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ちゃあしゅうワンタン麺
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券売機
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「とら食堂」の直系でありながら、かなりのアレンジされた逸品。
大好きな白河ラーメンを求め、先日の松戸遠征に続いて、今回は町田へ遠征です。
白河ラーメンの元祖「とら食堂」の直系のれん分けで東京にあるのはこちら「一番いちばん」だけ。東京といっても町田です。(小田急小田原線・代々木上原から各駅で22駅、急行で7駅)とら食堂松戸分店も遠かったですが、都心からは距離的には同じ位でしょうか。(ちなみに直系のれん分けから更に独立された孫系は都内にもあります。)
当店の金原店主は「とら食堂」(福島県白河市)で修行後、両親の中華料理店を引き継ぎ2002年に同店をリニューアルオープン。
店内、扇型のカウンター12席。ほぼ中央の席に着席。後客続々ですぐにほぼ満席。ほとんどが地元の常連さんという感じ。
厨房内、金原店主、ほかアシスト男性一名。チャーシューのタコ糸を外すとことから始まって〜その都度切り出されています。
ワンタンもその都度肉餡を詰めてます。4杯ずつのロットで作られています。とら食堂同様平ザルで湯切り。
開店直後だったこともあって、約15分程で配膳されました。
底の深い白磁の丸どん。すでに旨いに違いないオーラが漂っています。
ちゃあしゅうワンタン麺 1150円
具は、4種のチャーシュー、ワンタン、ほうれん草、メンマ、きざみネギ、海苔。バラチャーシューの大きさと厚みが圧巻です。
麺も、トッピングのほうれん草、メンマも覆われていて見えません。
スープは綺麗に澄みきった醤油清湯スープ。
実に綺麗なキラキラ、表面はオイリーというよりは、風味が強い鶏油の良い香り。
一口啜ると、とら食のマイルドな丸鶏ベースに、かなり魚介が効いたアレンジ。
煮干しもサンマ干しとかでしょうか?けっこう特徴的な魚介。
じんわりの鶏ベースがどっしりとした旨味で、最後まで飽きない至福の滋味〜なスープ。
麺は青竹で打つ自家製麺。やや透明感のあるピロピロ平打ち麺で、この食感がたまりません。
麺自体の小麦の香りが強く、このピロピロが旨いスープを引き上げてくれます。
バラロールチャーシュー。実に直径7〜8センチはある分厚いものが4枚。
ローストされた淵も香ばしく、弾力がありつつも柔らかい。
豚肉の味が凝縮されていて、脂身も旨いもの。食べ応えあって肉を喰らう感じはまさに角煮かステーキの様。
かぶりチャーシュー。食べてる途中で店主が追加で入れてくれた「かぶり」。
この部位はまず白河系でしかいただけない希少な部位です。濃厚な独特な豚臭のあるもので美味。
こんな分厚い「かぶり」は初めてです〜。感激。(このかぶりチャーシューは必ず入る訳ではありません。)
ロースチャーシュー。脂身が少ない分、肉の味が凝縮されたもので、それでいて硬くない絶妙な食感。
鶏チャーシュー。白河系ではまず入らない鶏チャーシュー。ササミの部分の柔らかい食感。
全体豚が支配しているので、とても良いアクセント。
肉ワンタン。箸でなんとかつかめる程の皮目の柔さ。肉餡がかなりタップリで味付けもしっかり。
時間が経っても麺はキープしていますが、ワンタンの皮はスープを吸ってきてトロトロ。
まさにスープと一体化しているこのワンタンは絶妙です。
「とら食堂」の直系でありながら、かなりのアレンジされた一杯。
ただしそのアレンジは本筋を外れていない、オリジナル作品という感じ。
とら食ファン、チャーシュー好き、ワンタン好きにとっては聖地かもしれない。(大袈裟か?)
旨かったです。ごちそうさまでした。
追加情報、追加画像はこちらから → http://blog.livedoor.jp/incent2010/archives/5081153.html