高槻で予約難易度一、二を争う人気店 : ごはんや 要兵衛

前回から1年半ぶり。個室2部屋のみで
ランチ営業を今休止中なので、今後は増々難易度上がります。
実際、次回の予約は2023年11月になってしまいました。

前菜　チーズ豆腐　子持ち昆布　あん肝おろしポン酢

椀　鮭のクラムチャウダー風雑煮

刺身　鯛と菜花のサラダ　千枚漬けが添えてあり、口をサッパリさせ良かった☆

煮替　鶏と南瓜のチヂミ焼き

焼物　海老蓮根万頭グラタン

食事　ずわい蟹の中華飯

甘味　お薄　王林入り芋羊羹

お値段からはあり得ないほどの創意工夫に満ちたお料理を出されるのが
人気の秘訣。今回はチーズや生クリームを多用されていて、もう少し和寄りが私は好み。
ただ、同じ料理はほぼ出ないので次回に期待。

前回は昨年3月だったので、1年4か月ぶり。
高槻でおそらく、予約難易度ナンバー１のお店。

1ドリンク制で、3500円コース。
前菜　①南瓜鳥そぼろ煮　②玉こんにゃくオイスターソース炒め　③いんげんガーリックペッパー風味
　玉こんにゃくに和えてある牛しぐれ煮が美味しい★★

椀　サーモン・枝豆冷製パスタ
　マヨネーズと柚子胡椒を和えたソースで。
　暑い夏、さっぱりいただけます。

刺身　蛸、ゴーヤ、長芋のサラダ
　糸こんにゃくがたっぷり入りとてもヘルシー。
　チリソース系の味付けで、ピリ辛感がまた食欲をそそる★

揚げ物　スイートコーン稲荷コロッケ
　創作の極みですね^^　面白い。
　甘辛く炊いた薄揚げにスィートコーンを詰めて揚げてます。

焼き物　鱧と夏野菜の麻辣ソース
　この時期普段なら、上物の鱧はなかなか入手できないそうですが
　コロナ禍で京都での需要が減り、こっちにも回ってくるそうです。
　ありがたいやら、悲しいやら・・・

食事　　梅茶漬け　香の物
　何杯でもいけそう　笑　★★★

甘味　ほうじ茶プリン　写真撮り忘れ
　しっかりほうじ茶の苦みも感じ、美味しかった★

コーヒー　or　お薄

大人気の要兵衛さん、さすがに春はキャンセルもあったそう。
けど、そんなの束の間で今は元通り、いやそれ以上か。
次回は2022年1月。更に遠のいた～

高槻市内でも駅前を中心に、閉店する飲食店が相次いでいるそう。
知らなかったけど、駅前は大阪市内並みに賃料が上がっているからだそう。
収束はいつになることやら・・・


　

常連が必ず次回の予約を取って帰るので
新規参入は非常に難しい状態です。
店主としては心苦しいようですが、お料理の内容、居心地良さ、CPの高さ
と3拍子揃っているので、この状態は当分解消されないでしょう。

ワンドリンク制で、3500円コース（税別）です。
前菜　うど菜天ぷら　柚子塩　たら白子バター焼き　新子おろしポン酢　
　揚げ物、焼き物、酢の物とバランスが取れた前菜。
　特に、たら白子バター焼きが表面のカリッとした芳ばしさと内面のトロトロさの
　対比がたまらない美味しさ☆☆

