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讃!二度目の訪問でその良さを再確認しました。
4.3[ 料理・味4.3 | サービス4.1 | 雰囲気4.1 | CP4.5 | 酒・ドリンク4.0 ]が私の評価です。
連れと私に加えて3名の方とともに。再び私が晩餐のコーディネートすることになりました。
最初ぜんぜん違うところに行こうと考えていたのですが、そのいかにも渋い地元系のレストランが7時で閉まってしまいました。店内で待機していた私、愕然。
やむなく、これはほんとにやむなく、前日ランチでよかったこちらがすぐ近くだったので。
お店の前はハッピーアワーで1杯100円以下でビールが飲めるらしく、(近くに工科大学があり)学生諸君がすんごい数集まりますが、入店して食べる客はそれほどでもなく、すぐに入れました。
昼と同じ若いボーイさんと会釈。ちょっと気を取り直すことができました。
そのボーイ君とあれこれ相談しながらの注文です。
D Arroz Feijao 2.5 豆入りご飯
Sald Tomate 2.5 トマトサラダ
Pao 0.9 パン
Azeitonas 0.6 つきだし(オリーブと白豆)
Bitoque Grelha 7.95 ステーキ目玉焼き乗せ
Secretos Porco 10.59 秘密の豚肉
Moelas 4.95 砂ずりの煮込み*
Nacos Abafados 9.00 角切り牛肉ソテー*
Vinho 9.00 ポルトガルの赤ワイン
*は追加注文
47.90€
期待していたバカリャウがなかったりして慌てる一幕もありましたが、なんとか注文。
やはりここはうまい。確信したのは早めに出てきたご飯。豆がね、おいしいの。日本の豆ごはんは苦手な私ですががんがん行けます。米の違いでしょうか。とにかく止まりません。他の方も同様に黙々と食べ進みます。
皆さんランチではお魚だったらしく、肉肉しい選択を。秘密の、と銘打った豚肉が実に柔らかい。しかし表面はカリッと仕上がって絶妙なり。
ステーキに目玉焼きというのはこちらでは一つのパターンのようです。最初そのまま、あとはぐちゃぐちゃにしてから、例のタレ瓶からお醤油2滴。これも最高の味わいに。
連れが表情で「ここはいい、もっと行け」と指示を出しますのでさらに二品。これがまた二塁打に次ぐ二塁打。とくに砂ずりが気に入りました。日本の居酒屋メニューにしても人気になりそうな加減のいい煮込み具合とコクのある味わい。
この質と量で一人1200円ちょっとは、勝利以外の何物でもなし。
ごちそうさまでした。
そして、この時点で連れは最終夜のお店を決めたのでありました。
黒い店に黑店なし(2)
4.1[ 料理・味4.2 | サービス4.1 | 雰囲気4.0 | CP4.0 | 酒・ドリンク- ]が私の評価です。
ホテル周辺で一人散策がてらランチをいただくお店を探していると、黒い、ほんとうに黒いお店発見。吸い寄せられるかのように入店します。
入ると若いボーイ君が「食事か?」と聞いてきます。たしかにバーカウンターがあって気軽にビール一杯もいけるお店みたい。
肯定すると、居心地のいい2人掛けテーブルに案内されました。
ポルトガルは、ギリシャと並んで蛸を常食する珍しい西欧の国。せっかくだし、本格的なポルトガルの蛸料理をいただいてみますか。メニューは葡語のものしかないけど、容易に推測できる、蛸のガーリック風味蒸し。10.5€。
あとで調べたら、1930年創立の老舗のようです。店内もぴかぴかでとてもそうは見えないけど。で、次々と身なりのいい壮年以上の男性たちが三々五々入ってきてあっという間にほぼ満席状態。カウンターで立ち飲みする人も、店外でビール飲んでる人も。
テーブルにはでっかいパンが2個置かれており、そのあとでオリーブも運ばれてきましたが、これは(今回はワインもなしにしたので)手をつけませんでした。
さて、運ばれてきたのは湯気を立てて巨大なるタコさん。ニンニクのいい香りが立ち込めます。蛸のゆで方も適切で、柔らかいがしっかりと火は通っておりました。あとはキャベツ、そして大きいじゃが芋2個。
おーこれはうまいぞ。吸盤、あとどうびんと言われる頭の部分は塩気が強くて味にバラエティを添えます。そして煮汁とニンニクの微塵切りがなんともうまい。パンにつけてもいい感じです。
ただ、さすがに量が半端ではなかったので、後半少し飽きてきました。そこで、日本人の永遠の味方であります、お醤油登場。ポケットから取り出したるタレ瓶から2,3滴たらすとまた風味が変わり、味も締まり、文句ない味わいへと昇華いたします。
ああうまかった。お値段的にも問題なし。パン1個はお持ち帰り、コペルト、チップ不要。世話をしてくれた若いボーイ君にありがとうをして、お店を出ます。と、外にはけっこうな行列ができていました。
