うぇりっしゅさんのマイ★ベストレストラン 2017

うぇりっしゅのぶらり食べ歩き

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うぇりっしゅ

マイ★ベストレストラン

レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!

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2017年は新規開拓は諸般の事情でほとんど出来ない年だった。
なので、よく行くところを中心に。

マイ★ベストレストラン

1位

ル・プティ・ブドン (代官山、神泉、中目黒 / フレンチ、洋食、ビストロ)

8回

  • 夜の点数: 5.0

    • [ 料理・味 4.9
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 4.6
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク 5.0 ]
  • 昼の点数: 5.0

    • [ 料理・味 4.9
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 4.6
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク 5.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥10,000~¥14,999 ¥6,000~¥7,999

2019/01訪問 2019/01/14

2016〆の外食

行った追加の使い勝手はどうなの?ということで。

何度も行っているこちら、2016の最後は例年と変わらずカスレを頂く。他はトリュフのラビオリをリクエスト。
今回もとてもおいしく頂きました。

駅からはちょっと離れています。それなりの大通りなんですが、閑静な町といった印象です。レストランも落ち着いた雰囲気でなかなか良く、地下ということもありますが都会の喧騒をしばし忘れてゆっくりとランチが出来ます。地下とはいっても日の光が差し込むようになっているので雰囲気はよいです。
料理はあまり日本人受けはしないかもしれませんが、日本化されていないヨーロッパの味をしっかりと味わえます。ヨーロッパで出会ったおいしい料理に日本で出会える数少ないお店だと思います。そんなで、私とこのレストランとは非常に相性がよさそうです。
が、2009/3からシェフがいなくなってしまいました。スタッフはそのまま残っているので、今のところそれほど大きな影響はないようですが、比較すると微妙に味が柔らかいときがあるのは否めないので、残念です。
とはいえ、気持ちよくすごせる良いレストランです。

で、特筆するべきはグラスワイン。定番的なものはもちろん、よく珍しいのが置いてあったりします。パトリックさんの説明を聞くとつい頼んでしまいます(笑)。この飲みたくなるような説明は素敵としかいえません。

2016/2
昨年の終わりごろにシェフが変わり、昔の味に近くなったような気がします。女性シェフならではの繊細さとフランスの伝統的というか地方料理感とがいい感じです。
この日は久々にメインに仔牛とリードボウ。牛の方は想像通りだけど、リードボーはすごくおいしい。
チーズは今の時期の目玉(?)ブリードモーにトリュフをサンドしたパッショングループ オリジナルを軽く焼いてもらって。普段はカビ系はダメだけど、焼いてもらったこれだけは好き。
デザートはワゴンからチーズケーキ系を中心に。

2015/4
ホワイトアスパラのシーズン。
冷製、温製と両方頂いたが、今回のはかなり素晴らしかった。
冷製はオランデーズ、オレンジなど柑橘系とバニラ風味を加えたソースがホワイトアスパラをマリネしているビネガーととてもよく合っている。これはすごく好み。
温製のほうはオランデーズをグラタン(?)ぽく焼いた感じで、なかなか面白かった。

2010/5
コースの設定がちょっと前から変わっています。ランチでは平日しかなかった1スターター、1メインのコースが休日でも可能になったりとお得感はアップです。もちろんコース+アラカルトというのも可能です。

この日は2スターター 1メインのコースにスープを追加。
この日はフォアグラとトリュフの入った鴨のテリーヌ、ホワイトアスパラガスのオランデーズソース、豆のスープ、羊のロースト。最後はチーズとワゴンからのデザート。
この日はピレネーで作られたという白ワインが特に面白かった。

2010/2
今回の長崎からの魚料理のトリュフ風味のクリームソースはかなりよかった。
魚にもあうんだ......

2009/4 シェフのベルナールさんの離脱の影響は?
ということで、ちょっと選べるメニューが減ったというのが最大の影響だろうか?
味に関しては、今のところの感想としては大きな変化はないような気がする。が、エスカルゴのカソレット ラタトゥイユ添えと季節のポタージュで出た豆のクリームスープだけは昔メニューにあったものとちょっと違う感じ。これは改善...というか戻してほしい。
あとは細かな微調整的な部分で微妙な差があるようなないような...。自分の体調もあるので変わってるわけではないのだろう。

とりあえず、一安心。

2009/2 10周年記念メニュー
今回は凄かった。まるで私のために作ってくれたのかと錯覚するほどの好みの味付け。ともに出されるワインのチョイスもすばらしい。
三種(えびのカクテル、ポテトのマリネ..でいいのかな?、クリームチーズの入ったシュー)のアミューズブッシュから始まり、すばらしいフォアグラのテリーヌ、ちょっと酸味の利いたソースが絶妙なホタテのポワレ、比較的オーソドックスではあるがそれだけにやっぱりおいしい仔羊のロースト。食後はサラダ仕立てのチーズ ブリードモー、小さな口直しソルベはグレープフルーツとシャンパーニュ、デザート3種盛(オリーブオイルのケーキ、カルバドスのソルベ、チョコレートのケーキ)と続き、最後にエスプレッソ。これでグラスワインもいくつか付いてくるのに価格は1万円ちょっとの設定。

正直、ホタテって好きではなかったのだけれども、この味付けならかなりおいしくいただけました。フォアグラのテリーヌも普段置いているのとはちょっと違うもので私としてはこちらのほうが好き。羊に関しては言うことはなく、添えられている野菜も楽しい。

2009/1 食べ初め
今回はオーソドックスに。鹿のテリーヌ アプリコット入り、鰯のガレット、子羊のロースト ローズマリー風味。仔羊に付くナスのグラタンが実はお気に入り。チーズはオイルに浸かった山羊。デザートはワゴンから。
ワインは赤を二杯。ローヌのまだ日本には入っていないんじゃないかというシラーなのに軽い感じのなかなかおもしろいものが印象的。

2008/12の3度目の訪問
2008の食べ納めはこちら。
ちょっと無理を言って前回来た時に話題になったロッシーニを作っていただく。
やはり和牛なんで向こうで食べるのと比べるとちょっと肉の脂っぽさがあるのだが、久々のロッシーニは幸せでした。
来年もおいしい料理とワインをお願いします!

