大阪難波・ミミー、人生初の立ち飲み体験♪　ウラなんばの大阪焼トンセンターはお客様でいつも一杯！　～日本全国のデカ盛り自慢、味自慢～　 : 串焼き 大阪焼トンセンター 難波千日前店

2017.5.27に寄らせて頂きました。

神戸生まれの神戸育ちのベテランレビュアー・特盛り様をホストに始まった群馬のウサギの関西遠征。
まずは神戸で美味しい物を多数満喫しますと、夜は大阪難波まで出向く事になりました。
今回、もう一人会う方が愉快な町である難波で待っているからなのです。

自分が口コミを始めた頃から懇意にさせて頂いています大和の心優しき貴婦人、オーノリー様。
前年の夏に万葉まほろばの地・奈良県でお会いしたのですが今回も自分が関西遠征をする事を言いましたら、オーノリー様はその日が仕事にも関わらず、終わったらすぐに奈良から難波まで出て来てくれたのです！
特盛り様にその事を伝えましたら、車を出してくれる事になり有難く思いながら、神戸から大阪へと向かいます。

土曜の阪神高速道路は東京の首都高と変わらない位に混んでいまして、綺麗な大阪湾を見ながら
「都会は違うでんな・・・」
とまたしてもエセ関西弁で思ってしまうのですが(笑)、18時半に難波に到着しました。
オーノリー様は相変わらず婉然(しとやかで美しいさま)で優雅な雰囲気を持つ容姿端麗な方でしたが、今回も身なりの悪い自分にでも優しく接してくれました。
特盛り様もオーノリー様とコメントのやり取りをしていたので、すぐに親密になり、難波の繁華街へと行く事にします。

難波千日前は土曜でしたから老若男女で大変賑わっていて
「渋谷か新宿、池袋並の人だ」
と思い、お店を探しますが・・・どこも満員で待っている方も多数いるほどで
「難波パワーはやっぱり凄い！」
と感じてしまいます。
どこも混んでいまして迷うのですが・・・「大阪焼トンセンター」様も大変込み合っていましたが、店員様に聞いてみたら大丈夫というので中に入ります。
すると、店内には席がない立ち飲みスタイルなのです。
「立ち飲みエクスペリエンス！」
と思いながら(笑)、自慢の焼とんやおつまみなどを適当に頼んでいきます。
ですが・・・オーノリー様も特盛り様、そして自分も下戸に近い「お酒を飲まない」という立ち飲み屋ではありえないお客達だったのです(笑)。
自分は長旅の疲れで飲んだら間違いなくバタンキューになりそうでしたから・・・(汗)。
ノンアルコールで乾杯をして、お通しのキャベツを食べながら歓談が始まります。

「大阪焼トンセンター」様は新鮮な豚ホルモンを最高級備長炭で焼き上げた「やきとん」専門店です。
自分は豚肉王国の群馬にいますから豚ホルモンは大好きでお任せの「やきとん」を食べてみますと・・・紀州備長炭でジワッと焼かれた“焼とん”は臭みがなくどの部位もあっさり、そして何より滅茶苦茶旨く
「ホンマめっさ、美味しいわ！」
とエセ関西弁で思わず呟いてしまいました(笑)。
特にお店の看板メニューである胃袋の芯の部分のみを使用した「ガツシン(胃の芯)」は感動的な美味しい食感でお酒が進むと思いますし、「ジューシーハーツ(心臓)」はハツの間に内臓脂を挟んでいるのでその名の通りにジューシーで食べ応えがあります。
他にも聞いた事ない部位も多数取り揃えていますから、十二分に楽しめると思います。

名物の「もつ煮」は群馬の濃厚な味噌味ではなく、和風ダシのあっさり煮込みでこれは初めて見ました。
食べてみますと・・・数種類の豚モツを5時間以上じっくり煮込んだ自慢の一品で臭みも無いのでクセが全く無くて、大変食べ易く
「群馬のこってり味もいいけど、関西のあっさり味もイケる」
と標準語で思ってしまい、そう簡単に言葉使いは治りません(笑)。

ドリンクはセルフサービスで人気の地酒や地焼酎が多数あり、手頃な値段で飲めて呑兵衛の方は楽しめると思います。
冷蔵庫を見ていましたら・・・大阪生まれのフリフリみくちゅじゅーちゅがありって思わず飲んでしまい、彼女のウサ子ちゃん（仮名）みたいに尻を振ってしまいました(笑)。

皆さんで食べログ事情を話していましたら・・・いつの間にかにオーノリー様のご主人と娘様が合流していて驚きました。
オーノリー様のご主人も神戸で働いた事があるらしく、特盛り様と播磨弁について話していましたが自分には同じ関西弁だと思いました(笑)。

お店の中は立ち飲みなのでカウンターのみと思っていましたがテーブル席もあり、奥には宴会用のお座敷もあるみたいです。
面白いのは電車の様に吊り革があり、もちろん使わせて頂きました(笑)。

人生初の立ち飲み体験でお酒を飲まないという矛盾した結果になりましたが(笑)、難波の心意気は十二分にわかりました。
軽く寄っていける立ち飲みスタイルは肩肘を張らずにお酒を飲む事が出来て、仕事終わりの一杯にピッタリだと思います。
そして美味しい焼とんは20種以上もあり臭みがない新鮮なホルモンを紀州備長炭で香ばしく焼き上げてありますから、大変美味しくこれが人気の秘密だと思います。
ミナミのど真ん中で値段が安く、有名銘柄の日本酒を飲んで楽しみたいなら・・・鮮度抜群の豚ホルモンと一緒に如何でしょうか？

日本はとても広く各地には美味しい物が沢山あり、それと巡り会えるのは本当に幸せだと思います。
本当に美味しかったです。ごちそうさまでした。