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冷やしラーメン ¥850
【麺屋 一刃(大阪府藤井寺市)】
醤油・塩・鶏白湯と多種のスープにつけ麺・まぜそばまで揃え、
大阪・堺市にセカンドブランド店【丸山製麺所】も構える'17年5月オープンの自家製麺もウリのお店。
date:20.6.16
冷やしラーメン ¥850
●スープ
《塩ベース 鶏 魚介》
まろやかでクリアに伝わる鶏の旨味にスッキリとしたかえしのコクで魚介出汁を主張させ、
ナンプラーで厚みを持たせている
●麺
《中太 ストレート》
みずみずしさのある艶と張りのある肌でしなやかなコシから歯切れの良い食感を生む自家製平打ち麺
●トッピング
・鶏胸肉
しっとりとした口当たりで丁寧な味付けにより本来の旨味を活かしている
・メンマ
コリッとした歯応えから染み込ませた味わいがジュワッと広がる
《その他》
・みょうが ・白ネギ ・プチトマト
●寅レポ
爽快感を出していた昨年までとはインパクトが変わったスープは、
目立たない中でもかえしが下地を組み立てて少し控えめのスッキリとした鶏の澄んだ旨味が、
昆布のジワリと効かせた魚介出汁を全面に押し出す中でナンプラーの丸みで奥行きを出し、
コラーゲンたっぷりのゼリー状になった鶏出汁で旨味の層を厚くしています。
蕎麦の様な色合いの綺麗な線を描く麺は、
プリッとしたハリとプツリと切れる歯の通りから香ばしさがしっかり入り込んで、
モチッとした食感から麺自体の味わいを広げた後にスープと馴染んで溶け込んでいきます。
ナンプラーを入れる事で爽快感とは違った冷やしのイメージを打ち出した冷やしラーメンを頂きましたっ!
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つけ麺 300g ¥900
【麺屋 一刃(大阪府藤井寺市)】
醤油・塩・鶏白湯と多種のスープにつけ麺・まぜそばまで揃えた上に自家製麺にも力を入れている'17年5月オープンお店で、
大阪・堺市に【丸山製麺所】をセカンドブランド店がある
date:20.1.5
つけ麺 ¥900
300g
●スープ
《鶏ベース 醤油 魚介》
・クリーミーな舌触りで鶏の厚みある旨味でボディを構築している
・一歩控えめに旨味を支えるバランスのコクにシャープなキレを備えたかえし
・乾物ならではの香ばしさをしっかり主張させた魚介の風味をアグレッシブに押し出している
●麺
《太め 平打ち ストレート 多加水》
・ムチッとした張りのある肌でスルスルとした啜り心地
・刺身の様なみずみずしさで口溶けが良い
・コシの強さから弾む歯応えから麺自体の味わいが広がる
●トッピング
・低温調理ロースチャーシュー
肉本来の旨味を丁寧に活かした味わいでしっとりとした口当たり
・メンマ
シャキッとした柔らかい食感でほんのり甘みを効かせて良く味がしゅんでいる
,味玉
甘みのあるコクの黄身がつけ汁に良く合う味わい
《その他》
・青ネギ ・白髪ネギ
●寅レポ
濃厚でシチューの様な色をしたつけ汁はしっかり炊き上げた鶏の濃度ある旨味がグイグイと押し寄せて、
鶏より少し控えめながらも醤油ダレのキレと乾物特有の風味を纏った魚介出汁が押し上げてくるつけ汁は、
クセになる甘みと旨味を引き立てる塩味がジワジワと主張してきます。
グミッと反発する食感から小麦の香ばしさと味わいがつけ汁に負けない強靭なコシを備えた自家製麺が、
絡めて啜ると魚介の香ばしさも鼻から抜けて強烈な存在感を主張してパンチのあるつけ汁を堂々と受け止めています。
繊細さと力強さでメリハリのある病み付き性を備えた鶏白湯つけ麺を頂きましたっ!
