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店舗基本情報
| 店名 |
久保酒店
|
|---|---|
| ジャンル | バー |
|
予約・ お問い合わせ |
06-6551-4488 |
| 予約可否 | |
| 住所 | |
| 交通手段 |
大阪シティバス鶴町三丁目下車徒歩1分 朝潮橋駅から2,377m |
| 営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 予算 |
￥1,000～￥1,999 |
| 予算（口コミ集計） |
|
席・設備
| 駐車場 |
無 |
|---|
特徴・関連情報
| 利用シーン |
|
|---|---|
| 初投稿者 |
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すっかりと行く当てもなくなり、のんびりな休日が多くなったこの頃。
とは言え、一度は息抜きに外に出ておきたい。
できればできるだけ長く。
ランチでも行こうかとママチャリに乗り込もうと思いましたが、な、ない。
仕方なくお散歩がてら歩いて行けるあたりに行こうとぶらぶらとし、
中央大通りをちょっと超えたところにある人気ラーメン店がすいていたので食べることにしました。
今日はもうあきらめて、ベースキャンプにこもろう。
とぼとぼと来た道とは別な道を選んで帰ります。
到着すると先ほどまで見当たらなかったママチャリがあるじゃないですか。
よし、このままどこかへ行ってしまおう。
西方面から南方面へとのんびり走っていると、
いつの間にかだいぶ南に来ている。
よし、ここは最近すっかり町の奥深さを感じ始めた大正区をぶらりとしよう。
南北が長く、交通網も発達していない、陸の孤島的なこのエリアは、
唯一バスがあちらこちらからかなりの路線数が走っている。
いつ頃かまでの白金高輪界隈みたいです。
そもそもあまり用事でいくようなところでもなく、
あえてバスに乗って散策しに行くようなところでもない。
ママチャリくらいじゃないとなかなか見て回ることはできないエリアですが、
橋や渡船などもたくさんあり面白い。
そんな中でも、最も奥地と言っても過言ではないエリアに、
いまだ渡ったことのない橋を見つけ、トレーニングがてら走る。
これでこの辺の橋はコンプリートしたかな？
このまま最近すっかりはまってしまった角打ちにでも行こうかと自転車を走らせる。
しかし、それもいつもと同じでちょっとつまらない。
何気に犬も歩けば角打ちに当たるといっても過言ではない大正だけに、
道すがらにあったら入ろう。
ひとけの少ない住宅街にさっそく渋い外観のお店を発見。
しかし、このご時世だけにしばらく休業のよう。
この感じ、目的の店にたどり着く前に、どんだけ店あるだろう・・・
ひょっとしたら一日で回れないかもしれないな。
そんなことを思いながら大通りに出たときに、
わずか１～200メートルくらいしか移動していないので、
大好物の昭和な渋い外観のこの店を発見。
よし、ここにしよう。
店に近づくと、こちらは営業中。
やや日も陰ってきた夕暮れ時、ちょっと飲むには早いかなとも思いつつ入店してみます。
店内に入ると、こじんまりとしたこのあたりでよく目にするような
完全に地元向けっぽい歴史を感じる店内。
この陸の孤島中の孤島では、さすが先客は大ベテラン揃い。
ほぼ満席でしたが、数名は立てそう。
眼の前には冷蔵庫があり、種類はさほど豊富ではなさそう。
そしてつまみも同様でシンプルなラインナップ。
ちなみに、乾きもののほか、目の前にはおでん鍋が見えます。
氷結があるので、ドリンクはそれをお願いし、つまみは焼鳥を2本。
先客のベテランたちに続き、続々と仕事終わりのこれまた常連と思しき客が次々に入ってくる。
しかもたいてい、ピン。
ほぼ顔見知りでしょうが、みな楽しそうに話しつつも、
やたら声がでかいとかもなく、むしろ静かなくらいで心落ちつく。
そしてなんといっても店主が何とも優しそう。
柔らかな接客で、とは言えしっかりとした客対応。
とにかく渋く、心落ち着く。
しばらくして焼きあがった焼き鳥がカウンター越しから出てきました。
なかなか大降りで食べ応え十分。
いつもならばもう一本、もう2品くらい行くところですが、
さっそくこんな素敵な店が待ち受けていたことを思うと、
きっとこの先にもまだ待ち受けているだろう。
この日ははしごと決め、とりあえずこれで終了。
お会計は当然のごとくのリアルせんべろ価格。
いきなり、素敵な店に当たったな・・・
この後の期待が高まる中、次の店を求めて走り出したのでした。
評価詳細:3.36