レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!
1位
1回
2010/11訪問 2010/11/02
関西出張の際、週末、奈良に足をのばした際にお邪魔しました。
当初は、「ならまち」あたりで夕食をと考えていたのですが、行程の関係で、
「新大宮」にホテルを予約した関係で、同じく「新大宮」にあるこちらにあるお店をセレクトしました。
※「食べログ」で拝見しても、評価が高かったので・・・。
お邪魔したのは、開店まもない17時半過ぎ・・・。
女性ひとりということで、カウンターの一番端に案内していただきました。
今回いただいたのは、6000円のコース。
■八寸、栗酒(食前酒)
銀杏、甘鯛の手まり鮨、ごま豆腐、春菊と菊花の和え物
ぎせい豆腐、柿をつかったナマス、ゴボウの鰻巻き etc・・・
■カニしんじょうのお吸い物
■お造り(きはだまぐろ、あおりいか、平目(身、えんがわ)
■かますの幽庵焼き、金時草としめじの和え物
■炊き合わせ あんかけ(えび芋、蓮根餅、かも茄子)
■七種盛り
①地鶏焼き ②牛肉のしぐれ煮 ③セロリの甘酢漬け ④おから
⑤さざえ ⑥さんど豆のゴマソースかけ ⑦ミニトマトのワイン煮
■ご飯&赤だし
・栗のかやくご飯→ちりめん山椒
■デザート(梨、巨峰のゼリー寄せ)
(お酒)
・松の司(あらばしり)、上善水如、無上盃
お料理について印象に残った点だけ以下に・・・。
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【八寸】
とにかく、まず最初にこの色鮮やかな籠盛りに驚かされます。
「きれぇ~★★」 声をあげずにはいられません。
器にしろ、紅葉にしろ・・・季節感をいたるところから感じさせてくれる、この前菜。
目で見て、舌で楽しんで・・・
細かく丁寧に仕上げられていて、隅から隅まで、抜かりなく季節を閉じ込めているところに感服です。
【お造り】
最近色んなところで感じるのは、お造りって、鮮度だったりネタの素材そのものが良いものであれば、無論美味しい
わけですが・・・
時に、一緒にでてくるお醤油が濃すぎたりすると、とりわけ白身なんぞは、まったくもってその味が分からなくなったり
することが多いんですよねぇ。。。
意外やそういうお店で出くわすことも最近少なくはないんですが。
こちらは、とにかく、まずは魚をお味が全面に出るように、割り醤油をご使用されてるようです。
「ちょうどイイですね・・・」とお声掛けすると、「あの、濃いのって私も苦手でしてね・・・」とご主人が答えてくださいました。
ビミョーに細かいところなんですけど、そういうところがなんか心地イイかも♪
【かますの幽庵焼き】
あっさりとしたお造りの後で、程よい濃さの焼き物・・・バランスよく美味しくいただけました。
ここで添えられていた和え物・・・「金時草」を初めて食しましたが。
表面は緑で、裏面が紫色の葉物なわけですが、少しの苦味と程よいヌメリ感。
これが焼き物と絶妙なバランスでした!
【炊き合わせ】
茄子が少しだけ素揚げしてある状態のようで、ほどよいコクが出汁にしみわたっていて、これまた絶妙♪
全体的には薄味であるには変わりないのですが、少しだけアクセントがあって美味しいんです、コレが!
お恥ずかしいながらも、「あん」までしっかりキレイにいただきました(^^;)
【七種盛り】
本当は、7種のおばんざいから、3種をセレクトすることになっているのですが、
「えぇ~、どれも美味しいそうで、どうしよぉ~ T_T」と迷っていると・・・
ご主人が、「じゃぁ、全部イッちゃいましょう♪」と笑顔でおっしゃってくださって・・・結果が、このテンコ盛りの7種★
素晴らしぃぃぃ~(*≧-≦*)
特に印象深かったのは、②の牛肉のしぐれ煮と、⑤のさざえ、あと⑦のトマトかな。
②は、牛肉の脂が程よく少なめで、さっぱり&柔らか、少しだけ甘めといった味に仕上がっています。
牛肉のしぐれ煮というと、冷めてると、妙に重い感じがあって舌の上でもたつくイメージがあったのですが、
さっぱり感がするっと喉を通り、美味しかったです。
⑤さざえは、かなり薄味になってはいるんですが、その薄味がとにかく程よく染み込んでてうんまぁ~い★
でもって、柔らかい!
冷めた貝って、どちらかというと、カタイものが多いイメージがあったんですが、貝からスルッと外れて
食べやすくもあり、美味しゅうございました。
【ご飯】
最初は、まず栗のかやくご飯だったんですが、お替りをお願いすると、2杯目はちりめん山椒ご飯が!
もぅ、コレ、ヤミつきです・・・。
かなり山椒はピリリときいてはいるんですが、大ぶりのちりめんがとにかくしっとり!!
これまでにない食感です。
美味しすぎるぅぅぅぅ~★
アラフォー女子・・・不覚にも、さらにお替りを頼んで・・・ 計3杯(T_T)
【デザート】
巨峰のゼリー寄せが絶品。
とにかく、プルプル・・・ただ、ただ、プルプル・・・
甘いわけではなく、巨峰そのものの味がさらに全体に染み込んでる。
指先を紫色に染めながら食べることもなく、最後のデザートにいたるまで、秋を堪能させていただきました!