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淡麗 冷やし ¥750
【麺屋 一刃(大阪府藤井寺市)】
’17年5月オープン。
自家製麺にシフトし更にメニューのブラッシュアップされ、
限定等多彩なラーメンを提供。
【丸山製麺所】オープンに向けて準備中。
date:19.6.26
淡麗 冷やし ¥750
●スープ
《塩 鶏 魚介》
・カドを立たせずに丸みを出して素材の旨味を引き出すバランスに纏めたかえし
・出しゃばらないインパクトながらも甘みを帯びた鶏の旨味
・やんわりと広がる香ばしい魚介の風味が心地良いヒキを生む
●麺
《中細 平打ち ストレート 多加水 自家製》
・よく締められた艶やかな肌で啜り心地滑らか
・プリッとした弾力とパツッとした歯応えで麺自体の旨みが風味と共に広がりをみせる
・程良くスープを吸着して旨味をしっかりと乗せてくる
●トッピング
・香ばしい渋みがスープの旨味に幅を持たせるフライオニオン
・シャキッとした食感と爽やかな風味を運ぶカイワレと白髪ネギ
・甘めに味付けられたメンマ
・下味に柑橘系の果汁でスッキリとした味わいの低温調理鶏むね肉
・旨味凝縮され心地良いしょっぱさとハムの様な食べ応えの低温調理ロースチャーシュー
・軽快な酸っぱさで清涼感増すレモン
・サラダ油で補えないパンチを清湯から出たコラーゲンで厚みを加える
●寅レポ
オープン当初から各メニューのブラッシュアップが止まらない中で、
シーズン限定メニューも同じく随所に進化を感じさせる。
暑い夏にはピッタリの塩をベースとしたスープは、
厚みを持たせ過ぎずに飲み易い重たさで抽出された甘みを帯びた鶏の旨味と、
煮干しや節かと思われる魚介類を昆布でこちらも優しく抽出されたかと思われる魚介出汁を、
カドを抑えた丸みあるかえしのコクが素材の旨味をソフトに持ち上げている。
しっかり締められて食べ応えのあるコシの強さで存在感を示す中細平打ちの自家製麺は、
さり気なくスープを持ち上げて共に運んでくるバランスの良さから伝わるスープと麺の旨味が層になって優しい仕上がりにして味わい深さを表現させている。
元々、
植物油で厚みを出す冷やしラーメンは動物性では出せないウィークポイントを、
清湯から取ったコラーゲンでパンチを補うあたりや、
麺を始めトッピングにも以前よりも作り込みに拘りがみえる。
夏の定番にも進化を感じさせる楽しみが詰まった冷やしラーメンを頂きましたっ!!
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冷やし坦々麺 ¥850
●スープ
《鶏 魚介》
濃厚な胡麻の風味が終始継続する支えとなっている。
【麺屋 一刃】のウリの鶏白湯の旨味がボディを構築している。
隠し味に魚介出汁を使用。
ラー油がアグレッシブなインパクトと余韻が心象的。
●麺
《細め ストレート やや多加水 自家製》
プリとモチの中間の食感で濃度あるスープに負けない旨みを備えている。
張りのある引き締まった肌で啜り心地滑らか。
トロミあるスープに対して細身ながらもしっかりと絡んで旨味と風味を持ち上げる。
●トッピング
濃厚なスープをさっぱりさせてくれる白髪ねぎ
スープと良く合う食感が食欲を増進させるレタス
甘味と辛味が交差する中で酸味が味覚をくすぐるプチトマト
スープの旨味と良く合う甘く味付けられたミンチ
●寅レポ
夏の風物詩として始まった『冷やし』坦々麺は、
「アグレッシブな辛味を残したい」と店主の意図が詰め込まれたスープは、
スープだけ飲むと胡麻の甘みよりも圧倒的に自家製ラー油の辛味がバチバチと刺激してくるが、
全てをしっかり混ぜ込むとマヨネーズの様に不思議な程にまろやかな口当たりに変化した後に胡麻の風味が広がりをみせる。
混ぜ切った後に麺を口に運ぶとラー油の刺激的な香ばしさと麺の小麦本来の旨味が馴染んでこちらでもほんのりとした甘味が生まれ、
ミンチの旨味やレタスや白髪ねぎの風味にプチトマトの酸味のそれぞれ、
また重なっていく旨味をしっかり際立てる。
口の中のものがなくなると店主の狙い通り、
冷やされている分心地良いピリ辛感が余韻として現れる。
辛味は確かに主張するが苦手な方でも食べ易い、
これからの季節にかき込みたくなる病み付き性を備えた冷やし坦々麺を頂きましたっ!!
