がカリスマ左官・久住章氏によって塗り継が出来ないよう施されています。
その下の丸いエンブレムはこのホテルをデザインした永田雄三氏によるものです。
ロビー天井を手掛けた金箔職人・ロベール・ゴアール氏による金箔が施されています。
イギリスIBSTOK社製の煉瓦でデザインされた城壁は73種類140万個使われています。
形状様々な煉瓦の組みあわせで巧妙な模様を作り出しています。
左手には熱田神宮に織田信長が桶狭間の戦いで勝利し、奉納した築地塀を再現した信長塀が見えます。
信長塀の上にはゲストを迎えるうさぎが跳躍しています。
イギリスの環境彫刻家として著名なバリー・フラナガン氏によるブロンズ像です。
その昔、空腹のあまり倒れていた僧侶に自らの命を差し出たという兎の逸話に基づいているそうです。
うさぎの上にはオランダIBSS社の技術指導のもと、構造体から離して煉瓦を積み上げる中空構造と言う特殊な技法が用いられています。
高さが10mあるロビーの天井には、3200坪にわたってフランスの金箔職人・ロベール・ゴアール氏の指導の下、1枚1枚手作業で純度22.5金の金箔を貼りつめてられています。
柱はシュトックマルモと呼ばれる技法で作られてます。
石膏マーブルという人造大理石で仕上げられた直径1.6m、高さ約6mの柱は当時の制作費で1本1億円だそうです。
それがロビーに24本も並んだ姿は圧巻です。
5,040坪に及ぶ床のモザイクはヨーロッパ最大のモザイク集団であるイタリアのフリウリ地方の職人が大理石を刻んで、一枚ずつ手作業で埋めていったものだそうです。
ロビーにさりげなく置かれたピアノはわざわざイタリアに輸送され、クレモナ大聖堂にあるオリジナルの象牙細工を忠実に再現した、スタインウェイ&サンズ社の特注のグランドピアノです。
壁に埋め込まれたモザイク画は、およそ1800年前のビザンチンモザイク、シリアで発掘された超一級美術品だそうです。
エレベーターは高い天井までブラジル産のブルーバフィア石を壁面に用いた、世界一重量感のあるシースルーエレベーターです。
エレベーター床面はジル・コベール工房の寄木細工が施されています。
金色の螺旋階段は天井から太いワイヤーで吊り下げられているので、空中に浮かんでいるように見えるデザインを採用しています。
館内のアンティーク家具はアルバニーコロンボ社製です。
モダンな家具はデルファブロ社製をはじめ他にも色々な国の家具を使用しています。
最近では紀州のドンファンが溺愛した愛犬イブのお別れ会が開かれる予定だったホテルとしても一躍脚光を浴びたのは記憶に新しい所です。
さて夕食はと言うとメインダイニング「フォルナーチェ」でいただきます。
入り口にはアーノルド・ドゾ工房によるムラノガラス(ヴェネチアンガラス)のシャンデリアが輝きます。
壁面にはアンティーク煉瓦で装飾されてます。
煉瓦造りのワインセラーは中世ヨーロッパの図書館をイメージして造られた2階建ての構造です。
室内は12℃〜14℃、湿度70%に保たれており、秘蔵のワインを常にベストな状態で保存しています。
そんな雰囲気の中でいただく夕食は紀州と北海道の逸品を集めた「王様のビュッフェ・2018秋」です。
ゑびす生ビールを喉を潤します。
王様のビュッフェと命名されたビュッフェは他のビュッフェとは飾り付けの華麗さや繊細さなどまるで次元が違います。
前菜ですが生ハムメロンです。
メロンに薄くカットされたハモンセラーノをのせていただきます。
ハモンセラーノの塩加減とメロンの甘さがよく合います。
ズワイガニの蟹酢です。
う〜ん、これはかなりパサ付いてますね。
蟹に関しては人一倍うるさい方なのでこれには及第点は与えられません。
メロンのガスパチョと海老のタルタルです。
メロンの甘味と海老の甘味がよく合います。
チーズ盛り合わせです。
ミモレット、カマンベール、ブルーチーズと野菜のマリネを盛り合わせました。
ホテル川久特製の長期熟成麦焼酎です。
香ばしくてまろやかな麦焼酎です。
仔羊のトマト煮込み(ナバランダニュー)です。
臭みもなく柔らかい仔羊の旨味とトマトの酸味で引き立ちます。
これは旨い。
