zzzさんのマイ★ベストレストラン 2014

weekend関西

メッセージを送る

マイ★ベストレストラン

レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!

コメント

今年はいろんなおかずと一緒にかき混ぜるスリランカカレーに衝撃を受け、スリランカカレーの食べ歩きに明け暮れた一年でした。
来年もスリランカカレーにどっぷりと浸りたいと思います。

マイ★ベストレストラン

1位

環翠楼 (阿賀野市その他 / 料理旅館、日本料理)

1回

  • 夜の点数: 5.0

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 昼の点数: 5.0

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - -

2014/08訪問 2015/08/03

寛ぎの明治の間は空気が違う別世界

五頭山の麓に広がる五頭温泉郷の一つ村杉温泉にやってきました。
その中の環翠楼は6000坪の森に囲まれた静寂な庭園の中に佇む宿です。
門をくぐった時から空気感が違います。
うっそうと茂る森の中に日本庭園が広がります。

車を降りて日本庭園の中を進むと鯉が泳ぐ池を囲むように配置された離れに辿り着きます。

今日の部屋は露天風呂付離れ寛ぎの明治の間です。
二人で泊まるには広すぎる一軒家です。
庭を見渡す廊下、テーブルが置かれたリビング、寝室、鏡台が置かれたメークルーム、広いトイレ、パウダールーム、脱衣場、露天風呂がゆったりと作られています。

廊下の椅子に腰かけて庭園を見ていると時が経つのも忘れます。
いくら庭を見ていても飽きません。

部屋に備え付けの露天風呂の扉を開けると庭と一体になれます。
ラジウム温泉の滑らかな湯に身を委ねます。
部屋に入った時から26℃の源泉が加温されて、チェックインからチェックアウトするまで贅沢にかけ流されています。
オーバーフローしたお湯がザーザーと音を立てて排水溝に流れていきます。
おかげで大浴場には行ってません。
部屋風呂だけで十分楽しめました。
お風呂の入口に備えられたパウダールームは高級アメニティーでいっぱいです。

夕食の前に酒を選びます。
今回も地元の酒で純米五頭の酔泉を選びました。
麹米:五百万石精米歩合65%、掛米:五百万石精米歩合65%、酵母:塚野酵母、仕込水:霊峰「五頭山」からの伏流水、アルコール度:15.5、日本酒度:+3、酸度:1.5だそうですが日本酒ビギナーのためさっぱりわかりません。
ガラス製で底に氷が敷かれた高級そうな容器に入れられて出てきました。
入れ物やグラスがちょっといいだけで雰囲気が盛り上がります。

前菜はローストビーフ、海老鬼瓦焼き、枝豆、もずく酢など少し濃い目の味付けで酒の肴がたくさん並びます。
お酒がどんどん進みます。

近くにある瓢湖にやってくる白鳥の皿に盛り付けられた造りが美しい。
食べるのが惜しいようです。

意表をついて洋皿にズッキーニの肉詰めです。
ずっしりと荒くみじん切りにされた和牛が詰まってます。
3Dな盛り付けが美しいですね。

鮎の塩焼きです。
たで酢を付けて背中からがぶりといきます。
鮎はかしこまってるとうまく食べられません。
中骨だけのきれいな姿にするためにはこれが一番いいと思います。
食事はご飯と鯉の味噌汁です。
鯉の味噌汁が名物らしいです。
鯉の煮物では鯉こくは鯉の味がわからなくなるくらい濃い味付けですが、こちらの味噌汁は鯉そのものを味わう薄目の味付けです。
五頭山からの伏流水で育った鯉は臭みもなく、濃い味付けをしなくてもおいしくいただけました。

部屋の朝風呂を楽しんだ後は朝食です。
中央は飲むヤスダヨーグルトです。
どろっとして濃厚な味がおいしいです。
ざる豆腐がおいしい。
すぐ近くの川上とうふの豆腐でしょうか?
五頭山からの伏流水がいいのでいい豆腐ができるのでしょう。
チェックアウトギリギリまで滞在しましたが、チェックアウトするのが惜しくなる宿でした。
また違う季節に訪れたくなる宿です。