’17年5月オープン。
自家製麺にシフトしてメニューのブラッシュアップされ、
’19年6月【丸山製麺所】オープンに向けて準備中。
三味豚と道産麦味噌らーめん ¥900
●麺
太め 平打ち やや加水高め 自家製
●スープ
味噌 鶏 醤油
●トッピング
三つ葉
メンマ
辛味餡
低温調理ロースチャーシュー
ミンチ
●寅レポ
着丼して一瞬、
「担々麺っぽいな…」と結論から言ってしまうと確かにジャンル的には近いんやけど単純に辛さが勝っている訳ではないところに【一刃】らしい工夫が見えてくる。
先ずはキメ細かいフワフワの泡はエスプーマではなくバーミックスでしっかり攪拌して乳化させた時に出来たもので、
鶏白湯がスープのベースに北海道産のコクと深みのある醤油と違った発酵食品ならではの味わいを醸し出す味噌と合わさる事でかなりの厚みが加わる。
ただそれだけでは終わらないインパクトを与えているのが辛味餡で、
有名中華料理店直伝の主張し過ぎない程度ながらも「やっぱりちょっとは欲しいでしょ?」的な寸止めの『シビ』と『ピリ』のWの辛味が鶏と味噌の旨味を引きつけてくる。
自家製平打ち太麺も味噌と同じく北海道産小麦100%使用で全粒粉も練り込まれた様な蕎麦に近い色合いから伺える香ばしさが、
インパクト強めのスープ対してもしっかり現れている。
ストレートに見えるが手揉みしてあり噛んだ時の弾力と食べている時に感じるコシの強さで旨味と風味のアピールも力強く、
持ち上げた時の絡み具合もスープと共に入ってくる食べ応えも見逃せない。
溢れる甘みの付いたミンチもスープと馴染んで食感もプラスされ、
羽曳野市にある【タケダハム】のオリジナルブランド・三味豚の脂身少なめなのに優しい甘みが乗ったロースチャーシューもスープと良く合う味付けがされている。
ほっこりさせてくれる安堵感と程良い辛さで体も温まるこの冬に抑えておきたい味噌らーめんを頂きましたっ!!
鶏清湯ラーメン 醤油 ¥700
●麺
細め ストレート 中〜やや加水高め 自家製
●スープ
魚介 醤油 鶏
●トッピング
白髪ねぎ
メンマ
バラチャーシュー
低温調理ロースチャーシュー
●寅レポ
新しい煮干しの限定メニューが出たのかと思いきや
鶏清湯(デフォ)チューンチェンジの告知の誘惑に負けての訪問。
丼がテーブルに置かれた瞬間から以前との違いが伝わってくるそのスープは、
伊吹は未使用の三種の煮干しの香り高さが証明している通り魚介の旨味が
やや控えめに調整させたふっくらとした優しい鶏の旨味と平子いりこと隠し味にオリーブオイルをブレンドした鶏油が、
じんわりとコクと素材の旨味を引き立てる風味を兼ね備えたかえしと共に食べ始めは甘みが強調され、
後半になるに連れて背黒のビターな風味が浮き上がり大人の味わいへシフトする。
プリッとした歯切れの良さと弾力のある歯応えから広がる小麦の香りとやや高めの加水による自家製細麺は、
リフトさせると程良くスープを纏ってコシの強さが箸から伝わる存在感を表し、
啜るとオイルと旨味のW効果で風味がしっかり乗って噛んだ時に麺の旨味と重なっていく相乗効果が現れる。
しっかり味付けられたホロトロバラチャーシューに、
低温調理されたしっとりとした丁寧な味付けのロースチャーシュー、
出汁感広がる良く味の旬だメンマに、
スープの風味をクリアに伝えるさりげないサポートをする白髪ねぎと、
コスパの良さも見逃せない。
屋号の様なシャープな突き詰めと店前に掲げる熱意がこもった鶏清湯醤油ラーメンを頂きましたっ!!
