「胡麻切りそば」が際立つ「とろろざるそば」＠阿倍野 : そばよし 阿倍野店

各線・天王寺駅、および近鉄大阪阿部野橋駅からすぐ近く。阿倍野再開発ビルのひとつ「あべのnini」の1階、旭通りに面した所にあるお蕎麦屋さんです。

ここは便利な場所にあるので、出勤前や帰宅途中など、ワタシにとって阿倍野界隈でいちばん多く利用しているお店のひとつです。

今回は仕事帰りの利用です。あまりの寒さのせいでなんとなく熱燗が恋しくなり、このお店に立ち寄りました。

エントランスの左右に客席があり、左はテーブル席のみ。右はテーブル席と、厨房に面したカウンター席で、全部で50席ほどのキャパ。ただしこの日は右側は塞がれていました。

先ずはお酒を。熱燗一合をお願いすると「沢の鶴」か「月桂冠」かを問われました。灘か伏見かを選べるのがいいですね。伏見の月桂冠にしました。

すぐに持ってきてもらったお酒はなかなかの上燗。柔らかい味わいの伏見のお酒は温まります。

お蕎麦の注文は「とろろざるそば」（1,180円）を。およそ5分ぐらいで運ばれてきました。トレイの上にざるに盛られたお蕎麦と、擂鉢のとろろ、やくみ、そばつゆの徳利が並んでいます。

蕎麦は特徴的な黒い色合い。これは胡麻を打ち込んだ『胡麻切りそば』だからで、「そばよし」独自のお蕎麦だからです。とろろには青海苔と鶉玉子が落とされています。

早速お蕎麦を手繰ってみると、ツルンとした艶やかさがある食感で、しっかりとしたコシがあります。また、胡麻によるものと思われる独特の歯切れがあります。

そば汁は節と醤油の織り成す風味が利いたしっかりとした仕上がり。とろろとの相性もいいですね。ぞわぞわとしたとろろそばらしい口当たりと風味が楽しめます。

最後は蕎麦湯をいただきます。ポットから継がれているようで、温いのが残念なところ。キリっと冷たいお蕎麦の後に熱い蕎麦湯が最高なんだが…

ともあれ、リーズナブルながらいつも質の高いお蕎麦を提供してくれるこのお店、重宝してます。

各線・天王寺駅、および近鉄大阪阿部野橋駅からすぐ近く。阿倍野再開発ビルのひとつ「あべのnini」の1階、旭通りに面した所にあるお蕎麦屋さんです。

ここは便利な場所にあるので、出勤前や帰宅途中など、ワタシにとって阿倍野界隈でいちばん多く利用しているおそば屋さんです。

エントランスの左右に客席があり、左はテーブル席のみ。右はテーブル席と、厨房に面したカウンター席で、全部で50席ほどのキャパシティーです。

今回は縁起のいい具材を乗せた温かいお蕎麦の「開運そば（おみくじ付き）」（1,050円税別）をお願いしました。

それほど待たぬうちに運ばれてきました。お蕎麦の上にとろろ昆布、刻み揚げ、えび天、飾り人参が浮かんでいます。おつゆを啜るとまろやかであっさりとした味わい。昆布の出汁が活きてます。

蕎麦を手繰ると歯切れのいい風合いで、とろろ昆布の滑らかさと合わさって口当たりも良好です。この蕎麦の風味が出汁に染み出ていて、お出汁を通して蕎麦の滋味が身体に沁み渡るような気がします。

で、なんで「開運」かというと、昆布が「喜ぶ」、海老天が「末広がり尻尾」、刻み揚げが「右肩上がり」だそうです。いささかこじつけの感があるが、気は悪くない。

美味しくおそばをいただいた後はお楽しみの「おみくじ」です。恐る恐る広げてみるとなんと「大吉」。これが「中吉」ぐらいだとリアリティーがあるが、大吉だと逆に疑ってかかってしまいます。

未だかつて神社で大吉なんて引いたことの無いワタシには、素直になれないが、なにはともあれ、美味しくて目出度いおそばをいただいて、心晴れやかになりました。

各線・天王寺駅、および近鉄大阪阿部野橋駅からすぐ近く。阿倍野再開発ビルのひとつ「あべのnini」の1階、旭通りに面した所にあるお蕎麦屋さんです。

遅い勤務シフトの出勤前、あまりの残暑の厳しさに食欲も湧いてこない。しかし何か食べておかないと仕事に差し障るので、出勤前にたびたび利用しているこのお店でランチをいただくことにしました。

暖簾をくぐると左右に客席があり、左はテーブル席のみ。右はテーブル席と、厨房に面したカウンター席があり、全部で50席ほど。もちろん店内はクーラーが効いているが、クーラーの能力が追いつかないので、メニュー立てに団扇が挟んでありました。

ランチの日替りセット（880円）は、おそばとセイロ飯のセットになっています。この日は「三菜とろろそば」と五目セイロ飯。お蕎麦は冷・温が選べるが、こんな暑い日でも温かいお蕎麦でお願いしました。