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ちなみに、お隣に常連らしきご夫婦がいらっしゃって、少しお話をさせていただいたのですが。
お二人は、毎月いらっしゃってるとのこと。
それは、毎月、その月毎に、料理の内容も変わることはさることながら、器もガラっと変わるらしい・・・。
「今月もなんとかギリギリでお邪魔できてよかったわ。毎月食べないと、新しい月が迎えられなくって・・・♪」と
おっしゃっていました。
なお、今回は、日本酒も3種類ほどいただいたのですが、
お猪口が色々あって自由に選べるようなスタイルになっています。
どれにしようかと迷ってると、「グラスでいかがですか?」とご主人がおっしゃってくださって・・・
脚が長い切子のグラスを出してくださいました。
そりゃもう、ピンクやグリーンのステキなグラスで飲むと、お酒のピッチもあがる一方でしたが。
とにもかくにも、むちゃくちゃ充実した楽しい時間を過ごさせていただきました。
(すみません・・・かなり長居をしちゃいました。)
関西圏に在住していたら、おそらく毎月お邪魔するに違いないと確信しましたが・・・
残念ながら、がんばって2ヶ月に1度、季節を堪能しにお邪魔することでガマンしたいと思います。
>>笑顔がとてもステキな女将さんは、特に着飾っていらっしゃるわけではないですが、
とっても話しやすくて雰囲気のある方。
一方、ご主人の山村さんは、一見寡黙な感じがするものの、とっても気さくで、お料理のことも
お伺いすると、色々と丁寧でご説明してくださる優しい方です。
ご主人が女将さんのことを「おかあさん」って呼んでらっしゃるのがなんだかとってもステキでした♪
2位
1回
2010/01訪問 2010/01/19
先月まで、通勤に「京急 品川駅」を利用していたのですが、
気分転換にと、今月より「都営浅草線 高輪台駅」の利用に変更したところ・・・
帰り道にふと見つけたのがこちらのお店。
小さなビルの2階に店を構えるこちらは・・・
看板だけがしっぽりと出ているだけで、メニューが外に置いてあるわけでもなく。
WEBで調べても、特にサイトがあるわけでもなく・・・。
たまたまHITした内容からは、以下の情報だけGETしておりました。
・2009年9月にOPENしたばかり
・以前は、魚籃坂下の「魚三昧 芳志」にいらっしゃった料理人がひとりで切り盛りしてらっしゃる
・カウンターだけのこじんまり系
・平均単価は7000円程度
ということで、たまたま、近くで飲むことにしていた友人を誘って、お邪魔してみることに。
(一応1時間ほど前に予約だけはいれておきましたが)
お店は、カウンター9席だけの本当にこじんまりしたスペースで、
カウンターの中にいらっしゃるオーナーがすべて一人で切り盛りをしていらっしゃいます。
カウンターの両端には生け花もあり、センスの良さもうかがえます。
----ちなみに、頂いたのは以下。----
■クリームチーズと北海道産雲丹のマリアージュ
※これは、「魚三昧 芳志」のスペシャリテでもありますが、こちらでも変わらずお出しされて
いらっしゃるようです。
1人前をお願いしましたが、2名分に盛り分けてお出しいただきました。
■里芋と生麩のカニあんかけ
柚子の香りに加えて、素揚げをした里芋と生麩も香ばしく、
ワインにも日本酒にもピッタリです♪
サイコー(*^-^*)
■ひらまさの照り焼き 山椒風味
ほどよく脂がのった、下味をした「ひらまさ」に、ピリリと山椒がこれまたよく合う!
こういった青魚は、塩焼きや西京焼きで口にすることは多いですが、
ひとひねりしてあるところが、多分、センスの良さなんだと思います♪
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今回はアラカルトをワインでいただきましたが、
アルコールは、日本酒、焼酎は適度にバリエーションがありますし、
ワインに至っては、赤・白ともに10種類毎ボトルもあります。(グラスもありました。)
高輪台という場所柄もありますが、まさしく「隠れ家」というに相応しいステキなお店だと思います。
次回は是非コースをお願いしたいかな(*^-^*)
3位
1回
2010/08訪問 2010/08/23
鶴見に住む実兄との久々の夕食・・・。
いつもは、「品川」でお店をセレクトしていたのですが、そろそろネタもきれてしまい。。。
財布役の兄にとって、少しでも交通の便のよい「西」へと場所へと移し、
かつ、なかなか評価が高いお店が点在する「大森」をセレクトしました。
焼鳥あたりも興味があったのですが、前日に「焼鳥」の類を食したこともあり、あっさりと和食をと思い、ポイントの高い
こちらのお店を当日に予約し、運良くお邪魔することができました。
予約の際に、「3500円、5000円コースがありますが・・・」と言われたのですが。
「ご来店は初めてですか?」と尋ねられ、その旨答えると、「ではまず3500円からでも十分楽しめます。」と
丁寧にご対応いただき、お任せをしました。
場所は・・・
JR大森の北口を線路沿いに少し歩いたあたり。
周囲の「居酒屋雑居グルメビル」とはちょっと雰囲気の違う佇まいがなんとも印象的です。
店内は、カウンター5席、後方には、テーブル席2つ程のこじんまりとしたスペースになっています。
私の大好きな「高輪台 いま井」と同じように、カウンター内は、マスターがおひとりだけ。
※ただし、19時半頃には、女性のスタッフがおひとりホールのお手伝いで加わりました。
いただいた3,500円のコースの内容は以下通り。
■ひらめの酒蒸し もずく添え
■かも茄子 と はすいも のあんかけ
■お造り(ひらめ、きんめ、しまあじ、赤貝)
■お椀:鱧とじゅん菜
■鮎の塩焼き
■天ぷら(穴子、青唐、みょうが)
■鯛茶漬け
■デザート(メロンでした)
※なお、追加で、「あおりいか お刺身」をいただきました。
ちなみに、いただいた日本酒は、以下の三種類。
■小右衛門(岐阜)
■能登の白菊
■北海道 立山
※マスターいわく、全体的に、甘めのお酒が比較的多いらしいです。
とにかく、3500円のお値段で、この品数!