鶏白湯ラーメン 塩 ¥750
●麺
中細 ややウェーブ 加水高め 自家製
●スープ
鶏 塩
●トッピング
鶏胸肉
メンマ
低温調理ロースチャーシュー
白髪ねぎ
●寅レポ
オープン時に頂いた『鶏白湯ラーメン 醤油』のイメージが残っていたが、
かえしの違いを除いても全くの別物になっていたスープは、
以前は濃度と油分がやや押し気味に攻めてきていたが、
口当たりの優しい鶏のクリアな旨味をジワリと伝えさせるまろやかで、
カドを極力立たせないギリギリの線で寸止めたかえしと鶏をより印象付ける出汁で後口スッキリな味わいに纏まっている。
自家製にシフトした麺も同様で、
中細ながらも少しウェーブをかけた事で絡みが良くなりスープをしっかりと持ち上げてくる。
啜ると入り込む麺の風味も旨味に煽りを掛けて噛むとモチッとした食感から溶ける様に馴染むバランスもしっかり取られていて次々と自然に口へ運んでしまう。
鶏胸肉の素材を活かしながらも故障で旨味を引き立て、
チャーシューはスープの熱でしゃぶしゃぶ感覚で厚みある旨味を、
白髪ねぎはさっぱりした風味を出しつつ黒胡椒のアクセントで味を引き締める、
トッピングそれぞれの役割も担っている。
鶏の旨味をストレートに表現させたかえしと麺力が更なる進化を予感させる鶏塩白湯ラーメンを頂きましたっ!!
四種の煮干しそば ¥850
●麺
細麺 中〜やや多加水 ストレート 自家製
●スープ
魚介 醤油
●トッピング
メンマ
七草
低温調理チャーシュー
●寅レポ
着丼と共に顔を覆う湯気からふわ〜っと香りがいきなりニボーシ!
色合いを見るとかなりソフトなのかと思うスープは、
乾物特有の香ばしさ広がる風味から、
良いアクセントとなっているエグミ・苦味をギリギリまで控えさせた中で香川産伊吹いりこを軸としたそれぞれの個性を活かしてブレンドされた旨味が昆布などの出汁感と共にジンワリじんわりと染み込んで、
丁寧に抽出した優しい味わいに被らない様にスッキリとした醤油のコクで甘みも引き出して厚みを持たせて飲み続けたくなるヒキを生んでいる。
リフトさせると点々とと襖が練りこまれているストレートの自家製細麺は、
プリッとした食感から小麦の香りが広がると同時に麺の旨さが噛む度に伝わり、
ピンポイントであわせてきた中加水程のバランスで煮干しの旨味を立たせながら麺の風味も重なってスープが冷めていく程に厚みが加わる。
七草で時期的な風情を感じさせる配慮と、
丁寧な味付けの低温調理チャーシューの旨味とスープに広がるアクセントなど、
シンプルに見える中で無駄を省き主役をしっかり際立たている淡麗煮干しそばを頂きましたっ!
まぜそば ミニライス付き ¥800
●SHOPレポ
【塩元帥】さんで修業を積まれた店長さんが、
大阪・生野区で【氣ばりぃ屋】さんを開業の後、
大阪・藤井寺市で17年5月にオープンされたお店です。
’17年末より、
鶏白湯をはじめ塩・醤油の新メニューに加えて自家製麺にシフトチェンジされました。
そして新たに、
業者への卸や一般・ネット販売の加えてパスタなどの麺でも展開したいと、
お店の麺のセントラルとしたイートイン(ラーメン)併設の製麺所となる、
【丸山製麺所】のオープンに向けて現在準備中との事で、
またまた目が離せません!