椀　海鮮ロール新キャベツ
　面白い椀物。新キャベツの甘味が際立つ。

刺身　焼きトマトとチーズのサラダ　ボイルシーフード添え
　蛍烏賊、ベビー帆立、小エビが入ってました。
　トマトとチーズの安心できる相性の良さ☆

煮物　豚バラ蕗味噌田楽
　今回のお料理の中で一番。
　蕗のほんのりした苦みが後を引く美味しさ☆☆☆

焼き物　筍の焼きコロッケ
　薄くスライスした筍が衣替わりのコロッケ。
　揚げてないのでアッサリで、香ばしい筍の香りが立ってます☆

食事　新玉ねぎご飯　スープ　香の物
　新玉ねぎの甘味が存分に味わえる☆

甘味　桜もちもち羊羹
　味は桜餅そのものですが、モッチリした食感が面白い☆

お抹茶　or　コーヒー

今回はどれもレベルが高く、とても美味しかったです。
これだから、次回の予約がやめられない。

昨年6月の大阪北部地震で器の大半が破損してしまったそうです。
が、陶芸仲間の助けでお店再開できたそうです。
これも店主の人徳ですね。

今年の夏、2度もテレビで取り上げられたおかげで
予約の電話が凄まじかったそうです。
一応毎月1日の2時半から3時が予約受付タイム。
友達は全然繋がらなかったと嘆いてました。

私たちは来店時に次回の予約を取るわけですが
直近で再来年の3月の予約しか取れませんでした（汗
１年５か月後。行くたびに１か月ずつ延びていきます。

ワンドリンク・オーダー制。いつもの梅酒。

前菜３種　紫ずきん　豚しゃぶ甘酢ソース　ハリイカ下足葱油炒め　
　ハリイカ、中華風で香ばしい匂いが食欲をそそる☆

椀　舞茸饅頭　松茸
　舞茸の繋ぎ（山芋？）がフンワリトロトロで優しい食感。
　鰹がやや立った吸い地です。

刺身　鯛のサラダ　いちじくドレッシング
　今回一番良かった☆☆☆
　無花果のほんのりした甘味と昆布締めした鯛とが、驚くほどマッチしてました。

煮物　秋ナスとチキン　ナッツクリーム煮　
　茄子の器が可愛い。

焼き物　栗と豚のモンブラン風　
　ソースも甘味を効かして、栗と薩摩芋の裏漉しとのバランスを取っています。

食事　炙り秋刀魚のキンパ　スープ

甘味　梨とココナツミルク寒天のあんみつ　
　梨の清涼感が引き立ってました☆

抹茶　or　コーヒー

人気に驕らず、いつも腰が低くにこやかなご夫婦。
私が記憶する限り7年以上値上げなし。
創作料理なので、たまに走り過ぎのお料理はあるものの
総じて美味しく、その工夫を楽しめます。
そんなところが、リピーターを掴んで離さない由縁なのでしょう。

【平成28年5月　６度目】
1年3ヶ月ぶりの要兵衛さん。
昼夜2組ずつなので、人気は凄まじく、今は新規参入できない状態が続いています。
奥の茶室のような濃密な空間の小部屋で。
いつものように3500円のコース。
アルコールを控えていた時期だったので、梅酒のようなドリンクと。

前菜3種盛り
①ミニトマト・生しらす・バジルピーナツソース☆
②鶏ささみ磯辺揚げ
③薄揚げチーズ焼き

椀　空豆のニョッキ　玉葱とカニのスープ☆☆☆
　玉葱の甘味と蟹の風味が効いた中華風スープ

刺身　スズキ昆布〆とイタヤ貝のサラダ仕立て

煮物　丸茄子と揚げ出し豆腐　トマト出汁☆
　イタリアンのような和風のような不思議な、でも美味しいトマト出汁。

焼き物　もち豚と淡竹の蕎麦味噌焼き☆☆
　お肉は味噌効果でしっとり柔らか。
　
食事　鰹タタキ　ピビンバ

甘味　湯葉と小豆のマスカルポーネ・クリーム☆☆☆
　湯葉が求肥のようでありながら、あっさりして美味。

コーヒーorお薄

次回は2017年9月です。
1年4ヶ月後、直近の予約をお願いしても、どんどん間隔が空いていきます。
でも、最近10年待ちのお店があると聞いたので、まだまだ可愛い方か・・・・

【平成２７年2月　５度目】
実は常連の予約で1年以上先まで埋まってしまうので、新規の予約を
受付けるのをやめたとのこと。
また、事情が変わることもあり得るので、その時また報告します。