お味は、優しい感じですが、丁寧で、そして、全体的にキリリとした薄味★
これを「感動」「至福」といわずして、なんと説明いたしましょ~(*≧-≦*)
独創性という部分においては、どちらかというとベーシックな和食のコース料理の数々になっていることもあり、
この一品が云々ということはありませんが。
とはいえ、全体的に完成度は高いと思います。
お野菜も、海のものも、季節感を十分に堪能することができました。
しいていうなら、天ぷらはもうちょっと軽い感じでもよかったなぁ。。。
あのタイミングで、ネタの穴子はちょっと重い感じもしますし、仕上がりについてももう少しカリッとした
軽さが欲しかったです。
なお、追加でいただいた、「アオリイカのお刺身」はネットリ感も歯ごたえも絶妙で、大変美味しかったです。
この日は、兄と二人で10合ほどあけてしまったこともあり、
お料理の方のコメントがかなり浅くなってしましたが。
でも、CPの非常に高い、優秀なお店だと思います。
店内ならびにお料理も、華やかさはないかもしれませんが、店名の通り「心のこもった感」が伝わってくるステキなお店です。
>>店内は、喫煙フリーなので、お隣で喫煙の方がいらっしゃると少し煙いかもしれません。。。
4位
1回
2010/08訪問 2010/08/30
ここしばらくの猛暑のせいなのか、もしくは年齢のせいなのか・・・
最近は、「そこに美味しい食べ物と飲み物がある」と分かってても、ついつい電車で遠出をする
気力がない私・・・。
通勤経路上で済ませるようになってしまいました。
今回も例外ではなく、ワインと一緒にイタリアンを急に食べたい気分になってしまったものの、
恵比寿あたりまで行く気力はなく・・・
「食べログ」サイトでちまちま検索をしておりましたところ、高ポイントでHitしたのがこちらでした。
officeからだと、徒歩10分弱・・・
帰りも、「都営浅草線 泉岳寺」と通勤経路バッチリぃぃぃ~♪
時間も比較的早めだったので、予約せずお邪魔したのですが、19時過ぎといえども、店内はほぼ満席。
やはりコメント通りの人気店のようです。
今回は、キッチンの真向かいにあたるカウンターにご案内していただきました。
キッチンは♂2名、ホール♀2名と、スタッフ体制も比較的こじんまりとしているようで、
とりわけ、ホールはかなり忙しく動かれていらっしゃるので、なかなかゆっくりメニューを
伺ったりするのが難しい感じもします。
「すべてボードに記載されてます」的な無言なプレッシャーもビミョーにある感も・・・。
とはいえ、「ポーション小さめにしていただくことはできますか?」とお尋ねすると、
「お料理によってできますので・・・」と対応も気さくにご対応いただけました。
今回いただいたのは、以下です。
■飛魚とブロッコリーのタルタル ⇒ポーション小さめ(\1050)
■牛ほほと牛すじのゼリー寄せ ⇒ポーション小さめ(\1050)
■たこと万願寺のスパゲティ(オイルベース) ⇒ポーション軽めに(\1680)
■チーズ2種盛り合わせ \950
■シャンパン×1 (ルノーブル ブリュット アンタンス)
■グラス 白×2、赤×1
\9,163
※なお、キャッシュで支払うと、4%ディスカウントしていただけます。
※テーブルチャージ \315
【飛魚とブロッコリーのタルタル】
こちらは、飛魚とブロッコリーを中心に素材を細かくカットしたものを
混ぜ合わせて香辛料とともに仕上げてられているのですが。
パッションフルーツもあわせて混ぜ合わされてたりするので、見た目には鮮やかな感じも
します。
また、上に添えられたサワークリームと、飛魚の卵の塩漬けである「とびっこ」が幾分アクセントに
なっています。
とはいえ、生の飛魚自体がかなり淡白な味なので、全体的に何かインパクトにかけてるような
感じは否めません。
ま、「猛暑の中の最初のあっさり前菜」という位置づけにはイイとは思うのですが。
【牛ほほと牛すじのゼリー寄せ】
こちらは、ポーション小さめでお願いしたものの、通常は2切れのようで、1切れでも
随分なボリュームでした。
ソースとして、「マスタード」と「サワークリーム」が添えてあります。
写真で見ていただくと、このゼリー寄せの下には、前述のタルタルのように、細かく刻んだ
お野菜が敷き詰めてあります。
(人参、ズッキーニ、レンズ豆 etc)
なお、ゼリー寄せ自体は、特段の臭みやクセがなく、全体的にあっさりとした薄味に仕上がっていますので、
こうしたお野菜や前述のソースと一緒に食べるとちょうどいい塩味かな。。。
【パスタ】
プリプリの蛸と、程よい苦味の万願寺青唐に加え、
全体に混ぜ合わさった「大葉」と「カリカリベーコン」がちょうどいいアクセントになっています。
味も見た目も、夏が感じられる一品です。
【チーズ】
こちらは、好みを言えば、適当にアレンジしていただけます。
私は、「ミモレットを♪」とお願いし、カマンベールと一緒にアレンジしていただきました。
ひとり分とはいえ、こちらもかなりのボリュームでお出しいただきました。
これで\950とは・・・ オドロキぃぃ~★
今回は、ひとりでのお邪魔だったので、
ポーションのカスタマイズの関係上、前菜やメインでいただける料理が限られてしまったのですが。
バリエーションも豊富ですし、いずれも季節感を感じる素材だったり・・・
メニューを見ててワクワク迷っちゃいます。
ちなみに、この手のイタリアン系で、ワインとカラカルトと楽しめるところといえば、
恵比寿の「ビゾーニョ」がお気にいりだったのですが・・・。
(お恥ずかしながら、何度もお邪魔しながら、食べログはアップできていませんが ^^;)
同じくらい好きかもぉ~(*^-^*)
(私にとっては)交通の便もイイし♪
暗い住宅街の中にポツリと佇むあたりも、なんかステキです。
間違いなく、ヘビーユースしちゃいそうな予感。。。
5位
1回
2010/09訪問 2010/10/02
【2010年9月 再訪問】
こちらのお店もこの11月でオープン3年。
何度かお邪魔してはいるものの、あらためてレビューをしていなかったので、今回は心を入れ替えて