●麺
中太 平打ち 多加水 自家製
●スープ
鶏 醤油
●トッピング
肉の旨味を凝縮させたブロック状の低温調理チャーシュー
磯の香りが魚介の風味とよく合う海苔
まろやかなタレにパンチが加わるニラ
シャキッとした食感にさっぱり感が心地良い白髪ねぎ
ソフトなピリ辛感と甘みが詰まった肉味噌
香ばしさと旨味が広がる魚粉
全体をまろやかに纏めて繋いでくれる卵黄
●寅レポ
ビジュアルは台湾まぜそばに見えますが全く違い、
辛いと踏んで混ぜ込んで食べてみると、
かなり強めにニンニクを効かせて動物系(鶏かと思われる)旨味で丸みを出している心地良いカドの立った醤油ダレに、
量的にはさほどインパクトは付かない見た目とは真逆の後から来る魚介の風味が余韻として印象深く残る魚粉の存在感がタレと相性良く馴染んでこれがベースとなって、
海苔の香りと引き立てる旨味、
ニラのクセになる病み付き感、
ピリ辛さよりもタレのカドを中和させて甘みが浮き出す肉味噌、
トッピングの繋ぎとまろやかさで包み込む卵黄、
強烈な存在感を爽やかな白髪ねぎの風味と食感で旨味の押しと引きと、
それぞれの素材も含めてリンクしていき、
小麦の風味がしっかりしていて、
噛むとハリのあるコシとトッピングとの絡みと口溶けの良さを備えた加水高めの中太の平打ち麺が、
しっかりタレを纏って様々なトッピングから発する美味さを終盤まで押し上げ続けてくれます。
〆のミニライスを入れると混ぜ込んだトッピングの旨味とカドの立ったタレは同じ炭水化物でもこれだけ変わるのかと麺とは違った甘みが勝る美味さを放ちます。
ピリ辛よりもトッピングやタレに拘りの強い自家製麺のそれぞれの美味さとトータルで美味さを表現させたまぜそばを頂きましたっ!
春よ恋石臼挽き全粒粉つけ麺 ¥850
【塩元帥】さんで修業を積まれた店長さんが、
大阪・生野区で【氣ばりぃ屋】さんを開業の後、
大阪・藤井寺市で17年5月にオープンされたお店です。
鶏白湯をはじめ、
昨年、
塩・醤油の新メニューに加えて自家製麺にシフトチェンジし、
進化し続けるラーメンに益々目が離せません。
●麺
中太 平打ち 加水中よりやや多 自家製麺
●スープ
塩 鶏 魚介
●トッピング
肉本来の旨味を活かした味付けの低温調理チャーシュー
ジュワッと旨味溢れるみずみずしい穂先メンマ
黄身の旨味を優しく引き立てた味玉
風味と食感が心地良いネギ
レポ
訪問日は8月18日。
この日は818で『ヤイバの日』という事でスペシャルメニューが登場!
『春よ恋』を購入された石臼で全粒粉にして挽いたものを使用した麺は、
機会挽きしたものとは格段に違って全粒粉の持つ香ばしさを最大限に引き出して、
艶やかな麺肌を滑る様に啜れるので風味がガンガン飛び込んできて香ばしさを残すのに最適な加水で纏めてあるので噛むと麺の旨さもそのままで食べ続けたい程です。
昆布水に浸かっているのですが粘土を抑える事で麺の美味さがダイレクトに伝わる上につけ汁の味の変化を楽しめます。
つけ汁もデフォでされている白湯では麺が押されてしまうという事で、
素材を浮き立たせる塩を使用する事で鶏のふくよかな旨味と優しくもふわりと広がる魚介の風味も麺の旨味と共に連なってアピールしてきます。
食べ進めると修行先を思わせるカドを効かせたアグレッシブだったつけ汁は麺を潤している昆布水によりまろやかな出汁へとシフトしていき、
麺の美味さの感じ方も変わっていきます。
素材の持つ特徴を活かしながら攻め所を突き詰めた店主さんの個性が発揮された絶品塩つけ麺を頂きましたっ!
