アベノ珉珉のオリジナル？「蒙古麺」＠阿倍野 : アベノ珉珉

各線・天王寺駅、および近鉄南大阪線・大阪阿部野橋駅の直近。「あべのキューズモール」の北側一角を占めるViaあべのWalkの地下1階にある中華のお店です。

前回、あまりの猛暑による夏バテを解消するため、こちらで「冷麺」をいただいたことを投稿したのだが、あれから半年が経って今は極寒。今度は温まりそうなものを食べようと思い、仕事帰りに立ち寄りました。

店内はカウンター席とテーブル席の並ぶ全40席。前回の利用時は緊急事態宣言下により店内はガラガラだったが、オミクロン株の急拡大中とはいえ、平常時ほどではないもののお客さんは戻ってきているようです。

注文は店頭に表示を掲げていた、なんだか辛くて温まりそうなネーミングの「蒙古麺」（770円）を。それほど待たぬうちに運ばれてきました。白い器に褐色のスープが満たされ、中央に麻婆豆腐を盛ったようなビジュアルです。

まずはスープを啜ってみる…先ずは直線的な辛みがやってくるが、その奥に味噌のコクが感じられる。さらに甘みや酸味が複合的に組み合わせていて、単にラーメンの上に麻婆豆腐を盛ったというわけでは無いようです。

麺は中華料理店でよくある、細めで少しかんすい臭を感じるタイプです。柔らかい口当たりの優しい風合いがいいですね。スープと具材、麺とのバランスの良さを感じます。

具材は単に麻婆豆腐を乗せてるわけではなく、モヤシやニラも投入されています。豆腐のまろやかさとともに野菜のシャキシャキした食感が楽しめるのこいいですね。

蒙古麺なる料理、他では聞いたことがないので、もしかしたらこのアベノ珉珉のオリジナルかも。少なくともモンゴルにこの料理は無いと思います。

各線・天王寺駅、および近鉄南大阪線・大阪阿部野橋駅の直近。「あべのキューズモール」の北側一角を占めるViaあべのWalkの地下1階にある中華のお店です。

このお店は阿倍野再開発前には「あべの銀座」の路地裏にあった、この界隈では知られた中華の老舗。大型SCに移転した今は、当時の怪しげな雰囲気からは程遠い、劇的な変化を遂げています。

店内はカウンター席とテーブル席の並ぶ全40席。以前は喫煙も可能だったが、現在は全面禁煙になっています。

連日の猛暑によって夏バテが著しく、あまり食欲もわかない仕事帰り。家に帰ってもダイニングキッチンのエアコンが故障中なので料理をする気も起きません。

なのでどこかでさっぱりするものを食べて帰ろうと思ったので、こちらで「冷麺」を食べて帰ろうと思ったのです。あ、関西では「冷やし中華」のことを「冷麺」と呼ぶことが多いです。

普段なら大賑わいのアフターファイブ、緊急事態宣言でビールが飲めないからか、店内はガラガラ。カウンター席に腰かけて「冷麺」（800円）を注文しました。

するとお店のおばちゃんが「単品でいいの？セットもあるよ！」っと教えてくれました。セットだと半炒飯と小鉢がついて880円とのこと。なんと緊急事態宣言下によって、夕方でもランチセットが適用されるようです。

たった80円の追加でかなり豪華になるので、食欲不振なのも忘れてセットに変えてもらいました。この貧乏人根性…

それほど待つことなく炒飯とお漬物が、しばらくしてから小鉢の焼売が運ばれてきました。炒飯はハーフサイズといいつつ結構な量。

炒飯はぱらっと炒められていて口当たりや風味は良好。叉焼もたっぷりなのでリッチな感じだが、味付けが濃い目でやや塩辛い。汗をかいた後にはいいかもしれないが…

焼売は中ぐらいのサイズが2個。しっかりと肉の味があって美味しいですね。これだったらビールとともに単品で注文していいいかも。もちろん緊急事態宣言が明けてからですが…

最後に冷麺がやってきました。丸い深皿に盛られた麺の上に、キュウリ・ゆで卵・トマト・叉焼・レタスがのった姿は、オーソソックスで昔ながらのスタイル。

麺は細麺でシコシコした口当たり。スープは醤油ベースでバランスのいい仕上がり。お酢のカドを立たせることなく穏やかな清涼感を保っています。

添えられてる辛子はけっこうツンとくるが、マヨネーズと合わさることでまろやかに変化します。各具材と麺、スープそれぞれが調和した質の高い冷麺。おかげで食欲も回復してきました。

各線・天王寺駅、および近鉄南大阪線・大阪阿部野橋駅の直近。「あべのキューズモール」の北側一角を占めるViaあべのWalkの地下1階にある中華のお店です。

このお店は阿倍野再開発前には「あべの銀座」の路地裏にあった、この界隈では知られた中華の老舗。大型SCに移転した今は、当時の怪しげな雰囲気からは程遠い、劇的な変化を遂げています。