新潟県阿賀野市村杉温泉4527環翠楼

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)

もっと見る

2位

まる屋 (柴山 / 料理旅館、かに、日本料理)

1回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥15,000~¥19,999 -

2014/07訪問 2015/08/03

蟹だけじゃない、蟹の季節以外にも一年を通して美味しい食材が豊富にあります。

以前は蟹の宿というとトイレが廊下で、風呂は小さく、部屋の壁も薄く、蟹を食べるだけの素朴な宿がこの辺りには多かったのですが、ここ数年リノベーションに踏み切る宿もぼちぼち出来てきました。

このまる屋さんもすっきりしたデザインのお洒落な宿に生まれ変わりました。
駐車場から木立のアプローチを通り抜けて玄関に向かいます。
夜、散歩に行くと細かい畜光石がブラックライトに青く光り、星を散りばめたようにきれいです。

緑のアプローチを奥に進むとようやく宿の玄関が見えてきました。
一つ一つの部屋も広くなっていてこれだけの建物で部屋数はわずか8室です。
部屋風呂付きメゾネットが2室、ベッドルームのある和洋室が1室、和室が5部屋あります。
それぞれの部屋にはすべて名前が付いています。
部屋着は作務衣と浴衣の2種類が用意されています。
入浴時には浴衣で、食事処に行く時は作務衣を使い分けます。
食事の時作務衣だと袖がないので食べやすいです。

チェックインを済ました後は築100年以上の蔵をリノベーションしたわら兵衛で音楽を聴きながらお茶を楽しみます。
こういう時間を大切にしたいので、できるだけチェックイン可能な時間ギリギリに宿に入るようにしています。

切り立った断崖を利用した洞窟のような露天風呂です。
柴山温泉に浸かってリラックスします。
入浴時間は9時までという所が多いのですがここはチェックアウトギリギリの10時までは入れます。
朝食を食べた後もチェックアウトするまで温泉に入ってゆっくり寛げるので気持ちいいです。


夕食は海辺のプランをいただきました。
旬のお造り3種盛りです。

香住かにです。
冬のずわいかにもおいしいのですが秋春の香住かにも負けてはいません。
水深200〜400mの海域で育つずわい蟹に比べてはるかに深い1000〜2500mの海域で獲れる紅ずわい蟹は栄養豊富な海洋深層水で育つため甘さが抜群。
香住ならではの紅ずわい蟹が香住かにで鮮度が大切なのでここに来ないと食べられません。
香住かにの特徴は身離れが良く、ずわい蟹では食べられない第一関節の先の細い部分まで身が取れます。
殻にこびりついていないので身を取り出すわずらわしさやストレスがなく蟹を食べられます。
ずわい蟹と違ってカニの特有の匂いもほとんどありません。
そのためずわい蟹のフルコースはその濃厚さゆえシーズンに1回食べたらもういいやと思うのに、香住かには何度でも食べられます。
毎冬蟹を食べに香住をはじめとする日本海方面に繰り出していましたが、香住カニを知ってからは冬以外の季節も香住を訪れるようになりました。

メヌケの味噌漬けとサザエのつぼ焼きです。

黒アワビのしゃぶしゃぶです。1人に1枚付きます。
刺身でもいけます。
刺身で食べると磯の香りが口の中に広がりますが、非常に固いのでしゃぶしゃぶが無難です。

茶碗蒸しです。
三つ葉のいい香りと柑橘類の香りが爽やかです。

香住に来たらやはりのどぐろは外せません。
のどぐろの塩焼きは脂が乗ってうまい。

手打ちそばです。とろろ、みょうが、ワサビ、ネギでかなりお腹が膨れていてもツルツルっと入ります。

さて〆は釜めしが炊き上がりました。
香住かにの抱き身をほぐしておいて釜に投入し蒸らします。
抱き身をほぐしただけでこれだけ身が出てきました。
これはうまい。うますぎます。
蟹まみれの釜めしを茶碗に1杯食べたところでギブアップです。
もう入りません。