アップさせていただきます。
今回もいつものごとく5,000円のコースでお願いしました。
■先付け
・きのこを使った茶碗蒸し
・海老とクリームソースのPIZZA風
■お造り(しめ鯖、白イカ、わらさ、金目鯛)
■さんまの肝焼き
■冷やしふくめ煮(茄子、はも、トマト、えび)
■八寸
・しらす大根
・こんにゃくとキノコの白和え
・いくら醤油漬け
・きぬかつぎ
・ほや の塩辛
・ふぐと新栗の唐揚げ
・焼きごま豆腐
■鯛茶漬け
■自家製 抹茶アイスクリーム(黒蜜がけ)
(いただいた日本酒)
・東洋美人
・旭興
・黒龍 しずく
相変わらず、CPの高い充実したコースになっています。
こちらのお店の特長としては、一部、洋風仕上げだったりとか変化があるのが
ポイントかなと思います。
創作料理というか、店主の大坂さんが「飽きがこないように」と色々と工夫されているのが
よく表現されているのではないでしょうか?
器だったり、盛り付けなども、いつお邪魔しても変化がありますし、
メニュー表にない日本酒も色々ご提案していただけます。
一番最初にこちらのお店にお邪魔した当時は、ワインがなかった(今はあるんでしたっけ?)ことにちょっと
不満を感じたりもしましたが、何度かお邪魔して、色々と日本酒を教えていただくうちに、日本酒も楽しく
頂けるようになりました。
------お料理について---------
(特筆すべき部分のみ)
・先付けのPIZZA
カリカリしすぎず、ホワイトソースもさらっとしていて、和食のコースとしての
ひとつとしても意外にマッチしていました。
・お造り
4種がバランスよく配されてるのがGood。
よくあるパターンとしては、赤身、鯛、ヒラメといった感じだとは思うのですが、
シメ鯖だったりというのは変化があっていいかもしれません。
金目鯛も少しバーナーで炙ってあるので、必要以上の脂っこさも富んでちょうどいい頃合いでした。
※前日も、和食コースだったので、こういうちょっと違った感じでの盛り合わせは
私的には嬉しい感じでした。
・さんまの肝焼き
こちらは、肝部分をくるんで焼いているわけですが、少し脂が全体的に残ってて
舌にちょっと残るかも。。。
とはいえ、個人的には苦味が好きなので、そこそこ美味しくいただけました。
・冷製の煮物
こちらの鱧はちょっと固め(^^;)
そもそもの身が固いのか、冷やしたから身が硬直したのか分からないのですが、
フカフカ感はほとんどなかったかな。
・八寸
きぬかつぎがパサパサでした。
ちゅるっと皮がむけません。。。
あと、ふぐの唐揚げも皮、身ともちょっと固めでフカフカ感がなかったのも残念。
・デザート
カウンターのキッチン内で、アイスクリームマシーンみたいなもので、
ウィーン♪ウィーン♪と大きな音を立てながら、その場でお作りされました。
少しとろみ感があるしあがりですが、甘みがかなり抑えられてて、抹茶本来の苦味とコク、
あわせて、比較的サラッとした甘さ控えめの黒蜜でとっても美味しかったです♪
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やっぱり好きだなぁ、逢坂って。
雰囲気といい、料理といい、お酒といい…いつも満足できるステキな時間を提供してくれます。
最近は、5000円和食のお店ってたくさんあるけど…
場所柄も好きなエリアだし、結果的に高い頻度でヘビーユースしちゃうお店です。
-----2008年3月訪問------
「大門近くで和食を」と探していたところ、こちらで評判の「逢坂」に・・・。
赤羽橋駅すぐという交通の便にも惹かれ、当日夕方に予約してお邪魔しました。
閑静な住宅街の中に、シックな灯りを放っている佇まい。
ちょっぴり急で細い階段を降りていくと、10席ほどのカウンターが広がります。
この日は、奥のテーブル席で頂きました。
お通し2品は、「自家製豆腐のウニソースがけ」なるものと、「おかゆ」
冒頭から何故ゆえおかゆ?とも思いましたが、まぁあっさりとしてイイお味でしたので深く考えないこととします。
5,250円のコースもかなり惹かれたのですが、
この日はお酒をいただきながら、ちびちびと頂きたかったので
アラカルトで以下を注文。
白子の天ぷら/葉ごぼうのお浸し/すみイカのお刺身/地鶏の炭火焼き
どの料理も1200円前後で、ほどよいボリューム。
特に、「すみイカのお刺身」は絶品でした。
コリコリとした歯ごたえもさることながら、イカの卵も食感がまさにグー♪
また、薬味で添えられていた、わさびは青々とした清々しい香りとキリッとした辛さ。
さらには「少し嗜好を変えて」というご主人のアイデアで添えてある自家製豆板醤で頂いても絶妙な美味しさです。
ただ、地鶏は全体的に脂が強く、ちょっと重たかったかな・・・。
なお、お酒は日本酒、焼酎ともほどほどの種類ですね。
私的には十分かな。
ちなみに、都度、スタッフの方が瓶毎お持ちしてくださって、色々説明してくれてとっても楽しかったです。
瓶ビールは大瓶があると尚喜ばしいですが。
隠れ家的な要素と家庭的な雰囲気をあわせもつイイ感じのお店です。
今度は、コースで頂いてみたいです。
6位
1回
2010/09訪問 2011/12/24
赤坂で「ひっそり愉しむ」時間:あらためて・・・大好きになりました★
2011年12月再訪
以前お邪魔したのは、こちらがOPENして1ヶ月ぐらいの2010年9月。
1年ぶりのお邪魔となりました。
当時は、ご主人だけで切り盛りしていらしゃったのですが、今回お邪魔すると・・・
笑顔でステキな奥様とご一緒に切り盛りをしていらっしゃいました。
やはり、女性がいらっしゃると、お店の流れもスムーズだし、何よりしっぽり、それでいて
温かで華やかな雰囲気になりますね♪
今回は、10500円のコースを頂戴しました。
なんか前回お邪魔した時によりパワーアップしてる感じ♪
繊細さももちろんですが、一皿一皿なんか驚きが増してる感じがしました。
魚は当然のことながら、季節の旬のお野菜も素材のよさが生かされつつ、じっくり楽しませていただきました。
ちなみに、今回は、すっぽん椀とともに、生血も頂戴しました!