魚介類と秋野菜のジェノベーゼ・ナンチュア風です。
バジルが薫るジェノベーゼですが、甲殻類を炒めて辿り着いたオレンジ色のソースが印象的です。
松茸の鱧の土瓶蒸しです。
秋の定番松茸と名残の鱧の土瓶蒸しは出汁の旨味はたまりませんね。
大根となめことフォアグラのポトフです。
フォアグラが大根やなめこの出汁で美味しく食べられます。
板さんにオーダーして握ってもらえる中トロの握りです。
酢飯はには赤酢を使用しています。
口の中でほろりとほどけて蕩けました。
十勝ハーブ牛のステーキです。
シェフが最大限に美味しさを引き出すステーキは柔らかいだけでなく肉の味もしっとりと味わえます。
デザートはハロウィンにちなんだ可愛いデザートがいろいろありました。
ハロウィンにちなんだ器が可愛いです。
プリンの容器もハロウィン仕様です。
シェフによるクレープ・シュゼットのパフォーマンスが繰り広げられました。
暗闇に辺り一面にオレンジの香りが広がりました。
出来上がったクレープ・シュゼットです。
デザートまで美味しく食べられました。
蟹以外はすべて美味しく食べられました。
和歌山県西牟婁郡白浜町3745
ホテル川久朝食編です。
朝食も王様のビュッフェと名付けられた他のホテルでは見られない圧倒的なパフォーマンスを繰り広げます。
サラダにスモークサーモン、カマンベールチーズ、グリルポークをトッピングしました。
中でもシェフが焼き上げた大きなポークの塊をシェフ自ら切り分けるポークは柔らかくてジューシー、眠りから目覚めるサラダにはぴったりでした。
調理スタッフがその場で作るすき焼きです。
溶き卵を付けないで食べるので割下も薄味に仕上げられています。
肉が柔らかいので美味しく食べられました。
自分で作る勝手海鮮丼です。
マグロといくらだけで作りました。
ワサビと海苔を添えて完成です。
自家製の手造り豆腐です。
おろし生姜、カツオ節、ネギをトッピングして美味しくいただきました。
野菜のレモン煮です。
ツルムラサキの苦味が爽やかです。
レモンをギュッと絞っていただきました。
お腹いっぱいで食べられなかったのですが、種類豊富な自家製パンを紀州備長炭で焼くパフォーマンスは良かったです。
よくあるオーブントースターで焼くよりも非日常を演出するのがとても良かったです。
後、あったらいいなあと思ったのはコールドプレスジュースバーですね。
コーヒーはコーヒーサーバーに大量に作り置きするのはあまり感心しないので、そこは改善してもらいたいですね。
和歌山県西牟婁郡白浜町3745
6位
2回
2018/01訪問 2018/01/17
雪深い酸ヶ湯温泉に来ました。
2度目の来館です。
湯治部と旅館部がありますが、旅館部に宿泊しました。
夕食のお供には十和田市・鳩正宗酒造・酸ヶ湯です。
辛口のキリリと締まった日本酒です。
サラダです。
なまこ酢です。
赤ナマコのコリコリの食感が楽しめます。
かずのこです。
これも食感がいいです。
前菜は黒豆、アワビ煮、牛肉ごぼう煮、紅白かまぼこ、タラ粕漬けです。
お酒が進むメニューが並びます。
青森市・西田酒造・田酒・特別純米です。
青森県酒造好適米「華吹雪」55%、日本酒度±0、酸度1.5です。
造りはホタテ、マグロ中トロ、生ウニです。
生ウニも中トロも口の中でとろけました。
姫タケのなれ寿司です。
乳酸発酵したものでお酒のアテにぴったりです。
ローストビーフです。
玉ねぎがいい仕事してます。
熱々の茶碗蒸しが運ばれてきました。
ロブスター素焼きです。
パン粉をまぶしてオーブンでこんがり焼いてプリプリの身の食感を堪能しました。
ブリしゃぶです。
グツグツ沸騰してきたらお湯の中でさっとくぐらせます。
色が変わったら出来上がりです。
ポン酢で食べました。
デザートはリンゴとわらびもちです。
青森県青森市大字荒川字南荒川山国有林酸ケ湯沢50
酸ヶ湯温泉旅館の朝食はブッフェスタイルです。
朝食の時間帯が決まっているだけで好きな時間に入ることができます。
湯治部・旅館部を含めてたくさんの人が利用するので、混雑のピークを外して行きました。
料理は人の流れが渋滞しないよう取りやすいように工夫して配置されています。
