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kiyosirou0915さんの他のお店の口コミ
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店名 |
閉店
洋食 マルタ
|
---|---|
ジャンル | 洋食 |
住所 | |
交通手段 |
南海電車 萩ノ茶屋 徒歩3分 萩ノ茶屋駅から185m |
営業時間 | |
予算(口コミ集計) |
|
支払い方法 |
カード不可 |
席数 |
28席 (カウンター6席 テーブル5卓22席) |
---|---|
個室 |
無 |
禁煙・喫煙 |
全席喫煙可 2020年4月1日より受動喫煙対策に関する法律(改正健康増進法)が施行されており、最新の情報と異なる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | カウンター席あり |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
お子様連れ |
子供可 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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gusukumaさん(http://tabelog.com/rvwr/004313481/)と仰るマイレビュアーさんのレビュー。
洋食屋さんの大井というお店の【カツライス】という喰ったことはないが懐かしい料理を見た。
美味そうだった。めちゃくちゃ美味そうだった。是が非でも喰ってみたくなった。
カツライス・・・完全に忘れていたメニュー。30年前にたまに行っていた洋食屋に確かあったはずだ!
駆け出しの営業マンだった頃、鶴見橋商店街にあった得意先に訪問した日の昼食に何度か行った店。
食べログで西成区の地図を開いて記憶に残っていた場所を探してみたら、あった!あった!
「そうや!そうや!マルタや!間違いないわ!これや!マルタや!」
鶴見橋商店街の東端を出て国道26号線を渡った処。3階建ての古めかしいビルの1階にあった!
小さな看板がポツンと置いてあるだけの外観。「営業してるんかいな?」とソォ~と覗いてみる。
「あら!いらっしゃいませ」明るく元気にママさんが笑顔で迎えてくれた。
そして見たところ70歳ははるかに超えておられるであろうマスターが客席に座っておられる。
「昼飯喰いに来たんですがイイですかぁ~?」
「どうぞ、どうぞ。この席がいちばん涼しいですよ。どうぞ座ってください、どうぞ、どうぞ」
まぁとにかく愛想がイイこと抜群なママさんだ。「なにしましょうか~?」
「実は30年ぶりに来たんですよ。カツライスってまだやってはりますか?」
「え~!そない久しぶりですのん?嬉しいなぁ~!カツライスね、わかりました!」
オーダーを聞いてマスターがよっこらしょとばかりに立ち上がりカウンターの中に移動する。
そしてママさんも厨房に入ってマスターを手伝う。麗しき夫唱婦随の姿が美しい。
カツライスが出来上がるとマスターはまた客席に戻って新聞を読み始めた。
「おまちどうさまぁ~、30年ぶりのカツライスです~!」
何度か来たことはあるがカツライスは初めて喰うとは言いにくくなってしまった(苦笑)
それにしても素晴らしいビジュアルである。「これがカツライスか~」と心の中で感動していた。
一瞬カツカレーに見えてしまうドミグラソースと言っていいのか?ソースがタップリかかる。
その下にはビフカツがデンッと横たわり、山盛りのライスの上に被さっている。
早速。記念すべき「人生初のカツライス」の一口目に齧り付いた。
見た目からもっと味が濃いと思っていた。意外にアッサリしている。
「う~ん・・・もう少し濃くても良かったなぁ」味が薄いというかコクがもう一息足らないかなぁ?
「最近はもう夕方5時半頃には閉めてるんです。木曜日意外にも時々休むしねぇ~」
「そうなんですか?体調悪かったりするんですか?」
「夜遅くまではねぇ~、主人、この5月に入院したしねぇ~」
「そらもう、無理せんでもイイですもんねぇ~。体は大事にして下さいよ~」
「まぁ、木曜日意外に休むのはお友達とどこか遊びに行ったりしてるねんけどネ」
「なんじゃそら!(ドテッ)でもマイペースって大切ですな」
「ありがとうございます。夫婦でリハビリのつもりでお店やってるんですよ」
「もう創業何年になりますのん?」
「主人のお父さんが始めてから・・・確か・・・70年は超えてるんですよ!」
「そら凄いですね。いつまでも頑張って下さいよ。ごちそうさまでした」
1380円を払って開けっ放しのドアから外へ出た。
クソ暑い真夏の炎天下。カツライスで夏バテ防止のエネルギー充填はバッチリだ。
「マルタ」という店名にはどういう由来があるのか?マスターに聞いてみたのだけれど、
どうもマスターのお母様の実家の家紋が丸に「た」の字だそうで、ただマスターの声がか細くて
はっきり聞こえなかったのでそれ以上詳しい事は聞けなかった事をお断りしておきたい。