実は、すっぽんの血が人生初体験だったんですが、焼酎とわってあるせいか、意外に飲みやすかったです。
ちなみに、最後のシメは、帆立と舞茸の土鍋で炊いたご飯。
前回とはまた違った味わいで、美味しかったです。
大将、覚えてくださっててありがとうございました♪
またお邪魔しまぁ~す(*^-^*)
------------------2010年9月訪問------------------
知人にアテンドしていただきました。
六本木のとあるお店にいらっしゃった、店主:岩崎さんが独立をされて、
先日、この赤坂にお店を構えられたということでございました。
赤坂見附の駅から溜池山王方面に、めぬき通りをちょっとばかり行ったビルの4階にあります。
ちなみに、こちらが入っているビルは、スナックならクラブやらが主に入ってるビルで、1Fにあるフロア内看板も
思わず他のお店と一体化して、見落としそうな感じ・・・。
なお、当の4階にエレベーターであがっても、同じフロア内にクラブらしきものも複数店あって、
こちらのお店に辿り着くのに、キョロキョロしながらといった感じでした。
店内は、小さなカウンターと、テーブル2卓といったかなりこじんまりとしたスペースになっており、
明るい木目を基調として店内は、清潔感があって心地よさを感じました。
当日、いただいた内容は、「8500円のコース」。
※別途、10500円のコースと、2コースあります。
内容は、以下通り。
■いくら大根
■焼き銀杏
■土瓶蒸し(鱧、松茸)
■お造り(まこがれい、かますの炙り、あじ)
※醤油、塩&酢橘 でいただきます。
■甘鯛の焼き物
■茄子のふくめ煮
■生湯葉
■粟麩の利休焼き
■北海道の北勝(ほくと)牛のグリル
■炊き込みご飯&香の物、つぶウニ
全体的な印象としては、小さめのポーションではありますが、ひとつひとつ丁寧に手を加えてあって非常に
繊細なお味に仕上がっています。
いずれも季節感を感じる、お野菜やらお魚。
全体のお料理がでてくる順番も、よくよく考えてみると、計算されています。
これまでの経験の中では、比較的後半に土瓶蒸し等はでてくるといったイメージがあったのでが、
小さめのポーションで最初に・・・というのは若干驚き。
でも、だからこそ、その後のひんやりしたお造りがまた一段と活きてくるといった感じがしました。
加えて、お野菜⇒魚⇒お野菜 をテンポよく組み合わせた感じも、お腹的、気分的にもまったくハードさを感じさせることなく、
食べる側としても、最後まで飽きずに楽しませていただけました。
なお、最後のお肉は、レアでわさびと合わせてさっぱりといただけますが、
とはいえ、少し脂が重かったかな。。。
舌にまとわりつくような感覚が、私としては、ちょっとヘビーだったかも。
ちなみに、都内で普段お邪魔する「和食」系というと、私的には、5000円~6000円あたりの価格設定のお店が多く、
8500円のコースというのは、個人的にけっこう未経験なところだったのですが。
細かい洗練された感という部分をやはり感じます。(ちょっと表現しづらいのですが)
とにかく、「まじめにがんばってます。」
店主の岩崎さんの心遣いが細部にわたり行き届いている、そんなステキな丁寧なお店です。
>>追伸
ちなみに、ワインは白と赤、それぞれ1種類ずつご用意があります。
いただいたのは、ニュージーランドの「Cloudy Bay」(8,000円)。
ソーヴィニヨンのあっさりとした中にもコクがあって、いずれのお料理にも邪魔をしないながらに非常によく
合っていました。
※全体的にかなり大雑把なレビューになりましてすみません。。。
7位
1回
2009/12訪問 2009/12/28
京都在住の同僚のお気に入りということで紹介されて、お邪魔してみました。
玄関の開き戸を開けると…和服姿の年配の女性スタッフの方が、
強烈な(いや、とってもステキな)笑顔で迎えてくださいます。
履物を脱ぎ、1階のカウンターに案内されました。
2階もありますが、1階は、9席ほどの小さなスペースですが、大きなガラス窓からは
小さなお庭も見えることもあってまったく閉塞感はなく、心地より空間になっています。
いただいたのは、「おまかせランチ;6000円」
まず最初に、煎茶がだされて、しばし一服...