夜はワンドリンク必須なので、梅酒のソーダ割り。

前菜3種　蛍烏賊の蕗の薹味噌和え★☆　蕪とずわい蟹の人参ペースト和え　公魚の甘露煮

牛蒡のロワイヤル　ベーコンと大根　☆

ヤリイカのサラダ　葱ドレッシング　☆★

芽キャベツ、生麩、ショートパスタの麻婆

鰆とチーズの春巻き　大学芋

ハッシュドビーフ

リンゴ入り餡ドーナツ☆　コーヒー

麻婆と春巻きは創作が過ぎてて、ちょっと好みから外れてたな～
でも、ますますプラチナチケットになったので、もちろん次回の予約は取りました！

【平成25年１１月　4度目】
今回のお料理は総じて満足度が高かった♪
段々お料理が良くなってるので、迷わず予約をお願いしました。
次回は何と平成27年2月です！最初の頃は1年後には出来たのに、1年3ヶ月後になりました（汗

前菜　茸いろいろ金平
　　　　牛肉、水菜、プルコギ風炒め
　　　　子持ち蒟蒻刺し
　器　佐藤和次　作

椀　柿のクリームスープ
今回一番驚いたのがこのスープ。ジャガ芋をベースに柿を加えたのかと思ったら
　１００㌫柿とのこと！まろやかで優しい風合いはお見事☆★☆★
　
刺身　ベビー帆立と河豚のサラダ、酢橘ドレッシング
　器　中尾彰秀　作

煮物　おでん
　器　福井信義　作
　今年の秋は駆け足であっという間に冬。
　このメニューはうれしい！
　カウンターで好きなの注文できますし、お代わりも何度でもOK。
　牛スジがトロトロで特に美味しかったな☆★☆

焼き物　鴨と蓮根のタルタルステーキ、葱ソース
　器　佐藤和次　作
　柿の次に良かったお料理。
　蓮根のシャキ感と鴨の濃い旨味が印象的☆★☆

食事　漬け秋刀魚のちらし寿司、赤出汁
　器　辻村唯　作

甘味　栗と丸十芋の茶巾、コーヒーorお薄
　餅粉も入ってたのかな？もっちり感が強く、もっとホロッとした
　栗の食感があればな～
　コーヒーも薄くてイマイチだったので、次回はお薄にします。

【平成２４年９月３度目】
前回訪問から早くも１年２ヶ月経ちました。
年々この間隔が短く感じられるのが怖い、、、、(^^;)

いつものおまかせ３５００円コースで

前菜　眉山椎茸うに醤油焼
　　　　秋刀魚タタキ
　　　　帆立貝ヒモ昆布和え　珍味って感じでオツな味でした☆
　　　　（器　福井信義　作）

椀　　鱸と松茸の吸い物　お出汁の塩梅が良かったです☆★

刺身　鮪と鯛のサラダ　柚子胡椒ドレッシング

煮物　海老のココナッツミルク茶碗蒸し

焼き物　牛肉と万願寺唐辛子タルタルステーキ　大きめに切った万願寺が和の印象を強め
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　さっぱりと戴けました☆★☆　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

食事　さきいか天ぷら丼　赤出汁　さきいかを浸けた水で天ぷら生地を作ってあるので、旨味が濃い
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ご飯が進みすぎて困る美味しさ☆★☆

