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店舗基本情報
| 店名 |
文の里松寿し
|
|---|---|
| ジャンル | 寿司、うなぎ、海鮮 |
|
予約・ お問い合わせ |
06-6621-1752 |
| 予約可否 |
予約可 |
| 住所 | |
| 交通手段 |
地下鉄谷町線「文の里駅」7番出口を出てすぐの 文の里駅から200m |
| 営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 予算（口コミ集計） |
￥2,000～￥2,999
￥1,000～￥1,999
|
| 支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 QRコード決済不可 |
席・設備
| 個室 |
無 ２階に宴会できる座敷あり |
|---|---|
| 貸切 |
可 |
| 禁煙・喫煙 | 全席禁煙 |
| 駐車場 |
無 近隣にコインパーキングあり |
メニュー
| ドリンク | 日本酒あり |
|---|
特徴・関連情報
| 利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
|---|---|
| オープン日 |
1939年 |
| 初投稿者 | |
| 最近の編集者 |
|
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以前、miss evansさんに伺った時に前を通りがかり、
ただならぬ存在感に目を奪われたお店。
赤い提灯がぐるりと下がる様はそこはかとなく艶も感じさせて、なんとも風情があります。後で調べて
みると大阪寿司の老舗らしく、今度はこちらにも寄ろうと計画していました。上方のお寿司は箱（押し）
寿司とは聞きますが、バッテラなどはともかく改めて食べたことはなかったのでちょうどいい機会だと。
通しで営業されていますが、14時半頃にお邪魔したらこの日はご飯が切れたとのことで、ぎりぎり滑り
込めたようでした。店内も昭和の大衆寿司然とした雰囲気で渋いです。メニューには握りもありました。
というか、セットで注文するものみたいですがその種類が多くて選び難い…ここはやはり箱寿司縛りで、
までは決めていても細かな違いを写真で見比べて迷う。結局、カッパ巻きが入っていないという理由で、
大阪ずしのセットにしました。内容は穴子、小鯛、海老、玉子、バッテラの箱寿司に伊達巻、太巻です。
押し寿司と聞くと酢飯が固められているイメージでいましたが、ふわっと感が残っていて、少し甘めの
酢加減とも相まってほんわり柔らかい印象だったのが今回の発見。酢飯の間に他の具材を挟んで味わい
を変化させたり、見た目的にも握り寿司の派手さはないようでも色彩も考えられていて綺麗に角が立つ
フォルム、手が込んでいます。特に、酢飯にサンドされた椎茸の甘煮とツメの甘さとの相乗効果も計算
されているのか穴子が美味しくて気に入りました。また､このセットが￥1,000という価格設定にも驚き。
これこそ、大阪寿司の伝統を今に伝える仕事ぶり。職人気質を感じさせるお店です。
とは言っても頑固で気難しいところは全くなくて、私が興味深げにしていたから？か、話しかけてきて
頂いたり、奥様はお会計の後わざわざ外に出て来られて建物の見どころなどを案内してくださいました。
なるほど、街場の名店ですね。ところでふと箸袋を見たところ、裏には我孫子、加賀屋、北花田、緑橋、
平野、志紀、八尾、加美、鶴ケ丘、藤井寺、長居、豊中、河堀口、田辺、住吉の松寿司の名前がずらり
と書き連ねられています。松寿司＝一大チェーン？ そのうち今も残るのはどうやら数軒らしいですが
「松」を冠するお寿司屋さんは大阪府下だけでもかなりの数、その由来や関係がちょっと気になります。