うん、なんだかのんびりしていて落ち着けます♪
■先付け;ウニをひらめで巻いたもの
■八寸;
チシャの茎
サーモンのかぶら巻き
カニの手まり寿司
えくぼ(ゆりね饅頭に梅肉を添えたもの)
白身魚を海苔&黄身で巻いたもの
■お造り
まぐろ、ひらめ、えんがわ、海苔をゼラチン寄せ
■お吸い物
自家製玉子豆腐とはまぐりを使って
■鍋
かぶらと鰆、水菜
自家製ポン酢で
■揚げもの
鯛のとうじ揚げ(湯葉揚げ)
■かぶら蒸し(鯛と百合根を使って)
■揚げ素麺
しし唐添え、
吉野葛あんかけ
■ご飯&香物
■デザート
寒天、自家製小豆、いちご
全体的に優しいお味というのが印象です。
重たさや脂っこさというのはどれひとつとってもなく、最後の一品まで
しっかりいただくことができました。
ポーションも比較的少なめですが、女子としては適量かな。
印象深いものを以下に…。
◆お造りに添えられていた、海苔のゼラチン寄せ…
見た目は黒々としているので、ちょっと遠慮はしていたものの、
ヒラメと一緒にいただくと、ヒラメのネットリ感をこれがよく合います♪
わさびと少し添えると、お醤油をつけずともコリコリ美味しくいただけました。
◆鍋の具の「鰆」… 実は、鰆をこうして鍋でいただいたのは生まれて初めてです。
今までは、西京焼き等といった焼き物でいただくのがほとんどで、どちらかというと、
あの若干パサパサした触感が比較的苦手でした。
今回も…「鍋に鰆?」と思い、モサモサした食感なのかなぁと思い、
恐る恐る箸をのばしたような感じでした。
が、ホントに意外♪ 白身魚のようなホクホク感に加え、深いコクもあります。
「美味しいサバの味噌煮込み」のような、コク深さに似たような感じも…。
さらには、お出汁自体は、非常に薄口で、魚からはかすかな脂が染み出てるレベルで、
魚臭さはまったく感じられません。
なお、お鍋の具は、ポン酢でいただくわけですが、このポン酢も濃すぎず、ほどよい酸味。
そして、具をすべて頂いた後は、お出汁もしっかりと最後までいただきました★
◆湯葉揚げは、黒酢醤油でいただきますが、これまた酸味とコクが絶妙♪
鯛のホクホク感と、湯葉のパリパリ感を、しっとりしたこの黒酢醤油でいただくと、
油で揚げた脂っこさもキレイに融和されて、あっさりといただけました。
◆揚げ素麺は、こちらの井筒屋の初代からの名物とのことですが、
うん…とっても納得です。
一瞬、「皿うどん?」みたいな感じにも見えたりはしたのですが、
薄く輪切りにしたしし唐が、ふわぁっと、なんとも言えないスパイシーなアクセントのある
香りを放ってます。
一度湯がいた素麺を、二度揚げしているというこの素麺と、前述のしし唐、
そして、吉野葛のあんかけを、ぐわぁって混ぜていざ口にすると…
きゃぁ~★ なんというチュルッ、フワッなんでしょう~♪
どろどろ感や脂っこさがちっともなく、とにかく温?のようなしんなりとした食感と、
薄味ながらもコク深い「あん」と、香り高いしし唐がもう絶妙~★
チュルチュルと一気に最後までいただける美味しさでございましたぁ!
いやぁ、コレはかなり印象深いです。
と、そんなこんなで大満足なランチタイムでございました。
ちなみに、ランチ時は、ご主人は、カウンター内で調理はなさらないそうで、ディナータイムのみと
いうことでした。
なんかちょっと残念かなぁって最初は思ったのですが、逆に心置きなくゆっくりいただけました。
また、入店時に出迎えをしていただいた女性スタッフが、いいテンポで話しかけてくださったり、
またお料理も丁寧にご説明してくださったりと…
当日は、実はランチタイムは私ひとりだったのですが、そんなこんなで、寂しさを感じることもなく
楽しくゆったり過ごさせていただきました。
本当にごちそうさまでございました。
今度はがんばってディナーでお邪魔したいお店です。
8位
1回
2009/12訪問 2009/12/28
心のこもったサービスと、優しい上品イタリアン・・・ ワインがすすみます♪
今回は、大阪で2泊3日の出張を終えてからの京都移動。
おそらく、京都へ到着するのは21時過ぎになるかと思い、
いつものように「遅くからでも女子ひとりで夕食をとれるご近所さんのレストラン」を
事前に探しておりました。
数日前に予約にとこちらに連絡した際には、
コースはクリスマス特別コースのみ、もしくはアラカルトでということだったのですが、
「ひとりである」ことをお伝えすると、「当日スタッフに相談いただければ、ポーションのご相談も
お受けできますので」とおっしゃってくださいました。
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場所的には、四条烏丸から徒歩3分ほどと便利はいいものの、面した通りはかなり暗めで静か。