いつものような変わり映えのしない朝食です。
リンゴジュース、牛乳、サラダ、ヨーグルト、フルーツ杏仁豆腐、温泉卵、湯豆腐などです。
最後はコーヒーで〆ました。
青森県青森市大字荒川字南荒川山国有林酸ケ湯沢50
7位
2回
2021/10訪問 2021/10/27
宮津での夕食は富田屋を再訪しました。
本日入荷の魚です。
刺は造り、油は揚げ、煮は煮物、焼きは焼き物、酢は酢の物です。
麦焼酎お湯割りを飲みましょう。
一番のお薦めは刺身盛り合わせです。
この日はまるご(ブリの1つ前の大きさ)、カンパチ、ヒラマサ、マダイ、サザエなどの盛り合わせです。
サザエはコリコリと歯ごたえの良さを感じます。
アマダイの煮物です。
これくらい大きいサイズのアマダイが出てくると食べ応えがあります。
なまこ酢です。
コリコリした歯ごたえが凄いです。
イカの子の煮付けです。
鮮度が良くないと食べられません。
漁港の町ならではの珍味です。
サザエの肝煮付けです。
生姜と粉山椒が効いてます。
醤油が効きすぎてちょっとしょっぱかった。
鰺の酢の物です。
酢の利かせ具合が丁度いい感じです。
ミミの天ぷらです。
イカのエンペラをこちらではミミと呼ぶそうです。
大きくて程よい歯ごたえがとてもいいです。
ゲソ天ぷらです。
ミミよりもコリコリした食感がいい感じです。
京都府宮津市字鶴賀2066-56
以前訪問した時はあまりの行列に心が折れて諦めました。
今回はしっかり予約しての訪問です。
ビールで喉を潤します。
丹後とり貝(大)です。
今の季節しか食べられないデカいとり貝を食べに来ました。
後ろに置いた一味唐辛子の瓶と比べても大きいのがわかります。
ひもも入ってます。
砂底に潜むコチの刺身です。
コリコリした食感がいいですね。
ナマコ刺身です。
歯ごたえがいいですね。
芋焼酎水割りです。
イカの子の煮物です。
珍味です。
プチプチ弾けます。
たこ天です。
プリップリ具合がたまりません。
ノドグロの肝煮付けです。
これもお酒が進む珍味です。
肝の濃厚なうまみが味わえます。
アマダイ塩焼きです。
大きくて食べ応えがあり、焼きたて熱々なので身がほろっと取れます。
アマダイ特有のうまさが引き立つ絶妙の塩加減です。
キンキの煮付けです。
冬のように脂はのってませんが薄口醤油でさっと煮た白身の旨みが楽しめました。
ゲソ天です。
コリコリした食感がいいですね。
最後はきつねうどんで〆ました。
出汁のうまみで食べる大阪風のきつねうどんです。
甘辛く炊いた大きな揚げも2枚のってます。
出汁のうまさはうどん専門店顔負けです。
また違う季節に来たいです。
京都府宮津市字鶴賀2066-56
8位
1回
2018/01訪問 2018/01/21
北陸道を延々と南下して長浜駅・黒壁スクエア近くにある料亭にランチタイムに訪問しました。
創業80年の老舗料亭の雪吊りされた中庭の見える趣のある個室で食事しました。
ドライブの途中なのでノンアルコールビールで喉を潤します。
鴨鍋もその他の奥琵琶湖の料理も食べたかったので鴨鍋付きの会席料理をオーダーしました。
先附けです。
サザエ、鮒ずし、金柑、出し巻きなど盛り合わせです。
琵琶湖産のスジ海老と豆を炊き合わせた海老豆です。
鮒ずしです。
琵琶湖産二ゴロブナを近江米と塩だけで乳酸発酵させた鮒ずしはお酒のアテにとても素晴らしい料理です。
造りは鯉の卵をまぶした鯉の洗い、ブリ、ボタンエビ、マグロ、サーモンです。
ブリの塩焼きです。
厚みが凄くてボリュームがあります。
ホタテ、蟹、ワカメ、イクラの酢の物です。
ほぐしたズワイガニの身がたっぷり入ってます。
生湯葉のべっ甲餡蒸しです。
トロトロの生湯葉がたっぷり入ってます。
天ぷら盛り合わせです。
海老2匹、肉厚椎茸、蓮根です。
いよいよメインの琵琶湖で獲れる天然真鴨鍋です。
肉の色が非常に濃い赤色でいい感じです。
つくねは首の骨を細かく叩いてしっかりした歯ごたえが楽しめます。
身も抜群に旨いです。
〆の鰻丼です。
関西風地焼きのパリパリ感を楽しめました。
ハマグリの吸い物です。
大きなハマグリが3つ入っています。
デザートのフルーツはリンゴ、オレンジ、苺でした。
