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凛とした所作にバッハの香り
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熊助
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店名 |
カフェ バーンホーフ(CAFE BAHNHOF)
|
---|---|
ジャンル | カフェ、ケーキ |
お問い合わせ |
06-6449-5075 |
予約可否 |
予約不可 |
住所 | |
交通手段 |
①JR大阪環状線「野田」駅から線路沿いに徒歩6分 玉川駅から286m |
営業時間 |
|
予算 |
~¥999 ~¥999 |
予算(口コミ集計) |
~¥999
¥1,000~¥1,999
|
支払い方法 |
カード可 電子マネー不可 QRコード決済可 (PayPay、au PAY) |
席数 |
(テイクアウトのみ) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 近隣にコインパーキング有り |
空間・設備 | オシャレな空間、落ち着いた空間 |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ホームページ | |
公式アカウント | |
オープン日 |
2003年 |
備考 |
カフェ スタンディング・テイクアウト |
お店のPR |
世界各地から取り寄せた最高品質のコーヒ―「スペシャルティコーヒー」専門店
コーヒーの資格を持ったプロのスタッフが厳選したコーヒー豆を徹底したハンドピックとこだわりの焙煎によって最高のコーヒーに仕上げています。 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
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焙煎珈琲の伝説的草分けである東京の名店「バッハ」。
東京在住時に何度か足を運び、雑味のない澄んだ珈琲に感動したものである。
そのお弟子さんたちは全国に散ったと聞いていたが、
大阪にもバッハの流儀を受け継ぐ店があると聞き、福島に訪ねてみた。
しかし、時折りしもコロナ禍。
テイクアウト営業のみだったので残念ながら中で味わうことはできなかったが、
カップコーヒーのテイクアウトと、ドリップバッグを購入。
先客が一組いたが、午後のまったりした空気の中で待っていたものである。
ドリップバッグにしようか迷っている間も、嫌にならない適度な気遣いがあった。
そしてカップコーヒーは一杯ずつカウンターでドリップ。
穏やかな時間が流れる。
淹れてもらったコーヒーは、残念ながらその日の気分がそぞろだったからか、
歩きながら飲んだため、外の空気に紛れてしまったのか、
美味しいコーヒーだな、という以外、とりたてて印象に残る要素がなかった。
むしろ感動したのはドリップバッグのほうである。
別の日に開封したところ、
中の香気が新鮮であることにまず驚き、
素人の私が淹れてみても雑味がなくまさにバッハの味!が再現されていたのである。
たしかバッハ店主の本には所作と雰囲気作りが肝要であることが書いてあったと思うが、
この一片のドリップバッグの香気から、バーンホーフ店主、ひいてはバッハの雰囲気空気感が
思い出されるとは思ってもみなかった。
どちらが先かは分からないが、美味の風味と空気というのは、
密接に結びついたものであることを改めて思ったものである。