ベジタリアンの気分になれるサラダモーニング : Drip-X-Cafe JR新大阪駅店

新大阪駅での新幹線待ちの時間、朝の早い時間帯だと、利用できる店舗がかなり限られます。待合室などで過ごすことも出来ますが、朝食を新大阪駅で摂る予定にしていた私は、どこか食べるところはないかと探すのです。そして、06:30から営業しているこの店で、大半は過ごすことになります。

今回は、初めて選んだ「サラダモーニング」でした。

とにかく野菜、おそらくサニーレタスが大きなボウルにたくさん入っており、半分ぐらい食べたところで飽きて来たのです。通常なら、二人でシェアするような量です。まるでベジタリアンにでもなった気分を味わいました。

“過ぎたるは及ばざるが如し”

そんな言葉が頭に浮かんで来ました。また些細なことですが、野菜ばかりのサラダの中央に温玉、温泉卵が乗っていたのです。これって要るのでしょうか？ なんとなく気持ちいい感じではなかったのですが？

ごちそうさまでした。

▽▽▽

Q. ベジタリアン(菜食主義)のかたは卵も食べないですか？

A. ５年間くらい菜食主義だった私の場合は、卵や牛乳なども口にしませんでしたし、野菜と海藻しか食べませんでした。けれど、私みたいなのはヴィーガンといって、ベジタリアンの中には卵は食べる人や、肉だけ食べない人など、さまざまな種類の人がいます。

メリット…自己満足？己の信念にそって生きている！という気持ちでいました。あと、野菜しか食べないので体臭がすごく減りました。便も匂いがあまりしなくなり、いつも快便でしたね。

デメリット…栄養不足ですね。あと、外食できないこと。買い物をするときに裏面を見て、たいてい「動物性なんたら」が記入してあり、使えませんでした。カレーなんて、練りゴマやカレー粉で作っていましたよ。

楽しみ…「私は野菜しか食べないんだ！」という気持ちが楽しみになっていました。スーパーでパックになって売られている肉が、可愛い豚の死んだ肉をカットしたものなのに、誰もそんな風に思わないなんて！と考えながら買い物したり。

今現在は肉も食べますが、ベジタリアンを経たからこそ、「いま食べているものは生きていたんだ。ごめんね、ありがとう」という気持ちで食べることもできるし、日々感謝することもできます。ベジタリアンの人は何かを考え、そう至ったと思うので、それ自体はとてもいいことだと思いますよ。その結果、私みたいに普通に戻る人もいるし、そのままベジタリアンを貫く人もいると思います。

(「Yahoo!知恵袋」より抜粋引用)

△△△

再訪した時にモーニングメニューの情報を確認し、必要に応じて訂正する、という初回レビューを書いて、結局、1年以上が経過してしまいました。そして、あらためてモーニングメニューを確認したところ、かなり変わっていたのです。

■プレートモーニング 600円
■ふんわりタマゴサンドモーニング 650円
■サラダモーニング 700円
➕アサイーヨーグルトモーニング 1200円
✖︎トーストモーニング
✖︎玄米粥モーニング

5種類あったモーニングメニューは4種類に減り、前回のメニューから残ったのは3種類、そしてそこにモーニングとしてはかなり高額なメニューが一つ追加されていました。(➕が追加、✖︎が削除)

売上データや諸般の事情によって最適化されたであろう結果なので、このこと自体にはコメントはありませんが、バリエーションが減ったのはちょっと寂しい気がしました。

そして、前回訪店から気になっていた「タマゴサンドモーニング」を、今回、頼んだのです。店舗としての総合的なレビューは前回の投稿を見て頂ければいいかと思います。つまり、食べた内容以外はほとんどそのまま同一の感想なのです。色々と変化が激しい現代において、ある意味すごいことです。

■ふんわりタマゴサンド

その名のとおり、とてもふんわりしたタマゴサンドです。形状から推測するに、耳を切った8切り厚の食パン2枚の間に、パンのサイズに四角く、そして分厚くレアに焼いたプレーンオムレツを挟み、直角三角形になるように4等分したサンドイッチです。オムレツの厚さはパンの2枚分ほどあるので、おそらく専用の四角い卵焼器を使っていると思われます。卵だけではここまでフワトロになりそうにないので、おそらく生クリームなどを添加しているように思います。オムレツ自体には味付けはしておらず、パンに塗られたマヨネーズの味だけが後味として残る感じです。風味は全体的に上品です。出来立てなので、持ち方によってはちょっと熱く感じる時もあるかも知れませんが、そこがまたいいと思います。

個人的には、量的に半分でもいいかな、と思うほど、ボリュームはあると思います。最後まで食べさせるには、タバスコなどの味変要素があってもいいかも、とも思いましたが、これも人によるでしょう。何れにしても、タマゴが好きな方は食べる価値があると思います。

ごちそうさまでした。

2016/5/26 モーニング


このお店の口上書きがすごく「ドリップマスター」なるマシンを導入し、専門家(コーヒーマイスター？)に匹敵するコーヒーがいつでも提供できる、のような感じで表現されています。私自身は、毎日コーヒーを飲んでいる割には味に疎く、コンビニのコーヒーでも満足していたりしますので、素晴らしいコーヒーを飲んだとしても、正しいレビューは出来ないだろうと自己分析しています。

このお店の売りはそのコーヒー以外にもイロイロありそうで、モーニングタイムに初訪問しましたが、その雰囲気は感じられました。

・おしゃれで余裕のある空間
・スタッフの教育が行き届いている感じ
・料理をきちんと作っている

駅ナカのカフェって、得てしてこれらの要素に対して甘めの運用が目立ちますが、この店はしっかりと実現している雰囲気でした。マイナス要素が見つからなかったのです。強いて言えば、値段が少し高いかなとも思いましたが、それはショバ代(＝利便性が高い)もあるでしょうし、レベルをキープするためのコストと捉えることができますので、納得はできます。

店内は三つのブロックに分かれており、ガラスで隔てられた一番奥のブロックが喫煙席になっています。喫煙者には使いやすく、非喫煙者にも入りやすい店舗です。周知されているのか、私が入ったタイミングには、喫煙者の方が多かったですね。でも、きちんと分煙されているので、快適に飲食できました。

2人掛けのテーブル席が大半を占めているのは、さすがに駅ナカって感じですが、席数も多いしコンセント付きのカウンターもあるので、モバイラーにも便利だと思います。レイアウトにも余裕があるので、混んできても圧迫感はなく、落ち着いて過ごすことができそうです。

値段が少し高いと感じたのは、ドリンク付きのモーニングセットが500円を超えるからです。(以下、記憶違いご容赦)

・トーストモーニング 550円
・ワンプレートモーニング 600円
・卵サンドモーニング 650円
・玄米粥モーニング 700円
・サラダモーニング 750円

名称も金額もうろ覚えなので、あくまでイメージということで(要はメニューの写真を撮るのを忘れたのです。後日再訪した際には訂正します)。

今回はワンプレートを頼みました。朝から600円のモーニングとは、ちょっとお高い感じです。内容云々ではなく、サラリーマン感覚や名古屋のモーニングを考えると、ですが。でも、出てきた料理を食べてみると、それなりに納得しますし、コーヒーも美味しいのです。さすが最新ドリップマシンというかところでしょうか。ワンプレート料理も手抜きがなく、特にハムの美味しさが印象的でした。

新幹線の改札口にも近く、時間調整がしやすいので、今後も利用したいと思います。なお、食事の提供時間は7〜8分と言うとこで、駅ナカカフェとしては若干長めでした。