つけ麺 300g ¥900
【塩元帥】さんで修業を積まれた店長さんが、
大阪・生野区で【氣ばりぃ屋】さんを開業の後、
大阪・藤井寺市で17年5月にオープンされたお店です。
鶏白湯を中心としたメニューに加え、
昨年、
塩・醤油の新メニューに加えて自家製麺にシフトチェンジし進化し続けるラーメンに益々目が離せません。
●麺
太め ストレート 加水中からやや低め
●スープ
鶏 魚介 醤油
●トッピング
黄身のコクがスープに良く馴染む味玉
さっぱりとした風味が走る白髪ネギと青ネギ
しっとりとした肉の旨味を活かした味付けの低温調理チャーシュー
シャキッと食感のメンマ
下味がしっかり付いたブロックチャーシュー
レポ
ワシッとモチッの間の食感のやや太めのストレート形状の自家製麺は小麦の風味がパンチの効いたつけ汁に負けずに主張し、
程良くつけ汁を纏ってくれるので鶏と魚介が口の中で存在感をアピールしてきます。
鶏のまろやかな旨味と塩気がアグレッシブに攻めてくる見た目よりサラリとしたつけ汁は、
魚介のざらつきと鶏のミルキー感がソフトな香ばしさのかえしと共に融合し引きの強さを生み、
またそれが麺の旨さを引き立てて病み付き度を上げてきます。
一刃さんらしいシャープなつけ汁を自家製麺でしっかり受け止めるバランスがクセになる堂々とした鶏白湯つけ麺を頂きましたっ!
鰹醤油冷やし ¥750
●SHOPレポ
【塩元帥】さんで修業を積まれた店長さんが、
大阪・生野区で【氣ばりぃ屋】さんを開業の後、
大阪・藤井寺市で17年5月にオープンされたお店です。
鶏白湯をはじめ、
昨年、
塩・醤油の新メニューに加えて自家製麺にシフトチェンジし、
進化し続けるラーメンに益々目が離せません。
●トッピング
良く味のしゅんだメンマ
香ばしさと心地よい渋味で単調にさせない工夫を感じるフライオニオン
爽やかな風味を運ぶカイワレと白髪ネギ
肉の旨味を活かした味付けの低温調理チャーシュー
ハムの様なしっかりとした味わいでブラックペッパーが美味さ引き立てる鶏胸肉
柑橘系の酸味が全体を引き締めてくれるレモンスライス
●寅レポ
食べ始めから食べ終わった余韻まで鰹が効いたスープは、
まろやかでコクのある醤油ダレで鰹の香ばしさや甘みを帯びた旨味を浮き立たせ、
商品名通りのアグレッシブに主張するこの二つの素材の引き立て役を担う鶏の旨味が優しく支えています。
艶やかで真っ直ぐに綺麗な麺線描く細めの自家製麺は、
プリッとした口当たりと弾ける歯応えで張りのある麺肌ながらもスープをバランス良く拾い上げて、
啜る度に風味や旨味を纏って麺自体の旨さもパツンとした歯切れの良さからしっかり現れます。
刺激的なフライオニオンやレモンの存在が変化を与えてきて味に幅を持たせているあたりも見逃せません。
塩の冷やしと違ったインパクトで引きの強さがクセになるこの夏に食べておきたい冷やし醤油ラーメンを頂きましたっ!!
鶏と魚の淡麗 冷 ¥900
●麺
5月8日で1周年を迎えられる【麺屋 一刃】さんの北海道産小麦『春よ、恋』を使用した自家製中細ストレート。
●スープ
鶏を軸に鰹・煮干し・昆布等で構成。
キリッとした心地よい塩辛さのかえしで強い引きを生み出します。
●トッピング
緑が鮮やかなカイワレに、
途中から絞ると爽快感と油分を軽減してくれる酢橘、
ハムの様な風味と黒胡椒が繊細な味わいにアクセントを付けた鶏胸肉2枚、
そして、
2周年を迎えられた鶏白湯の名店【麺や 一想(大阪府八尾市)】の甘めに味付けられた蕩ける柔らかさの低温調理チャーシューを3枚を装備。
レポ
透き通った黄金色をしたスープをまず一口。
この暑さを忘れさせてくれる位にキンキンに冷やされてますっ!
その後に煮干しのソフトビターでかなりベターに口の中で広がって、
鰹の香ばしさと昆布等の染み渡る出汁感が静かに泳ぐ魚介系、
丸くふくよかながらも重たさを感じさせないコラーゲンを含み、
あたり優しい植物性系の油分が溶け込む鶏の旨味がしっかり主張するバランスの取り方が凄く良いっ!