店内は、白を基調として開放感と空気感がある、ナチュラルかつスタイリッシュな雰囲気で
ステキです♪
お伺いしたところ、かなり古い「町家」を改築したんだそうです。
いただいた料理は以下。
ちなみに、ポーションはすべて小さめにカスタマイズしていただきました。
■(前菜)⇒こちらは自動的にでてきます
ホタテ貝柱と小エビを使ったカクテル 金時人参のムース添え
→一瞬普通のオリーブオイルを使ったカルパッチョ風なのかしらと思ったのですが、
柚子の香りと味がアクセントになって、非常にさっぱり爽やかななお味です。
■前菜;地鶏を使ったテリーヌ
中は、モモ肉、白肝、ポルチニ茸になっており、
周囲は、生ハムとゼリー寄せでデコレーションしてあります。
さらっとした鶏モモ肉とネッチリ感のある肝が絶妙なハーモニーでもありますが、
生ハムも塩加減がほどよく薄味なので、具の味をしっかり残してくれる感じ。
ちなみに、自家製のオレンジジャムが添えてありますが、これがまた酸味が絶妙♪
よくありがちな、苦味だったり、はたまたネットリ感やら甘さだったりは全くありません。
テリーヌと一緒にいただくと、逆に、鶏のお味はそのまま殺すことなく、
違うテイストも楽しめます。
実に美味しゅうございました。
■パスタ;百合根のニョッキ、ズワイガニとブロッコリーのクリームソース、からすみ添え
こちらのニョッキは、百合根のみを使用し、じゃがいも等といったその他の素材は
一切使用していないとのこと。
もぅ、これは実にステキに美味しいぃぃ~★
まず、ニョッキは、もっちり感はあるのですが、必要以上に舌にまとわりつかない。
それでいて、このクリームソースが実にサラサラとしたあっさりいただけるのがGood♪
加えて、からすみ がいいアクセントになって、最後まで飽きずに食べれます。
実は、私は、クリームソースのパスタ自体はあまり好きではないんですが、
ニョッキが好きなものでして、当日はニョッキが食べたくてこちらをオーダーしたのですが。
「とってもサラッととしたクリームソースですね♪」とスタッフにお話したところ、
「実はシェフも、個人的にはクリームソース系のパスタはあまり好き好んで食べないらしく、
そうしたところから、苦手の方にも食べていただければということでお作りしてるんですよ♪」
とお答えいただきました。
■メイン;鯛とホタテの かぶら&白子昆布巻き、かぶらと柚子のソース添え
こちらは和テイストな一品になっています。
鯛とホタテは軽く火を通してあるのですが、昆布やかぶらソースと一緒にいただくと、
若干塩味は助長されちゃうかなぁって感じもありましたが。
ただ、その塩味も、それでも柚子がほどよく調和してくれてるのかもしれません。
あまりこれまで食したことのないような新しい感覚のソースでした。
と、料理はこんな感じ。
ちなみに、デザートにいたっても、「甘いのが苦手」と伝えたところ、
甘くない組み合わせで、これまたカスタマイズしていただきました♪
「丹波黒豆ときな粉のパンナコッタ」と「トンカ豆のジェラート」
豆の香りと、微かな苦味と甘み… 味的には、「和風和風」しすぎたりはしていませんが、
私的にはとっても大好きな感じのデザートです。
なお、ドリンクは、
・スパークリングワイン
・グラス白 2種類(どちらも、かなり好きなテイストでした)
・デザートワイン
をいただきました。
グラッパ等含め、色々ボトルをお出しいただきながら説明をいただいたりと…
料理だけでなく、ワイン等も実に丁寧に説明してくださいました。
と、実に心地よいディナータイムを過ごすことができました。
こんなにわがままを聞いてくれて、カスタマイズもしてくれるだなんて…
ひとりでいってじっくり楽しむのが一番かも★
9位
1回
2015/05訪問 2015/05/13
-----(2015年5月再訪)-----
今回はカレと広島旅行時に、宮島を訪れました。
この日も、母のアドバイスを守って、事前に「お弁当」を予約しておりました。
実際、ゴールデンウィークのど真ん中ということもあって、当日は、
軒先はかなりの人だかり!
・店内で食事:24組 ほぼ2時間待ち
・当日お弁当:30分待ち
というアナウンスでした。
よかったです、あらかじめ予約しておいて♥♥♥
前回お邪魔した際は、帰りの高速インターで母と一緒にお弁当を広げたのですが、
今回は、カレと宮島のフェリー乗り場近くの公園でのお弁当タイム♪
が! ちょっと甘かったΣ( ̄ロ ̄lll)
前後左右、四方八方から鹿に狙われて、おちおち食べてられない状況。。。
何度も移動しながら食べました(失笑)
うん、でも、相変わらず美味しぃぃぃぃ~!
