宗右衛門町のお鮨屋さんで逢いましょう♪　～大阪ミナミ　宗右衛門町～ : 寿司 いぶき

「最近新しい鮨屋ができとったみたいなんや、行ってみぃひんか？」
大阪はキタ エリアだけでなく、ミナミ エリアも守備範囲であるその友人は、ダンディな風貌に似つかわしくない程のコッテコテな大阪弁でお誘いしてくれました(笑)

新店、しかも鮨屋。
断る理由は当然なく、久々のミナミへと足を運んだ夜となりました。


----【場所】----
道頓堀を一本だけ北へ、堺筋に近い、いわゆる「夜の歓楽街エリア」ですね♪
戎橋周辺とはまた違った光景が広がっています。

----【店内】----
食べログ情報では、席数60 とあったのですが、カウンターに加え、店内には個室も３つほど。
ビルの上階なので、外のネオンが薄っすらと感じられつつも、開放感もしっかりあります。
ただ、不思議なことが２つ。

①テラス席があること。
お鮨をテラスで？　と最初は驚いたものの、後から考えると食後にちょっと休憩やら喫煙やらに向けてってことですね。
②目の前の 板場のまな板がカウンターと同じ高さにあること。
目の前で柳刃包丁をご店主が使うと、なかなかの距離感でけっこー迫力があるというか、ちょっとビビります(笑)


いただいたのは、12800円のコース。
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●しじみ 一番出汁
●のどぐろ（握り）
●八寸（松茸と菊菜のお浸し／長芋すりおろし＆青森産もずく／あわび握り（肝添え）／しめさば）
●赤身漬け（握り）
●中トロ（握り）
●大トロ（握り）
●お造り（かんぱち／かます） 醤油ゼリー添え
●毛ガニ
●釧路浜中産 ウニ２種（握り）
●車海老（握り）
●松茸＆紅鮭 の小鍋
●いくら
●うなぎ 蒸し寿司
●梅干し 大根
●串カツ（まぐろ、帆立）
●干瓢巻き
●デザート：タピオカわらび餅

ここに、スパークリング（グラス）、白（グラス）の他、
獺祭、上喜元、作と日本酒を♡
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冒頭に、「しじみ 一番出汁」とは、なんともウレシイですね。
さぁ、いざ鮨時間へ出陣♡って感じになりますもん(笑)
しっかりと濃さがありつつも、すぅーっとし染み込んでいく優しい味わいです。

で、その直後に、のどぐろを握りではとは！
え、もぅ握り？？
最近、こうゆう ツマミと握りが交互に出てくる系、多くなったような気がします。
のどぐろ は個人的に皮も身も 炙りの方が好きですが、この日ののどぐろ はキャビアの塩味に加え、比較的すっきりとシャープな味わいで、スタートにもぴったり♪
赤い食用花に金箔粉というビジュアルもステキ、
赤酢のきいたハラハラとしたシャリもなかなか良い感じです。


このまま、握りが続くかと思いきや、次は八寸となります。

「松茸と菊菜のお浸し」は、酸味がほどよく、上にそウニが添えてあってアクセントもイイ感じ。
こうゆうの、好き♡
「長芋すりおろし＆青森産もずく」は、サラサラの長芋に、もずく が、とにかくめちゃめちゃシャキシャキ。
食感のコントラストがいと楽しいやぁ～（*≧-≦*）
コリコリ感はハンパない あわびに、〆具合がちょうといい 肉厚のしめさば、、、美味しゅうございました。

その後、「まぐろ づけ」「中トロ」「大トロ」と、まぐろづくし♡
ねっとり食感が味わえる づけ が一番好きかな。
中トロ、大トロは、なかなかのしっかりめの脂ののり。
ネタもけっこーな大きさなので、前半からパンチがありますね♪

ここでまた、ツマミとなって、かんぱち と かますをお出しいただきました。
こちらは、ゼリー状にした醤油でいただきます。
酸味や塩味もあるこの醤油ゼリーがいいアクセントで淡白な身によく合います。

その後の 毛ガニ♡
柔らかい身に、まろやかな出汁酢。
なんとも繊細な食感と味わいは、お酒に合わないはずがなーーい♪
まさしく至福の瞬間ですね。

続く握りは、、、ばふん雲丹、むらさきウニの ”食べ比べ握り”♡
なんとも贅沢すぎる、そしてカラダへの影響が気になる握りですね(笑)
美味しかったぁーーーー（*≧-≦*）
えび は赤酢のシャリの美味しさをより楽しめる味わいでした。

ここで、「松茸＆紅鮭 小鍋」が登場。
おぉぉ～、この終盤にきて鍋とは！！
しかも、松茸と紅鮭の組み合わせというなかなかの異色さ(笑)
でも、これね、なんともすっきりとした秋そのものな味わいで、意外によく合う。
上品なシャキシャキ食感と香ばしさの松茸に、ふわふわだけど主張しすぎない紅鮭は、意外といいハーモニーを奏でてくれています。
何よりキリリとしながらも丸みのある出汁が美味しい。
最後の一滴まで完飲です！

うなぎ蒸し寿司は、酢飯に山椒やら、細かく刻んだ皮やらが入ってて、心地よい苦みがある味わい。
見た目以上に全体的に軽さもあって、終盤にも関わらず、すすっといただくことができました。

その後、口直しにとお出しいただいた「梅干し大根」。
大葉と梅干の酸味、みずみずしさが残る大根が、お口をさっぱりとリセットさせてくれます。
でも、これもまた合うんですよねぇ、お酒と♡
獺祭、上喜元に続き、作 が進みました(笑)

この後、なぜか 串カツが登場！
具は、まぐろ、ほたて なのですが、、、この終盤で串カツ？ とどうしても思ってしまいますね。
わたしのお腹には、既に油ものを受け付ける余力が残っていませんでした。
まぁでも、例えば場所柄、東洋系観光客も多いようなので、そういうゲストからすると、大阪名物も楽しめていいのかも。

最後は、干瓢の手巻きでフィニッシュ♪
控えめな甘さがいい塩梅で、優しい味わいです。
個人的には、もう少し山葵をきかせた細巻きスタイルの方が好きだけど、最後の干瓢巻きはやっぱりハズせません♡

デザートは、自家製わらび餅。
タピオカ粉でお作りされていらっしゃるとのことですが、ぷるるん感に、控えめな甘さでとっても食べやすかったです。


場所柄ということもあり、また ”寿司割烹” ということなのか、なかなか面白いプレゼンもあったりで、これはこれで楽しい時間となりました。
北新地エリアの鮨屋とはまた違った味わいやら、楽しみがありますね♪
お外にもう少し爽風が吹いてれば、眼下のカオスな通りを眺めながらの デザートタイムもステキかも♡


ごちそうさまでしたーー！


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おひとり女子度　♥♥♡♡♡
再訪したい度　　★★★☆☆
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