2008/11 の2度目の訪問
この日は感動的なまでに素晴らしいディナーでした。
まずミュスカを飲みながらメニューを。厨房からの一皿は、一口ラタトゥイユ ウズラの玉子添え。出だしから素晴らしい。
前菜は鴨のパテの中にフォアグラのテリーヌの詰まった一皿。シェフのスペシャリテというだけあってこちらのパテはいつもおいしい。
スープはエビのビスク。私にとってはもうおなじみのおいしさ。
魚は鯛のポワレ。バルサミコを効かせたソースがうまい。
肉は鹿。ソースはベリー系の濃厚で香りのあるクラシックなタイプ。これがすばらしくおいしい。付け合せも刳り抜いたミニ野菜に茸のソテーを詰めたもの。全体的に素晴らしい。
そして今日は料理のほうも今まで出1,2を争うおいしさだったが、何より素晴らしかったのがボジョレー プリメーラ。最初は季節ものだしとボジョレーを頼んだ。が、いくつか香りを嗅がせてもらうと一つなにか違う感じのものがあったので迷わず選択。そしてこれが感動的な美味さ。いままでボジョレーはあんまり好きじゃないとかいっていてゴメンナサイ。なんというかもうまったくの別世界のものに出会ってしまった感じ。お店の人曰く100年のブドウの木から作られたという非常にレアな一品らしい。それでいてそんなに高くない。CPがいいとはまさにこのことだろう。そんなで最後の一本といっていたボトルを買ってきてしまいました(笑)
これから行く人ゴメンナサイ。といいながらまだあるかもしれないけど。
最後に山羊のチーズをチョコッと貰ってワゴンのデザート。最後にエスプレッソ。
素晴らしい一時をありがとうございました!

2008/9
グラスのロゼのスパークリングを試してみながらメニューで悩む。
悩んだ末、決めたのは....
前菜にエスカルゴのクリームソース。これはいつ食べても好き。鳥の巣風(笑)という見た目も好き。
スープはザリガニのガスパッチョ。見たことなかったので頼んでみたちょっとクリーム系のガスパッチョ。おいしいがそんなに好みでもない。
魚はホウボウのソテー。付け合せのキノコのソテーのパイ包みがなかなかよい。
肉はこちらでは初めて牛さんのポワレを。ウェルダンに焼いてもらった赤ワインとエシャロットソース。おいしいけど和牛ってなんか物足りない気分になる。
ワインは白とロゼをグラスで。ちょっと控えめ。
で、チーズは3種。ちょっとづつだっていうのに結構多めにくれる(笑)。お腹一杯で死にそうになったので、デザートはアイスとシャーベットとババロアにパリブレストといつもよりちょっと軽めにチョイス。
あと20年のポルトを貰う。
いつもよりお腹パンパンになってましたとさ。

2008/6
ほぼ毎月(たまに月2ぐらいか?)行っている訳なんですが、4月か5月ぐらいから軽めのコースが出来ました。
平日ランチはビジネスマンをターゲットにしたようなサラダ+メイン(日替わり?)+コーヒーの¥1800のちょっと安いクイックランチ的コース。
夜のほうも全部日替わりで前菜、スープ、メイン、デザート、コーヒーの軽いコース。
結構ボリュームが多いのでなかなかいい試みだと思うが選べないのがちょっと嫌かなぁ。

で、この日のメインはブータンノワール。なぜか夏の時期によくやる。別に季節ものじゃないのになぁ。
この日もとてもおいしくすごせました。


2008/2
年末年始ぶりの訪問。
で、メニューが大幅(というのは大げさだが)に変わっていました。今までチョコチョコと変わっていたのはあったけど、ここまで入れ替わったのは久々。
というわけで、ちょっと新鮮な感じで楽しめました。
最初の一皿がトマトのゼリー、前菜はスモークサーモンのゼリー寄せ、スープはオマールのビスク 海老のカプチーノ添え、魚にアンコウのソテー、肉は羊背肉のロースト。チーズをちょこっととデザートワインを頂き、デザートはレアチーズケーキ、パリブレスト、モンブラン、ピーマンのソルベをチョイス。
最後はエスプレッソ。今回も満足でした。

2007/7
平日のランチ利用。暑いのでシャンパーニュといきたいところそこは我慢....。
一口前菜はいつものようにサーモンと豚のリエットの2種。
前菜にフォアグラのマーブル仕立て、メインに本日長崎から入荷の魚料理を選択。魚はなんか聞いたことのないののフリット。いつも通りおいしい。が、味付けは気持ちちょっとやさしめに感じる。シェフが見当たらなかったからか?
デザートはオリーブオイル風味のホワイトチョコレートケーキ、モンブラン、赤ピーマンのソルベを選択。最後はエスプレッソをダブルで。

2007/4
いつものようにミュスカを片手にメニューを眺めるところからスタート。厨房からの一皿はサーモンのマリネ(だったかな?)。
チョイスしたのは、兎のテリーヌ、ホワイトアスパラガス、オニオングラタンスープ、黒鯛のポワレ。季節物のホワイトアスパラはとりあえずはずせません。マヨネーズに似た暖かいソースもなんともいえません。オニオングラタンスープは今回初めてでしたが、定番の味。ラ シャッセのを知った後だとちょこっと物足りないですが、それでもおいしい。
チーズは臭くないハードタイプのを2種チョイス。
デザートはいつものようにワゴンから3品。林檎のタルト、バニラアイス、チョコレートのムースのケーキ。
最後はカプチーノ。
今回もおいしい時間を過ごせました。

