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昼の点数:4.0
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~¥999 / 1人
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料理・味 2.5
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|サービス 3.0
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|雰囲気 4.0
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|CP 3.0
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|酒・ドリンク -
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[ 料理・味2.5
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| サービス3.0
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| 雰囲気4.0
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| CP3.0
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| 酒・ドリンク- ]
これ以上辛い坦々麺は、食べたことがない
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「日本の家」という感じの外観! だけどラーメン屋なのだ
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日本一辛い坦々麺 880円也
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2010/05/07 更新
京都で3日間の会議が終わって、錦市場の有次で玉子焼き用のフライパンの手頃なのがあったら買おうと思い、京都駅からぶらぶらと歩いていて遭遇した店。純日本的な家屋なのに、看板に「ラーメン 万豚記 坦々麺」とあり、なんとなくアンバランスな感じが面白いのと、坦々麺好きの僕としては、看板の「坦々麺」に反応しないわけにはいかなかったのだ。
店内も古色漂う木の家という感じで面白い。カウンターに座り、メニューの中に「日本一辛い坦々麺」というのを見つけ、30代くらいと思しき若い大将に声をかける。「この『日本一辛い・・・』ってやつはかなり辛いですか?」「そうですね。かなりきますよ。」「辛いの好きだけど、そんなに辛いと・・・どうしようかな・・・」と悩んでいたら、件の大将が「日本一辛い坦々麺を食べてみませんか」と声をかけてきた。
挑まれたら逃げるわけにはいかない(別に挑まれてないけど(-_-;))、ということで日本一辛い坦々麺を注文する。
僕が座ったカウンターからは料理する様子が丸見え。中華鍋に油をひいてミンチを投入、2、3度フライパンをふってキノコや玉葱などの野菜を加え再びフライパンを振る。そこに赤いトウガラシを一つかみ!
えぇぇぇぇ!?やり過ぎだろうと思っていたら、スープを加え調味料を入れたところに、今度は粉トウガラシを計量スプーンで山盛1杯、2杯!!しばし加熱を続けていると、麺が茹であがったようですばやく湯切りされて丼へ。そこにフライパンから辛い辛い坦々麺のスープが、これでもかというくらいの唐辛子と一緒に麺になじむようにかけられてできあがり。
で、カウンター越しに僕の目の前にやってきた。表面に見えているだけで丸のままの唐辛子が16本もある。スープ全体が赤い。おもむろにスープを少しだけすする。その瞬間、辛さが突き抜ける。唇が痛い。
「拙いぞ。このまま、いつものようにスープまで飲み干すと間違いなく病院行きになりそうな雰囲気やで・・・」(心の声)
ということで、心の声の導きに従って、麺をいただくのだけれど、本来色白のはずの麺に、赤い斑点がびっしりとついてくる。唐辛子の断片だね。箸を使って麺をスープの中で揺すって落としても、別の唐辛子がついてくるので諦めて赤い斑点のついた麺をすする。ゴフォっとむせる。唐辛子の成分がスープの熱で蒸発し気管支に入り込むのでむせるのだ。麺をすするのが下手なアメリカ人のように唇で麺を手繰るようにして食べると唇がひりひりするので、レンゲに麺をのせて流し込む。麺の香りは悪くないのだけれど、味の方は辛さが先に立ってよくわからない。それくらい辛い。
それでも食べているうちに徐々に慣れてきて、スープも三分の一くらいは飲んだ。無茶苦茶辛いサディスティックな坦々麺にある意味感動を覚えたのだった。
ちなみに、店のお姉さんにこのスープを飲み干す人がいるかどうか聞いてみたが、「見たことない」との返事だった。ブータンの人なら飲み干せるかもしれないけれど、日本人には無理ではないかなと僕は思う。