デザートはアッフォガートです。
バニラアイスクリームに濃いめのコーヒーが少しだけかかっています。
まさしく別腹。
すーっと入ります。

朝食です。
お洒落な入れ物で出てきます。
湯豆腐、茄子煮物、ヒジキ煮物、出し巻き玉子、どろえび白いかのサラダ、笹鰈です。
朝食後ロビーで入れたてのコーヒーをいただきました。

兵庫県美方郡香美町香住区浦上1191

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)

もっと見る

3位

ラ・ヴェリータ (豊中、岡町 / イタリアン、馬肉料理、ワインバー)

1回

  • 昼の点数: 4.3

    • [ 料理・味 4.1
    • | サービス 4.4
    • | 雰囲気 4.4
    • | CP 4.3
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - -

2014/11訪問 2014/11/20

ラ・ヴェリータ (LA VERITA)

ミチノが福島のヴァリエ跡に引っ越しをした、その跡地にあるリストランテです。
裏手にある3台分のパーキングスペースが空いていたので、ランチタイムに訪問しました。
地下にあるのに天井が高くて吹き抜け部分から光が差し込むので、開放感のある空間になっています。
オーダーはお薦めランチにしました。
400℃でスチームした野菜のバーニャカウダ。
400℃スチームオーブンで調理すると短時間で野菜に火が通って瑞々しく仕上がるようです。
3種類のソースからチョイスするのですが、ニンニクは翌日に御法度なのでゴルゴンゾーラのチーズフォンデュにしました。
湯がいた時のように野菜のうまみが確かに逃げてませんね。
野菜が瑞々しくって、ソースも薄味なのにコクがあってうまいです。

前菜は鶏ミンチのミートボール、土佐清水産の鯖、カジキの3種盛です。
パンはフォカッチャとバゲットの2種類出てきます。
お代わりできます。

ポルチーニ茸入りラグーソースの手打ちパスタです。
ポルチーニ茸の芳醇な香りが素晴らしい。

豚バラの野菜煮込みです。
トロトロに煮こまれたラフテーぐらい柔らかい肉です。
脂もしっかり落ちてるのに口の中で肉の繊維がほどけて、とろけてしまいます。
高級感のある店内は隣席との間隔も広く、落ち着いてゆったりと料理を楽しめる空間です。
料理の説明も丁寧でとてもいい接客レベルです。

大阪府豊中市岡上の町4-1-7パヴィヨン豊中B1F

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)

もっと見る

4位

有馬 華暦 エクシブ有馬離宮 (有馬温泉 / 日本料理)

1回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - -

2014/04訪問 2017/08/05

エクシブ有馬で宿泊

エクシブ有馬離宮に宿泊しました。
宿泊した部屋は112m2オーバーの広い客室でゆっくり過ごせました。
露天風呂は目の前の障害物が何もなく、絶景が目の前に広がっています。
まるでバリ島はウブドの高級プライベートヴィラのプールにいるような錯覚を覚えます。
あれほどの深い渓谷はないですが、視界に入る人工物は阪神高速北神戸線くらいで、山々を彩る山ツツジが見事でした。
有馬の金泉を楽しんだ後はお待ちかねの夕食です。
夕食はロビーラウンジから六角形のコリドールを左回りに歩くと華暦に着きます。
テーブル間隔が十分開いているので隣席の話声などまったく気になりません。
オードブルが運ばれてきました。
長崎は壱岐の重家酒造の手造り麦焼酎確蔵をボトルでオーダーしました。
アルコール類の値段のの高さはさすがですね。
水割りでスタートします。