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2位

大徳寺一久 (北大路 / 日本料理)

8回

  • 夜の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 4.4
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク 2.5 ]
  • 昼の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 4.4
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク 2.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥8,000~¥9,999 ¥8,000~¥9,999

2019/07訪問 2023/12/03

本格的な精進料理

大徳寺の目の前にあるのですが、外からの見た目は、古い建物で、大徳寺納豆のみ扱っているお店に見えます。
中に入ると、メニューがちょっと探さないと目に付かないところにおいてあったりするので、パッと見、食事ができるようには見えません。

それでも(それだから?)食事はおいしいです。肉、魚を使わない分、和食の奥深さを感じられます。初めて口にしたとき、昆布出汁の味がこんなにおいしいと初めて知りました。
料理は2種類。
大徳寺麩、犠牲豆腐、筏牛蒡、季節の野菜根などがお弁当形式に盛られたものと、さらに季節の食材を使った煮物などの料理も取り入れたお膳とがあります。
特に新春の筍と、秋の松茸、栗の時期の本膳が私のお勧めです。

部屋はすべて個室です。庭の見える離れでのんびりと食事という雰囲気も素敵です。ただ、隣がうるさいと障子や襖でさえぎられているだけなので、若干雰囲気が損なわれます.....

また、団体用の新館があってこちらは100人入れるとか。脇にお茶室もあってお茶会も出来るようです。

~2008/09~
通い始めて早7年(もっとかなぁ?)にして、初めての夕餉。
鈴虫の奏でる秋の音色と軽くライトアップされた庭がなかなか素敵でいつもとまったく違う顔を見せてくれる。もっとも庭は大徳寺の枯山水とは比べ物にならないが夜のほうがよく見える。

で、雰囲気のほうはかなり変わるが、料理のほうは変わらない。
今回はご飯に栗、汁物に赤味噌のもの、煮物に松茸というのが季節で変わる部分だろうか。時期的には松茸ご飯の構成を予想していたが、丁度栗が入ったとか。どちらも好きな私としては、松茸ご飯の季節を飛ばした感じがしてすこし複雑(笑)
でも、雰囲気も一段と良くて、おいしかったからいいや。

で、最後にフルーツでこの日はメロン。その後お抹茶とお茶菓子と大徳寺納豆。この味噌を濃縮させたような大徳寺納豆は苦手な人が多いかもしれない。料理にも一部使われているものもあるので、このあたりが好き嫌いの分かれ道かもしれない。
私は最初ちょっと苦手だったが今では結構好き(笑)

抹茶などはこちらへ最初に来たときは最初に出されてちょっと驚いた。でもそれが本来だそうだ。
通い始めてからというか、覚えられてからは抹茶が最後に。聞いたところ特に意味はないそうだ(笑)

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3位

ラ シャッス (六本木一丁目、六本木、神谷町 / フレンチ)

7回

  • 夜の点数: 4.9

    • [ 料理・味 4.9
    • | サービス 4.7
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 2.8
    • | 酒・ドリンク 4.1 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥20,000~¥29,999 -

2018/12訪問 2023/04/09

狩猟場の邸宅風レストラン

六本木というイメージとはちょっと違う静かな路地を入ったところにあります。
入り口はぶらっと来たならちょっとためらってしまいそうな大きな扉。そして中を開けるとそこは別世界。
入ってすぐが小規模ながらヨーロッパの地方の貴族の館のホールのような感じになっていて、その奥にカウンターがあります。カウンターの脇には本物の暖炉があり暖炉にはお約束ともいえる(笑)立派な鹿の頭の剥製が飾ってあります。

こういう風に凝っているところは意外と細かなボロがあったりするのですが、なんと言うかちょっと眺めたぐらいでは完璧です。余談ながらトイレも素敵です。どう素敵かは行ってみてのお楽しみ。

2011/狩猟シーズン
メニューがアラカルトに戻りました。

2011/4
震災以降コースメニューのみに変更。
前菜・前菜・魚(?)・メインという流れ。コースとは言ってもいわゆるプリフィクスでそれなりの種類から選べるので、あまりアラカルトと変わらないかもしれない。
で、価格的にはちょっとお得感が出たかな?

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メニューはアラカルトのみ。
シェフにボリュームなんかの話をちょっと伺いながら、注文できます。特にスターターに関しては盛り合わせ等かなり融通が利きます。なお、パンなどは別料金。
基本的に季節の旬の食材が並びますが、特に狩りのシーズンはメインにはシェフが狩をしてきた食材が並ぶジビエの店と言うイメージが強いです。
ワインは日によって若干幅が違いますがグラスワインもいくつかから選べます。ワインリストはやっぱりというかフランス南西地方中心です。メジャーな地域ではないので安くておいしいのがあるのが素敵です。
さらにデザートワインも数種類グラスであったりする上に、デザートもかなりおいしく、最後まで至れり尽くせりです。しかも盛り合わせっぽく出来たりします。

2009/11
いよいよ狩の季節。
今回の目玉は狸。アナグマも面白かったが、狸も甘い脂がなかなかいい。そしてオニオングラタンスープもおいしい。冬が待ち遠しくなる味。

2009/7
そろそろアーティチョークが食べ収めかな?ということで、蟹とのタルタルの一皿。あと生牡蠣と穴子。メインはブレスの様トリュフ添えと雉の海老のソース。デザートはベリーのコンポートのような感じのもの。
メインに関しては夏と言うことで軽めに仕上げたと言うことだが、夏も目が離せないメニュー構成。

2009/2
もう狩のシーズンはおしまいとのこと。
早くもホワイトアスパラが出ていたので、鹿のソーセージにグリルして付け合せてもらう。シンプルなだけに素材のうまさが味わえていい。
そろそろオニオングラタンスープも食べおさめかなぁ....
デザートは野生?のレモンのシャーベット。なかなかおいしい。