ふにゃふにゃし過ぎない焼き穴子が飽きずに最後までいただけます。
あぁ、でも、一度は店内で白焼きとか食べてみたいです。
-----(2010年7月訪問)-----
広島出身といいながらも、県東部(福山市)の生まれである私は、実は一度たりとも
「宮島 厳島神社」を訪れたことがなく。。。
ここ数年、自主励行している「神社仏閣巡り」もあって、どうしても、パワースポットである
「厳島神社」を参拝して、御朱印をいただきたくって・・・
帰省時に母に頼み込んで車でひとっ走りしてもらいました。
自宅を出発して、9時前にはフェリーに乗って、宮島に到着。
せせこましい母と一緒だったということもあり、11時近くには、近隣のお寺も巡り終わった
わけですが・・・
母いわく、「店内は混むから、お弁当の方が今日はいいかも♪」といって、
お店の方にその旨連絡をしておりました。
そして、フェリーで宮島口へと戻り、
お店にお伝えした通り、12時前に到着して名前をつげると・・・
はぁ~い♪ ちゃぁ~んと出来上がっておりましたっ★
さっすがぁ、ドライブ通の母だわ(*^-^*)
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その後、県東部の福山に戻り、鞆の浦へ向かう予定にしていたこともあり、
すぐさま高速に乗り、母の運転する車で移動するがまま、「宮島サービスエリア」に到着。
芝生の公園にちょっとした木陰とベンチがあり、そちらでお弁当をいただくことになりました。
テンションをあげてくれる、ちょっとレトロな包装紙。
パカッと蓋をあけると、じゃじゃぁぁ~ん♪♪
びっしりとつまった穴子ちゃんがお目見えとなりました。
容器の「木」の香りが若干強いかなぁって思うものの、まぁそれも「お弁当っぽく」って
風情あっていいじゃなぃ? と思いながら・・・
一口・・
けっこうしっかりした歯ごたえです。
切り身にはしっかり味はついてるものの、とりたてて甘さが強いわけでもなく、
どちらかというと、あっさりしたタレかな・・・
どこぞの「うなぎ」のようにフカフカって食感ではないものの、堅すぎるというわけではありません。
そして、ちょっと感動すべきは、しっかりタレがしみ込んでいるご飯部分♪
タレで炊き込んであるのかしら? というほど、丁寧にしみ込んでいました。
このご飯が、薄味の切り身とちょうどいいハーモニーになっています。
おいしぃ~(*≧-≦*)
青空のもと、遠く(とはいえ、けっこう間近ではありますが)に、瀬戸内海を見ながら・・・
公園のベンチで、母と隣り合わせになりながら、「あなご弁当」を・・・
味もさることながら、私にとっては、そういうひとつひとつがさらに美味しく感じられるわけで。
(普段、なかなか帰省しない親不孝モノなので ^^;)
そういう意味で、総合点は満点の「5.0」★
(ご容赦くださいませ。。)
お母さん、とっても美味しかったよ★
ありがとう。
10位
1回
2010/05訪問 2010/11/04
大門といえば、これまで焼肉はもっぱら「正泰苑」だったのですが、
浜松町にはそれに匹敵するほど人気店があると伺っていたので…
今回、ゴールデンウィーク中にお邪魔してきました。
予約時に3500円、5000円、8000円のセットがありますがいかがされますか?と尋ねられ…
小心者で貧乏性の私は、ついつい真ん中の「5000円」をお願いしておりました。
当日土曜日は、車だったせいで、予定予約時間より30分近くも早く着いてしまったのですが、
お店の前まで足を運ぶと、
入り口前に立っていらっしゃったご主人が、「あ、○○様でらっしゃいますか?」と
笑顔で話しかけてくださいました。
店内は、「焼き肉店」とは思えないほどキレイで、まるで小料理屋のような感じ。
肉肉しかったり、油っぽい匂いもまったくしません。
で...
とりあえず、セットがでてくるまでのツマミとして、
「キムチ盛り合わせ(\1000)」と「赤身刺身(\500)」をオーダー。
酸味と辛味が程よいキムチ3種類の盛り合わせに、
最初は若干脂身が多いかな?と思えども、まったく臭みがなく、どちらかというと、ハマチのような
食感の赤身刺身…
うん♪うん♪なかなか良心的な値段じゃなぃ?
まだ序の口ではこんな感じで思っておりました。
さてそして…目の前にだされた「5000円セット×2人前」。
木箱にキレイに盛り付けられた肉の数々…
それは、まずもって「肉」だとは到底思えないような煌々とした輝きを放っておりました。
「艶やか★」「色気のあるお肉★」
こんなコトバがしっくりくるような光景でございました。
が。。。
気になるのは、そのボリューム。
う~んと・・・ よくよく数えてみると、ひぃ・・・ ふぅ・・・ みぃ・・・
6切れ程度なんですね、コレが(T-T)
その瞬間、若干ココロが萎える貧乏性の私。
まぁ、とはいえ、頼んでしまったものは仕方がない!
炭火で片面5秒ずつ程炙ってみる・・・
ん~、確かに美味い!
かなりの肉厚であるにも関わらず、ミョーな肉肉しさがまったくなく、
それでいて、ジューシーで、どちらかといえば、ふわっとした食感もどことなくあるような・・・。
おそらく、これが肉本来の柔らかさだったり、甘みだったりするんだと思います。
私個人的には、普段好んでお肉(特に、牛、豚)を食べる方でないんですが。
それというのも、喉を通った瞬間の肉肉しい、いわゆる獣(けもの)っぽい感じにたまに
苦手だったりするわけですが。
でも・・・こちらのお肉は、確かにその概念を変えてくれる感じの美味しさ♪
かなりの肉厚の身なので、さっと炙った表面と、レアの中面の差が実に絶妙。
ジューシーである上に、とにかくしつこくなく、さらっと喉を通ってくれるわけです。
極論をいうと、やわらかもっちりの厚揚げを食べてるような歯ごたえって感じでしょうか・・・
(ビミョーな比喩で申し訳ございません・・・)
肉本来の味を鼻と舌で楽しみ、かつ脳でも味わいながらも、飽きや疲れがやってこない肉ですね♪
という感じで、「肉の愉しみ方」を勉強させていただいた瞬間でございました。
とはいえ・・・ 数切れ5000円コースは、平民の私にはコレで最後かなぁ・・・(^^;)
今年は、「食べること」「飲むこと」を通じて、色んなこと、ヒトと出会い、発見した一年でもありました。
今回チョイスしたお店というのは、美味しいこともさることながら、まず私にとって、色々と思い出深く・・・
そして、愛おしいお店でもあります。
お店にお邪魔して、そして楽しみ・・・「ごちそうさまでした」と言ってお店を後にした瞬間まで刻銘に
覚えている、そんな時間を過ごしたお店の数々です。
ひとつひとつ歳を重ねるように・・・
そういう大切にしたいお店もひとつひとつ増やしていければと思っています。