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雰囲気のある階段を降りたところにお店が。
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立て看板
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うどんのメニュー
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あれこれ~
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のみもののメニュー1
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のみもののメニュー2
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山田錦の都鶴は燗で。
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うの花、いんげんの胡麻酢白和え、干し柿クリームチーズ、冬野菜粒マスタード、ひらめ菜の花の昆布〆、寒ブリのづけ
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出汁巻き
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ばくらい
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日本酒いろいろ呑みました~
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さざえさんのお猪口
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ぶっかけ(かっぱ)
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あんかけうろん(天才さん)
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薬玉うろん(ハバネロ様)
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ある日のこと。
毎日のようにカレーを食べて、1か月でSBのハバネロを何本も使用するという激辛好きのハバネロマイスター様から「ええ店見つけたよ~日本酒飲めてうどん前ができる店!」とメッセージがあった。それを読んでちょっと前に讃岐うどんツアーをしたときに、蕎麦は確かに日本酒に合うけど、うどんもそれなりの食べ方なら、日本酒に合うかもしれないと思っていたことを思いだした。蕎麦前があるなら、うどん前があってもよいじゃないか!それがここうろん江口さんだ。
「うろん」とは大阪弁でうどんのことだそうだが、隣の県に住んでいるというのに、この言葉を知るに至ったのは最近のことだ。
キツネうどんなども大阪では「けつねうろん」。初めて、大阪のレビュアーさんがコメント欄でこの言葉を書いているのを見て、なんのことかわからず、もしかして下ネタ?とか思っていた頃が懐かしい。
日本酒が飲めるということで、早速日本酒好きの浪速の天才妄想レビュアーさんも誘ってほのぼの3人組で訪問してみることになった。
駅で待ち合わせ、久しぶり~と3人で黄昏時の街をてくてく。
しばらく歩くと、ハバネロ様が突然「ここ!」と指を指した。
その指の先には緩やかなレンガ畳の階段。脇には簡易な紙行灯が二つ。お店に続く誘導灯なのだろう。
その景色には尾道の石畳の階段に京都の町屋があるような独特の風情がある。
空堀界隈の昔ながらの町屋造りをそのまま残した店内も、この界隈の昔の暮らしを彷彿とさせるどこか懐かしい雰囲気だ。
テーブルに座り他愛もない会話をしながら、注文を。
旬菜五種盛 1500円と都鶴 山田錦 純米極辛 (京都)二合1500円を燗で。
旬菜五種盛はいんげんの胡麻酢白和え、干し柿クリームチーズ、冬野菜粒マスタード、ひらめ菜の花の昆布〆、寒ブリのづけの5種類だ。
どれも日本酒に良く合う味付けだ。菜の花を巻いたひらめの昆布〆や寒ブリのづけも日本酒に合わせてしっかり出汁が利いていて嬉しいアテだったが、意外なことに、干し柿のクリームチーズが辛口の日本酒に良く合っている。干し柿だけなら苦手な食材なのに、クリームチーズを合わせると劇的に好きな味に変化してしまうから不思議だ。ドライ無花果とクリームチーズがワインに合うように、干し柿とクリームチーズだと日本酒向けの味になるという寸法だ。そう、これはクリームチーズのもたらす魔法なのだ。
次は白鶴を熱燗で。
白鶴は日本酒を長年飲み慣れた人が行きつく大衆酒かもしれない。まだ日本酒歴2年ほどのかっぱはこの良さがわかる域には辿りついていないようだ。
ここで、追加のアテを。
出汁巻き 600円と 莫莱 700円。
出汁巻きもやはりしっかり出汁を感じられて日本酒に良く合う。
莫莱の下には山芋短冊が敷かれていた。
このような小粋なアテをつまんでいると、日本酒の呑みにエンジンが掛かる。
小左衛門 (岐阜)、 まつもと(京都)、磯自慢 (静岡)、宝剣 (広島)と立て続けに地酒を4種類を頂いた。
店主さんがコレクションしている酒器にはサザエさんの柄の九谷焼の器などもあって、こうした楽しい酒器で一献傾けるのもなかなかだ。
昔台所として使われていたであろう場所に置いてあった火鉢は、シャンパンやスパークリンワイン用のワインクーラーとしてリサイクルしているそうだ。
こういう発想が実に面白い。
日本酒を楽しんだ後はもちろん「うろん」で〆だ。
かっぱはぶっかけ800円、天才さんは庵かけうろん1000円、ハバネロ様は薬玉うろん1200円をそれぞれ注文。
ぶっかけは、ネギ、おろし生姜、鰹節、大根おろしをうどんに乗せて、ほぼ醤油味といった濃いツユをかけて頂くシンプルな一品。
麺はしっかりコシもあり、細くも太くもないエッジのあるタイプ。
少々値段は高いが、なかなか美味しいうどんだ。
天才さんの庵かけは、吉野葛でといたあんにおろししょうが、具材は葱と蒲鉾だけといった、これまたシンプルな一品だ。
ハバネロ様の薬玉うろんは、茗荷、ネギ、揚げの細切り、かまぼこ、生麩、とろろ昆布などの具材で構成されている。
〆のうどんを食べると、不思議なことにほろ酔いの頭がシャキッとしてしてしまったではないか!
もちろん、酒呑みのほのぼの3人組がこれで終わるはずはない。
「ごちそうさまでした~」と店主さんに別れを告げた後は、次のお店に移動なのである(笑)
つづく