2008/12
今年の最終日のメインは熊。今回はクスクスとともにカレー風味。まだ2度しか食べていないが、やはり熊と言うのはなんというかこれが熊だ!という主張が思ったほどなくなかなかやさしい味である。

2008/11
裏メニューらしいイノシシ鍋(裏メニューといいながら去年はHPで予約を受け付けていた気が..)を頂きました。濃厚なイノシシの出汁が出たすばらしい味でした。見た目は豚汁っぽいけど(笑)

2008/10
いよいよジビエシーズン到来。....とはいってもまだ北海道だけですが。
なんでもシェフはそんなに簡単に取れないヤマシギ(ベカス)は何時入りますか?とかいう気軽な電話に悩まされているとのこと(笑)
この日はシェフがしとめたものは鴨があったのだが、熊が目に入る。というわけで、熊初体験。注文すると予想通りとか言われてしまう...
そんなで、先に生牡蠣をちょこっともらって、前菜は小鴨とフォアグラのきのこのジュレがけ。で、熊はちょっとちょっと量が多いみたいなんで半分にしてもらう。
で、熊。思ったより癖がない。堅いとか苦いとか聞くが結構あっさりとした旨味がある。ソースが山椒のなので鹿っぽく感じないこともないが、鹿よりもすっきりめ。
デザートは洋ナシのマリネ、柿のシャーベット添え。最後はカプチーノ。
あと今回こちらでは初チーズ。カビ系を避けて適当にもらう。おいしいことはおいしいが、やはりこちらはおしゃれにチーズというイメージではない気がする。

余談だが、店内の雰囲気がちょっと変わった。ほんの少しお洒落にというかすっきりとした感じ。以前の古い田舎の屋敷みたいな感じの燭台とかのほうが好きだったかなぁ

2008/9の訪問
かなり足繁く通っていたりするわけだが、久々のレビュー追記。
めぼしい前菜から軽い盛り合わせをお願いする。赤ピーマンのムースとウニ、鹿の生ハムイチジク。個人的に赤ピーマンのムースは大好きなのもあるが、こちらのものはかなりおいしい。先日六本木ヒルズのラトリエJRで頂いたものなんか足元にも及ばない。
で次は海老のビスク。こちらでは初めてやるそう。で、濃厚なオマールの味わいはさすが。
メインは鹿の山椒のソース。京都のコムシコムサでも何度か食べた記憶がある(一口食べてから思い出した)が、こちらのほうが肉が少しいかもしれない。ボリュームはもっと多いが。価格差もでかいが(笑)。
デザートはひさびさにクレームブリュレ。で、最後はカプチーノ。マシンを新しくしたそうで、無事カプチーノ復活。
ワインは控えめにグラスで白(ソービニヨンブランとセミヨン)、グラスの赤(なんだっけ?)、銘柄は違ったが再入荷していたビンテージポルト(1975)。
今回も満足の食事でした。

2007/12月の訪問
オニオングラタンスープも相変わらずおいしいけど、今日感動したのはイノシシのカツ。去年食べたのもおいしかったが今日のは絶品。イノシシの油自体にかなり甘みというか旨みというかがある。衣に味をつけているのかと思ったほどに。
今日はその他に3種の挽肉とフォアグラのキャベツ包み焼き(というのか?)を頂く。これもおいしい。
デザートはフォンダンショコラ。今日もいつもどおりデザートまで満足できました。
ちなみにクリスマスっぽく暖炉の上の鹿君がサンタ帽をちょこんと乗っけていて可愛かったりします。

2007/11月後半の訪問
今年もついにオニオングラタンスープが!
というわけで早速頂きました。去年とは違うタイプの鹿を使ったとのことで味は違うが、やっぱりおいしい。
あとは珍しいのがあるよと、イノシシと鴨の心臓、レバーなんかを頂きました。これもなんというか凝縮された味わいがなんともいえない。ベッドの豆(煮込み風)ともよくあっている。
今回はボリューム的にはちょっと軽めの食事にしましたが、素晴らしかったです。

~2007/7月の訪問~
前回冬に狩ったイノシシのハムを作ったのを来週当たりから出しますよなんて聞いたので、かなり短い間隔ではありますがいってみました。初訪問のときにイノシシ食べたの覚えていてくれて言ってくれたのかどうかは定かでは無いが...。
で、スターターにそのイノシシのハムのモモ添え(生ハムメロンのモモ版という感じだろうか)と、ウニと赤ピーマンのムースのジュレ添えなんかを盛り合わせにしたもの。もう何も言うことはありません。イノシシのハムはイノシシ肉の料理からはちょっと想像できない出来でした。以外でしたがこれがおいしい。KuKのハムがソースが絶品という感じなら、これはハム自体が素晴らしい。
メインは兎のポトフ仕立て。ポトフって食べたことなかったけどこんな感じなのねとかなりイメージと違かったのだがおいしかった。
デザートはブランマンジェのプラムのソルベ添えにバニラアイスクリームを追加。最後はエスプレッソをダブルで。
今回もとても素敵な食事でした。

2007/6月の再訪
狩りのシーズンの終わった今、どんなメニューが並ぶんだろうと思っていましたが、やっぱり魅力的なメニューがならんでいます。
かなりの優柔不断っぷりにシェフが声をかけてくれ、アスパラ尽くしの前菜の二皿を提案してくださいました^^;
そんなスターターはホワイトアスパラのグリルとグリーンアスパラのボイルのバルサミコソース。二皿目はアスパラソバージュのアサリのスープ仕立て。
どちらも素晴らしいの一言。特にホワイトアスパラを焼く薫りがちょっと漂ってきたりしてもう最高なのである。
メインは兎モモ肉の赤ワイン煮込み。味はもちろん薫りもすばらしい。つけあわせの定番(?)なクリームパスタ(タリアテッレかな?)もおいしい。
デザートはイチゴのスープ仕立てのバニラアイス添え。最後にエスプレッソダブル。もちろん最後まで抜かりは無い。
今回も素晴らしい食事でした♪