そして、
リフトさせるとハグッとスープを抱え込む自家製麺はムチッと張りのある麺肌で一気に啜り切れる滑りの良さに加え、
弾む様な歯応えでパツリと切れる軽快な食感で、
夏の様な暑さの中『春よ、恋』の小麦の芳醇な大地の風味がスープの中でそよいでます!
スッキリとしたキレとシャープなカドの立ったかえしに魚介と鶏の旨味が優しく融合し、
自家製のバランス良くまとまった冷やしラーメンを頂きましたっ!
ミニわさび飯(¥100)は好みの量のわさびを溶いてから、
ラーメンと同じの鶏胸肉の細切れとご飯を投入すると、
麺とは違ったスープの旨味が現れます!
鶏清湯ラーメン 醤油 ¥700
●SHOPレポ
【塩元帥】さんで修業を積まれた店長さんが、
大阪・生野区で【氣ばりぃ屋】さんを開業の後、
大阪・藤井寺市で17年5月にオープンされたお店です。
鶏白湯をはじめ、
昨年、
塩・醤油の新メニューに加えて自家製麺にシフトチェンジし、
進化し続けるラーメンに益々目が離せません。
●寅レポ
全体的にアグレッシブなスープは、
堂々とした鶏の丸みある旨味とシャープなキレとコクのある醤油ダレに加え、
鰹の様な甘みある節感が香ばしく広がりを見せる厚みあるボディに仕上げています。
弾ける麺肌で風味豊かなプリッとした歯応えとコシの強さと程良く絡む中細自家製麺が、
小麦の風味をやんわり印象付け、
啜った時のスープとの絡み具合やバランスの良さでしっかり美味さを支えている、
冷めてくる程に出汁感が溢れてくる醤油ラーメンを頂きましたっ!!
つけ麺 300g ¥900
●トッピング
しっとりと肉本来の旨味を活かした低温調理チャーシュー
君にしっかり味がしゅんだ味玉
シャキッと触感の白髪ねぎ
丁寧に味付けされた軽やか触感のメンマ
彩り映える青ネギ
旨味広がるブロックチャーシュー
●寅レポ
以前、
ラーメンで頂いた時の鶏白湯のインパクトとは別物になっていて、
香ばしく濃厚なスープの中でもしっかりと主張と美味さを引き立てるコクを醸し出す醤油ダレに、
心地よい引きを生む軽快な塩気が走り抜ける魚介の風味がベースとなって、
ネガな重たさを感じさせない濃厚な鶏の旨味をしっかりと引き立てるミルキーな舌触りのつけ汁はラーメンでも食べてみたいと思わせる力強さを感じました。
小麦の旨さが直に伝わる艶やかな自家製太麺のつけ汁への絡みの良さから啜った時の風味の伝わり具合や噛み締める度にコシの強さが歯に伝わり、
麺そのものの美味さとつけ汁との旨味との馴染みの良さで単調にさせない麺力を感じさせてくれます。
スープ割りまでしっかり楽しめる、
完成度高い鶏白湯醤油つけ麺を頂きましたっ!!
鶏白湯 塩ラーメン(鶏レア) ¥750
●SHOPレポ
以前、
【氣ばりぃ屋】という大阪市内でラーメン屋さんに居られた方が、
南河内の藤井寺で、
研究を重ねられた鶏白湯ラーメンのお店を立ち上げられました。
元々、
ラーメン店(チェーンは除く)が少なく、
閉店するお店が多いこのエリアで、
このジャンルのラーメンを提供されるお店も少ない上に、
サイドメニューが充実しており、
深夜まで営業されるという、
テーブルとカウンターが併設された、
幅広いニーズに応えてくれる地元には嬉しい貴重なお店です!
●スープ
バターの様な甘みを帯びた鶏の旨みが先行するスープは、
野菜かと思われるあっさりした旨味とマッチして、
円やかで風味豊かな、
口当たりがサラリとした、
動物系にありがちな重たさのない、
後口スッキリの非常に飲みやすく纏まっています!
