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1回
夜の点数：4.6
昼の点数：4.6
2008/04 訪問
夜の点数：4.6
昼の点数：4.6
かしわ屋 Ｋｏｂａｙａｓｈｉ
2008/04/08 更新
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岡山県倉敷は美観地区の夜を散策したあとの夕食として訪問。
前日も焼き鳥だったので焼き鳥だけは避けよう…と思っていたが、
どうも倉敷には「これぞ名産」というものも少ないようで、
結局焼き鳥になってしまったという次第。面目ない。
お腹を空かせて放浪していたところ目に留まったのが
倉敷駅前大通りからちょろりと小道に入ったところにあるこのお店。
店内は８席ほどのカウンターにテーブル席２つとやや小ぶり。
若い大将とお手伝いのおばちゃんの２人でやっていた。
客は若いグループやカップルが多かったが、
どうもこの日は大将の同級生の客が多かったようだ。
その会話をよくよく聞いていると、なんと大将は２２歳。
若いとは思っていたがそこまで若いとは。
そして観察していると、おばちゃんは母親のようだ。
大将が「お母さん、○○とって」とか言ったり、やりとりがほほえましい。
その大将、高校ではボクシングをやっていたらしい。
身の丈１８０くらいはあって腕も太いので、
“相撲をやっていた”と言われても違和感ない丈夫であった。
…全部聞き耳を立てていたわけでなんか小ずるい感じだが、
聞こえてしまうものは仕方がない。
そのたくましい腕で焼かれる肝心の焼き鳥だが結論から言うと大満足。
とくに、レバー（この店では“ちぎも”という）。
食べたことない味わいだなあ…と思っていたら、
焼いたあとに粗挽きコショウをふりかけていた。
焼き鳥の味付けといえば、塩かタレか七味か一味。
その思い込みがあったものだから、衝撃をうけるくらいうまかった。
コショウ。これだけでこんな風味が違ってくるとは。。。
タイショウ。若いのにやり手だ。。。
店の雰囲気は前述の通りの客層だから当然かもしれないがアットホーム。
同級生に晴れの姿を見せる大将のはにかんだ様子も初々しい。
まるで腕の太い大将に惚れたモーホーのように見えてしまうかもしれないが
今回、生まれて初めて岡山入りしたのは、
来月から親戚になるおじいさんおばあさんへのあいさつのため。
…なので決してモーホーなどではない。
あくまでレギュラーな人生を送っているので心配は無用だ。
僕にとっては倉敷に新しい身内ができるわけで、
今後も倉敷を訪れることが増える見込みだが、
しょっぱなからいいお店が見つけられて大変満足。