美味いからついつい過ごしてしまいます。 : とみ多

河内屋にございますぅ〜

はい。なんやかんやいうても、お酒のレビューはあるんです。（この店の訪問は１月の下旬です）
しかも、この日は出向でもなく、一人呑みでもなく、妻も同席です。
上海に単身赴任している甥っ子が春節で帰国したので、こちらで食事をしました。

甥っ子、優秀なのです。でもちょっと色々あって、河内屋夫婦とだけ、繋がってます。河内屋が実家と絶縁状態にあるのも、これが一因なんですけどね。甥っ子には申し訳ないことをしたという思いが、私たち夫婦には強くあるのです。守り切ってやれなかったという思いですかね。

コロナのこと、中国での状況などを色々と話してました。日本の反応の薄さと報道の内容に違和感を覚えると言ってましたね。その時にふたりで話してた（妻はいつも聴き役です）内容、今傍で聞いたらとんでもない話かもしれませんが、３週間以上前であっても、河内屋の感覚としてはあまり変わりません。やはり甥っ子は優秀だと思うのです。インフルエンザは年間日本国内だけで1500万人ほどが罹患し、関連で亡くなる方は１万人ほど。全世界的に見れば毎年30万〜60万人が亡くなっている。更に言えば、アメリカでは毎年４万人近くがインフルエンザ関係で亡くなっているわけだから、パンデミックとは言えないし、ブレイクアウトにも至らない。名前がついたら終わりやというお話をしていたんです。ま、していたということでご寛恕ください。落ち着いて、日々の予防に注意喚起。

さて、季節のおすすめ料理から始めます。河内屋はここのお店では絶対に「季節のおすすめ」をお願いして、それから後、ちょこちょこと頼みます。
お酒は決まって「かっぱ」。甥っ子は甘口のお酒が好みなので、ちょっと河内屋とは好みが違います。「祖父に似たんですかねぇ」と苦笑いする甥っ子。母がたは誰も飲まない。甥っ子だけが河内屋家の呑兵衛筋なんです。だから余計にね。親子って仕草も似てくるんですかねぇ。時折見せる仕草が父親そっくりなのです。

まぁ湿っぽい話など全くなく、ひたすら話して食べます。今後の見通しとか。
妻が鶏が食べられないので、セットの合鴨鍋を一人分だけ別にしてもらいました。そしたら「今日はとても良い九絵が入ったので、皆さん九絵になさいますか」と女将さん。OKです。否などあろうはずがございません。
お造りにもその九絵が入ってました。久しぶりに美味しい九絵をいただきました。牡蠣の天ぷらも美味しい！
合鴨の炙りを別注しました。
妻は鳥類は食べられませんので、河豚を塩焼きと唐揚げで。
美味いですねぇ。またまたお酒が進みますねぇ。
「かっぱおかわり！」連発です。

〆は鯖寿司。これがまた美味いのです。

はぁ〜、久しぶりに呑んだよ〜
また行きます。ごちそうさまでした。

河内屋にございますぅ～
ちょっと前の訪問です。

支店長を辞して新たな体制が出来上がったあと、これまでの８年半の中で引き継いでいただかねばならない事業もあるのですが、河内屋の頭の中にしかないことも多く、新支店長さんたち役員の方々に「どこか秘かに話の出来る恰好な店を教えるんだ。そこで吐け、こら。すべて吐き出すんだ、こら」ということで、こちらのお店に伺いました。
２階の座敷（仕切って個室になります）で密談が始まります。
「お、お役人さま～。の、のどが渇いただ。少しだけ、のどを潤おわさせてけろ」
「うむ、仕方がない。少しだけじゃぞ。ほら」
「おもさげながんす」
「少しだけじゃぞ、よいな」
「かっぱをいっぱい」
「だ、だれが地酒を飲んでいいと言った！」
ということで密談は進みます。

ここではまず「季節のおすすめ」を基準にします。
それであとちょこっと食べたいものを追加するんです。
地酒はいろいろとそろってます。河内屋は「かっぱ」専門です。
ここでは芋のハイオクには手を出しません。ひたすら米のレギュラーのみ。
河内屋は絶対に合鴨ロースですな。それと活け蛸の醤油焼き。ほんまに美味しいんです。

〆は鯖ずし。
相変わらず美味い！

体調が良かったら、今夜も利用したかったんだけどな。
新しいお代官様方もお気に召したらしいし。

明日から５カ月ぶりの東京出向２泊３日。
ちょっと風邪気味。

河内屋にございますぅ〜

「最近具合はどうなん？」と幼馴染のYUKI-ONNAからメールがあった。
「ぼちぼちでんな」と返信した。
「お腹すいたし、喉渇いた」という返事。
「天婦羅・割烹・お肉・お鮨。さてどこへ？」と尋ねる。
「割烹！」とほとんど瞬殺な返信。

以前から気になっていたこちらのお店に伺う事にしました。

御堂筋の西側。はっきり言って周りは◯◯ホテルがいっぱいな立地。でもこのあたりはナニワの名店が多いのです。

お二階の個室を用意してくださいました。到着時間は予約時間を30分近く遅れてしまったのに、とても愛想よく迎えてくださいました。
河内屋は「鱧と鮎」を目論んでおりました。ちょうど良い具合に鱧のセットに鮎料理を加えていただけました。

生ビールはなく瓶ビールというこだわりも良いですね。瓶ビールも３種類から選べます。

・先付け
・お造りは鱧・蛸・ヨコワ
・鱧の柳川
・四万十産の天然鮎の塩焼き
・鱧天婦羅
・合鴨塩焼き・柚子胡椒添え
・蛸醤油焼き
・焼き万願寺唐辛子
・白エビかき揚げ
・うなきゅう細巻き
冷酒の種類も豊富なんです。
山形のかっぱというお酒が抜群に気に入りました。河内屋はなんと５杯も飲んでしまいました。YUKI-ONNAは３杯。
お料理はどれも美味しいです。
特に美味しいと思ったのは鮎・合鴨・蛸。
天然鮎の塩焼きは味わいが最高でした。腸の苦味も程よく、日本酒ばっちし！
合鴨の塩焼きですが、これは河内屋が過去に食べた合鴨の中でも最高のものだと思います。こんな合鴨肉を食べた事がありません。食感、身の厚さ、脂身もしっかりして濃厚な味わいでありながらくどさがない。
蛸の醤油焼きは言葉を失います。どうしたらこんな焼き方ができるんだ？切り身の入れ方？食感がしっかりしていて醤油の絡みで、なんとなく上等なサザエを食べてるような食感があるんです。
会話も弾みますが、食事も酒もすすみます。
結局３時間少し滞在しました。

ここはこれからも利用しますわ。
お値段ですが、これは先日の北新地・葉四季さんと同じです。お酒を飲み続けたらこんな金額になります。仕方ない。河内屋は腰を据えてしまったら６〜７合は飲んでしまいます。それが厳選地酒であればそれなりのお値段になってしまいます。
普通に食べて、普通に飲めばこんな値段ではないと思います。そのあたりを差し引いて参考にしてください。