日本料理の腕は椀物を見ればわかると言います。
それほど重要なポジションです。

造りの入れ物がお洒落です。

春なので桜鯛ですね。
コースを食べてる途中で我々のテーブルをお世話してくださる係の方が「今日はとてもいい食材が入りました、オプションでいかかですか?」言われましたが、今更言われても後食べられる胃のスペースには限度があります。
その予定でペース配分を考えて食べていってるので、いきなり予定外の追加は胃のスペースの問題でどうみても無理でしょう。
オプションを聞くならチェックインの時にすべきでしょう。
後まだ何品か出てくる状況なのに「ハイそうですか」とは言える人がいるのだろうかと不思議で唐突な感じがしました。
元々コース仕立てで十分な量と質が楽しめるようになってるのだから、そこにもう一品追加するのは意味がないように思います。

これがこの日のメニューの中で一番の好物です。
揚げあぶらめのおろし餡かけ。
あぶらめ料理の中で一番の好物と言えばこれですね。
小骨が多くて食べにくい魚ですが、味はおいしい大好きな魚です。
丁寧に骨切りしたあぶらめの白身のうまみを一番よく引き出した料理がこれですよね。

和牛ロースをしゃぶしゃぶして食べます。

ご飯は桜海老と筍のご飯です。
春らしい季節感が盛り込まれてますね。

和のデザートはなかなかうまかった。
ボトルを空けた後も飲み足らなかったので、部屋で飲み直しました。

兵庫県神戸市北区有馬町1661-11

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)

もっと見る

5位

しょうふう亭 (松崎町その他 / 旅館・民宿)

1回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 昼の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥10,000~¥14,999 -

2014/03訪問 2015/08/03

しょうふう亭

駿河湾越しに富士山を眺める風光明媚な海岸近くの温泉宿に宿泊します。
源泉かけ流し温泉を楽しんだ後は部屋での夕食。
前菜のモズクと網元の宿らしく豪快な舟盛り。
ヒラメの姿造りに手長海老、甘海老、鮪、ホタテ、烏賊、目鯛の造りは圧巻。
酢飯も2貫用意され良かったら握りでどうぞという趣向。

舟盛りに驚いていると金目鯛の姿煮がやってきた。
濃い口醤油で煮た姿煮だが、見た目ほど味は濃くない。
熱い間にどうぞと薦められ舟盛りは後回しで姿煮から平らげる。
30cmオーバーの金目鯛は2人でかなりの食べ応えがある。

次はサザエのツボ焼きとかに酢。
ツボ焼きに火が入りこれも熱々を食べる。
磯の香がうまい。
ズワイガには後回しにする。

サザエを食べ終わったころジャガイモのそぼろ餡掛けと菜の花。
魚料理が続いたので野菜料理が出てほっとする。
ホクホクのジャガイモがうまい。
黒米の平打ち麺。出しを注いでさらさらっと食べる。

次に熱々のアワビのグラタン。
緩いホワイトソースにアワビとチーズの濃厚な味。
これは堪らない。
魚料理だと和のメニューばかりになりがちだが、一品こういうメニューがあるとうれしい。

熱々のメニューを食べ終わったところで舟盛りとズワイガニと格闘するがなかなか減らない。
白ご飯が来たので海鮮丼にする。
海鮮丼と言ってもご飯はほんの少し。
エンガワ、ホタテ、マグロ、烏賊、目鯛、ヒラメを豪快に盛り付ける。

それでも舟盛りがなくならないので漬け茶漬けにして食べる。渡り蟹の味噌汁もやってきてお腹がはちきれそう。
ここでギブアップ。
舟盛り残してしまって申し訳ない。
これが一番安いスタンダードの料理とは信じられない。
さすがは網元の宿。

デザートの豆乳プリンでほっこりする。
いくら満腹でもこれだけは別腹でつるっと入ってしまう。

朝食にも造りが出る。
さすが網元の宿だ。
サラダ、ひじき煮、かまぼこ、わさび漬け、温泉卵、鰺の開き、しらすおろしとすべてが塩分薄味で良かった。
民宿といいながら旅館にひけを取らない快適性。
広い部屋にウォシュレット、40インチTV、部屋だし夕食、かけ流し温泉ということなし。
ただ宿のアプローチが車幅ギリギリの超狭い坂道。
ここだけは唯一の難所。

静岡県賀茂郡松崎町雲見1649-2

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)

もっと見る

ページの先頭へ