それほど待たぬうちに運ばれてきました。お蕎麦と蒸篭が並び、サラダとお漬物が添えられています。深めの器に入ったおそばには山菜ととろろが浮かんでいます。手繰ってみると、とろろによってお蕎麦がさらに滑らかなになります。

おつゆは昆布と鰹でまろやかあっさり。蕎麦の風味が出汁に染みていて、自然と食道を流れていきます。

五目セイロ飯も熱々です。鶏そぼろに筍、椎茸、人参などがたっぷりで、ご飯もふっくら蒸し上がっています。ほんのり柚子が香るものいいですね。

こんな暑い日でも温かいお蕎麦にするのは、なによりもこの出汁の旨さがあるからです。お出汁を啜るとその滋味が身体に沁み渡るような気がします。しかしやっぱり暑い。食べ終わってもしばらく件の団扇でパタパタすることになりました。

なおこのお店では、11時45分までに入店すると100円引きにしてもらえます。これもたびたび利用している動機のひとつです。

「あべのnini」の1階、旭通りに面した所にあるお蕎麦屋さんです。

暖簾をくぐると左右に客席があり、左はテーブル席のみ。右はテーブル席と、厨房に面したカウンター席があり、全部で50席ほどです。室内ははクラシックな和風で、落ち着いた雰囲気を創りだしています。

ランチの日替りセット（880円）は、おそばとセイロ飯のセットになっています。この日は「かちんそば」と五目セイロ飯。お蕎麦は冷・温が選べるのだが、ここでは温かいお蕎麦がお薦めです。

「かちん」とはお餅のこと。深めの器に入ったおそばに揚げ餅が浮かんでるシンプルなもの。そば粉に胡麻を打ち込んだ「胡麻切りそば」なので黒い色合いが特徴的です。手繰ってみると、滑らかな口当たりながら、適度な歯ごたえもある。

おつゆは昆布と鰹でまろやかあっさり。蕎麦の風味が出汁に染みていて、自然と食道を流れていきます。テーブルに置いてある柚子胡椒や柚子七味も入れると、ドラスティックに味が変わります。

五目セイロ飯は鶏そぼろに筍、椎茸、人参、豌豆などがたっぷりで、ご飯もふっくら蒸し上がっています。

ふっくらご飯と味わい深いお蕎麦のセット、その滋味深い味わいは心にしみじみ沁み渡ります。

JRと市営地下鉄の天王寺駅、そして近鉄の大阪あべの橋駅のすぐ近く。あべのハルカスの西隣にある複合ビル、あべのniniの1階、旭通りに面した所にあるお蕎麦屋さんです。この辺り、ほんの数年前は阿倍野界隈の中の最もディープなエリアだったんだが、この変わりよう！あのうす暗く猥雑だった商店街が、若い女性が当たり前のように闊歩するお洒落な街並みに…変われば変わるもんです。

店名の枕に「京都大幸寺胡麻切りそば」とあるように、京都の寺方そばの系統とされているが、京都ではなく大阪市内各所に数店舗展開されている大阪のお蕎麦屋さんです。その中の上本町のお店は何度か利用したことがあり、けっこういい印象だったので、この阿倍野店にもお邪魔して みることにしました。

暖簾をくぐって中に入ると、右側がカウンター席、左側がテーブル席となっていて、合わせて30席程度。テーブル席に案内されました。お店は新しいが、インテリアはクラシックな和風。落ち着いた雰囲気を創りだしています。案内されるときに喫煙・禁煙を問われなかったが、テーブルに灰皿がなく、空気もきれいなので全面禁煙かもしれません。

このお店では11時45分までに来店すると早割として100引きになるとのこと。今回は、そばよし弁当（930円－100円）を注文、お蕎麦は冷・温が選べるようなので、外は暑いがそれに対抗して温かいお蕎麦を選択しました。

蕎麦茶をいただきながらしばし待つ。それほど待たされることなく二段のお重とお蕎麦が運ばれてきまし た。お重には、茄子と海老の天麩羅。鰆の西京焼。かき揚げ、出汁巻き、蓮根の煮物が所狭しと詰められています。

天麩羅は熱々の揚げたてで衣がサクサク。熱の入り具合が良好で、身が固くなり過ぎていないところにプロの腕を感じます。出汁巻きはやや薄いがふっくらと。焼き魚が西京焼というのが上品です。ご飯は扇形に盛られていて、ちりめん山椒の載っているのがいい。これだけでも十分なボリウムがあります。

温かいおそばは深めの器に入っています。蕎麦の上にはワカメが少々。そば粉に胡麻を打ち込んだ「胡麻切りそば」なので黒い色合いが特徴的です。手繰ってみると、滑らかな口当たりながら、適度な歯ごたえもある。胡麻の風味はそれほど感じません。

お出汁は昆布と鰹でまろやかあっさり。蕎麦の風味が出汁に染みていて、自然と食道を流れていきます。途中でテーブルに置いてあった柚子七味も入れると、これが結構パンチが効いていてドラスティックに味が変わる。このお店のブランドが入っているので、特別に調合されているのでしょう。

このお店、やや高級志向のメニュー設定だが、この早割は大変お得。またお世話になりそうです。