●麺
麺肌がツヤツヤとした、
プリッとした弾ける様な歯応え感じる中細縮れ麺は、
滑らかな啜り心地で程良くスープを纏う感じで、
麺とスープの風味が伝わりやすく、
一体感を生むというよりは、
麺の存在感を主張してくるアグレッシブさを感じます!
●トッピング
しっとりとしていて柔らかく、
噛むとソフトな弾力を感じる鶏レア胸肉は、
鶏本来の旨味と下味の甘みが上品に伝わり、
ブラックペッパーのアクセントが更に旨味を引き立てます!
2種のネギで彩りと風味付けを、
メンマはしっかりとした下味が付けられていて、
旨味がジュワッとスープに負けじと広がります!
軽やかな食感のきくらげもスープに良く合っています!
●寅レポ
麺は細麺(オーナーオススメで今回チョイスしたもの)と、
全粒粉の2種類から選べ、
落ち着いたら麺も改良されるとの事で、
同じくチャーシュか鶏レア肉(こちらもオススメされたもの)も選べる上に、
塩と醤油(湯浅醤油を使用)のかえしの選択など、
一見、
鶏白湯の二択だけかと思いきや、
自身の好みを探す楽しみが幾通りにもなり、
改良されてどう進化するのかも確かめてみたくなりましたw
箱物店以外ではなかなか長続きしない、
複雑な土地柄だけに、
こういったラーメン屋さんが増えて欲しいと願います!
女性にも好まれるコラーゲンたっぷりの、
地元にもフリークにも愛される、
研究を重ねた熱意のこもった鶏白湯ラーメンを頂きましたっ!!
口コミが参考になったらフォローしよう
のーてんの寅@汁麺人愛家族
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店名 |
閉店
麺屋 一刃
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ジャンル | ラーメン |
住所 | |
交通手段 |
近鉄南大阪線の藤井寺駅南口から徒歩19分位 古市駅から1,181m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
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支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 |
個室 |
無 |
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貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
有 |
空間・設備 | カウンター席あり |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
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お子様連れ |
子供可 |
公式アカウント | |
オープン日 |
2017年5月8日 |
備考 |
売り切れ次第終了とさせていただきます。 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
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【麺屋 一刃(大阪府藤井寺市)】
醤油・塩・鶏白湯と多種のスープにつけ麺・まぜそばまで揃え、
大阪・堺市にセカンドブランド店【丸山製麺所】を構える'17年5月オープンの自家製麺もウリのお店。
date:20.11.6
つけ麺 200g ¥900
半熟煮玉子 ¥100
●スープ
《鶏ベース 醤油 鶏 魚》
鶏の旨味を魚介出汁と醤油ダレで纏めている
●麺
《太め ストレート》
強いコシと艶やかな肌を備えた【丸山製麺所】製の麺
●トッピング
・肩ロースチャーシュー
低温調理されてしっとりとした口当たりで肉本来の味わいを活かした味付けがされている
・半熟味玉子
良く味が染み込んだまろやかな黄身のコクがつけ汁と良く合う
・メンマ
みずみずしい食感から漬物の様な風味が広がる
《その他》
・ネギ ・ブロックチャーシュー ・白ネギ
●寅レポ
証明でキラキラと光る艶やかで張りのある麺は滑らかな啜り心地で風味が自然と入り込み、
強いコシが生むグミッと弾む歯応えから小麦の持つ甘みある旨味と香ばしさが広がって、
存在感のある食べ応えで味わいから風味まで堪能出来きます。
ミルキーなキャラメル色をしたつけ汁は終始かえしのアグレッシブなカドが押してきて、
厚みのある鶏のまろやかな旨味と香ばしさが広がる魚介の風味が支えとなり、
さらりとした口当たりながら油分も効かせた濃度の高さで攻め気味な味わいに仕上げており、
麺を浸すと程良い絡みと強い塩味で味わいをよりクッキリと描いてきます。
力強い香りと味わいを放つ麺にパンチを効かせたつけ汁が絡む鶏白湯つけ麺を頂きましたっ。
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