2007/3月の訪問
ちょっと正確じゃないかもしれませんが、最初がシェフが撃って来たと言うヒヨドリ(鶉だったかなぁ?)丸ごと一匹近く使ったかもしれないという濃厚なムースに鴨のコンソメジュレ掛けの一皿。素晴らしい出来です。
次が魚(なんだったかなぁ...)のフリッターのスープ仕立て。これも魚の出汁がよく出ていて素晴らしい。
メインにキジのモモ肉のグリエ、筍添え。おいしいだけでなくキジにフキノトウを少しあわせたりとかちょっと面白いです。
デザートはチョコのテリーヌのキャラメルアイスクリーム添え。最後はエスプレッソ。

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4位

コムシコムサ (東山、蹴上 / フレンチ)

6回

  • 夜の点数: 4.8

    • [ 料理・味 4.8
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 4.8
    • | CP 4.9
    • | 酒・ドリンク 3.9 ]
  • 昼の点数: 4.8

    • [ 料理・味 4.8
    • | サービス 4.9
    • | 雰囲気 4.6
    • | CP 3.0
    • | 酒・ドリンク 3.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥15,000~¥19,999 ¥15,000~¥19,999

2022/09訪問 2023/12/03

京都フレンチ

移転後初訪問。
東西の通りは同じだが少し(数百メートル?)東に移動して、動物園の北側にちょっと入ったところに移転。
アクセスの悪さという意味では、移転前とそう変わらず。ただランドマークで動物園というのはわかりやすいかな?

一軒家になったのでかなり広くゆったりとした感じで、移転前の家庭的な雰囲気と比べると格段にレストランぽくなった。
入口はレストランというより普通の玄関ぽい感じがしなくはない....。中はちょっと広くなったけど、隠れ家っぽくていいのかな?
で、席の間隔はかなりゆったり。席数は移転前より増えているといえば増えているが、増えた面積との割合でいくとそこまで増えていない気がする。間隔的にはラグジュアリーなレストランぐらいな印象。これでテーブルのクッションのふかふか具合とか、椅子とかの高級感が増せば完璧。とはいえ、一軒家とはいっても、そこまで広くはないので見回すと壁が近いのでそれなりに感じるかもしれない。ただ窓が大きいので(ほぼ庭側全面)、開放感はあり、広く感じる。

メニューのほうは、移転前の直近と同じく、メインと〆のチーズorお茶漬等、最後のデザートだけを選べる限定プリフィクスなコース。
グラスワインは変わらず赤白各2種づつ。移転前の大昔と比べて、グラスワインの値段がほとんど上がっていないのはうれしい。
あとデザートワインなど食後種がいくつか。その他ノンアルコールもいくつかあります。

料理のほうも以前と変わらないおいしさ。京都的なフレンチと言ってしまっていいと思う。モダンフレンチという感じではないが、京都の食材をうまく取り入れた一皿が前菜で楽しめる。そしてメインは、やっぱりスタンダードな一皿。そんな感じなので、軽い感じの創作和フレンチではなくて、ある程度しっかりした味わいのコースになっていると思います。とわいえ、ヨーロッパでいただくフレンチと比べると軽やかな感じ。なんというか一歩間違えるとソースに洋食感が出てしまう気がするのだが、ある意味、そんな絶妙なラインが日本ではちょうどいいんじゃないかと思う。
なお、こちらはフォアグラを使った前菜の一品(基本ソテーかな?)にこだわりがあるようです。

で、この日のメニューは以下な感じ。
ジャガイモのスープ(?)、湯葉、海老
フォアグラのソテー、梨、チコリ
アワビのグラタン仕立て
鱧のフリット
鹿
一口茶漬
コブミカンのブランマンジェ、ソース風にバジルのソルベ、ココナッツのソルベ
最後はエスプレッソと小菓子

ワインはグラスでグリューナーフェルトリーナ、サンジョベーゼ、デザートワインからポルト。

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5位

銀座 ハプスブルク・ファイルヒェン (銀座、東銀座、新橋 / ヨーロッパ料理)

6回

  • 夜の点数: 4.8

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 4.6
    • | 雰囲気 4.2
    • | CP 3.3
    • | 酒・ドリンク 4.5 ]
  • 昼の点数: 4.7

    • [ 料理・味 4.9
    • | サービス 4.2
    • | 雰囲気 4.2
    • | CP 3.0
    • | 酒・ドリンク 3.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥20,000~¥29,999 ¥6,000~¥7,999

2023/09訪問 2023/09/02

東京でいただける洗練されたウィーン料理

オーストリアのキッヘンマイスターの称号を獲得している神田シェフのレストラン。
この称号を得ているのは日本では一人だけらしい。もっともオーストリアのマイスター制度は厳しいのに加え、実際のところ日本にとってはマイナーな国なのもあるかもしれないが....

そんな神田マイスターは昔は赤坂で『カー ウント カー』というやはりウィーン料理のレストランをやっていて、こちらはその移転と言ってよいと思う。
ただ、銀座に移っただけあって、雰囲気は若干豪華に華やかになった印象。スペースも倍近くに広がったようです。
ただエレベータールームと直結だったりとか、多少工夫はしているものの、微妙なところも多数。レセプションが若干難しくなるが、ここは扉を付けたほうがいいと思う...
もっとも料理やワインの印象は基本的には変わりなし。ウィーンでもなかなかお目にかかれないぐらい上品な感じの限りなく洗練されたウィーン料理をいただけます。
あと、サービススタッフの入れ替わりなどのせいか、人によるばらつきがかなり目立つようになってしまったのは少し残念。


2015クリスマスディナー
移転後は毎年行っていたのだが、昨年は浮気したので2年ぶりのこちらでのクリスマスディナー。
メニュー内容はこれまでとはちょっと変わり以下のような感じ。味の方はいつもと変わらずとてもおいしい。