お腹がはちきれるくらいいっぱいになりました。
滋賀県長浜市朝日町3-1
9位
1回
2018/12訪問 2018/12/26
今年も天然の真鴨を食べるため鴨食文化が根付く長浜にやってきました。
鴨を食べるため宿を取り太閤温泉を満喫した後、宿からは歴史を感じる古い町並みをぶらっと歩いて夕食に向かいました。
長浜には天然真鴨を出す店がたくさんあります。
今回選んだのは大通寺の参道ある創業120年の老舗料理店です。
2階の個室でいただきます。
ビールで喉を潤します。
厳寒のシベリアから越冬のため日本各地に飛来する天然の真鴨です。
首の肉を骨ごと叩いたつくね風の団子、抱き身と呼ばれる胸肉、そして脂がほとんどないロースの3部構成となってます。
空を飛べない合鴨にはたっぷりの脂が付いてますが、実際に大空を飛ぶ真鴨にはほとんど脂が付いてなくて深紅色の身が特長的です。
鍋の具はネギ、しいたけ、豆腐、湯葉というシンプルなものです。
醤油ベースのだし汁を沸騰させつくね、だきみを入れますが、天然真鴨は草食のため全くアクが出ません。
鍋が煮えるまでの間に琵琶湖名物の鮒の刺身に鮒の卵のまぶした鮒の子を食べます。
鮒の卵がプチプチ弾けて面白い食感です。
1回目の鍋はつくね風鴨団子、抱き身、ネギ、しいたけ、豆腐を入れます。
溶き卵を付けてすき焼きのように食べます。
首の骨がごりごりと言う音を立てて濃厚な鴨の味が楽しめます。
抱き身は肉本来の歯ごたえや味の濃厚さを味わえます。
鴨はネギと一緒に食べると旨さが増幅する感じです。
旨いですねえ。
伊吹山系の伏流水で作られた豆腐にも鴨の出汁が染み込んで美味しい豆腐が食べられます。
肝と砂づりの焼き物です。
焼いて食べる深紅色の肝や砂ずりは鍋とはまた一味違った趣があります。
山椒塩をさっと振りかけて食べましたが、濃厚な味が山椒の爽やかさで美味しく食べられました。
1回目に入れたつくね、抱き身をすべて引き揚げたら、2回目の鍋作りに取り掛かります。
いよいよロースです。
ロースはさっと火を通すだけで食べられます。
しゃぶしゃぶして玉子を付けて口に運びます。
鴨の味が濃くてうまいですねえ。
湯葉もしゃぶしゃぶして食べます。
トロッと蕩けます。
鍋の具をすべて食べ終わったらうどんか雑炊が選べます。
滋賀県の湖北地方は米処で米がうまいので雑炊を選びました。
米の一粒一粒に真鴨の旨味が染み込んで最高の雑炊が出来上がりました。
滋賀県長浜市大宮町10-1
10位
1回
2018/04訪問 2018/04/15
那智勝浦町に来ています。
今回は南紀勝浦温泉のホテルに素泊まりで宿泊しました。
こちらの店で夕食を取るために敢えて素泊まりにしました。
予約してないとまず入れないそうなので予約して来ました。
生マグロで有名な南紀勝浦ですが、実はこのオコゼがもう1つのお目当てでした。
釣り人にも人気のオコゼを釣らなくてもここに来れば食べられるんです。
鹿児島・オカダマ酒造・鉄幹・甕壺仕込みをお湯割りで飲みます。
器も素敵です。
突き出しの胡麻豆腐です。
凄く粘りがあって今までに食べたことがない食感です。
生マグロ盛り合わせです。
びんちょう、バチマグロ、マグロの3種盛です。
一切れの大きさが半端じゃなく大きくて、一口では口に入らないくらいです。
いずれも生マグロならではのねっとりとした味わいです。
マグロ胃袋の生姜煮です。
歯ごたえや食感はまるで肉を食べてるようです。
マグロのぬた和えです。
酢味噌の味加減やわけぎのシャキシャキ感が最高ですね。
いよいよお待ちかねのオコゼの荒焚きです。
大きなすり鉢状の器に山盛りのアラはたいへん食べ応えがありこのボリュームは見事です。
味付けもうんま〜〜〜い、わざわざ食べに来た甲斐がありました。
〆に地元勝浦産天然ヒラメの昆布〆を握ってもらいました。
淡泊なヒラメに昆布の味が染み込んでます。
まだまだ食べたいメニューがたくさんありましたが、さすがにもう入りません。
とにかく美味しいオコゼを食べられて大満足です。
和歌山県東牟婁郡那智勝浦89-13
今年も各地に美味しい物を求めて走りました。
美味しい物は現地に行って食べるのがいいと思います。