店内はカウンター席とテーブル席の並ぶ全40席。以前は喫煙も可能だったが、現在は全面禁煙になっています。

メニューには一般的な大衆中華の料理が一通り揃っているが、ここは昔から餃子に定評を有しています。今回は五目焼きそば（800円）と餃子（350円）をお願いしました。

それほど待つことなく、五目焼きそばが運ばれてきました。ここの焼きそばは具材と麺とを一緒に炒めるタイプで、バラエティー豊かな具材が麺に絡まっています。

アジのベースは塩と鶏スープかな？味の主張は控えめで、具材の持ち味を活かした仕上がりになっています。

具材は炒めた卵のほか、大エビ、小エビ、豚肉、玉ねぎ、モヤシ、ニンジン、椎茸、木耳、インゲンと実に多彩で、各具材のカットも大きく、食べ応えがあります。

麺は中太の中華麺で、しっかりした歯ごたえが特徴的。具材とのバランスもいいですね。この焼きそばにお酢を回し掛けると味が引き締まってさらに美味しくなります。

遅れて餃子がやってきました。やや小ぶりの餃子7個が1人前です。「あべの銀座」にあったころからの人気商品で、薄目の皮でカリッと焼かれています。

包みは中央部を合わせて両側から寄せてくるタイプ。餡はねっとりと練られて肉の旨味がありますね。ニンニクは控えめであっさりいただけます。

相変わらず客層は「おっちゃん」が多数。緊急事態宣言下により酒類の提供は控えられてるが、みなさんお行儀よくお水で我慢されています。

「あべのキューズモール」の北側一角を占めるViaあべのWalkの地下1階にある中華のお店です。

このお店は阿倍野再開発前には「あべの銀座」の路地裏にあったお店。当時の怪しげな雰囲気からは程遠い、劇的な変化を遂げています。

什景湯麺（770円）はあっさりとした塩スープ仕立てで、玉子とじなのが特徴的です。

具材は大エビ、小エビ、豚肉、白菜、モヤシ、ニンジン、椎茸、木耳、インゲンと実に多彩で、各具材のカットも大きく、食べ応えがあります。

麺は細めの、少しかんすい臭を感じる中華麺です。柔らかい口当たりの優しい風合いです。スープと具材、麺とのバランスの良さを感じます。

「あべのキューズモール」の北側一角を占めるViaあべのWalkの地下1階にある中華のお店です。このお店は阿倍野再開発前には「あべの銀座」の路地裏にあったお店。当時の怪しげな雰囲気からは程遠い、劇的な変化を遂げています。

厨房を囲うようにカウンター席、その周りがテーブル席になっていて、空間はゆったりとしている。もちろん新しいだけあって、明るくクリーンな雰囲気になっています。

ここの天津飯（700円）にはスープが付いてきます。ほんの少し焼き色の付いた玉子に、少し白濁した餡がたっぷり掛かっています。見た目も美しいですね。

玉子はふんわりとした半熟ではなく、しっかりウェルダンに焼かれています。剥きエビやタケノコ、人参の千切りが仕込まれており、それぞれの食感も楽しめます。餡は塩味の優しい風合い。すっきりした味わいが特徴的です。

客層は「おっちゃん」が多数。お店は新しくなってもこれは変わらないですね。お店にもDNAみたいなものがあるのかもしれません。

JRと市営地下鉄の天王寺駅、そして近鉄の大阪あべの橋駅のすぐ近く。あべのQsモール北側一角を占めるViaあべのWalkの地下1階にある中華のお店です。このViaあべのWalkは、阿倍野再開発の以前からこの地で営業されていた地権者が集まるエリアで、このお店も「あべの銀座」の路地裏にあったお店。当時の怪しげな雰囲気からは程遠い、劇的な変化を遂げています。

再開発以前は、1階に厨房とカウンター席、2階がテーブル席だったのだが、現在は厨房を囲うようにカウンター席、その周りがテーブル席になっていて、キャパは大きく減少しているが、空間はゆったりとしている。もちろん新しいだけあって、明るくクリーンな雰囲気になっています。以前からは想像もつきません。

ここのランチは、だいたい700円代～800円代くらいで、ジンギスカンとか野菜炒めとかの一品と、ご飯・スープがセットになったもの。安くて手早くいただくにはうってつけです。今回はニラレバ定食（740円）をお願いしました。名物の餃子はビールを飲みたくなってしまうので諦めます。

やや待たされた後に運ばれてきました。トレイにニラレバ炒めとスープ、ポテサラ、ご飯、大根の桜漬けが並んでいます。ニラレバはニラもレバーもたっぷり。モヤシで嵩を増すようなケチなことはしていません。

ニラのカットが大きめなので歯ごたえがあります。レバーは片栗粉を塗して一度揚げているタイプ。手間がかかる分、レバー特有の臭みが緩和される。これだとレバーが苦手な方でもいけるかもしれません。味付けはやや濃いめ。ビールのアテにもなりそうです。

ポテサラはゆるゆるでお箸では食べにくい。スープは薄味で旨みも充分。どれも圧倒的に美味しい…というわけではないが、値段と内容のバランスを考えると良好です。

客層は相変わらず「おっちゃん」が多数。お店は新しくなっても、味やメニュー構成が変わっていない証左です。店にもDNAみたいなものがあるんですね。