CP スバラしい！茨木でランチならこちらへ : はなせ

夜は三度お伺いしたものの、ランチが好評なのを見て
前々から行きたかったはなせ。

一度フラれ、友人に勧めたところ
「行ったよ！おいしいしボリュームたっぷり！」
と聞きますます行きたくなるという。

とうとう、娘を夫くんにあずけてひとりで伺って来た♥️
ごめんよ夫くん。
もちろん前日に予約済み。

わくわくしながら引き戸を開けると、
すでに近所の御夫婦らしき方が二組と老女お二人連れがお食事を楽しんでいる。

食べログで大体のメニューは把握していたので
迷わず「イカスミコロッケのセットを」。

ランチは1000￥のセットものが
イカスミコロッケ、
イカスミカレー、
お造り、
オムライス、
だし巻き玉子
以上のラインナップ。

それ以外に松花堂弁当なる2500￥ほどのものもあるらしいがこれは要予約。

ほかに、仕入れによっては1200￥ほどの特別メニューもあるよう。

さて、わくわくして待っているとまず運ばれてくるのが付きだし。
といっても侮るなかれ。

ふきの炊いたん、カボチャサラダ、魚卵の炊いたん、西京漬けのお魚に一口寿司。
もうこれだけでプチ満足。

そしてメイン。
カリっと揚げられたイカスミコロッケがドンと2個。
サラダ、赤だし、香の物、ご飯とテーブルいっぱいに。

サラダから…とか悠長なことは言ってられず
あつあつコロッケをまずはそのまま一口。
うん、スパイスがきいてる！
カレーっぽい風味。正直イカスミの味はよくわからないんだけれどおいしいのは確か。
芋のねっとり感と甘さもある。
黄色い細かなものが見えたのでもしかしたらサツマイモのブロックも入っているのかも？

2個目はソースをつけて。
色から味噌ソースかな？と思っていたけれど違った。
まろやかな酸味、デミグラスソースか。
コロッケの味を邪魔しないほどよい濃さ。
これまたおいしい。

ひとりもぐもぐと幸せな時間。
サラダ、赤だしは特筆することはないが
(あ、赤だしはジュンサイが具なのはよかった)
香の物の昆布とキノコのつくだ煮はなかなか○。

途中、赤だしにコロッケを落っことして白パンにシミを作るという悲劇が起こったが
それも気にならないくらい満足なランチ。

食後にはドリンクもついて￥1000。
カップじゃなくて茶碗で持ちにくかったり
選べるはずがコーヒーが自動的にでてきたりもしたがそれもご愛敬。

卵が自慢のようなので今度はだし巻きかオムライスか…
と早くも次の訪問が楽しみに。

なお、ちっちゃなお子さま連れは入店不可。
いくつからOKかはわからないけれど未修学児は確実にアウト。

大人がゆっくり食事を楽しむ場所なのだ。

落とし、焼きなど鱧のお料理がたくさん。
はなせにも夏が来ていますね。

大きな岩がきも旬。カボスをしぼってぱくり。
クリーミーです。
鱧は刺身盛り合わせでお願い。

あとは食べたかった野菜の炊き合わせ、
懐かしの身欠き鰊と茄子の煮物。
ニシンがおいしいと思えるようになった自分。

ドリンクは生→麦焼酎ロック、と今回は少なめ。
お連れは兼八を3杯くらいおかわりしていました。

器やグラスもちょっといいものを使われている気がする。
やっぱり落ち着きます。

今回はアラカルトで、とお連れの希望。
訪れて見ると、お客さんは一組、二組ほど。　
一階の10人ほど座れそうな大テーブルに案内されました。
この間の愛想のよい女将さんと、今日はじめて見る寡黙そうな店主、そして若めのお兄さんが厨房に。
　
冬の暖かい店内で飲む冷え冷えの生のゼイタクなしあわせ。
つき出しは、こないだも出た目はり寿司のようなものなど三種盛り合わせ。
最近まで、つきだしはおいしければラッキー、くらいに思っていたが、
やっぱり、お店の料理のバロメーターでもある。
そして、ここのつき出しは丁寧でうまい。

テーブルの中央にどーんと、キーホルダーがおいてある。
説明を見ると、鹿や猪の角で作られているらしい。
茨木も山のあたりではそういった獣害があり、猟友会が駆除しているそう。
このお店も猟はしないが加盟はしているそうで、
メニューには鹿肉と猪肉があった。
猪の方を頼んでみることに。

ローストビーフの猪版みたいなもので、シンプルに味付けして、ソースは味噌ベースのやや甘辛い強めのもの。
特に匂いは気にならない。
しっかり噛み締めれば野趣溢れる風味。

あと、名物のだし巻きも。　ハーフにしてもらったがそれでもかなりボリューミー！
期待が高すぎたからアレですが、おいしかったです。

ふろふき大根は柚子風味の味噌が。
出汁がしみしみ、ほっくりの野菜の煮物、こういった
シンプルなものがおいしいと、店の力を感じる。

お連れと最近観た映画談義がはずんで、追加で
「本日の焼き魚を。」
なんだったか忘れたけどおいしかったな。
日本酒すすんじゃったよ。

こないだはちょっとプライベートでずーん、として
せっかくのお料理も完全に満喫できなかったが、
こうしておいしい思い出に塗り替えればいいのだ。
また来ます。

食べログがなければ、こんなに早く出会わなかった。
そんな、住宅街ど真ん中にひっそりあるお店。
「予約してもわからなくて帰っちゃうお客さんもいるんですよ」
とおかみさん。
常連さんに愛される、そんな「はなせ」に年の暮れに訪れました。

パッと見、普通の家。
玄関を開けるとそこはけっこう広々としたテーブル席と小上がり。
そして、この日も満席で楽しそうな笑顔がいっぱいでした。

わたしたちは二階の個室に。
ふすまを開けると、そこは店主の趣味全開の和室。
天井には障子に凧が。テーブルはなんと座卓に足をつけてアレンジしたもの。
立体的に掘り込まれた座卓は見るからに高そうな。
そのほかにも年代物っぽい酒器や食器、和のインテリアがいろいろ（雑然と）並んでいます。
そう言えば、お子さま禁止とホームページに書かれてたな。
そりゃ、これはお子ちゃま触りたがるだろう。

４０００円のコースは、白子とアンキモのいくらのせ、１０種の前菜もりから。
ん～。最初からテンションUP！
ぷりぷりのお刺身、たまごの風味がすんごい茶わん蒸し。
西京焼き、天ぷら、粕汁に炊き込みご飯、お手製のきな粉アイスまで
どれもおいしくいただきました。

よそのお宅に呼んでいただいたようなほっこり感。
サービスも親しみやすい感じで落ち着けました。
今度はアラカルトでいただいてみたい！