最初は甘くて後からスパイシーな牛すじカレー＠阿倍野 : ぶりあん あべのアポロビル店

各線・天王寺駅、および近鉄・大阪阿部野橋駅～すぐ近く。あべのアポロビルのエスカレーターで地下2階に下りたところにあるステーキや牛タン料理を出すお店です。

急に襲ってきた猛暑でバテバテの平日お昼過ぎ、こんな時はスパイシーなものを食べてシャキッとしようと思い、アベノを徘徊していたところ、このステーキ店の店頭に掲げてあるメニューに「ぶりあんオリジナル牛すじカレー」の文字を発見。反射的に入店しました。

店内はカウンター10席ほどと、2人掛けテーブルが3席のこぢんまりした造り。扉が無く外から見通せるので、今回みたいに気軽に入ることができます。

注文はもちろん「牛すじカレー」の並（734円）を。＋108円でミニサラダが付くとのことなのでそれもお願いすると、すぐにサラダが差し出されました。和風ドレッシングの掛るキャベツ主体のサラダです。

やや待った後にカレーが差し出されました。楕円形の器に麦めしがたっぷり盛られ、カレーソースが横掛けされています。そしてそのソースの中にたっぷりのすじ肉牛が混ぜ込まれています。

まずはカレーソースを口に運ぶと、瞬間に甘みがやってきます。これは玉ねぎの甘みかな？そしてその後からスパイシーな辛さがやってきます。しかしその奥に牛すじ肉による脂の甘みと深いコクがあるので、全体に優しい風合いです。

珍しいのはライスが麦めしなこと。なるほど、牛タンをメインにしているお店なので麦めしなんでしょうが、これがまたこのカレーにバッチリ合っています。

ソースの中のすじ肉は予想以上にたっぷりで、実に柔らかく煮込まれていて舌の上で蕩けてしまう…これは堪りませんね。さすが牛肉料理のお店、満足感の高いカレーです。

あべのアポロビルのエスカレーターで地下2階に下りたすぐの場所に、ステーキや牛タン料理を出すお店です。

店内はカウンター10席ほどと、2人掛けテーブルが3席のこぢんまりした造り。扉が無く外から見通せるので気軽に入りやすい。

ランチメニューは牛タンを使った「タンバーグ」なるものが主力。てり玉タンバーグのランチは照焼ソースのタンバーグにサニーサイドアップきを乗せたもの。鉄板の上でジュウジュウ音を立てています。このシズル感…何とも言えません。

分厚く焼き上げたタンバーグは箸ですんなり切れます。淡白な風味の中、タン独特の歯ごたえがあって実に美味しい。半熟の目玉焼きを潰して黄身をソース替わりに塗すと、コクがでてさらに美味しくなります。

テーブルに塩胡椒や出汁醤油、七味、生ニンニクなど数種類の調味料が用意されていて、この店オリジナルのマジックスパイスみたいな「ブリアンスパイス」が、このタンバーグにはぴったりでした。

付け合わせにはたっぷりのモヤシ。鉄板で熱せられ、少ししんなりしたところをいただく。こちらには醤油ベースで生姜の風味がある「ブリアンソース」が合います。

いつも人気のこのお店、じっくりお肉を味わうのにいいですね。

JR線、近鉄線、地下鉄などが集結する大阪市南部のターミナル・阿倍野。あべのハルカスやキューズモールなど、新しい商業施設が次々とオープンしているが、その一角のアポロビルは、昭和47年開業の、今や老舗の域に達している複合商業施設です。

このビルのエスカレーターで地下2階に下りたすぐの場所に、ステーキや牛タン料理を出すお店ができています。ここ以前は餃子屋さんだったところ、前々から気にはなっていたんだが機会がなく、ようやく今回初訪問となりました。

店内はカウンター10席ほどと、2人掛けテーブルが3席のこぢんまりした造り。扉が無く外から見通せるので気軽に入りやすい。またそのため、店外にお肉を焼くいい匂いが漂うので、お腹をすかせて通りかかると、皆さん釣られて入店してしまうかもしれません。

ランチメニューは牛タン料理がメインではあるが、日替わりのセットもあり、その内容は曜日によって決まっているようです。訪れた日は月曜だったので、リブロースのステーキでした。これにサラダ、麦飯、お味噌汁が付いて1,000円とのこと。これをお願いすることにしました。

ちなみに、火曜日は「トロタンとハンバーグコンビ」、水曜「粗挽きチーズタンバーグ」、木曜「黒毛和牛プレミアムステーキ」、金曜「１ポンドステーキ」、土日曜は「和牛とトロタンコンビ」とのこと、追加料金でサイズUPも可能なようです。

最初にサラダが運ばれてきました。キャベツがメインで和風のドレッシングが掛っています。卓上には3種のお漬物もあり、お肉が焼けるのを待つ間も口が寂しくない。
じっくりお肉を焼くので多少時間がかかったが、ようやくリブステーキが運ばれてきました。鉄板の上でジュウジュウ音を立てています。このシズル感…何とも言えません。焼き加減はミディアムレアとのこと。断面がローズピンクでなんとも旨そうです。

さっそく一口、リブ特有の噛み応えと、ジュワッと滲み出てくる肉の旨み。この赤身らしい味わいは和牛と対極を成すもの。和牛より赤身の輸入肉を好むワタシにとって、最も好ましいお肉です。

テーブルに塩胡椒や出汁醤油、七味、生ニンニクなど数種類の調味料があって、好みの物を付けるようにとのことだが、「マジックスパイス」みたいな味の、この店オリジナルの「ブリアンスパイス」なるものが、このお肉にはぴったりでした。

付け合わせにはたっぷりのモヤシ。鉄板で熱せられ、少ししんなりしたところをいただく。こちらには醤油ベースで生姜の風味がある「ブリアンソース」が合います。

麦飯は麦の配合が少なくてやや物足りないが、お替りが可能とのこと、全体にボリウムタップリのランチなので、さすがお替りする余裕はありませんでした。この内容でちょうど千円。実に満足です。近いうちに、今度はタンをいただいてみたいですね。