・キッチンからのご挨拶:一口前菜3種盛り合わせ
・低温でマリネしたヒラメとハプスブルグ宮廷から伝わるキャビアのソースと共に:これはそのままで通じるかな
・ハプスブルグ宮廷より秘伝のスープ:一言でいうとコンソメスープ
・軽く燻製にした帆立貝と冬野菜のゲシュモルテをシュトゥリューデルで トピナンプールの軽やかなピューレに13種類の香辛料のシャウムを添えて:ホタテと野菜のパイ包
・エリザベート皇妃が好んだパイナップルとシャンパンのソルベ
・黒毛和牛のロースト 黒トリュフが香るソースと共に シュタインピルツライスクヌーデルと根セロリのピューレ:ローストビーフのトリュフソース リゾット団子添え
・クリスマスの為の伝統的なデザートの盛り合わせ:チョコレートのケーキ、バニラアイス、モーンのパウンドケーキのクリーム添え
・カフェとプティフルール:小菓子はシュトーレン。カフェはエスプレッソを選択。

ワインはグリューナーフェルトリーナを2種とアウスレーゼ。もちろん名物(?)のハムも頂く。
今回特に印象に残ったのはスープ。通常のウィーンのビーフコンソメとは全くの別もの。濃厚さと上品さという一見相いれない要素が見事に共演された一皿と思う。

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オープンしたてのころの訪問。

コース料理は\9,500と\15,000の二種。コースの格差は以前よりもはっきりしたと思う。
で、今回は\9,500のコースにK.u.K.時代からあるバイシンケンとウィンナーシュニッツェルを連れとシェアする形で追加。

最初のワインは標準的なグリューナーフェルトリーナを。
まず、キッチンからの挨拶ということで、オマール海老のスープ、海老のマリネ、海老(何海老だったかな?)を練りこんだシューとでもいうようなものの盛り合わせ。海老尽くしなおいしい出だし。
そして以前と変わらないバイシンケン。ホースラディッシュの効いたソースが素晴らしい。
次のワインは白であまり聞きなれないものがあったのでそれを。
前菜は白魚を玉子焼きに閉じ込めたと言うか練りこんだような一皿。こういう料理を味わうとなんとなしに日本の京都とウィーンって地形的に似ているのかなぁと思ったりもする。
次が新玉葱のクリームスープ。比較的あっさりと仕上がった甘みがなんともいえない。ワインはアイスワインを。
そしてコースのメインの野菜スープ仕立ての魚料理。魚はヤガラ...だったかな?。名前は良く覚えていないけど、おいしい。野菜のスープとの相性が絶妙な感じ。
口直しのアナナスのソルベを経て、ウィンナーシュニッツェル。今回はスタンダードなタイプ。こちらではあまり頂く機会はなかったが、やはりおいしい。ワインはトロッケンベーレンアウスレーゼ。私の中盤以降ののワインの組み合わせは人には薦められない(笑)
最後のデザートはチョコレートのスフレ バニラアイス添え ベリーのソース。
食後はハーブティーを。

印象としては、変わっていなくて安心。ただメニューにグラーシュがあったので、K. u. K.ではあまりなかったウィーン料理が見られる予感。
ただちょっとキャパの割りに人手が減った印象。すこし料理の間隔も長めになったのが気になるところ。
そんなで今のままでも十分素晴らしいですが、今後にも期待です。

あと個人的にはお菓子をどうやって売り出していくのかが気になるところ。ぶらっと銀座に行ったときにカフェ利用で寄ってみようかな?


2012/6 再訪
ようやく移転が認知されてきたようで、席はちゃんと埋まっている。予約困難とは行かないまでも、直前に電話してぶらっとはいけないかもしれない。なお、カフェ時間もそれなりに混んでいるとのこと。

というわけで、移転後、2度目の訪問。
今回は3皿+デザートのほうのコースのメインをグラーシュに差し替え。
前回と同じく(内容は違う)3種盛りの厨房からの一皿から始まり、追加したバイシンケン。
前菜に、リードヴォーのサラダ仕立て。リードヴォーというとなんとなくメインなイメージなのでちょっとおもしろい。
次のスープはおなじみのコンソメ。やはりこちらのコンソメはウィーンのよりかなり上品。
メインはグラーシュ。おなじみのというかなつかしいというか安心する味。なんというかクラシカルなレピシで作っているとのことなので、そのあたりも感想に影響しているのかもしれない。
デザートはレープクーヘン味のケーキ。最後はメランジェとお茶菓子。
今回もいつも通りおいしい一時でした。

で、休日のお菓子にクッキーを購入して帰る。前回の帰り際にマイスターがお菓子も自信があると言っていただけにおいしいおやつタイムに貢献してくれます。

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6位

くりた (河原町、祇園四条、清水五条 / 日本料理)

5回

  • 夜の点数: 4.6

    • [ 料理・味 4.9
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク 3.0 ]
  • 昼の点数: 4.6

    • [ 料理・味 4.8
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 4.6
    • | 酒・ドリンク 3.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥8,000~¥9,999 ¥5,000~¥5,999

2018/04訪問 2023/12/03

普段使いの京料理

高瀬川沿いのちょっとごちゃごちゃした細い通りにお店はあります。でも、分かりづらいと感じるほど奥地にはないです。
実家が料亭(石塀小路にあるそうな)というご主人の料理はまさに京料理という感じで、見た目も楽しめ、さらにとてもおいしくいただけます。
ただ最後が和風とはいえピラフなあたりはご主人のこだわりなのかなぁと思ったりします。京都に住んでらっしゃる方にはいいと思いますが、観光客には若干の物足りなさを与えてしまいます。でも、おいしいんですよね...。
そんな\2500のランチコースは汲み上げ湯葉に始まり、稚鮎をはじめいろいろと盛り合わせた京料理な一皿、最後にアサリのお味噌汁と和風ピラフ。デザートには和菓子と一口サイズのフルーツ。
とてもおいしくいただけました。