甘味　いちじくパイ　いつも和菓子だったので洋菓子は珍しい。
　　　　　　　　　　　　生地がサックリじゃなくベタッと重かったのが残念。
　　　　コーヒーorお薄

お品書き復活でうれしい。
今回のお料理は前回より全般的に満足度が高かったです。
どのお料理も繊細さを増してました。

実は前回レベルだと次回の予約どうしようか、と悩んでたとこなんですが
迷わず来年（１１月）の予約もお願いしました＾＾
やはり高槻が誇れる創作和食やさんです。


【平成23年7月再訪】

前回予約しておいたおかげで、1年2ヶ月ぶりに再訪。
いつもの2人なので、奥のお茶室へ。
今回も抜群のCPの3500円コース。

【海老のマリネ、アサリと伽羅蕗の和え物、生麩揚げ】
生麩揚げは揚げ衣にしっかり醤油味が付いてるので、そのままで。
アサリと伽羅蕗はいい味加減。

【シュウマイ】
ほぼ１００㌫豚肉かと思うぐらいお肉たっぷり。

【茄子の漬け物のカッペリーニ】
細かく刻んだ沢庵の燻製がアクセントに散らしてあります。
これがまた良い味出してるんよね～☆

【生だこのサラダ】
要兵衛さんオリジナルのラー油ドレッシングで。
まぁ普通でした。

【鱧3種】
マヨネーズとピンクペッパー、チーズとトマトソース、野沢菜漬けと3種類のトッピング。
私も友だちもマヨネーズが一番でした☆
鱧は骨も感じず丁寧に処理されてます。

【蒸し穴子鮨と赤出汁】
ふっくらした蒸し穴子は美味しかった☆★

【抹茶と水ようかん抹茶アイス載せ】

今回も面白いお料理がいろいろ。
ただ毎回出されていた、器の作家名とお品書きがなかったんだけど
もう止められたのかな？それが残念。

友だちが他の友だちの分の予約をお願いしたんですが
一組が予約できるのは1部屋分のみとのこと。
つまり私たちが来年の9月に又お願いしたので、それで予約権消滅ってわけ(^^;)
この辺は月見里さんよか厳しい！

キャンセル待ちでも土曜日が特に激戦で、40組待ち　！！！
比較的月曜の晩がマシだそうですが…
相変わらず予約が大変な要兵衛さんです。

【平成22年5月訪問】

高槻の繁華街のど真ん中。
知る人ぞ知る、お茶室をリノベートした食事処です。
コインパーキングの奥に竹垣に囲まれた一軒家。
看板など無く、一澤帆布製の暖簾がかかっているだけ。

ご主人は京都で陶芸をされていたのですが、ご自身や
著名作家の作品に合うお料理を作りたい、との
思いから料理屋を始められました。

昼夜2組のみ。リピーターでほぼ埋まってしまうため
予約の電話は毎月一日の2時半から3時の
30分間のみ。丁度1年後の同月分を受け付けられます。
もちろんあっという間に終了。
「月見里」さんも予約が難しいですが
私の知る限りでは要兵衛さんが最難関では。

今回は友達と二人だったので、４畳半のお茶室で。
ステキな一枚板のテーブルです。

夜は3500円と５０００円の2コース。
その違いはお造りが豪華になり、もう１品多くなること。
今回は３５００円コースで。
日本酒と焼酎の品揃えは凄いです。
私は梅酒を戴きましたが。

前菜　【蕎麦磯部天ぷら】これ面白いし美味しい♪
　　　　【蛍烏賊生春巻き】
　　　　【湯葉豆腐】
　組皿　辻村　史朗
椀　　【紅芯大根クリームスープ】
刺身　【鰹たたきサラダ】
　　　　家庭料理っぽいかな…
　皿　佐藤　和次
煮物　【豚バラ黒胡麻煮・新ジャガ】
　　　　豚バラ肉はホロホロ柔らかい。
　鉢　京焼
揚物　【海老の自家製ラー油ソース・ミニステーキ】
　　　　自家製ラー油ソース美味しかったですね～☆
　皿　久田　貴久
食事　【マグロ中トロ炙り握り寿司・赤出汁】
　　　　中トロはとろけます。
　向付　庸子窯　　
甘味　【抹茶蒸しまんじゅう】【コーヒーor抹茶】

作者の名前入りお品書きを最後戴けます。

どれも丁寧に作られ工夫が感じられます。
何と言ってもこれで本当に３５００円！？ってくらい
CPが素晴らしいですし、お腹も一杯。

奥様の接客は温かみのある、寛げるものですし
最後ご主人から興味深いお話を伺えます。
もちろん来年の予約も（７月！）入れて来ました。