♪君と出逢ってから～、い～くつもぉのぉ～「肉」を語り明かしたぁ～、はち切れるほどぉ～、My Waist～?! ♪ パートⅡ (￣m￣*）ステーキ/ハンバーグ屋さん・樟葉 : 森のロマン亭 くずはモール店

今回は、上のチビ、嫁ハン&父母と共に寄る。
嫁ハンと爺婆は何を頼んだのか、写真撮りをしておらず、ド忘れ (^_^;)
爺婆がチビに奢るというので、ご相伴に与る。

まずは、喉を潤すのに生ビール。
ヱビスビールなんで、旨い。

・備中高原鶏ももステーキ
前回と違ったもので、メニュー中にあまり目立っていなかったので、試しに注文。

備中高原鶏は、初めて食べたので、『何ぞや???』と調べると、
イギリス原産チャンキー種で岡山県高梁市と新見市で育てられ、50日前後で出荷されるので、肥育期間ではブロイラーとほぼ同じ。
『樹皮炭』と『木酢液』が入った「森林のエキス」を配合した飼料で育てられる。
肉厚で脂肪分が少なく、皮が薄いのが特徴らしい。

ステーキよりも、焼鳥で串焼きにした方が美味しいかも（￣～￣；）？？

チビが頼んだのは、
・北海道産　国産牛　サーロイン

肉のショーケースに、牛の個体識別番号「1418316899」が記載されていた。
牛の個体識別情報サービスのページで調べると、
去勢された雄のホルスタイン種、なのでメニュープレートには「黒毛和牛」とは記載できない。

2016.12.10に、北海道紋別郡遠軽町で出生。
2016.12.20に、出生後、10日で㈱美幌ファームが預かり。
2017.07.13に、肥育業者の(有)多田畜産が引き取り。
2018.07.17に、㈱北海道畜産公社　道東事業所　十勝工場で屠畜。

月齢約21ヶ月、前回ココで食べた、黒毛和牛DAB (Dry Aging Beef) 熟成厚切りステーキが約34ヶ月の黒毛和牛のメスと比較すると、約1年早く屠畜されたことになる。
言わば昔の支那歴代王朝の宦官か、KABA.ちゃん的ホルスタイン種、元々牛乳搾り用に開発された牛種なので、雄は早々に去勢されて肉牛へと「転換」される。
一口試食したが、やはり黒毛和牛と比較すると、肉質がやや硬い。

次は、枝肉状態でつるしてあった、薩摩茶美豚を試してみたい。

健康診断前には、いきなりステーキ 天神橋店へ寄っていたので、その流れで健診後にも「ガソリン」注入。
そう言えば、くずはモール本館の中でも、ココは未訪のままやったので、寄ってみた。

ファミレス風とも取れる店内の雰囲気。
21:00を過ぎていたので、先客の入りも疎ら。
メニューを見ると熟成肉があったので、「ガス欠」状態の体からの内なる声に従ってしまった(^_^;)

・黒毛和牛DAB (Dry Aging Beef) 熟成厚切りステーキ / レギュラー (150g): \3,580 (税別)

ファミレス的に、サラダバーなどで、サラダ、スープ、ドリンクを準備。
この日はノンアルで、黒烏龍茶にしておいた。

メニューには、
『店内の熟成庫で食べ頃を迎えた黒毛和牛を
ご用意しています 詳細はスタッフよりご案内します』
と記載されていたのだが、説明が無かったので、入口近くの肉のショーケースにまで足を運んだ。

すると、『鳥取県産　黒毛和牛　ウチモモ　2018.4.8 0864095846』と書かれた木枠が掲げられていた。
ウチモモは、脂肪の少ない赤身肉で柔らかい部位。

10桁の数字は、言わば「牛のマイナンバー」。
BSE対策として、牛のトレーサビリティ法に基づき、農水省所轄の家畜改良センターが管理している牛の個体識別情報で、ネットでも簡単に検索できる。
ちなみに、アメリカでは『牛の数が多過ぎで対応しきれない』らしく?! 、この制度は整備されていない。

で、家畜改良センターの牛の個体識別情報サービスのページで調べると、
2015.08.23に、北海道上士幌町で出生。
2016.07.15に、鳥取県琴浦町の肥育業者が競り落として転入。
2018.03.15に、鳥取県食肉センターで屠畜。
木枠に書いていた「2018.4.8」は、この店が仕入れた日なのかも?

約34ヶ月の黒毛和牛のメスなので、生後2年半から3年で出荷される中では、やや遅め。
その分、エサ代のコストは嵩むが、肥育期間が長い方が肉が美味しくなると言われる。
対して、いきなりステーキで食べたアンガス牛の肥育期間は、約18～22ヶ月と早く、その分安くできるが、日本の感覚からすると、早く出荷し過ぎに感じる。

・・・てな事をスマホで見ていると、主役登場!
木の皿に、経営者が喜びそうな?! (笑) 右肩上がりでの肉の配置。
添えられているのは、櫛形切りのフライド・ポテト、ソースと塩。

バイト君が焼いていたので、チト焼き加減には首を傾げたくなるが、肉そのものは、やはり旨い! v(≧∇≦)v
まずは、何も付けずにそのままで、次にソース、塩それぞれで試した。
今回の部位では、ほんの少しの塩が、一番美味しくいただけた。

これまた比べたら野暮なんだが、ミヤチクのシェフさんなら、もっと肉の旨味を引き出した焼き方をしてくれるはず。
ただ、この価格では無理やろうけど (^_^;)

听 天満店でも同じ事なのだが、今のところ、「熟成肉」には明確な規定が無く、言わば店側が「言ったもん勝ち」的、百花繚乱状態になっている。
歩留まりが悪くなるので高コストになるのは分かるのだが、単に冷蔵庫に保管しているだけでも、高く売れるので「熟成肉」と謳う「勘違い店」もあるらしい。

先日のWBSでも取り上げられていたが、熟成肉を簡単に作れる特殊シートが開発されているみたい。
何れは、国も規格化へ動いていくだろうが、「役所仕事」なので、今のところ「カタツムリ」状態でいつになったら整備されることやら。

あと、感じたことは、ココでは折角、牛の個体識別番号を記載しているので、もう少し、バイトの女の子が書いた可愛らしいPOPなどで、その肉の履歴を紹介してくれたら、更に美味しくいただけると思う。
肉屋さん経営のレストランなら、尚更、更にもう一工夫がほしいところ。
〆て、\3,866 (税込) でした。

【くずはモール本館グルメ・アーカイブ】
・らーめん山頭火 くずはモール店 (閉店)
・玉五郎 くずはモール店
・うどんの四国 くずはモール店 (閉店)
・五臓六腑 くずはモール店
・マリノ KUZUHAMALL店
・東京純豆腐 くずはモール店
・HOMELLA kuzuhaモール店
・うおまん くずはモール店
・鎌倉パスタ くずはモール店
・ジェイエス パンケーキカフェ くずはモール店
・MUU MUU DINER Fine Hawaiian Cuisine くずはモール店
・金星パスタ くずはモール店