太庵
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店舗基本情報
| 店名 |
太庵（たいあん）
|
|---|---|
| ジャンル | 日本料理 |
|
予約・ お問い合わせ |
06-6120-0790 |
| 予約可否 |
予約可 |
| 住所 | |
| 交通手段 |
長堀橋から５分 長堀橋駅から154m |
| 営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 予算 |
￥20,000～￥29,999 |
| 予算（口コミ集計） |
￥20,000～￥29,999
|
| 支払い方法 |
カード可 （VISA、Master、JCB、AMEX、Diners） 電子マネー不可 |
| サービス料・ チャージ |
10％ |
席・設備
| 席数 |
16席 （カウンター12席、テーブル4席） |
|---|---|
| 個室 |
無 |
| 貸切 |
可 |
| 禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
| 駐車場 |
無 |
| 空間・設備 | カウンター席あり |
メニュー
| ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、ワインあり |
|---|
特徴・関連情報
| 利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
|---|---|
| 公式アカウント | |
| 備考 |
【夜】 16000円 |
| 初投稿者 | |
| 最近の編集者 |
|
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大阪・島之内にある「太庵」へ
久しぶりの訪問。SNSで交流してるとそんな気もしないけれど(笑)。
ちなみに、緊急事態宣言発令中は20:00までの営業です。
「Princes Rose / de Venoge」でシャン杯。
おまかせコース、その幕開けは…。
左奥から時計回りに。
「若芽とハマグリの炊き合わせ」。出汁の旨みと、心地よい温さに心底じんわり。
「とろろ素麺 梅肉」。粘りと繊細なシャキッと感。梅肉の酸味で胃袋開いたw
「もずく酢」は上品な塩梅だし
「子持ち昆布 おぼろ昆布すり流し」、この旨みの競演はスゴイい。
「車海老カラスミ和え」はカラスミの塩気が、車海老の甘みを持ち上げてた。
▶︎白味噌 東坡(とうば)豆腐 牡蠣
今年初めての白味噌に、感激(涙)。なんて深みのある味。
まったりとした舌触り、甘さはくどくなく清らかな旨みをたくわえててる。
豆腐に衣をして揚げた「東坡豆腐」、ぷっくり肥えた牡蠣もその存在を静かに主張。
薄めに溶いた辛子で、味わいに広がりが生まれた。
▶︎ふぐ薄造り
スキッとした味わいのポン酢とともに。
身はツヤッツヤ、ねっとりとした舌触り心地よく、とうとうみの食感も楽しい。
まぁるいヤツは、もみじおろしと大根。全ておろしかと思えば
そうやない仕掛けが面白かった。
「磯自慢 大吟醸純米 赤磐雄町50」を。
後口の程よいキレが、なおも杯を進ませる…。
▶︎寒ブリ
ビシッと見事な脂。せやけど、ピンッと張りがあって
噛むほどに、清新な脂の甘みがじわりじわりとやってきた。
次の皿に狙いを定め
「Pinot Noir District 7」
何が楽しみかって、
店主・高畑さんがカウンター内の炭床で
じっくり焼き上げる、焼き物。
6品の中から1品を選択する。
毎回、悩みに悩むけれど私はいつも同じもん注文するんだ。
▶︎スペアリブ赤ワイン風味
ほろり崩れゆき、赤身は噛みしめるほどに広がる深いコク。
赤ワインのスキッとした風味を感じつつ、脂もたまらなく旨い。
そしてお連れは「ノドグロ塩焼」を。シェアできるのが嬉しいね。
さてそのノドグロ、脂のノリ半端ない。
まったりとした旨みを残しつつ、舌の上ですっと消えた。
立派な器にもくびったけでした。
風神雷神の、雷神さんの八角皿。尾形乾山の写しだそうです。威風堂々。
▶︎ふぐ白子 おかき揚げ
熱々！ザクッと、細かなあられ衣をかじると
中から、クリーミーという言葉じゃくくりきれんくらい濃厚なエキスが溢れ出た。
塩を少し振れば、白子のコクと甘みが倍増。
「Chablis Vieilles Vignes Les Pargues 2017/ Moreau-Naudet」とともに。
大阪･島之内「太庵」 沁み入る旬の滋味。_b0118001_11052988.jpg
▶︎かぶらすり流し 松葉蟹 ちぢみほうれん草
かぶらの質朴な甘み、蟹の濃厚な甘みが優しく癒合。
▶︎ふぐご飯、鶏つくねのおすまし、香の物
ふぐ真子の粕漬けを焼いてふりかけに。
これは酒を欲する〆(笑)
清々しい味わいのおすましとともに、堪能。
最後は「苺、丹波産白小豆、黒豆、碓井えんどうのゼリー仕立て」を
「次、いつ造るかわからない」らしい希少な「田酒 貴醸酒」とともに。
丹波産白小豆の上品な甘み、貴醸酒のスキッとしたキレイな甘みにピタリでした。
季節の移ろい、旬が織りなす繊細な味わいをじっくり愉しんだ夜。
やっぱ外食のない人生は考えられないわ〜って言い合いながら
お会計してたらぴったり20:00。
ちょうど2時間だったけれど、居心地も良いから3時間半いてた気分だった。
高畑さん、女将さん(千恵さん)、お世話になりありがとうございました。
《Kaorin@フードライターのヘベレケ日記》
https://kaorin15.exblog.jp/30410674/