ただ夕食は最後のご飯(通常ピラフだそうです)は予約時に相談いただければ変更も可能とのことでしたので、今度は是非、夜にうかがってみたいです。

~で、早速再訪~
今回は最後を季節のご飯、はもの炊き込みご飯に変えてもらったりした¥6000のコース。

汲み上げ湯葉、品数豊富な八寸、炒った銀杏、はも落としと鯛の刺身、茄子の味噌田楽、はも焼きもの(白焼きとタレ両方)、最後にご飯と白味噌の鯨の椀物。デザートはフルーツ。
今回もおいしかったです。この味と構成でこの値段ならコストパフォーマンスも申し分ありません。
この日は満席でしたがサービスも調理も手際よくされていました。お二人だけでの運営なのになかなか素晴らしいものがあります。
食材が変わる頃にまた行きたいなぁ

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7位

Ristorante incantina (永田町、赤坂見附、麹町 / イタリアン、ワインバー、ダイニングバー)

2回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.8
    • | 雰囲気 4.1
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 5.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥10,000~¥14,999 -

2017/02訪問 2017/02/18

郷土料理寄りでグラスワインの豊富なイタリアン

なんとなくイタリアンの気分だったので、当日電話をしてから伺いました。
今のところ夜は常に予約が取れないというほどは混んでいないとのこと。

そんなこちらは、やはりインカントの系列だけあってグラスワインの品揃えは素晴らしい。
料理のほうは早い時間はコース一択。今のところは月替わりということ。
内容は以下な感じ。
・小さなフォアグラのテリーヌ アマーロで煮たアーティチョークを添えて
・仔牛フィレのトンナート 自家製ツナソースとマスタード風味のセロリのソース
・垂水産姫甘海老とリドボーのムース パプリカのソース
・トゥレネッテのバジリコペースト和え
・鴨胸肉とポワロ葱、マスカルポーネのソ-スのニョッキ
・鹿肉のストゥレーデル 森の果実の赤ワインソース
・アールグレイ風味の栗のムース ジェノバの老舗菓子店風、ロンバルディア風ケーキ「パンデメイン」、柿のジェラート シナモン風味


ワインは、料理に合わせる感じというかなんとなく気分でというかそんな感じで選ばせてもらう。
最初は少し甘みを感じるものをということで、ケヴェルツトラミナー。気分的にはもっと甘くて良かったけど、華やかな香りで後味さっぱりしていておいしい。
次は料理に合わせて白でお勧めを。ちょっと果実の皮の苦みのあるような感じでおいしい。
最後は肉に合わせて軽めの赤で樹齢の古いのみたいな感じというリクエスト。たまたまイメージの合うものがあったそうで、これが素晴らしくおいしかった。多分今日イタリアンな気分だったのは、これが呼んでいたのだろう。
最後はデザートワイン。いくつかある中から陰干しだけどそれほど甘くないものをチョイス。

なお、隣とどっちが好きかといわれれば、多分こちら。郷土料理色を出したモダンテイストな感じなのかなぁ。インカントがバッチリ郷土料理感があるので、そういう意味では隣のカンティコと元のインカントの中間的な印象。

サービスに関しては、非常に気が利いている感じで好印象。満点じゃないのは、若干の落ち着きとゆとりのなさかな(特に入店時)。

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8位

中国料理 「王朝」 ヒルトン東京 (西新宿、都庁前、西新宿五丁目 / 中華料理、四川料理、飲茶・点心)

5回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.1
    • | サービス 3.7
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 3.4
    • | 酒・ドリンク 3.5 ]
  • 昼の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.7
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 3.0
    • | 酒・ドリンク 3.9 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥15,000~¥19,999 ¥10,000~¥14,999

2017/01訪問 2023/08/15

魅力半減

北京ダックが皮のみの普通のスタイルになってしまい、魅力半減。
covid19のせいなのか、はたまた違う理由か。
また前のように提供される日は来るのだろうか?
初のディナー利用。
北京ダックが食べたくてアラカルトから。皮だけでなく丸ごといただけるのが良い。おなじみの皮をくるむアレとソースなんかと絡めた肉をキャベツで包んだものと、濃厚なスープを楽しむことができます。
これはまた食べにきたい。

サービスに関しては、できる人とできない人がはっきりしている。もうちょっと何とかしてほしいが、こちらで人を選べばいいだけといえば、そうなので...。
軽く食事をということでちょっと遅めのランチに訪問。
雰囲気は奥に行くと比較的カジュアルな感じに見える。

タラバ蟹肉入りコーンスープ、三種の蒸し点心、牛肉とピーマン入り焼きそばをオーダー。
点心は特においしかった。
でも、焼きそばは普通かな?

飲み物は工芸茶の馨花相印を。カップの中で花が咲く中国緑茶。

サービスは人はそれなりにいるけどテーブルはぜんぜん見ていない。応対時はさすがに丁寧だけど、そんな感じで全然ダメ。
あまりにも気付かないので、目を合わせて手を上げてみても、気づかないというか目をそらす感じにすら見える。...まさかバイト?
近くを通りそうなときに声までかけるとさすがに気付く。応対だけちゃんと丁寧なファミレスとかチェーンの居酒屋レベルといった印象。
というわけでサービスに関しては、もうちょっとどころか根本的になんとかしたほうがいいと思う。

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後日(とは言っても結構後だが...)再訪。
料理の方は普通においしい。今回も点心(5種)はおいしい。複数種盛り合わせがあるのもうれしい。

で、サービスは前回よりはいくらかは良かった。でも、あんまりテーブルをちゃんと見ている感じではないな。
やっぱり、この価格帯の店としては、ダメだと思う。

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9位

別邸 仙寿庵 (水上 / 料理旅館、日本料理)