そして、後日夕食に出かけたさい、この店の前には行列ではなく群衆がおりました。何かのイベントなのかもしれませんが、すごい人気と熱気。なるほどねえ。
ごちそうさまでした。
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kasuganomichi
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店名 |
Oh Pereira
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ジャンル | ヨーロッパ料理 |
予約・ お問い合わせ |
(+351) 211317603 |
予約可否 |
予約可 |
住所 |
ポルトガルRua Arco do Cego 59, Lisbon 1000-291 |
交通手段 |
地下鉄レッドライン Saldanha 駅から徒歩6分 |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、Master) |
個室 |
無 |
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空間・設備 | オシャレな空間、スポーツ観戦可、立ち飲みができる |
ドリンク | ワインあり、カクテルあり |
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利用シーン |
|
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ロケーション | 隠れ家レストラン、一軒家レストラン |
お子様連れ |
子供可 |
ホームページ | |
公式アカウント | |
オープン日 |
1930年 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
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4.3[ 料理・味4.3 | サービス4.2 | 雰囲気4.1 | CP4.2 | 酒・ドリンク4.0 ]が私の評価です。
はい、予告していたように、わずか1週間の滞在で3度目の訪問です。「もうここでいいやん」と連れが申します。いくら私がリピート傾向のある人間だからとはいえ、多少は抵抗したのですが、早便のため午前3時チェックアウトしなければならないという事情を前にけっきょく連れの言う通りにいたします。
土曜日は大学も休みが多いのでしょう、ハッピーアワーの人だかりはまばら、でも帰る頃にはけっこうな人出になっていました。
調べたのですが、この店は1930年に生まれた Taberna Manuel Pereira Gomes という居酒屋に端を発し、現在の店名はその創設者の名前をとって Ōh Pereira, Casa de Pasto (オー! ぺレイラ、牧場の家)となっております。
入店するといつものボーイ君が満面の笑みで迎えてくれます。そりゃそうです、3連荘ですからね。
今回は夫婦二人だけなんで、好きなものを食べ、場合によってはワインも赤白と行く計画です。
店内のテレビ、7人制サッカーの国際大会決勝だそうで、ロシアとポルトガルの一戦。
メニューを見ながら、まずは豚と豆の煮込み、そしてスペシャルサラダ。これに赤ワインでまいりましょう。
この煮込みがすごい質と量。パッと見とりたてていかなる高級食材も使っておりません。3種のソーセージ、豚肉はバラとロースかな、ひよこ豆、マカロニ、じゃがいもなど。でも味は最高です。さすがに多過ぎかと思っていたけどあっという間に我々の胃の中に納まってしまいました。いい意味で、家庭の味。ポルトガルのおかんが作ってくれそうな。
それと合わせて、スペシャルサラダはトマトをベースに、コリアンダー、ルッコラ、胡桃、パンに絡めた焼きチーズなどがスパイスやオリーブオイルでまとめられたもの、これもなかなかですよ。
サッカー(25分ハーフだから早く終わります)残念ながらポルトガルは敗れて、そのあたりから白ワインと干し鱈のオーブン焼きも追加します。
やがて巨大な鱈が登場。いい焼き加減、塩味が効いてワインとよく合います。付け合わせのスピナッチとじゃが芋もうまい。
お支払いはワイン2本と3皿で一人3000円ちょっと。文句なしです。
帰国したら煮物の真似をするようにと連れがまた無理難題を。ま、やってみますけどね。
さ、歩いてホテルに帰りましょう。ボーイ君とも記念撮影、そして固い握手をかわして。
お世話様でした。こちら、ほんと良心的ないいお店でお勧めですよ。