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店名 |
和風もつ料理 あらた
|
---|---|
ジャンル | 牛料理 |
お問い合わせ |
06-6304-5250 |
予約可否 |
予約不可 |
住所 | |
交通手段 |
地下鉄御堂筋線 西中島南方 北口から徒歩3分 西中島南方駅から84m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算 |
¥3,000~¥3,999 |
予算(口コミ集計) |
¥4,000~¥4,999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 |
サービス料・ チャージ |
サービス料なし |
席数 |
12席 (カウンター12席。あと2つくらい椅子がありました。(補助イスですね)) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | 落ち着いた空間、カウンター席あり |
ドリンク | 日本酒あり、カクテルあり |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 隠れ家レストラン |
ホームページ | |
公式アカウント | |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
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大阪でホルモンの聖地とも呼ばれる「和風もつ料理あらた」さん。今回、新大阪駅を利用する機会があったので足をのばしてきました。
西中島南方駅から夜の街を歩くこと数分。ビルの半地下にあるお店前にできた行列をみつけました。およそ20分ほど待って入店となります。
店内は広くはなく、L字のカウンターでお客さんが肩をならべて座るスタイル。そして、料理を提供してくれるのは軽快なトークが魅力のご主人。それを手伝う女性と若い男性を入れて3名での営業でした。
厨房の壁には短冊でメニューが書いてあります。初めてだとどう頼んでいいかわからないものですが、多くの方がおまかせで頼んでいるのでそれにならいました。結果的にはこの選択が大正解。
① 和風煮込み(400円)
まず飲み物とほぼ同時に出されたのは煮込み。美味しくないはずがないメニューですが、やはり絶品。おかわりする常連さんも多いようで、マストで食べたい名物のもつ煮です。
飲み物は特製ハイボール(250円)を注文。謎に調合された透明のお酒を瓶からドボドボと注いだ後、ごくわずかにウィルキンソンの炭酸を足すレシピ。日本酒くらいのアルコール度数があるとのことなので思いのほか酔いが回ります。
② チレ刺身(400円)
「うちの秘蔵っ子やー」と出されたのがこちら。最初チレが脾臓とは知らなかったのでそのボケに気づかずでした。上質なユッケのような風味で絶品です。
③ タンシチュー(400円)
洋風料理のようなソースがかかったタンの煮込み。辛子とキャベツが添えられています。
④ ミノゆびき(400円)
ミノとは牛の第一胃のこと。「これ湯引きしてるのかなぁ」と思わされる鮮度です。独特のコリコリとした弾力ある食感が美味しい一皿で、いやな匂いは一切ありません。この日一番感動したメニューとなりました。
⑤ コールタン(400円)
おそらくタン元の部分。いったんボイルしてから冷ましておくことで、しっとりとした仕上がり。焼肉屋さんのタンとは全くことなる食感が楽しめます。
⑥ 心のたたき(400円)
鮮度抜群の心臓をいただきます。こちらも「たたき?」という印象ですが、とにかく美味しい。サクッと繊維をかすかに感じる歯ざわりと軽やかな後味。
⑦ タン、ハツの串(400円)
タンとハツそれぞれの部分をネギなどを挟み込んだ串でいただきます。唯一の串メニューとなりますが、しっかりと香ばしく旨味あふれる2本でした。
⑧ フク照焼(400円)
あらたには珍しくしっかり焼色をつけたホルモンがスライスされています。食感もしっかりあり、インパクトがあります。フクとはどこですか?と聞くと、自分の服を指差しながら「これや〜、紳士服やか〜」とボケてくれます。実際には肺のことで、関東ではフワという呼称で提供されることが多い部分。
⑨ テールシチュー(400円)
タンシチューと同じデミグラスソース?がかかっている骨付き肉。ほろほろとくずれる煮込まれた肉が絶品です。見た目よりあっさりで後味はしつこくありません。
⑩ お口直し(150円)
こちらは自家製のしば漬けです。京都の名店のものだそうで「美味しいやろー」と大将おすすめのサイドメニュー。
⑪ テール雑炊(450円)
〆はお腹の具合にあわせて、テールスープかテール雑炊となります。出汁のきいた落ち着く味わいで、お口直しをつまみながら完食してしまいました。
最後はお茶を飲みながらお会計。一人あたり3,000円台と優しいお勘定でした。これは人気が出るのも当然です。
さすが西のホルモンの聖地とまで言われるお店でした。初体験の連続のようなおまかせコースで味わえた、絶品もつの数々。記事を書いているだけでまた今夜にでも行きたくなってしまう、魅力あるお店でした。
並ぶときはうまく入れるタイミング(開店前や2回転目くらい)を狙って突撃してみてください。