5回

  • 夜の点数: 4.4

    • [ 料理・味 4.1
    • | サービス 4.9
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 4.3
    • | 酒・ドリンク 4.6 ]
  • 使った金額(1人)
    - -

2019/02訪問 2021/03/22

Relais & Châteauxの宿

何度目かの宿泊。
年々料理は進歩している。
今回は特にデザートがかなり良くなっていた。今まではデザートがイマイチだと思っていたが、前回行ったときにパティシエが入ったと聞いて、その時もそれ以前と比べるとちょっとよくなっていたとは思ったが、今回は一段レベルが上がった印象。全体的にこのくらいだと、他と比べて全く遜色を感じないとはっきり言える水準になったと思う。

なお、個人的には郷土料理のちぎりっこ汁が結構好き。
これだけは変わらないでほしいな。
久しぶりに温泉に行こうと思い立った。
で、谷川温泉は行ったことが無いということもあって、こちらの宿にお邪魔することに。

宿は全体的にモダンな感じ。玄関、ラウンジの広さ、雰囲気ともに申し分ない。が、ラウンジのメニューの甘味がアイスクリームだけというのはちょっといただけない。
部屋は和室Bのカテゴリー。部屋の広さも、設備も、備え付けのお茶なども、部屋付きの露天風呂の広さも眺めも、申し分ない。このときはちょうど雪山と桜、眼下には川の流れが望めた。

そして肝心の食事。部屋ではなく、食事処エリアの個室で頂く。
正直、食事にはそれほどインパクトはない。全体的にそつなくというか無難にまとめられている感じと思わなくはない。とはいえ基本的な味付けはちゃんとしていて十分おいしいといえる内容ではあると思う。
そんな料理は会席風の流れ。
先付に9種ほどの前菜盛り合わせ。これは可もなく不可もなくという感じで特筆するようなことはない。
次が椀物に豆のすり流しに海老風未のケーキ(なんていうのだったっけ?)と刺身。刺身用の山葵は自分でするスタイル。先付の感じからあまり期待はしていなかったのだが、椀物は結構おいしかった。
そして焼き物で岩魚の塩焼き。他に岩魚の唐揚なんかも選択可能。岩魚の塩焼きはちゃんとおいしい。
で、メインということで、いくつかの中から選べるようになっているようで、このときはフォアグラのステーキを選択。他の選択肢は牛しゃぶと豚しゃぶ。
フォアグラのステーキは、なんというかいわゆるよくフレンチの前菜でみかける一般的なフォアグラのソテーといえるもの。これを主菜と言われるとちょっと違うかなと思ってしまったりする。もしこれがロッシーニなら全体の印象はかなり違ったものになると思う。
次が口直しのメロンのシャーベット。これは口直しということでかなりさっぱりめ。それは分かるが、さっぱりにするにはメロンでないほうがいいとは思う。個人的にはメロンはやっぱり濃厚な奴の方がいい。
で、鯛の道明寺蒸と酢の物。酢の物はとくにどうということはないが、道明寺蒸はなかなかおいしい。
最後に筍ご飯とナントカ汁(郷土料理らしいが名前を忘れた....)。で、名前は忘れはしたが、この汁はなかなかおいしかった。
デザートは小さなチョコとかスポンジなんかのささやかな盛り合わせ。これだけはちょっと、いやかなり残念な内容。

で、食後の時間はラウンジに甘いフルーツのリキュール(このときはフランボワーズとカシス)と濁酒がおいてあり、コレは素晴らしいと思う。一緒にアイスクリームも頂く。

さらに部屋には夜食として粽が用意されていたりする。


朝食は、品数はなかなか多い。その中で、ご飯とおかゆを選択できたので、おかゆにしてみた。
こちらも全体的に無難にまとまった感じと思わなくは無いがおいしくいただける。

というわけで、料理にあと少し力を入れてくれると完璧という印象。客層からするとおそらくあまりニーズは無いのだろうが、個人的には特にパティシエを入れて欲しい。
ただ宿代から考えると全体的なコストパフォーマンスはかなり高いと思う。ただ個人的には、もうちょっと価格が上がってももう少し料理に華が欲しいかなと思わなくはない。

というわけで、また再訪したいと思える温泉宿でした。

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10位

bistro ema (大山、板橋区役所前、中板橋 / ビストロ、ワインバー、フレンチ)

4回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 4.3
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク 4.1 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥4,000~¥4,999 -

2017/08訪問 2017/08/12

大山のビストロ

大山に比較的最近できたビストロ。ハッピーロードとは反対側のちょっと先なので、どちらかというと住宅街方面にあるイメージ。
フレンチというよりはイタリアン、地中海料理よりか?
そんなこちらは、結構、にぎわっている。
雰囲気的には、シンプルな感じでなかなかいい。

メニューはアラカルトから。ボリューム的には一品を2人でシェアできるぐらいだそうな。
で、頼んだのは、以下な感じ。

ヒラメのマリネ。パプリカのアクセントがおいしい。
トマトとキュウリのガスパチョ。これは結構好きな味。なんというかキュウリのアクセントがすごくいい。
アボガドのフリット。あまり見たことがないけど、そのまんまな感じ。
フェットチーネ(ボロネーゼな感じ)。これも普通においしくいただけます。
鶏のグリル。マスタードソース。結構丁寧に作っているのがカウンター越しに見えます。おいしいです。
最後デザートにカスタータ。悪くないけど焦げた感じがもうちょっと控えめのがいいかな。

飲み物は比較的安め。頼んだのは以下な感じ。
サングリア(白)
キール
なお、今回は頼んでいないが、グラスワインは数本空いている感じ。この規模の店としては十分というか多いかも。

サービスは若干の初心者感(とでもいうのかなぁ?)はあるものの、明るい感じでいい。
ちゃんと手間をかけているように感じるので、コストパフォーマンスという意味ではかなりいいと思う。

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